じゃあ発動。
思ったより早くなった。
これで少しはマシになるはず。
でもあいつには追い付けない。
こうしている間にも奴は動き回っていて目で補足できない。
エコーロケーションで補足し続けているけどMPが心もとない。
今も俊敏でMP消費が半端じゃない。
早期決着を狙わないと。
でも策がない。
奴は速さとスキルを使った攻撃が得意なうえ自分に有利なフィールドを作れると来た。
こっちはどうにか持ちこたえているけどそのうちMPが切れて終わり。
逃げようとしてもあの速さで追いかけてきてゲームオーバ。
私がこの状況を打開できそうなスキルは白世流と魔法のみ。
魔法はLvが低いから奴に効くかわからない。
そんなことを考えていると意思石のつぶてが私の頬(無いけど)をかすりながら飛んできた。
あいつ魔法も使えるのか。
やばい詰み掛けてる。
いや、詰んでる。
あの速さで魔法は無いでしょ。
時間が過ぎればすぎるほど不利になっていく。
これなら突っ込んだ方がまだ勝率がある。
もうやるしかない。
「白世流・白炎」
奴に向かて高速移動し突きを繰り出す。
急に近づいてきて驚いたのか反応が遅れた奴。
いやオオグモはその突きを交わすことができず、足に突きがさく裂した。
攻撃は通る。
オルトロスより防御が低い。
それに続けるように、
「白世流・白土」
白土を発動させ足を切り裂く。
次の攻撃をしようと思ったらオオグモがその大きさでタックルを仕掛けていた。
後ろに飛ぶことで回避したがオオグモから離れてしまった。
あ、しまった。
鑑定しとけばよかった。
鑑定したら奴の弱点わかったかもしれないのに。
まあ終わった事でくよくよしてられない。
体制を直したオオグモはまた私の周りをまわりはじめ魔法を撃ってきた。
しかも白炎を警戒しているのか急に周り方を変えている。
賢いなオオグモ。
しかし私は策を思いついてしまった。
これを思いついたらやるしかない。
『スキル「隠密」をスキル「創造」で作成に成功しました。』
隠密 相手が目でとらえられていない状態での隠密行動にプラス補正。
魔力を結構もってかれたけど問題ない。
俊敏スキルを解除して、魔力を練り始める。
『並列思考Lv5のレベル6がになりました。』
よし。
魔法発動。
ダークミスト。
辺りに黒く光を通さない霧が広がる。
この霧には気配を特定されないよう妨害したり、魔力探知からごまかせたりと以外に強い魔法。
だけどこの霧自体に攻撃力は無く、妨害にしか使えない。
しかし今はこれでいい。
相手から隠れられればそれでいい。