思ったよりミスリルゴーレムが強かった。
ジェネラル相手に余裕を持って戦えてる。
これはいい戦力ですよ。
少しずつ数を増やしておこうかな。
そんなこんなで無事にゴブリンを全滅させることに成功しました。
とりあえず戦利品を回収してゴーレム作りに邁進しますか。
えーあれから2日たちました。
ひたすらにゴーレムを作ってアイテムボックスに入れる作業を続けていました。
ちなみにどちらとも6にレベルが上がっている。
もうひと踏ん張り頑張りますか。
あれから何日たっただろうか。
心を殺してひたすらにゴーレムを作り続けた。
多分スケルトン軍団より数が多くなったと思う。
スケルトンと違って戦闘をあまりさせていないことが原因か、只々相性が悪いのか死霊魔法の様にすぐに上がらない。
今のレベルはどちらとも8。
レベルが上がったおかげでミスリルゴーレムを1日に3体ほど作れるようになったけどそれでも8からなかなか上がらない。
はあ。もうひと頑張りしますかな。
やばい。
私のすぐ近くに冒険者がいる。
ゴーレムを作るのに夢中になりすぎて気付かなかった。
とりあえず逃げるかな。
どうしてこうなった。
今私の目の前には大きなクマに襲われている冒険者がいる。
しかも満身創痍ときた。
なんかデジャブ。
はあ、あまりばれたくないんだけど見捨てるのも目覚めが悪いし、助けるしかないかな。
◇◇◇
なぜか私たちは生きている。
ポイズンスパイダーに襲われて何も出来ないまま倒れたはず。
あの状況の中、生き残る事なんて出来ないはず。
しかも私は毒を食らっていた。
それなのに起きたら解毒されていた。
他のみんなも生きている。
大小傷はあるもののみんな生きている。
とりあえずできる限りみんなの傷を治してダンジョンから出よう。
考え事はそのあとでも大丈夫なはず。
不思議とモンスターに襲われることはなく、無事にダンジョンから出る事が出来た。
皆の傷も動くには支障がないぐらいまで癒えた。
今は町に向かって移動している。
ここからだと歩きで1週間くらいかかる、無理せず進もうと思う。
それにしてもなんで私たちは生きているんだろう。
全員気を失って倒れていたはず。
しかも毒まで治っているしわからないだらけ。
同業者が助けてくれたなら、声くらいはかけてくれるはず。
ただあの最後に見えた白いものは何だったんだろう。
深く考えても意味はないけどなんか気になる。
ようやく宿に戻ってくることができた。
しばらくは休みにして体を休める事を優先する事になった。
私たちにはまだダンジョンは速かったみたいだ。
もっと強くなって再挑戦しよう。
はあ、とりあえず寝よう。
あれから1週間。
体の調子も治った。
今日から軽めの依頼からこなしていくことになった。
頑張ろう。
今回の依頼は野兎5匹の納品。
場所は町の近くにある森。
ここら辺には凶悪な魔物はいないし、油断しなければ大丈夫。
よし、行こう。
最悪だ。なんでこんなところにレッドグリズリーがいるの。
ここら辺には出ないはずなのに。
私たちがかなう相手じゃない。
逃げにと。
逃げられなかった。
気付いた時には手遅れだった。
行くら逃げても追いかけて来る。
逃げる切る前に私たちの体力が尽きた。
なんで、どうしてこうなった。
私の目の前には大きな赤い手が迫ってきていた。
仲間たちの叫びがなぜか遠くに感じた。
死にたくない、死にたくない。
反者的に手を前にして目をつぶってしまった。
こんなことしても意味がないのに。
いつまでたっても衝撃が来ない。
ふと、目を開けると。
そこには白い影。もとにスケルトンがレッドグリズリーの攻撃を受け止めていた。
その光景とダンジョンで見たあの影とが重なった気がした。