寺というわりには面白い場所です
文章作成能力はお察しですが適当に読んでくれたらと
私達は墓を通り抜け道を進み命蓮寺へとたどり着いた。
辺りを見回せば私達の他にも訪れている人々はいる。
少女「こんにちは!」
辺りをぼーっと見ていると元気のいい声が勢い良く耳に入る
長月「あ・・ああ、こんにちは」
川内「こんにちは、響子」
響子というのがこの子の名前らしい。よくみれば獣のような耳がある。妖怪だろう
響子「ぬえさんか村紗さんに会いに来たんですか?」
川内「いや、ちょっと聖に聞きたいことがあるんだ。」
長月「この子は?」
川内「この子は山彦の響子・・・上の名前なんだっけ」
響子「幽谷(かそだに)です。」
長月「ほう、山彦には耳があるのか。元気も良くてなかなか可愛い妖怪だな」
響子「あなたもなかなか可愛いですよ、ですが人里で見たことがないですね」
川内「私の仲間だよ、最近こっちにきて帰るまでに色々回ってるんだ」
響子「なら後で皆さんを呼んでおきますね。」
川内「今聖はいないの?」響子「酔っぱらいの禁酒修行をやっているって聞いてます」
ばっちり捕まり更生中のようだ
響子「とりあえず中も見ていって下さい!ご本尊の開帳中です!」
手を振り私達を見送る。
川内「さて、他のメンバー探してみようか」
長月「ご本尊はどうした」
川内「あんまり興味ないなあ。噂じゃ地味な価値のよくわからない像らしいし」
派手なのはそうそうないだろうに
長月「まあ、私も理解するには難しいだろうしな」
ご本尊は置いておいて川内に続いていると
長月「そういえば手を洗ってなかったな。今からでも洗っておこう」
川内「服あまり汚さないでねー」
長月「子供扱いするな!」
見た目で否定はできないのが悲しいが
長月「まったく・・・」
私は柄杓で手を洗う、冷たい水が気持ちがいい。
しかしいきなり引き寄せられたかのように水に顔をつけてしまう。
長月「はぁ・・・なんだ!?」
少女「あはははは、ごめんごめん」
振り返り声の主を見る
長月「お前は・・・木曽!?」
村紗「またその名前ね、そんなにその人に似てるのかな?だけど私は村紗水蜜」他人の空似か・・・まあ、よくみれば眼帯もないし雰囲気が明るい
川内「あ、やっぱり村紗か」
川内がやってくる・・・やっぱり?
村紗「や、川内。普通の村娘に見えるけどやっぱりこの娘も艦むす?つい軽いイタズラやっちゃったけど」
長月「まあ、私の仲間ではないことはわかった。しかし何をするんだ」村紗「ごめんね、私船幽霊なんだ。昔と今は違うけれど船を久し振りに見るとついね」
川内「昔は沈ませて仲間を増やすようにしてたし、能力も船を沈める程度の能力だしね。」
ある意味今までで一番恐ろしい能力だ、どの程度かはわからないが、我々の天敵と言えるかもしれない。
戦いで散るなら本望だがそんなわけのわからない沈み方はごめんだ。川内「始めは私もびっくりしたけど話も上手いしわりといいやつだよ」
長月「ううむ・・・」
仲間とそっくりだが中身は全くの別物、そして船を沈める能力。どうにも普通に接しづらい
村紗「まあ、そのうち慣れてよ、川内は3回目で慣れたからね」
長月「努力しよう」
川内「そういえば村紗は新聞に載ってた人里の酔っぱらいってどうなると思う?」
村紗「さあどうだろうね、賭ける?」
ニヤリと笑い川内もそれにニヤリと返す。
川内「禁酒失敗に10」
村紗「なら私は聖の修行を信じて成功に12」
川内「長月は?」
長月「せっかくもらったの路銀をそんな賭けに使えるか。不誠実だろう」
村紗「固いねえ・・・川内と一緒ってことは元はあの吸血鬼?」
長月「そうだ」
村紗「なら私もあまり言えないかなあ、レミリアならむしろ使えって言いそうだけどメイドがこわい」
川内「あ、村紗でもやっぱり咲夜は一筋縄にはいかないんだ」
村紗「長月も聞いといて損はないよ、幻想郷の人間っていうのは8割は普通の人間だ、肉食妖怪のエサにだって運が悪かったらなる」
長月「残り二割は?」
村紗「人の皮をかぶった何かだよ。」
ひどい言い様だ
川内「本人の前じゃ絶対言えないけどね」
その後雑談で盛り上るがどうも混じりにくい。
それに気付いたか
村紗「私に慣れない内は他の仲間に会ったらどうかな?多分ぶらついてたら誰かに会えるよ」
苦手なものから逃げるようで何となく癪ではあるが、ここは提案を受け取ろう
長月「ああ、そうさせてもらおう」
川内「また後でね」
うろうろと寺をぶらついてみると誰かいたにはいたが皆忙しそうだった。
そして寺のはずれまできてしまう
長月「ふう・・・」
腰を石に下ろし一息つく、はきなれない草鞋で足が疲れた。
「お疲れじゃな」
後ろから声がし振り返れば二人の妖怪がいた
一人は三ツ又の槍を持ちふよふよと浮かぶ少女と丸眼鏡をかけ、己の身体より大きな狸の尾をもつ女がいた。
長月「ああ、少し足が疲れてな。お前達はこの寺の妖怪か?」
ぬえ「私はぬえ。お前達こそなんなんだ?」
長月「私は艦むすという者の長月だ、少しこの幻想郷に滞在している」
女「長月、まだ気がつかぬか?」
にやにやと面白げに女が聞いてくる・・・??
ぬえ「だからいったじゃない、あの巫女でも気がつかなかったんならこいつには無理だって」
長月「おい、何の話だ。」
わけのわからない話を問いかけると女はくるくるとその場で前に回転し飛び上がる地に再び着く前の一瞬であったが私は見逃さなかった
長月「お前は・・・、たしかあの貸本屋に案内した・・・」
マミゾウ「佐渡の二つ岩じゃ、久し振りじゃないか、長月」
長月「私も鈍ったか・・・しかしまだ5日とたっていないぞ」
マミゾウ「些細な事だろう。そんなことよりあの酔っぱらいの件で来たんじゃろう?」
長月「さすがに仲間だとわかるか」
マミゾウ「わかりやすいからの。あいにくじゃがしばらくは逃れられんぞい」
長月「何故だ?」
ぬえ「禁酒するには幻想郷は誘惑が多い、聖が真面目な性格だからとか色々と早く開放されるための悪条件が揃ってる」
マミゾウ「それにあやつの性格を考えればそばに酒があれば手が出やすいじゃろうしな」
長月「今理解した。しかしとりあえず会っておきたい、いつ頃帰る?」
ぬえ「夕方じゃない?」
長月「しばらく時間があるな・・・」
ぬえ「なら私の質問に答えようか、お前達は何者だ?」
長月「だから私達は」
マミゾウ「艦むすという存在は外の世界にないぞ」
長月「は?」
マミゾウ「駆逐艦長月はある、軽巡川内もある、しかし人の形をしておらん。人間ならまだそういうおかしなやつとも思えるが、お主らは明らかな人外じゃろう?」
嘘は言ってるように見えない。しかし私も嘘は言っていない。
ぬえ「まあ、別に害さえなけりゃ何でもいいけどさ」
私の反応から得るものがないと判断したのか引き下がる
マミゾウ「はてさてお主はどこから来たのか、このまま一方通行の表の世界に出してここじゃないではすまんぞ。」
長月「もしこのまま間違えた世界に出れば帰ることのできない別世界で当てもなくなる。ならどうすればいい」
ぬえ「私達がそこまで知ってるわけないじゃん、そっちの故郷知ってるのはそっちだけなんだから」
ごもっとも長月「しかし、私にも手がかりがない・・・」
マミゾウ「手がかりが無いならばどうするか」
長月「待つかさがしにいくかだな、そして私は待つよりも動く性格だ。」
ぬえ「ならお前らの中で見落としがないかわかるやつがいる」
長月「誰だ?」
ぬえ「古明地さとりっていうやつさ、神様相手でも遠慮なく心が読めるやつ。引きこもってるけど多分頼みは聞いてくれる」
マミゾウ「わしは推奨せん、地底は冗談じゃすまん可能性があるぞ、ぬえ」
長月「いや、貴重な手がかりだ。それにもし他に道がないならどのみち避けては通れない。」
マミゾウ「もう一人もっといいのがいるだろうに、あの賢者殿を忘れたか」
長月「賢者?パチュリーのことか?」
マミゾウ「あれも相当なものだが、この幻想郷には更に上がいる」
長月「あれだけの本を読み続ける者以上のやつがいるとはな」
ぬえ「でもどこにいるかわからないし、寝てることも多いんじゃない?それに幻想郷を何よりも優先するよ、あいつは」
長月「不確実だが安全を求めるか、確実だが危険があるか。どうするべきか」
マミゾウ「まあ、考えるがよい、そろそろ日も暮れてきた。」
コロッとにこにことした笑顔に変わる。この何事もないような変わりようが狸らしいと言えばらしいが
そして寺の向こうで爆音と水の音が聞こえた
ぬえ「私は修行中、何も知らないね」
マミゾウ「誰かとめるじゃろう」
長月「何を悠長なことを言っている。行くぞ!」
ぬえ「なんでそんなに真面目なんだ、このくらい日常茶飯事なのに」
マミゾウ「まあ、行くなら流れ弾には気を付けてな」
こいつらは駄目だ、動く気がない
私はいそいで今も続く音の方へと走る
行った方は紅楼夢お疲れ様です
本日の台風19号で予定狂った方々もお疲れ様です
いつかマリサ辺りを艦これワールドにぶちこんでみたいなとか妄想したり
こんなものでも読んでくれた人々に感謝してます