どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ 作:マリーを妹にし隊
マリーと一緒に拠点に戻ると、新しく誰かが来ていた。
「よっ、邪魔してるぜ」
気さくに話しかけて来てくれますけど、今は警戒しないといけないんすかね?…ちょっと、距離を保って話しましょうか。
「邪魔されますね。ついでに名前、教えてもらっていいっすか?」
少なくとも攻撃とかをしようとはしていないので、味方とは思うんすけどね。
「あぁ〜…あんまり呼ばれたくないんだが。とりあえずキャスターで頼む」
キャスターさんは一礼しつつ、こちらに近づいてくる。
「…別にとって食いやしねぇよ。母熊みたいに警戒しなくていいぜ」
「……まぁよろしく頼むっす、キャスターさん」
差し出された手を掴む。握手にしては乱暴なものになりましたが、優しそうなのでなによりです。
「そういえば私の名前って知ってたっけ?」
確かにマシュさんに気を取られて忘れてました。申し訳ないっすね。
「知らないっす。教えてもらいませんか?」
「うん!藤丸立香!よろしくね」
藤丸さんらしいっすね。どうやらマシュさんのマスターになったレイシフトの適性持ちらしく、生きているのは俺と藤丸さんだけとのこと。
「…にしても、サーヴァントはマシュさんなんすね」
マシュさんは呼ばれたサーヴァントなので、どうやら人ではないらしい。それにしたって、人間っぽいすけどねえ。
「ああ、違うわよお兄ちゃん。マシュは人間とサーヴァントの融合─デミ・サーヴァントと呼ばれるタイプね」
マリーが補足をしてくれた。とはいえ、気になることもある。
「マリー、マシュさんはなんのサーヴァントっすかね?」
そう、マシュさんにサーヴァントがついているのはわかったがその肝心の誰がついたかについて言及していない。
「それがわからないのよ…ほら、マシュは融合したタイミングが死にかけだったから」
「なるほど。だったらマシュさんを触媒にすればいいんじゃないっすかね?」
マシュさんのがわかっていないならこれが一番手っ取り早いだろう。
「ついたサーヴァントそのものを触媒にするのはあんまり盲点としてやらないんすけど、こういう近くに手頃な触媒がないなら利用した方がマシュさんサーヴァントの解明にはいいんじゃないっすかね…って、なんですかその目は」
マリーとロマンさんからの視線が痛い。ちょっと考えればわかることだと思うっすけどね。
「はぁ…ロマン、お兄ちゃんについてはもう諦めなさい。魔術関連は知らないのに、異常に頭の回転が速いから」
『えっこれ本当に一般人なの?』
マリーはともかく、ロマンさんにはそう言われたくないんですけどね。
立花ちゃんは?
-
妹にする
-
妹にしない
-
そもそも男
-
姉にする