人間を謳歌せよ if/没小話   作:雲間

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書くだけ書いたけど結局使わなかった文章。
少し再利用した部分あり。


没文章の断片

⚪︎肉の芽巡りが終わった後の旅中のどこか

 

 リヴィンが電話をする時は、必ず周囲に人がいないのを確認してからだ。夜の帳が下りている閑散とした街中で、公衆電話ボックスに入りカードを入れていつもの番号を押していく。そうして繋がるのは、リヴィンの正体を知っており専属担当となっているSPW財団員だ。二言三言いつも通りの会話をしてから、仲間の安否を確認する。それが電話をする時のルーティンとなっていたのだが。

 

 

⚪︎エジプトの旅終了後

 

 ポルナレフはフランスにて仇を討ったという報告を妹の墓に報告したのち、しばらくはゆっくりしていたらしい。だがじっとしているのは性に合わなかったのか、スタンドを悪用する者を、これ以上自分の妹のような人が現れないようにとスタンド使いを探す旅に出た。矢について調査をしつつSPW財団と連携を取りながら、各地で暴れているスタンド使いを成敗したり女性をナンパしているという。

 

 承太郎と花京院は、この旅の無断欠席が響きどちらも留年をした。それぞれ3年生と2年生をやり直すことになったが、主に花京院が「友達のいる学生生活」を楽しむことができて非常に楽しんだらしい。承太郎も承太郎で今まで特定の人とつるむということをしていなかったので、花京院ほどまではいかないがそれなりに楽しんで2人で色々『伝説』を残した。尚、孤高であったジョジョに物怖じしない親友として花京院は有名になり、承太郎がいる間は裏番長。承太郎が卒業してからは勝手に番長に繰り上がりしたという。その事実を知った承太郎が死ぬほど笑い、花京院に「君のせいだからな!」と怒られていた余談がある。

 

 承太郎は高校卒業後、元々好きではあったが、旅を通じて海についてもっと学びたいという意欲が高まり、アメリカの海洋学についての研究室がある大学に進学。ゆくゆくは海洋学者になるつもりで勉学を励んでいるとのこと。

 花京院は自分と同じような孤独のスタンド使いを救いたいという理由で、アメリカの大学附属の語学学校へ進学した。英語をしっかり学びつつ、多種多様にいる国籍の人々の母国語を学ぼうとしている。今はアルバイトという形で働いたりしているが、卒業後は正式にSPW財団のエージェントとして、基本は目的通りに働く予定らしい。

 

 そんな学生2人の長期休みの時に、アヴドゥルとリヴィンはアメリカへと飛んだ。主に夜になってからが多かったが、リヴィンに『娯楽を楽しむ』ということを覚えさせる為である。アヴドゥルとでもできることではあるが、学生2人と一緒に楽しむことが重要らしい。とにかく気分や都合の合う日は遊園地、映画、水族館……と、行けることをどこでも行った。たまにジョセフやポルナレフ、ごく稀に外遊びの時だけイギーも合流して遊んだりもしている。スージーQと日本から遊びに来たホリィにリヴィンだけ連れられて、ショッピングに出かけることもあった。

 

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