どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ 作:マリーを妹にし隊
「で、ここからが本題なんだけど。こっからどうする?ありがたいことに衛宮が情報ボロボロ落としてたし」
『…どういうことを言っているのかしら』
「えっとね、立香ちゃんがボロクソに言われてた中にとことん情報があったのよ。絶対にわざとやってること確定なレベルで」
ほいっ、と手をかざしながらななにゃんはメモを拡大した。そこには私が罵倒されたところの文章がある。
「一応重要なのはこの部分だね。
『邪竜と偽りのジャンヌの復讐に耐えられるとでも思っていたのか!?
狂っている青ひげから手に入れられるとでも思っていたのか!?』
…考えてみて?なんでわざわざジャンヌって名前を出してるのかな?」
「…なるほどね。敵はわかりやすく示すに越したことはない、と」
「そーそー。ななにゃんだってぐだぐだ進むのは嫌だしさくさく行っちゃおうか。あ、それと立香ちゃん」
ななにゃんさんは私の耳にそっと呟きました。
「…あれ、気にしなくていいよ。多分藤丸を思い出しちゃっただけなんだよ。」
「!?」
…どいうこと?藤丸は私の名字だよね。え?え?
混乱をよそに、彼女は言い連ねてく。
「ふぅ〜…あれ?ファンの立香ちゃんにはASMRの刺激が強かったかな。ごめんごめん、ちょっと治るまで寝てもらおうか」
また印を結ばれ、私の意識は落ちた。
…よいしょっと。私は立香ちゃんを寝かせ、皆の方に向き直った。
「さてさて、一応ちゃんとななにゃんの中の人も教えないとね!マシュちゃんもケルちゃんも混ざりものでしょ?」
「…ケルベロス、だよ。天海ケル」
「えっと、その、私はまだわからなくて。マシュ・キリエライトです」
『にしても…なんで立香に聞かせないのよ。わざわざ眠らせてまでして』
マリーちゃんからそんなことを言われた。
「私はVチューバーだよ。仮にも3年で、学業の合間にやった個人勢なんだよ?
私は絶対にリスナーが悲しむことはしないよ。仮に私が死ぬことになっても、リスナーは苦しめない。あっくんのことだって隠してるもん」
『それで、中の人がバレるのを嫌ったんだね。その割には宝具も使って隠す気はなさそうだけど…』
「そりゃあの時は緊急事態だったしね。リスナーの立香ちゃんを殺される訳にゃいかないんよ」
にへへ、と笑ってみる。
Vチューバーとして皮を被って生きていたけど、笑顔だけは本当の自分を出してしまう。別に、それでいいのだ。このままでいいとあっくん達が認めてくれた。
同じ『超高校級』のお墨付きをもらえた。それだけで自信がもらえた。
だから、皆から託されたVチューバーのななにゃんは生きていなければならないのだ。
Vチューバーとしての誇りは私が私として生きる為の希望なのだから。
「リスナーには聴かせたくない…と言いましたけれど、中の人の名前というのは?」
「
妹じゃない奴らはさらさら流す、の巻。
52とv3、救われないとしたら?
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52
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v3