だから適当に読まれると私が喜びます
命蓮寺で風呂に行くまで
食事が始まった
食事は贅沢な紅魔館とは対照的に全体的に質素なものであった。
私の前にある鋼材の量も少な目である。私は駆逐だから少食だが、改造を受けていた隼鷹には必要最低限といったところか。
試しに見回せば不満を少なからず持っているのは隼鷹だけのようだ。
聖「あまり贅沢なもてなしはできませんが、何か欲しいものがあれば言うだけいってみてください」
長月「いや、私は少食だからこれで充分だ。ここにいるのが皆なのか?」
聖「あと三人ほどいますよ、ナズーリンという鼠の妖怪と最近ぬえが外の世界から連れてきたマミゾウさんと一輪ですね」
星「ナズーリンは私の従者でありますが必ずしも命蓮寺にいるわけではないのです。また会えるかとは思いますが」
ぬえ「マミゾウは多分今頃野良妖怪狸達の世話だろうね」
村紗「一輪っていうフード被った地味なのもいつもはいるよ」
長月「忙しそうだな」
隼鷹「最近宗教が流行って流行後も信徒が一部残ったらしいしねえ」
長月「宗教か・・・一番大切な博麗神社があるがそっちとは衝突とかないのか」
聖「まあ、あのときは何度か彼女と闘いもしましたが、彼女からどこかに動くのはは異変の時くらいですね」
長月「わりと狭い幻想郷だが複数の宗教が同居できるものなんだな」
隼鷹「まー、ここが平和な世界だからねえ、少し平和すぎるみたいに見えるけど」
やがて食事が終わる。
聖「それではまた明日」
早い・・・
食事をした部屋から出ると村紗がいた。
村紗「ちょっと物足りないでしょ?お風呂入った後みんなで集まるよ長月も来なよ」
秘密の集まりのようだ。私も秘密の集まりについては理解してるつもりだ。
長月「わかった。乗ろうじゃないか」
村紗「話がわかるね、それじゃ風呂には迎えにいくよ、そのままの足で集まるから」
長月「わかった。楽しみにしてるぞ」
その後私は部屋に戻り迎えがくるまで休むことにした静かだ・・・畳の上に寝転がり虫の声を聴いたりしてみた。い草の香りが心地いい、そういえば家具屋に畳があったな、味気ない着任の時のままの床を替えよう。壁紙も古くなってきているし一緒に買うとしよう。
そのためにも遠征を効果的に行い提督の財布の紐を握っとおかなければ・・・
私は帰った後の鎮守府に思いを馳せていた。
現代とずれた時間にいるように思える幻想郷だが思いの外退屈に過ごす時間というものがない。
そんな中にたまにある空いた時間を私は鎮守府のことばかりを想う。私はホームシックの子供のようにはならないが帰りたがっているみたいだ。
しかしどこに行くかわからない今はまだうかつに帰るわけにはいかない。
必ず帰ってみせる、そのためにも私は今と向き合うべきだ
ふと私は自分のある種の弱さを感じ自身を奮い立たせる。
長月「幻想郷に受け入れられ順応した川内は強かったのかもな・・・」
私は一人言をこぼす
いかんな、周りが急に変わるとアイデンティティが揺さぶられている。
隼鷹の奴はどうだろうか?今度相談してみよう。
内省をしていると誰かが廊下を歩いてくる音が聞こえた
響子「こんばんわ」
部屋の前で挨拶された
長月「迎えか?」
響子「はい。村紗さんの代わりに迎えにきました」
こいつは夜になっても明るく元気な奴だ。しかし今の私にはささやかな活力になる。
長月「よし、行くか!」
ただ風呂へ行くだけだが明るい声につられてつい気合いを入れてしまう。
そして私は響子の後に続き風呂場へと行った
次回は秘密の集まりへ。風呂って書くようなことがないんだ・・・