どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ   作:マリーを妹にし隊

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オレは結局、自分の身可愛さに人を犠牲にした。…変われないんだ。


北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナム⑬

 

「着きましたわ。準備はよろしいてすか?」

「…もちろんだ。もしやばそうなら私が蘭太郎を担いで退却する」

 

いざパレードになると不安ですね。本来ならもう少し余裕があった方がよかったんすけどね…

今俺の近くにいるのはキャロさんと衛宮。俺は基本的には戦う気はありませんが、自衛だけはできるようにしておいてます。

魔力タンクとして宝具を連発する為の人材っすね。

 

「にしても昨日のあいつ、結局何がしたかったんだろうな」

「理論武装をやりますか?」

 

「もちろん。議論にさえなっていれば発動しそうだしな」

 

「…私はどうすればいいですか?」

「議論に参加してくれると嬉しいっすね。まあ、キャロさんにも武装はしてほしいですし」

 

「まず、あいつは私と蘭太郎のことを確実に知っているってのはいいよな?…つーか超高校級の時点で確定だろ」

 

「そういえば、超高校級とはなんなのでしょうか?」

 

「とりあえず凄い肩書きって思っとけば大丈夫っすよ。サキミヤさんの生前の時のエピソードと捉えてもらっても構いません」

 

「…そもそも知ってる奴が少ないのは驚きだがな。そもそもそっちにゃ残ってるのか?」

 

「立香が七海先輩知ってましたから知ってる人はいるでしょうよ。最も他の人を知っているかどうかはまた別ですけど」

「そうか…なるほどな…」

 

「あの、あの血塗れのお方に話を戻しましょう。あの時、彼の姿に見覚えはありませんでしたか?」

「「ない」」

 

「…補足するなら、あいつはこっちのことを一方通行で知ってたストーカーの方が高い。わざわざ卑下する発言もあったしな」

 

「それにしても、あれは本当に偶然言ってしまったのでしょうか?言動を見ている限り、そうでない可能性が高いですが」

 

「そうなんだろうすけど…それだと助けた行動がひっかかるんすよね。ストーカーなら助ける必要がないと思いますし」

 

「それになーんか怪しいんすよね。サーヴァントの消滅みたいな訳でもありませんでしたし」

「ん?そうなのですか?」

「黄色の光ではなく赤い光…でしたよね?しかも貫かれた場所から」

「ああ。俺と蘭太郎だけしか見てないと思うが、サーヴァントの消滅は黄色の光に包まれて上から消滅するんだ」

 

「では…サーヴァントでない以上、あれはなんなのですか?」

 

「使い魔かなんかだろ。加えて言うなら俺らのことを知ってる以上レイシフトしたんだろ…おっと敵だ」

 

目の前にはもうクー・フーリンが迫ってきてました。一撃必殺でやらなきゃいけないので気をつけないとっすね。

俺は建物の上に登って息を潜めます。こっから先は死闘っすからね。

人間がいていい状況じゃなくなります。

52とv3、救われないとしたら?

  • 52
  • v3
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