『スキル危険察知Lv1がLv2になりました。』
ありがたい。これでまたやりやすくなった。
これで失敗したら死ぬ。
なんだか楽しくなってきた。
そんなことを考えているとオルトロスが動き出した。
私を囲むように回りだし二つの顔から炎を飛ばしてくる。
それを必要最低限で避ける。(動きに支障が出るほどの攻撃だけ受けあとは無視する。
ずっと回り続けていたオルトロスだが私が炎を避けた瞬間に動き出しその鋭利な爪を放ってきた。
私はそれを待っていた。
頭だけその爪に当たらに用にしてそれ以外の骨で受け止める。
足の骨は折れたがあばら骨と手を使ってしがみつくことができた。
振り払おうとするオルトロスを無視して目的のことを行う。
時間がたてば終わる。早く決めないと。
オルトロスはその速さと魔法による攻撃がメインのはず。
だから防御は低いはず。
それに足の関節部分を狙う。
できるだけその速さをそぎたい。
そう思って思いっきり刀を突き刺した・・・・・。
が、その攻撃はオルトロスの薄皮を切り裂くだけで終わった。
そんな……
こんな攻撃では相手の機動力を割くのはおろかダメージを与えられたかわからない。
自身が傷つけられたのにイラついたのかより一層振り払おうとする力が上がり、
とうとう吹っ飛ばされてしまった。
そしてさっきとは比べ物にならないほどのスピードで向かってくる。
どうにか地面に着地することはできたがオルトロスの攻撃を捕らえることはできずそこで私は意識を失った。
◇◇◇
オルトロスには意思はなかった。
ただ本能に従うだけの悪魔。
それがオルトロスである。
しかし低級とはいえ悪魔は悪魔。
ベテラン冒険者でも油断をしたらやられてしますかもしれないレベルだ。
そんなオルトロスがどうしてここにいるのかはわからない。
そんな奴の前に一体のスケルトンがやってきた。
スケルトンは食べることができずオルトロスより弱いため、倒す理由は無かが本能か何かかわからにがオルトロスはスケルトンに炎の弾を撃った。
スケルトンに何発もの炎を放ったが避けるか異常な再生力でしぶとく生きている。
オルトロスはそのことにイラついていた。
そんな中でスケルトンはオルトロスに向かってきた。
さっきまで避けるのが精いっぱいだったのがウソのようにオルトロスに向かってくる。
これは危険だと思ったのかオルトロスも近接戦に切り替えた。
オルトロスはスピードと攻撃力に優れていた。
ただのスケルトンに倒せるような相手ではないはずだった。
ただそのスケルトンはオルトロスの足にまとわりつき剣を関節に突き刺した。
これに激怒したのかオルトロスは力いっぱいスケルトンを振り飛ばし炎で追い打ちをかけ爪の攻撃で終わるはずだった。
ただ突然そのスケルトンからただよう気配が変わった。
しゃべれるはずがないスケルトンからこのようなことを言った気がした。
「白世流・白水」
絶対に避けることもはじくことも受け流すこともでいないはずのその一撃がいつの間にかははじかれていた。
とっさに距離を取ったオルトロスは炎を飛ばしながら高速で動き始めた。
これこそがオルトロスの本気であり全力である。
そんな攻撃でもスケルトンにはダメージを与えるどころか一歩も動かすことができない。
「白炎」
動いていないはずのスケルトンがオルトロスの近くに現れた。
「白土」
その手に持っていた剣が振動しはじめ当たってはダメだと直感的に感じ取ったオルトロスは後ろに飛ぶことで紙一重でかわすことができた。
オルトロスがいた場所は亀裂が入り地面が割れていた。
そんなオルトロスに追い打ちをかけるように・・・。
「白風」
飛ぶ斬撃を飛ばしてきた。
爪で防ごうとしたがそんなもので守り切ることができず右手?は切り裂かれた。
「があぁぁぁぁぁ。」
オルトロスは叫びだした。
スケルトンはそんなオルトロスに目遅れずし姿勢を低くし居合の構えを取っていた。
「白雷。」
神速としか言えないその斬撃は空気を音を光をすべてを置き去りにしオルトロスの一つの首を切り裂いた。
直後雷がすぐ近くに落ちたかのような音が鳴り。
「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
オルトロスはこれまでにないほどの叫びをあげた。
そして・・・。
「白斬」
何の変哲もない死の斬撃がオルトロスを切り裂いた。
そして近くからドサっという音が響いた。
次も読んでくれると嬉しいです。