ドクターとヒーローアカデミア   作:雑食性柑橘類

9 / 13
2-1

相澤先生は高速復帰の素質でも持っているのだろうか。結構ボロボロだったのにもう出勤してきた。

 

「雄英体育祭が迫っている。」

「超学校っぽいやつキター!!!!」

 

体育祭。『個性』使用禁止なのは嫌だな。いつも1番後ろだったし。

 

『ドクター、雄英体育祭は『個性』使用可能だそうです。』

「おお。それなら楽しみ。」

 

クラスメイト達もそれぞれ気合いが入っているようだった。

放課後に敵情視察の大群が来たが、爆豪君が更に煽ってしまったようだ。

 

「あれ、心操。偵察来てたんだ。」

「よお。帰ろうぜ。」

「わかった。すぐ荷物を持ってくるよ。」

 

「そこ知り合いなんだ...」

 

あれからPRTSにまたスキャンをして貰って理性以外特に問題ないと判断したため、ロドスの業務をこなしていた。

 

「どうしたのアーミヤ、急に会議だなんて。」

「えぇっと...そのですね、少しこちらで問題が発生したんです。」

「誰か重症を負ったのか!?」

「いえ!戦闘に関してではありません。どっちかと言うとドクターの...」

「ロドスのCEO、前置きはもういいだろう。」

「その声は...!?」

 

おいおいやめてくれシャレにならないぞ...!

私の不在を最も知られてはいけない者の1人じゃないか!

 

「3年間も私から隠れられるとでも。盟友。」

「さ、最近会えなくてすまない、シルバーアッシュ。今ロドスから出ているんだ。何か火急の案件かい?」

「ほぉ、白を切るか。ならその姿はどういうことだ?私の学生時代よりもさらに若返っているように見えるが。」

「あ"」

「ドクター、シルバーアッシュさんにはある程度お伝えしました。」

「そんなぁ。」

 

アーミヤ達は私の『個性』のことも言わされたらしく、シルバーアッシュの召喚もやらされた。

 

『用意はできている。』

「いいか、今回だけだからな!こっちにいて君達にどんな影響があるかも分からないんだ!」

「承知している。」

「じゃあ、っておい!なんで勝手に来れるんだ!?」

「ふむ、行きたいと思えば来れた。ところで盟友、体育祭とやらがあるそうだな。」

「そんなことまできいたのか...。そうだけど、参加とかは無理だぞ。」

「なに、ロドスで見せてもらいたいというだけだ。」

「それなら多分大丈夫だけど。」

 

そうは言っても見られてるの嫌だなぁ。

「なぜあの場面で私を呼ばない。」とか言ってきそうじゃないか君。

 

そんな事もあったが体育祭当日。控え室の空気は緊張と期待が入り交じっていた。

轟君の宣戦布告もあったが、気にしているような余裕はない。

 

「第1種目は!大障害物競走よ!」

 

やっぱり走るのか...。次からの種目が分からない以上、ここで速いオペレーターを出して理性を消費するのは惜しい。

自分で走ってみるか。ダメだったらダメだったでやむなし。

 

「スタートォ!!!」

 

「さあさあさあ!!未来のヒーローを担うゴールデンエッグ共はロボ・インフェルノの大群を突破できるかァ〜!?」

 

「どうしよ。凍結は避けたけど、これじゃあなぁ。オペレーターもなるべく出したくないし。」

「なーんだ、出す気ないのか。」

「さっきから君が後ろにいたのはわかってるからね物間くん。」

 

THRM-EXでも出してやろうかな。

あー、いいかもしれない。理性消費少ないし。

 

そんな事を考えてるうちに道が開けた。

 

第2関門は綱渡り。

 

「流石に無理!でも綱渡り得意な人とか知らないしな。仕方ない。」

 

ヒヤヒヤしながらどうにか渡り終えた。

と言うかこれシルバーアッシュに見られてんのか...。

 

第3関門は地雷原。

 

「地雷置く方が得意な人はいるのに...。PRTS、マップ作ってくれ。」

『作成完了。表示します。』

 

1つも爆発させずに走り抜けられた。

結果は42位。ギリギリ予選通過だ。

 

「疲れた...」

 

「第2種目は騎馬戦!2〜4人で自由に組んで騎馬を作って貰うわ!」

 

ひとりじゃダメかなぁ。騎馬は何機も作れるんだけど。

 

「1人で騎馬を作れる個性でもダメよ!」

 

対策されている!相澤先生の入れ知恵だろうこれ!

 

「城島、組まないか?」

「組んでくれるのか!?ありがとう心操!」

「騎馬はもう2人居るが、騎手はどうする?城島がやるか?」

「いや、心操がやってくれ。私では競り合いに勝てない。」

「わかった。」

 

人使の後ろには尾白君と青山君がぼーっと突っ立っているけど、まあ個性関係だろう。

 

「さあ!騎馬戦スタート!」

 

「まずは漁夫っていくか。」

「あの緑谷君に突っ込んでいった人とかどうだい?確か彼の個性は鉄になる物だった。」

「周りも見えてなさそうで、いいカモだ。」

 

狙われないように目立たないように、大体のチームの死角に移動する。

 

 

『ドクター、左前方からスタン攻撃が来ます。』

 

わかってるでしょ!知ってても避けられないんだよ!

 

「グッ...痺れた。」

「向こうが停滞している、行けるか。」

「大丈夫、行こうか。」

 

急に氷がステージの一角を占領したり音の違う爆発音が増えたり、色々あったが最終種目に出場決定だ。

 

「やったね。」

「あぁ。例年通りなら次は個人戦だが、恨みっこなしだぞ。」

「わかってるさ、お互い頑張ろう。」




さあここから派手に行きたいところ。

移動系全部グレイディーアじゃあ芸がないので一旦封印。
ドクターも一般男子の人生を歩んできたので、テラより筋肉も体力もあります。ただ筋肉が異常に付きにくい。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。