どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ 作:マリーを妹にし隊
「…おいおいおめーら、第一のファン…って天海に衛宮じゃねぇか!アンコールでもしにきたのか?」
「何よ!私のお客じゃないの?まあいいわ、聞いていきなさい!」
その場にいたのはドラゴンの少女とダーサでした。…どんだけ知り合いが出るんすかね、本当に。
「久しぶりっすね、ダーサさん」
「そのあだ名まだ使ってんのかよ…ところで、俺達は何すりゃいい?一応あんたらと過ごした奴らは聖杯関連について知ってるから、どうツアーをすればいいのか位指示してほしいんだわ」
「…もしかしてアシスタントの仕事かしら?」
「そうそう!ちょっと静かにしててくれ。な?」
「ええ!」
完全に暴れ出していたドラ子さんが静かになりましたね。
「…ずいぶん信頼されているじゃないっすか」
「そこらへんはお家芸なんでな。そんで、
「…でっかいドラゴン」
「…?あぁ、邪竜ファブリーズみたいなやつのことか。コート羽織ったやつから教えてもらったから場所はバッチリだぜ。すまんな、殺しちまって」
…またアメリカの時と同じ奴ですか。まあ違うんならエミヤのアサシンの方なんでしょうけど、流石にサキ相手に生き残れるか、って言われたらほぼ無理ですからアメリカの奴と考えた方がよいでしょうね。
「というかなんでファブリーズなんですか…邪竜ファブニールって言うんですから間違えないでください」
「…あぁ、そうなんだっけ?すまんすまん、物忘れが激しくてな」
「…それで人一人からクロ扱いされかけてんだからもうちょい気をつけろっての」
「ん?そんな話す奴だっけエミヤって。確か話してすらいなかったよな…それとも中の人の影響か?」
「いいや、普通に変わってませんよ。コロシアイだと素の人格なんて殺される種だと思って最低限の人にしか漏らさなかったんです。悩みどころですよね」
「あ、そういや真名バラした方がいいか?」
「そりゃお願いしたいっすけど…そんな軽々しく教えてもいいもんじゃないじゃないっすか?」
「う〜ん…俺たちゃ素のまま来てるからバラすことの忌避感とかはないからな。基本なんか欠点らしい欠点のないサーヴァントの人物に混ざることが多いからな。しかもなんら関係のない奴と組み合わされることもあるしよ…そう考えりゃ生前通り好き勝手やれてるのは幸せなんよ」
「…長い。短くまとめろ」
「真名はバラすもの!ってな訳で『超高校級のドラマー』マーサ・ダークネスはダグラス・マッカーサーだ!そんなんどうでもいいんだけどな」
サキと顔を見合わせます。…言いたいことは多分あってますよね。
「「いや、アメリカで出てこいよ」」
52とv3、救われないとしたら?
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52
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v3