どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ 作:マリーを妹にし隊
「…衛宮、なにやってんの?」
放たれた槍は誰かに止められました。生きているのかな?
それになんだか、聞いたことのある声で。
「お前…まあいい。まとめて殺してやるよ…!」
「ならちょっと工夫して逃げさせてもらいますか」
ひょいっと視界が下を向く。
「八陣だって進化するんだ…
出口も絶望もない地下。
だから逃げられる訳ないんだよ!
コンティニューなんてさせてたまるか!
その言葉の後、私はまた意識が暗闇に投げ込まれた。
…ふう。全く、よくあんなことができるもんだ。怪我はすぐ治るようなかすり傷しかなく、最後だってあんなに自制していた。
心の傷を考えないのも衛宮らしいけど。
全力で走ってとっととあの2人のもとに辿りつく。
「はい、マシュちゃんにケルちゃん。君のマスターは回収してきたよ」
どさっと彼女を置いておく。正直術式で起こしてもいいんだけど…今は中継点が崩れちゃうかもしれないからね。あと2分ぐらいは使わないでおこう。
「ありがとうございます、えっと…」
「お兄ちゃんの友だち?」
「え、なんでわかるの?」
そりゃまあ考えればわかるんだろうけど…それにしたって速いよ。
「こう、もうちょい隠したいと思ってたんだけど…?」
「ご、ごめんなしゃい…」
「あ、いいよいいよ。気にしないで。もともとこっちのエゴ?みたいなもんだからさ」
それに話さないでいるのも気まずいし。とまでは言わなかった。
『よかった!ようやく繋がったよ…』
あ、ようやく終わった。じゃあ水をかけておこすか。冷たい水を彼女の傷口に沁みるようかける。
案の定ささっと
「いった…あれ、ここは…?」
「起きたのなら自己紹介していいかな?」
『え、あっ、うん…構わないけど…』
…あ、あっちに彼の妹がいるね。
「そっちにも彼の妹いるでしょ?一応聞いてくれるとありがたいかな…
『超高校級のVTuber』七海星命!人呼んでななにゃんとは私のことだ!」
ふふん、と少しだけある胸を張る。
「「『………』」」
「……あれぇ?」
もしかして誰も知らない?
あちゃー…ミスったかも…こんなんだったら皮被っとけばよかったよ…
『ななにゃんってあの?』
「あのもこのもそれもないよー!登録者数162万人のVチューバーのななにゃんだぞ!」
「いや、サーヴァントとして現界できちゃうの!?」
「そりゃ一人助けてくれる優しい人がいたからね!
それにあっくんの聖杯戦争に参加していた人は皆こうなってるんだから!」
…今度こそ、皆の空気が凍った。…やっぱり人と話すのには向いてないのかなぁ?
ダンガンロンパのネタバレをしてる訳じゃないです。
ただのオリジナルキャラです。悪しからず。
52とv3、救われないとしたら?
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52
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v3