訳あり荘   作:にわtyan

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キヴォトスにこういうのたってたらおもしろそうだなって思って書いた
後悔はない


クロコの場合

「ふぁあ〜、もう朝か…」

カーテンの隙間から入ってくる太陽の光で起き、俺はつぶやいた

「ったく、外が眩しいせいで早起きしちまったよ…」

ぶつぶつ文句を垂れながらも俺は朝の支度を済ませていく

「早く起きちまったもんは仕方ねえし、外の掃除でもするか」

 

 

 

 

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時刻は朝5時

あの後飯や髪の毛の整えなどを済ませた俺は

外の掃除を行なっていた

そうしていると誰かが荘から出てきた

「ん、おはようヒビノ」

と挨拶をしてくれたこの子はクロコちゃん

最近この訳あり荘で暮らし始めた住民さんだ

「おはよークロコちゃん、いつもこの時間帯に出てたんだ」

「ヒビノが起きるのが遅いだけ」

「それもあるかも…」

痛いところついてくるなー

「ところで、こんな時間帯にどこ行くの?まだ店はどこも空いてないと思うけど…」

「ん、廃品回収」

こんな朝から廃品回収なんて…

めっちゃいい子だなこの子

「はぁ…クロコちゃんはいい子だなぁ、俺もクロコちゃんみたいな子が家にきてくれればなぁ…」

その瞬間クロコちゃんの俺を見る目が優しいものから獣みたいな目に変わった

「あれ?どうしたのクロコちゃん」

「…ヒビノ、それ絶対私以外の前で言わないようにしてね」

「う、うん」

なんかちょっと怖いな…無自覚のうちに失言しちゃったのかな…?

「あと」

「はっ、はい」

「私も今日からヒビノの部屋に住むから

よろしくね、ヒビノ」

「えっ、まあ大丈夫だけど…

クロコちゃんは嫌じゃない?」

「ん、全然」

「そ、そっか…」

なんかよくわからないけど一緒に住むことになった

まあ同じアパートに住んでるし、俺の部屋で住みにくさを感じたら自然に自分の部屋に戻っていくだろう

「ん、じゃあまた夜」

「頑張ってきてね」

「うん、ヒビノも掃除頑張って」

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その日の夜

「ん、ここがヒビノの部屋」

「そうだよ、何もないけどゆっくりしていってね」

「ん、お言葉に甘えて」

そう言うとクロコちゃんは俺の隣に座って腕を組んできた

「あ、あのクロコちゃん」

「どうしたのヒビノ」

「こう…腕を組まれるとちょっと動きにくいんだけど…」

「…ヒビノが悪い」

「俺ぇ!?」

「ん、ヒビノが嫌なら離す」

クロコちゃんは耳を下に下げ少ししょんぼりした顔で言った

いやそんな顔されて腕組むのやめてねなんて言えるわけないやん…

「まあしばらくはなんかするつもりはないし腕組んでても大丈夫だけど…」

「ありがとうヒビノ」

クロコちゃんは耳をピコピコ動かしながら嬉しそうにする

いや可愛すぎでしょ

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「そういえば、クロコちゃん俺の部屋に住むって言ってたけど

風呂はどうするの?」

「ん、問題ない、ここの使うから」

クロコちゃんってあまりそういうの気にしないタイプなのかな…?

「シャンプーとかは?自分の部屋から持ってきた方が…」

「ここの使えば大丈夫、ヒビノと同じなのは都合がいい」

都合がいい?

「そ、そっか…まあ問題ないなら大丈夫…」

「ヒビノは?」

「うん?」

「ヒビノは私がここに住むの迷惑だったり…」

「しないしない、大丈夫だって

何日でも住んでていいよ」

結構かっこつけた台詞を言うと

またクロコちゃんの目つきが獣のものに変わった

「ど、どうしたのクロコちゃん…?」

「ん、ヒビノを襲う」

その瞬間俺の体は押し倒されていた

「ちょ!?まずいって、クロコちゃん!」

「大丈夫、私に任せて」

「任せる任せないの問題じゃないよこれは!?」

 




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