どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ 作:マリーを妹にし隊
「だーかーらー!姉の方が甘えやすくていいつってんでしょうがー!」
「そんなんはな、年下の異性から甘えられるのに比べりゃ些事なんだよばぁーか!わかるか?あの上目遣いの表情はたまんねぇんだよ!」
…はい、めちゃくちゃ馬鹿なことやってますねえ。そんなこと考えられる位にはケルト兵を圧倒しているんですが。
今のところ、両方とも水掛け論みたいなところで様子見している感じで実験している最中っす。ケルト兵は最初の時点で面白いくらいすぐに倒せたんで、今は北上していますが、今のところ敵の気配は見えないっすね。
「つーかよ、頼られる時の甘え方は可愛すぎるってのはお前だってわかるだろ!?」
「そりゃそうっすけど…なんか包容感ある女性の方が一般的には好きらしいじゃないっすか!あーたもそうなんでしょう!?」
あ、あっちにケルト兵じゃないっすけど襲われてない半裸の人と白髪の人がいますね。危険だし殺しときますか。かぎ縄であっちに向かうように指示して走り出します。
「そうだよ(便乗)。どうせ皆異性に甘えてやってもらいたくなって共依存になる!そうならないためにも年下の方がいいんだよ!」
ちゃんとついてきてくれるようで何よりっすね。
「結局それはいつものことだって納得させるためなんじゃあないっすか!?そうですよね妹なら普段から甘えること多いっすから自然っすよね!そこんところどうなんすか!」
こんなことやってる時点で奇襲もなにもないっすからねえ…正面から殴り合いしますか。
「ディルムッド。どうやら敵の…!」
指示役である白髪の男…の手首に短剣で攻撃して切断しにかかります。槍で防がれますが充分です。
「会話が通じないな…ディルムッド、倒すぞ!」
「そんなんどっちもどっちだろ!甘えるより甘えられた方が自分が相手に頼られているってわかるからいいだろうが!しかも相手から言われるから変に間違えなくてすむだろ!それでいいじゃねえか!」
「???」
おっ、衛宮がしっかり半裸の方に張り付いてくれましたね。俺よりも戦闘は得意ですし、こっちも集中して戦いますか。
「はぁ!?でももし間違えた時の絶望感はそっちの方がすごいっすよねえ!」
「そりゃそうに決まってんだろ馬鹿たれ!だけどそこは普段からずっと一緒にいた兄妹の呼吸でなんとかなんだろそんなもん!」
理論武装は続けなきゃいけないので言い合いを続けなければならないんすけど。なんなんすかこの状況。
とりあえず虚をつくような方法で戦う羽目になりそうっすね。
52とv3、救われないとしたら?
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52
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v3