どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ 作:マリーを妹にし隊
「着きましたわ。準備はよろしいてすか?」
「…もちろんだ。もしやばそうなら私が蘭太郎を担いで退却する」
いざパレードになると不安ですね。本来ならもう少し余裕があった方がよかったんすけどね…
今俺の近くにいるのはキャロさんと衛宮。俺は基本的には戦う気はありませんが、自衛だけはできるようにしておいてます。
魔力タンクとして宝具を連発する為の人材っすね。
「にしても昨日のあいつ、結局何がしたかったんだろうな」
「理論武装をやりますか?」
「もちろん。議論にさえなっていれば発動しそうだしな」
「…私はどうすればいいですか?」
「議論に参加してくれると嬉しいっすね。まあ、キャロさんにも武装はしてほしいですし」
「まず、あいつは私と蘭太郎のことを確実に知っているってのはいいよな?…つーか超高校級の時点で確定だろ」
「そういえば、超高校級とはなんなのでしょうか?」
「とりあえず凄い肩書きって思っとけば大丈夫っすよ。サキミヤさんの生前の時のエピソードと捉えてもらっても構いません」
「…そもそも知ってる奴が少ないのは驚きだがな。そもそもそっちにゃ残ってるのか?」
「立香が七海先輩知ってましたから知ってる人はいるでしょうよ。最も他の人を知っているかどうかはまた別ですけど」
「そうか…なるほどな…」
「あの、あの血塗れのお方に話を戻しましょう。あの時、彼の姿に見覚えはありませんでしたか?」
「「ない」」
「…補足するなら、あいつはこっちのことを一方通行で知ってたストーカーの方が高い。わざわざ卑下する発言もあったしな」
「それにしても、あれは本当に偶然言ってしまったのでしょうか?言動を見ている限り、そうでない可能性が高いですが」
「そうなんだろうすけど…それだと助けた行動がひっかかるんすよね。ストーカーなら助ける必要がないと思いますし」
「それになーんか怪しいんすよね。サーヴァントの消滅みたいな訳でもありませんでしたし」
「ん?そうなのですか?」
「黄色の光ではなく赤い光…でしたよね?しかも貫かれた場所から」
「ああ。俺と蘭太郎だけしか見てないと思うが、サーヴァントの消滅は黄色の光に包まれて上から消滅するんだ」
「では…サーヴァントでない以上、あれはなんなのですか?」
「使い魔かなんかだろ。加えて言うなら俺らのことを知ってる以上レイシフトしたんだろ…おっと敵だ」
目の前にはもうクー・フーリンが迫ってきてました。一撃必殺でやらなきゃいけないので気をつけないとっすね。
俺は建物の上に登って息を潜めます。こっから先は死闘っすからね。
人間がいていい状況じゃなくなります。
52とv3、救われないとしたら?
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52
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v3