長月幻想記   作:珠子玉

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面白い話や戦闘のない話ですが、なんとなく読んでいただけたらと。



紅魔館2日目・レミリアの部屋

補給を終えて落ち着いた頃咲夜が訪れ、レミリアの部屋まで案内された

客室のものとは違う豪奢なベッドが特に目につく。

レミリア「もうわかっているだろうけど名乗っておこうかしらね。私はレミリア・スカーレット、紅魔館の主よ。」

咲夜「私はお嬢様のメイドの十六夜咲夜と申しますわ」

フラン「私のことは美鈴から聞いてるから別にいいわね」

長月「聞きたいことがあるんだが」

レミリア「何?」

長月「川内はいつここに来た?」

レミリア「いつだったかしら」

咲夜「最近ですね、一月前程でしょうか」

フラン「いやいや、多分もうちょっと前から私の部屋にいたわね。動かないし血の気もないから人形か何かと思ってただけで」

私も補給ができなければ人形状態だったかと思えば笑えないな

長月「まあ、わかった」

レミリア「そう?なら今度はこっちの番ね。」

長月「何でも聞いてくれ」

レミリア「あなた達って一体どういった技術で作られ動いてるの?」

長月「は?」

フラン「長月ってそんなに変わった娘なの?」

レミリア「多分外の世界でもオーバーテクノロジーだと思う」

長月「いや、そんな特別なものじゃない、どこでだって建造される」

フラン「だってさ」

レミリア「咲夜、あなたからは何かある?」

咲夜「お嬢様はもうよろしいのですか?」

レミリア「もうちょっと長くなるかと思ってたけどもういいわ」

咲夜「そうですか。それでは私からは、提督という方について聞きたいですね」

わざわざあいつの話を?案外奇特な人なのかもしれないな

咲夜「パチュリー様から聞いた話では自分はろくに動かず資材を圧迫するような真似をし、挙げ句にはセクハラをする上司だと聞きました」

そんなことを言った気がする。長話で軽く荒んでいたのだろうか。

フラン「何それ、お姉様が優秀な上司に見える」

レミリア「あなたも大概な部下になれるわよ」

咲夜「そんな方に何故あなたや仲間は従っているのですか?」

成る程、確かに改めて聞くと素直に疑問を抱くなこれは。

長月「ははは、どうしてだろうな。確かに不思議な話だ」

また今度じっくり考えてみてもいいかもしれない

咲夜「ふむ・・・わかりました。」

 

その後パチュリーに話したことやあっちでは聞かれなかった私の日常を聞かれ、興味深そうに聴くレミリアとフランドール、咲夜は途中お茶を淹れてくれた。

 

レミリア「そろそろ眠いわ、このくらいにしましょう。」

長月「私も2日長話で夜を明かすのにも疲れた。」

フランドールと咲夜はすでに途中で寝ている。

レミリア「案内はそこらのゴブリンか美鈴に頼みなさい。」

長月「ああ、わかった。おやすみレミリア」

レミリア「おやすみなさい。明日幾つか聞くことと話すことがあるわ」

何だろうか?とりあえず寝て起きたらわかるだろう。

そして私は廊下にいた厳つい顔つきのゴブリンの意外にも丁寧な案内で客室に戻った。

思いの他悪魔の館も睡眠サイクルを除けば悪くない場所だ、立派な屋敷の外見に中身も負けていない。

帰ったらあの馬鹿(提督)に無駄遣いを止めるよう説教して鎮守府をもう少しよくしてもいいな。

明日にでも他にもあいつらの土産話にもっと色んな処を回ってみよう

そんなことを思いながら私は眠りについた。




わりと課題などで投稿テンポが変わる作品であります。

いつかは帰れたらと博麗神社を眺めてる長月、帰れるといいですね。
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