長月幻想記   作:珠子玉

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穴〜地底まで

いつもの如く適当に読んでいただけたらと



地底到着

我々は幻想郷にぽっかり空いた穴をお燐の小さな手押し車に土嚢のように積まれながら降りる。

長月「かなり深いな・・・」お燐「地底は切り捨てられた地獄なんだ、そのせいかもね」

隼鷹「へ〜地獄なんてあったんだねえ」

川内「吸血鬼も鬼も化け物のような巫女がいたり神がいるのに今更だね」

隼鷹「そういやそうか」

お燐「地上の人間は地底を恐れているけど愉快で楽しいところさ、お姉さんも気に入ってくれると思うよ。」

長月「暗い地の底なのに愉快で楽しいとは、面白いな」

お燐「いやいや、地底は物理的にも明るい所だよ!提灯とかで照らされてるし、ちょうど今日生きる太陽みたいなあたいの親友も帰ってきてるし」

長月「(某テニスプレイヤーみたいなやつかな)確かにそれは明るいな、しかしそいつは暑くなりそうなやつだな。」

お燐「まあ、確かに熱いってもんじゃないくらいだけど。常に熱いわけじゃないよ」

長月「テンションの落差があるのか?」

お燐「一応ハイテンションブレードなんて名前の技もあるけど、仕事もあるからテンションとかあんまり関係ないかな」

長月「暑くなることが仕事なのか・・・そいつは芸人か何かか?」

お燐「あいつのは芸じゃすまないよ?」

長月「芸じゃすまないくらい暑くなる奴か・・・面白い奴だ、会うのが楽しみになってきた」

お燐「そいつはあいつも喜ぶよ」

川内「んー」

隼鷹「どしたの」

川内「上の会話が何か噛み合ってない気がするんだよねえ、なんだろ」

隼鷹「さあ?あたしはわかんない」

長月「ところでおう!?」ところでお燐と言おうとしたら急に何かが引っ掛かり吊られる。

お燐「あれ、お姉さんも飛べたんだ」

隼鷹「一人だけずるいなあ、あたしにも後で教えてよ」

川内「よく見てあげようよ、何かに吊られてる。」

お燐「あー、こりゃあ土蜘蛛の糸かな」

隼鷹「あたしが名前は聞いたことあるくらいだし結構有名どころじゃない?始めからえらいのに当たるもんだよ」

川内「後病原菌だったか疫病だったか忘れたけどそれも操れるらしいよ」

隼鷹「そりゃこわい」

お燐「たまに地上に家作りにいったりするらしいし、いいとこもちゃんとあるんだからそっち見てくれなきゃ」

長月「おい、そろそろ助けてくれないか」

蜘蛛の糸にぶらーんとぶら下がり続けるのもいつ切れるか解らず恐ろしい

お燐「しょうがないねえ」

 

お燐「お、あれは。おーいヤマメー」

ヤマメ「あれ、古明地んとこの火車じゃないか、どうしたの?」

お燐「地上からのお客さんを運んでるんだ、さっきあんたの糸に引っ掛かったけど」

ヤマメ「そりゃあついてない。珍しい地底のお客さん方、ここから先は旧地獄の地底さ。地上とはまた違う味があるからゆっくりしていきなよ。私からお客さんが来たってみんなに言っとくからさ」

そう言うと側にいた桶に入った少女を抱え落ちていく

長月「あれが土蜘蛛か?」お燐「そうだよ、そしてこっから先は少し覚悟しといたほうがいいかも」

隼鷹「歓迎って言いながら襲って来るとか?」

お燐「絡まれることもあるだろうけど・・・地底は地上程上品にお酒を呑みやしないんだよ」

長月「また酒か・・・」

川内「まあ、地底は地上より遥かに広い世界だけどやっぱり幻想郷ってことだね。」

隼鷹「また長月の呑みっぷり見てみたいなー」

川内「何それ、私も見てみたいなー」

長月「二人してねだるような目でこっちを見るな!」

お燐「仲いいねえ、お姉さん達」

 

 

お燐「到着、ようこそ地底旧都へ」

かなり潜った先には提灯や店の灯りに照らされた町があった。

暗い地底だからこそその活力のある明るさは際立ち魅力的に感じる。

お燐「あたいは先に行ってるから、地底観光楽しんでってよ。あたいのご主人様は地底の中央の館にいるから」

私達を降ろしお燐は飛んでいく

川内「これで先行かないと帰れなくなっちゃったね。頑張ろう!長月」

隼鷹「なんとかなるなる、介抱はあたしに任せなって!」

どうやら二人の中では私が酒を呑むのは確定事項らしい長月「川内がいったらどうだ?暗い場所での戦いは好きだろう?」

川内「わかってないなあ。ただ暗いのと夜戦は全く別物だって。」

長月「まあ、わかってはいたがな」

さて、どんな歓迎にしろ少しは手加減してくれたらいいのだが




次回地底旧都

前書き後書きって何書けばいいのかわからない今日この頃
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