転生したら死んでました   作:生転

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自作本「フリーライフ・アナザーオンライン~レイドボスを目指します」と共に読んでくれると嬉しいです。


激戦スケルトン

遠くの方から足音が聞こえた。

ビンゴ!やっぱりスケルトンがいた。

今回は前使えなかった魔法を使ってみよう。

使い方はなんとなくわかる。

魔力を練りその形を正確に想像する。

この想像があやふやだったりしっかり想像できていなかったりしたら発動しないみたい。

歩き続けている間に少しずつ練習してたんだよね。

闇の弾を前に放つように想像すると、私の力が抜けた。

その後すぐに闇の弾がスケルトンに向かって放たれた。

どうだ!

その闇の弾は見事にスケルトンに命中した。

が、倒しきるには到らずスケルトンの左腕が外れただけで終わった。

やっぱり魔法のレベルも低いしスケルトンは種族上あまり魔力に余裕がない。

今撃った魔法でもう魔力が半分を切っている。

次にあれを一発撃ったらなくなってしまう。

ここは剣で行くべきか。

そう考えた私はスケルトンより早く行動に移した。

剣を構え、勢いをつけてスケルトンに近づきそのまま剣を大きく振り抜いた。

スケルトンは私の奇襲に驚いたのか動かない。

そのまま私の剣はスケルトンの頭をたたき切る………寸前で何かに殴られた。

危険に感じ後ろに下がって相手の隙をうかがう。

なっ⁉

とれていたはずの左腕が独りでに動きスケルトンに近付いていくのが見えた。

なんであれ勝手に動いてるの⁉

今はそんなことを考えている時間はない。

このスケルトン……強い!

スキルの使い方が上手い。

これはどうしたものか。

剣で戦うのもいいが相手は私よりも強い。

剣のリーチだけでは勝つことは難しい。

前のスケルトンはあまりレベルが高くなく、

スキルの扱いも慣れていなかったから偶然勝てたんだ。

それなのに私はスケルトンぐらい余裕と思いあがってしまっていた。

これは命を懸けた戦い。負ければ死ぬ。

それを忘れるな!

覚悟を決め、前を向く。

スケルトンは様子を伺っているのか動かない。

左腕は完全に再生している。

ふぅぅぅ………

私は(心の中で)大きく息を吐き、走り出した。

普通に戦ったら負ける。

ならばどうするか…

簡単だ。普通ではない攻撃をすればいい。

残りの魔力を使って骨の槍を作り出し相手に向かって投げつける。

この攻撃自体に大した意味はないが、相手の注意を引くくらいはできる。

『スキル「投擲Lv1」を獲得しました』

アナウンスが流れる。

これは嬉しい。

だが喜んでいる暇はない。

槍を投げたと同時に私も走り出し剣を構えた。

槍はスケルトンに当たる前に叩き落とされたが、本命はこっち。

スケルトンが槍に注意を割いているうちに後ろに回り込んだ。

今度こそ当たる。

しかし、そう簡単に倒せるスケルトンではなかった。

私にことにいち早く気付いたスケルトンは腕を回しこれを防いだ。

腕に多少のダメージは与えられたが、これもしばらくしたら回復するだろう。

そしてカウンターが来る。

とっさに剣を前に構えて防いだが、かなりのダメージを受けてしまった。

強く吹き飛ばされ、腕もとれている。

そこへスケルトンが追い打ちをかけようと近づいてきた。

が、ある所で動きを止め倒れた。

頭には槍が刺さっている。

そう、私が投げたのは足をモデルとした槍。

スケルトンがやっていたようにすればできると思っていた。

骨創造で作った骨が動かせるかは賭けだったけど、動かせて良かった。

『スケルトンのレベルがMAXになりました。』

『スキル「剣術Lv1」がLv2になりました。』

『スキル「骨創造Lv2」がLv3になりました。』

『スキル「俊敏Lv1」を獲得しました。』

『進化が可能です。選択してください。』

一気に来たな。

今回の死闘でいろんなスキルがもらえた。

とりあえず進化しますか。

 




お読みくださりありがとうございます。
次回も読んでくれると嬉しいです。
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