長月幻想記   作:珠子玉

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今回は長月が命蓮寺で目を覚まして二日酔い状態で支度をするまでだけの話です

そんなつまらない話でよければどうぞ本編へ


命蓮寺・朝

目を覚ませば鳥の鳴き声とい草の匂いがした。いつの間にか部屋で寝ていたらしい。

・・・途中から全く記憶がない。

それに身体が気だるく頭も痛い。二日酔いだな長月「ああくそ、調子にのったか・・・」

川内「おはよー!」

スパーンと障子が開かれ、無駄に元気のいい声が部屋と二日酔いの私の頭に響く。

長月「元気だな、私の知るお前は朝はうだうだしてた筈だぞ。」

川内「そっちこそ、朝からしっかりしてるんじゃなかったの?」

長月「昨日調子にのって村紗と呑み比べをやってな・・・」

川内「ちぇー、つまんないなー」

長月「何がだ?」

川内「ここで何かやらかしたら面白かったのに」

長月「そこまで呑まれはしないさ」

川内「ま、とりあえず朝ご飯食べに行くよ」

長月「ああ・・・」

いつもならこういった時には布団をあげるが朝を食べたらまた布団に倒れるかもしれない。このままにしておこうか

 

〜艦むす移動中〜

聖「おはようございます、よく眠れましたか?」長月「ああ、休めたよ」

善意の笑顔に対して自身の過失で返しにくい・・・

私は二日酔いを表に出さずに答えた

他の皆を見回せば皆何事もなかったかのように席についている・・・アルコールの化け物かこいつらは

その後昨日の夕食より質素な朝食の時間が昨日と同じように流れた

 

〜艦むす食事中〜

 

長月「・・・朝からなんだこの疲れは」

朝食の後に私は部屋の布団に倒れこむ。

命蓮寺の質素な朝食がありがたかった。

ぬえ「やっぱりへばってる」

いつの間にかぬえがにやにやと立っていた

長月「笑うな・・・何のようだ」

ぬえ「大事なことを伝えにきてやったんだ」

長月「ああ・・・どっちが勝った?」

今の大事なことといえばこれしかない

ぬえ「引き分けだよ、最後にお互いぐっと杯をあおって二人同時にバタン。」

長月「決着つかずか・・・」ぬえ「相当頑張ってただろ、お前。適当なとこで止めればいいのにさ。」

ごもっともだ、だが

長月「負けたくなくてついな。私の世界では私自身のためにも、仲間を守るためにも負けるわけにはいかないんだ。」

ぬえ「ほんとに私が見た表の世界とは離れてるな、そんな戦いなんて何処にもなかったのにな」

長月「だが我々の世界には新たな形の仲間や上司がいる。他の世界がどうだろうと我々は我々だ」

ぬえ「そうだね、私も実はそこまで興味ない」

長月「おい」

ぬえ「そんなジトッと睨まないでよ。ほら、そんなことより布団あげて」

長月「ああ、洗濯とかあるのか」ぬえ「そうそう、めんどくさいけどやっとかないとうるさいからさっさとやりたいんだ」

長月「川内のやつはどこにいる?」

ぬえ「あいつは門で待ってるよ。響子と仲良くしゃべってるんじゃない」

そうしつぬえは布団を持ってさがる

待ってるなら早く行かなくては・・・頭が回らず悪いことをした

私は身を整えて門へと向かった




次は命蓮寺の門から人里へ出発するまで
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