どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ   作:マリーを妹にし隊

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妹が落ち込む時ってはげましたくなるものっすよね


特異点F・炎上都市冬木⑥

マシュさんを触媒にして召喚をすると、誰もでてこなかったように見えた。

 

「あぁ〜…失敗、しちゃいましたかね?」

 

藤丸さんが落ち込んでいる空気を上げるような、とぼける声を出してくれる。

 

「いや、違うっすよ?さっき真っ黒な鎧があっちまで全力で駆け出してましたし。それに、俺の手に赤い模様がついてますし…確かこれってマスターの証っすよね?」

 

俺は藤丸さんに見えるように手の甲にある赤い模様を見せる。

 

『はぁ、バーサーカー…一番扱いに困るようなサーヴァントが来たなぁ…』

 

ロマンさんが困ってるように言っているが、そんな問題はないはずじゃないっすかね?

 

「別にバーサーカーだからといってそんな制御する必要はないんすよ。バーサーカーならやりたいことをやらせてそこから俺達が選んでいく…そんな形で動くのなら大丈夫っすよ」

 

「それに、今回呼ばれたのはマシュさんと融合したサーヴァントに縁のある…もっと言うのなら悪感情は抱いてないサーヴァントです。余程のことがない限り俺達にある程度は従ってくれるんでしょうよ」

 

まあ、ただの推論ではあるんすけど。

 

「お兄ちゃん。それならこの奇行はどう説明するのかしら?」

 

マリーの疑問も最もである。

 

「多分この行動に説明をつけるとしたら…まあ、因縁のある誰かのところに向かったのが妥当なんじゃあないでしょうか?キャスターさん、俺の魔力回路からパスを通して特定できるでしょうか?」

 

まあそれぐらいしか思いつかないのが現状っすね。もし間違えていても最初の行動ですから。

 

「別にそれぐらいなら問題ないけどよ…よくそんなポンポン出てくるな」

 

一応妹達を探す過程で色んなことに巻き込まれましたからねえ。そんなことを言ってしまうとマリーに深くつっこまれそうなんで軽く笑うぐらいで留めますけど。

 

「そういえば、俺の家に魔法陣みたいなのがあったんすよね。一回、一緒に来てみますか?」

 

特にバーサーカーのところに向かう理由もないですし、動かないでいる方もなかなか危険ですしね。

 

「…まあ、それなら行ってもいいかもしれないわね。お兄ちゃんがこんな魔術回路を持ってるのも気になるし」

 

マリーの一声で次の目的地は決まった。

 

「ところで、魔術回路ってなんなんすかね?聞いた感じ、体に遺伝で出るもののようですけど」

 

結局よこわからん名前ばっかり出てくるんでわからないんですよね。

 

「はぁ…お兄ちゃん、道中教えてあげるから早く案内してくれない?」

 

マリーに教えてもらえるんならありがたいっすね。久しぶりに教え合いをする気がします。

立花ちゃんは?

  • 妹にする
  • 妹にしない
  • そもそも男
  • 姉にする
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