どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ 作:マリーを妹にし隊
「そういえば、ケルのクラスはなんっすか?」
ケルが止まった後、気になるクラスを尋ねてみた。マシュさんのクラスはどうやら何処にも属さないシールダー、黒い鎧の人がバーサーカー。ケルがなんなのかは気になるんすよね。
「う〜ん…わかんないや!多分アサシン…かな?」
ケルが首を傾げているところを考えるに、ケル自身も把握していなさそうっすね。
「そもそもケル姉さんの逸話ってなんなの?」
「ええと、たしか…」
「ご飯食べて眠ったり、音楽で眠ったりしてます」
一応端的にケルベロスの説明はこれだけで充分っすね。物足りない気はしますが、マリーも説明したそうにうずうずしてますし。
「はあ、お兄ちゃんの説明じゃあわからないでしょう。
ケルベロス─冥界におけるハデスの番犬。三ツ首の頭に竜の尾と蛇で構成されたたてがみを持つ巨大な犬や獅子の姿として知られている、恐らく最古のキメラと呼んでよい存在ね。冥界から逃げ出そうとする魂を捕らえて食らう…となっているんだけど…」
マリーが見る先にいるのはケル。視線を向けられたケルはこっちに向かってきてますね。なんかサーヴァントになってからますます犬っぽくなりましたっすね…
「全くもって違うのよね。ケルお姉ちゃんは一人でこうやって現界している訳だし。何かあるのかしら?」
小難しいことを考えているマリー。でも、一人で出てきたのは普通じゃないんですかね?
「マリー。英霊召喚は人を呼び出すものなんすよ。だからケルを呼び出されてそれだと人として逸話が足りないからケルベロスを付け足した、が合ってるんじゃないっすかね?」
「そもそも、座に「マリーマリーマリー!遊ぼう!」」
考えてる最中にケルがマリーにぴょんぴょんと辺りを駆け回る。妹が姉に甘えてるみたいっすね。実際は逆なんですけど。
「ケルお姉ちゃん、ちょっと…」
「マリーマリー!撫でて撫でて!」
「もう…ケルお姉ちゃん…」
なんか邪魔しちゃ悪そうな雰囲気になってますね。それじゃ、たょっと邪魔なのを倒しに行きますか。
妹が無事に過ごせるようにしたいっすしね。
「じゃ、ちょっとキャスターさん一緒に掃討しません?ケルをこのまま遊ばせたいんでね」
「…いや、きついわ」
確かに今追跡してもらってますね。やめておいた方がよさそうっす。
「じゃあ俺は一人でやってきますね。あんまり人が多くなくてもできる量っすから」
自分の力量がどれくらいのものなんすかねえ、っていう好奇心もありますが。
『危険じゃないか?』
「別に危険ならすぐ逃げてきますよ。撤退の判断はロマンさんに任せますんで」
まあもし駄目なら大人しく消えますけど。
『う〜ん…まあ、マシュと一緒にやってきてほしいかな』
「了解っす。行きましょ、マシュさん」
「ひゃ、ひゃい!」
そんな緊張しなくてもいいんすけどねえ。スケルトン一つだけっすし。
立花ちゃんは?
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妹にする
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妹にしない
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そもそも男
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姉にする