人外魔境聖域カントー地方   作:継続力が足りない男

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井の中のニョロトノ

1:野生元ガラルチャンピオンのファン

 

始めてポケモンワールドチャンピオンズシップ見たんだけど何あれ

 

 

 

2:野生のファン

 

おっ、新人か?

 

 

 

3:野生のファン

 

元ガラルチャンピオンってダンテ?確か初出場だったよな

 

 

 

4:野生元ガラルチャンピオンのファン

 

そう!ダンテさんが現チャンピオンのユウリちゃんに負けてチャンピオンじゃなくなったから自由に公式戦に出られるようになって初めてPWTに出場したのけど、まさか予選で敗退するとは思わなかった!

 

 

 

5:野生のファン

 

元チャンピオンなのに予選突破できなかったのか?

 

 

 

6:野生のファン

 

≫5 

 

ダンテは予選にソーナンスの変態と当たっているぞ

 

 

 

7:野生のファン

 

≫6 

 

うっわ、どんまい

 

 

 

8:野生元ガラルチャンピオンのファン

 

ソーナンスの変態って何なのよ!!ダンテさんは10年間無敗だったんだぞ!!

 

 

 

9:野生のファン

 

≫8

 

ソーナンスの変態は手持ち6体すべてソーナンスで構成されたソーナンス使いの変態。ソーナンスしか使わないくせに技読みの正確性、ソーナンスの育成が神がかっていてPWTシングルバトルでは最高4位ダブルバトルでは最高2位まで上り詰めた変態だぞ

 

 

 

10:野生のファン

 

≫8

 

ダンテの10年間無敗は確かにすごいけど所詮ガラルでのことだろ?ガラル地方外では一度も公式戦に出たことないし、ぶっちゃけダイマックスの無い環境の対策不足なだけでは?

 

 

 

11:野生のファン

 

ガラルはあまりにもバトルがエンタメになりすぎてそもそも普通のポケモンバトルでは弱いっていうイメージだわ、しかもバトルのメインコンテンツのダイマックスはガラル以外では使えない欠陥じゃん

 

 

 

12:野生のファン

 

≫10

 

≫11

 

さすがに言いすぎ、前リーグ委員長の方針で外部のポケモンバトルに参加することが無かったからやさしくしてあげないと

 

 

 

13:野生元ガラルチャンピオンのファン

 

≫10

 

≫11

 

そこまで言うのだったらダイマックスの使えるガラルでPWT開けばいいじゃない。何でカントー地方とかいう辺鄙な地で開くんだよ!

 

 

 

14:野生のファン

 

コイツマジで言ってる?

 

 

 

15:野生のファン

 

ポケモントレーナーの聖地カントー地方を辺鄙な地ってww

 

 

 

16:野生のファン

 

これは居の中のニョロトノ過ぎて草

 

 

 

17:野生のファン

 

≫16 

 

井の中のケロマツじゃないのか?

 

 

 

18:野生のファン

 

≫17 

 

地方によって変わるらしいぞ

 

 

 

19:野生元ガラルチャンピオンのファン

 

知らない地方のことを辺鄙な地って言って何か悪いのよ!

 

 

 

20:野生のファン

 

あぁ、ダンテもこんな厄介な奴がファンだと大変だな

 

 

 

21:野生のファン

 

≫19

 

カントー地方

 

ポケモンリーグ発祥の地にしてポケモンリーグの本拠地が設置されている。ポケモンリーグの発祥の地であるために、世界各地のトレーナーがカントーリーグの制覇を目標として挑戦することが多い。

 

そのチャレンジャーの多さからかつては年間で353日のリーグ公式戦が開かれることも。現在はリーグ挑戦の条件が変更され、カントー地方のジムバッチ8つ保持から他地方の殿堂入りした者且つカントー地方のジムバッチ8つ保持することが条件となった。この条件変更後であっても毎年50名前後がカントー地方のリーグに挑戦し、この大半がトキワジムを突破できずに断念する。

 

ポケモンリーグ発祥の地という特殊さから近年チャンピオンシステムを廃止し、殿堂入りがリーグ制覇の称号となった。最後に殿堂入りしたのは10年前の現ジョウトリーグチャンピオンのヒビキである。

 

上記の理由によって一般トレーナーや野生ポケモンが殿堂入りトレーナーとバトルすることが多く、一般トレーナーや野生のポケモンですら非常に高いレベルを保持している。

 

例:かわりものメタモン使い、悪魔ポリコン使い、変態ソーナンス使いなど 別名:人外魔境聖域カントー地方

 

 

 

22:野生のファン

 

ほらよ、お前の大好きなダンテと同様10年間突破されてないぞ、しかもダンテと違って今も尚継続中だ

 

 

 

23:野生元ガラルチャンピオンのファン

 

10年間突破されてないからってガラルより強いって保証なんてないじゃない!

 

 

 

24:野生のファン

 

世界中の殿堂入り保持者が集まって挑戦するリーグがガラルより弱いは草

 

 

 

25:野生のファン

 

いくら何でも面白い

 

 

 

26:野生のファン

 

そうか、ガラルリーグはチャンピオンを倒したら交代するシステムだから殿堂入り無いのか

 

 

 

27:野生のファン

 

≫23

 

殿堂入り

 

カントー地方発祥の文化。地方リーグを突破した者に与えられる称号。リーグ戦におけるチャンピオンは一定水準までレベルを落とされるが、カントー地方・ジョウト地方・シンオウ地方は例外である。

 

また、チャンピオンのエースポケモンはレベル制限が無い。カントー地方・ジョウト地方・シンオウ地方以外のリーグでは毎年3~7名程度は殿堂入りすることが多い。

 

 

 

28:野生のファン

 

≫23

 

ほらこれで分かるだろ?リーグを突破した一流トレーナーが集うカントー地方が弱いわけないんだよ

 

 

 

29:野生元ガラルチャンピオンのファン

 

他の地方のチャンピオンが弱いだけじゃない!

 

 

 

30:野生のファン

 

その他の地方チャンピオンの大半がPWTのベスト8に残っているし、なんなら元チャンピオンだってパルデア地方とガラル地方以外はベスト16に残っているんだけどなー

 

 

 

31:野生のファン

 

こりゃもう何言ってもダメだ

 

 

 

 

 

「何を見てるんだ?」

 

 

 

「ああ、この前のPWTの結果で面白いスレッドが立っててね」

 

 

 

「ふーん、どうせレッドの奴が5年間1位をキープしたことが書いてるんだろ」

 

 

 

「そういう君は3年間2位キープしてるじゃないかグリーン」

 

 

 

「あとスレの内容は元ガラルチャンピオンダンテについての話だ」

 

 

 

「そういえば初出場だったな、でも本選には居なかったような?」

 

 

 

「予選でソーナンスに当たったらしい」

 

 

 

「あー、初見では無理だろうな俺だって初見の時は負けたし、あんな閉じこもったところでは経験不足だろうよ」

 

 

 

「おや?君の評価もそうなのかい?」

 

 

 

「そりゃな、あまりにもエンタメ特化だから積み技の対処法とか慣れていないだろうし、この前PWTに出場したキョジオーン使いに3タテされてもおかしくない」

 

 

 

「そういうお前もフィールドワークで何回も訪れた地だし思うところがあるんじゃない?マーヴィ博士」

 

 

 

「さて、どうだろうな当時はワイルドエリアにしか興味が無かったからな」

 

 ここで突然な自分語りをしよう。私はマーヴィ、24歳、ホウエンのカイナシティ出身タマムシ大及びタマムシ大学院を修了し現在はしがないポケモン研究者をやっている。

この過程で察した人も居るだろうが転生者だ。別に人生に不満を持っていたことも無く、親も毒親ではない、学生の時に転生したからもちろん会社に対する不満だど無かった。

そんな、転生する要因が無いにも等しいにも拘らず、気づいたらカイナシティで生まれ、この不思議な世界で生きることになった。

 子供の頃はポケモントレーナーを目指そうとしたが、ポケモンと生活していく中で疑問が湯水の様に湧き出た結果、いつの間にかポケモン博士の一人になっていた。

前世の知識を使ってポケモンレベルの制定やポケモン図鑑の完成(多分)した結果が評価され博士号を取ることが出来た。

 

「どうした?ボーとして」

 

 コイツはみんなご存じグリーンである。学会でオーキド博士と会うことが多くその時に年齢が近いから紹介された。かれこれ10年ぐらいの付き合いがある。

 

「次の研究を考えていてね、カラナクシを研究してリージョンフォルムの原因を割り出せないかって」

 

 まずい、反射的に話したせいで研究が増える。

 

「ふーん、これまためんどくさいことを...がんばれよ。また、旅に出るだろ」

 

「そうだな、まずはシンオウに行って手伝ってくれるカラナクシを探さないと」

 

 研究するにあたって基本的には出来る限りポケモンをゲットしないことを意識している。理由として手持ちのメンバーが固定している点とポケモンは生き物だからその一生の責任を持たないといけないからだ。

 

「その前に、どのルートでカントーから脱出しようかな?」

 

 先ほど見ていたスレにもあったが、ここカントー地方は野生ですら油断ならないレベルで強い。そのために、旅するだけでも一苦労だ。

 

「脱出で言うな、ヤマブキまで送ろうか?」

 

「助かる。リニアでジョウドに行ってから飛行機に乗ってシンオウに行くとするよ」

 

 なんとカントー地方には飛行所が無い。昔はあったようだが近年野生が強くなりすぎて飛行機が襲われるようになったからだ。

 

 

「じゃあ、論文が出来たら読ませてくれよ!」

 

 ヤマブキシティに着きグリーンと別れる。ああ言った手前しっかり研究しないといけない。とりあえず、シンオウ行ってから詳しく考えようか。

 




マーヴィ博士
24歳
僅か7歳にして高等教育を終えタマムシ大学に入学、『がくしゅうそうちとポケモンの関り』を執筆し、ポケモンの経験値論、レベル論を提唱し、現在のポケモンレベル制定の礎を作った。その後大学院に進み3年間に渡るフィールドワークにてポケモンを311種発見し、現状のポケモン全国図鑑を完成させた。この際本人は「図鑑を完成させたは語弊があり、あくまで現状見つけたポケモンで区切っただけであり、今後図鑑に載っていないポケモンが見つかる可能性も十分にある。」と発言した。実際に、ギラティナやキュレムなどが図鑑完成後に発見され図鑑に登録された。
研究分野を持って居らず、幅広い分野を研究しており多くのポケモン博士と親交を持っている。本人曰く「私の研究分野はポケモンであり、これ以上細分化することはできない」。
現在友人であるグリーンがジムリーダーを務めるトキワシティに居を構え研究している。

著書
『がくしゅうそうちから考えるポケモンのレベル』
『ポケモンとの親密度による効果』
『全国図鑑』(21人いる筆者の一人)
『メガシンカ大全』(プラターヌ、マーヴィ)
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