どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ   作:マリーを妹にし隊

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妹が増えるのは喜ばしいことですよね


特異点F・炎上都市冬木⑦

「という訳で着いたんですけど」

毎回思うけど本当に君逸般人だよね

 

のんぴりと会敵しないようにマリー達と一緒に両親の部屋についた。

 

『これは…英霊召喚の魔法陣!?なんでこんなものがあるんだい!?』

 

「知るかって話っす。俺はただ実家にあったってだけっすよ」

 

単に知らないことばっか多いのが両親ですからね。あんまり信用してはいけないいい例なんっすよ。

 

「わぁ…!」

 

藤丸さんが恐怖に負けて尻もちをついたその瞬間、魔法陣が光り輝きだす。

 

「何が出るんでしょうかね…?」

 

「どうせお兄ちゃんのことだし碌でもないでしょ」

 

マリーからの辛辣な発言に凹みつつも、出てくる存在に注視する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お兄ちゃん!

 

出てきたのは上から三番目の妹。

 

「うわっ、と!」

 

もちろんお兄ちゃんとして受け止めない訳にもいかず、全力で踏ん張らないといけない。

案の定、妹には勝てずに押し倒された。

 

『あの、どういうこと…?英霊召喚って、個人を呼べるっけ…?』

「この女誑し…お兄ちゃんが言ってた上の妹ってこと?」

 

ロマンさんとマリーが驚いているが、それよりも速く落ち着かせないと。

 

「ちょっ、ケル…っすよね?」

「そうだよ?お兄ちゃんこそお兄ちゃんだよね?」

 

黒い尻尾と犬耳がふりふりとはちきれんばかりにふれている。

 

『ケル…まさかケルベロス!?なんでそんなものが…?』

 

「しょうがないじゃん…お兄ちゃんに呼ばれたならたとえ座の中門の中!」

 

どうやらケルはケルベロスと一緒になってサーヴァントになったらしい。

 

「これ、ケルはデミ・サーヴァントにはなるんですか?」

 

「そうね…多分、普通のサーヴァントになるんじゃないかしら」

 

マリーが疑問に答えてくれた。嬉しい限りっすね。

 

「一応、デミ・サーヴァントは普通の肉体とサーヴァントの霊基が融合することが条件だから。ケルお姉ちゃんはただのサーヴァントだし」

「ん…?ねぇお兄ちゃん、この女の子って妹?」

 

マリーとケルが話してる姿で浄化されていると、ケルが質問をしてきた。やっぱり妹達は賢いっすよね。

 

「そうっすよ。十二番目の妹のマリーっす。ほら、所長さんもやってる凄い妹っす」

「…一応、挨拶しておきましょう。オルガマリー・アニムスフィアよ。よろしく、ケルお姉ちゃん」

「あっ、何も関係ないけど藤丸立香です!よろしくね、ケル姉さん!」

「マシュ・キリエライトと申します。よろしくお願いします、ケルさん」

「…俺はキャスター、嬢ちゃんにはもしかしたら師匠が迷惑かけたかもな」

『僕はロマン。Dr.ロマンだよ』

 

とりあえず喋れる時に皆で自己紹介…みたいな状況になりました。わちゃわちゃしているのもやっぱり嫌いじゃないっすね。

…妹が2人いる、っていうのも拍車をかけていると思いますけど。

 

「あ、そうそう!お兄ちゃんにプレゼント!」

 

ケルから渡されたのは木槌っすね。やけに軽いですけど、妹からのプレゼントなのでオッケーっす。

 

「あとね、変な血の匂いもする!あっちあっち!」

 

ケルが指をさした方向はかすかに黒い鎧が動いている。さっき召喚されたサーヴァントだろうか。

 

「…よっし!お兄ちゃん行こう!」

 

そういえばケルはどんどん先に行ってましたね…

懐かしく思いながらも、ケルに腕を引っ張られてました。ちょっとだけ、昔を思い出すっすね…




なんで木槌なんかを渡したんですかね?

立花ちゃんは?

  • 妹にする
  • 妹にしない
  • そもそも男
  • 姉にする
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