どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ 作:マリーを妹にし隊
「…ってのがあいつの話だ。嘘だと思うなら片割れに聞くか私を召喚すればいい」
衛宮さんの話を聞いた以上、さっきのことが操られていたってことがはっきりした。言葉の節々から感じられる気遣いのなさもあるから、多分これが素なんだろう。
「…ねぇさ、そういうことをやってあっくんには怒られないの?衛宮、そういうところは義理堅いと思ってたんだけど」
「いや、別に変わってはいないぞ。別に蘭にはそういう遠慮をしなくても構わないってことがわかってたからな…今はこうやって話せる訳だ。というかやらないとマシュさんとななにゃん殺したくなるから喋らにゃならん」
「…えぇ…というか、私とケルちゃんは入ってないんですね」
「ん?そりゃあ当然のことだ。なにが悲しくてお前らに槍を向けなきゃならない。少なくともケルの正体はわかっていたから全力で逃げてたしな」
「む〜…追いかけっこ、ちゃんとしたいよ…」
「ほれ、代わりにハグしてあげるから」
何言ってるんだろうこの人。バーサーカーってこんな人ばっかりなんだろうか。
そんなことより、わけのわからない行動を更にやってのける。
「わ〜い!お姉ちゃんとハグ!」
え?
「……衛宮って女なの?」
呆れ声でななにゃんが聞いたのは確認の意味なのだろうか。
そもそも男と女の区別がつかないはずがないんだけど…
「そりゃまあ、そうだろ?そこまで気づかないのは…あ、そっか。こいつが問題なのか」
彼女…?がバサリとフードの下から顔を出してくれました。
見えたのは、紛うことなき女性の顔。そして…母性の塊。
あんな発育いいの羨ましいなぁ…
「ほれ、片目が眼帯だろ?これは蘭からもらった眼帯だよ。それとこのフードはロード・エルメロイ二世から人から舐められないように作ってもらったもんでな、認識が完全に阻害されるんだ。つーかななにゃんは死体の私を見て理解してるだろう?」
「いやいやいや!そもそもあの死に方で一人閉じ込めたにゃん!学級裁判で当てるクロもわかってたし、そんな死体を弄る必要もないと思ってたんよ…というか胸!なんでそんなにあるのよ!」
「うるさい!私だってこんなに胸欲しくなかったよ!こんな防衛の邪魔になるようなものいらないしなんなら貧乳の方がよかった!体の大きさとか変えられるけど胸だけは変えられなくて苦労してるんだよ…まぁもういい…どうでもいいのよ…」
たそがれてる衛宮さんだけど、羨ましいとしか言えない。なんなのあれ。
「で、それがケルちゃん達を攻撃できない理由とどう繋がるの?」
「えぇ…?にゃんはわからないの、?」
「…はぁ。いや、簡単だろ?妹を攻撃する姉がどこにいる?
オレは天海の妹だよ。2番目の妹、天海夜咲。
詳しいことはカルデアで話してやる。とっとと帰れ」
急に光が私達を包み込む。
「多分ちょっと遅れるから待っててくれよ?」
そんな声が聞こえた、気がした。
相変わらずかけ足気味に終わらせる癖をどうにかしたい…次回からは怒涛のキャラ紹介です。
52とv3、救われないとしたら?
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v3