カミキヒカルアナザールート   作:だめねこ

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雀魂やってたり、リメイクDQ3やってたりで更新が不安定になってしまいすみません。


第140話

 『特殊捜査員:神裂光のオカルト事件簿』のドラマ撮影は順調に進んでおり、メディアでも大々的に宣伝されている事もそうだが、やっぱりアイが出演している事が一番大きく第1話から視聴率も軒並み高くなっている。

 しかし、それだけでドラマが成功するかって言えば実際にそんな訳は無く、結局の所アイの知名度は切っ掛けに過ぎず、そこから視聴者の心を掴むのは役者と物語と監督などが合わさる必要があるので、決して濡れ場が多いからって理由では無いのだ!

 

 何故今そんな事を考えて居るかと言えば……

 

「ヒカルさん?彼女をほっぽいての濡れ場の多いドラマ撮影は楽しいですかぁ~?」

 

 ゆらはそう言うとグラスに並々どころから、溢れるほどに注がれ枡にもたっぷり入れられてることから日本酒だって事は分かるが……今俺の目の前に置かれている。

 一体何が言いたいかと言えば……飲んで答えろって事だ。

 

「これは?」

「こちらは群馬県『百十郎』の純米大吟醸『黒面』でございます」

 

 俺がそう尋ねるとゆらでは無く、バーのマスターが答えてくれたが、それにしてもまた群馬か……

 この前上原パイセンに連れて行って貰った喫茶店『キャッツアイ』にも群馬県発祥の『小倉サン』があったし、最近やたらと群馬県が俺の周りに出るようになって来たが……俺が知らないだけで意外と周りにはあったのだろうか?

 いや、余り考えない方が良いな。

 俺は群馬なんか知らない……それで良いだろう!

 

 とりあえず、駆け付け一杯にしてはハードルが高すぎる日本酒……『黒面』が注がれた枡の中心にあるグラスを取り出して……

 

「……頂きます」

 

 グラスを傾けると青りんごを想わせる甘く爽やかな吟醸香にそれでいてシンプルながらも酸味があり、食欲を刺激させる美味しい日本酒だった。

 出来れば何か摘まみながら飲みたいものだ。

 カシューナッツでも枝豆でもチーズなんかも良いかもしれないな。

 ……とは言え、今は辞めて置いた方が良いだろう。

 

「ふぅー美味しかったです」

「ヒカルさん良い飲みっぷりですねぇ~でも、枡の方も残ってますからねぇ~グイッと飲みましょうねぇ~」

「ゆら?何か食べながらでも……」

「ヒカルさん?」

「……はい」

 

 俺はゆらの圧力に屈して枡に並々注がれた『黒面』を一気に飲み干す事になったが……

 

「じゃあ次はこの純米大吟醸の水芭蕉をお願いしますね」

「かしこまりました」

 

 俺が飲み終わるよりも早くゆらは次のお酒を注文しており……そしてマスターはやっぱり枡にグラスを入れて、並々と注いでいた。

 

 高々酒を飲むくらいでゆらの機嫌が治るのならば……幾らでも飲んでやる。

 

「ヒカルさ~んお代わりはまだまだい~っぱいありますし、夜はまだ始まったばかりですよぉ~」

「……そ、そうですね」

 

 酒位幾らでも飲んでやれるが、怖いのはお会計なんだよなぁ……

 一体幾ら掛かるのか戦々恐々しながらも俺はゆらに言われるがまま、酒を飲み続けた。

 

 

 

 

 それから1時間ほど経過して……

 

「それではお会計お願いします」

「は……はい、10万2500円になります」

「それでは現金でお願いします」

 

 懐から財布を取り出して、諭吉を11人マスターに渡した。

 今やってるドラマは現段階でも大成功の部類だし、ギャラだってそれ相応のを貰ってるからこれぐらい……これぐらい……いや、十分痛いなぁ~

 

「な……なんでヒカルしゃんアレだけ飲んじゃのになんで普通なんでしゅかぁ~」

 

 軽くなった財布を懐に戻して、ゆらを見ると……既に呂律どころか足取りも覚束無いレベルだが俺の事を見て物凄く驚いていたが……

 

「……可愛い彼女の前ですからね。カッコつけてるだけですよ」

 

 俺はそう言ってゆらの腰に手を回しバーを出た。

 さて、ここからゆらの自宅に送るには少しばかり距離があるし……ラブホで良いだろう。

 

「ゆらさん少しだけ頑張ってくださいね」

「うん、ゆらぎゃんばるぅ……zzz……」

 

 どうやら、ゆらは酔いつぶれてしまったようで、すぐさま可愛らしい寝息を立てて夢の中に飛び立って行った。

 まーヤるにしろ介抱するにしろ寝るにしろラブホが安定かな?

 ベットは大きいし、お風呂は広いし、料金はそこそこだし……まだ、諭吉は居るから問題無いけれど……出来ればATMにでも行って、少しばかりお金を下ろしたいけれど、この状態のゆらを置いて行くのは不安だし、帰る時にでも良いだろう。

 

 ゆらの左手を肩に回して、右手をゆらの右脇下を通して、膨らみを堪能しつつ俺は寝ているゆらをラブホテルに向けて歩き出した。

 道中は意識は無いながらも感じているのか、ゆらの口からは吐息交じりに声も出ており、体もピクピクと反応しており、それだけでも興奮してしまう。

 そして、ようやくたどり着き部屋のベットに寝かせた時には既にゆらは荒い息遣いに顔も赤く蒸気しており、眠ってはいるものの既に準備完了していた。

 さて、朝までまだ時間はたっぷりある訳だし……今度は俺が楽しむかな?

 

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