神父グレも交換して、血鬼人格は全部揃いました…室長ドンキの火力がエグい事になってる
単純にマッチ勝負が強過ぎる、相手に出血溜まってたら絶対負けないやんこんなの……しかもスキル2は加重値まで増えるし
スキル3の変化後に至っては全部破壊不能コインだし、何この頭悪い性能
ではほんへどうぞ
『ここから3km南東に向かえ、そこはまだ治安局が配備されてない…だが急げ、そんなに猶予は無い』
「分かってる、ここには優秀な班長が居るからな…モタモタしてると手遅れになる」
『あのエリートか……全く、近くにはあまり居て欲しくない存在だな』
「一応、一般市民である俺達を守ってくれてるんだ…文句なんて言うもんじゃない」
『自分で自分を守れる奴が何を言ってるんだ……不味い、早くしろ』
「流石に早いねぇ…」
これでも結構本気で走ってるんだけども……チッ、少し遅かったか
路地からホロウへ入れると思ったが…今、治安局員が丁度来た様だな……やっぱ俺はタイミングってのに愛されてない様だ
ホラ吹いたローランには今度酒でも……いや、俺が奢ってやるか…嫁さんが巻き込まれてる訳だし
「どうする爪、まだ治安局が居ない所はないのか」
『生憎と、その場所が最後だ……さて、どうしたものか』
「……黒いのは入れたのか」
『ああ、お前よりも近くに居たからな…アイツ一人でも問題無いとは思うが……』
「悪いな、俺も行かせてもらう……致し方ない、ここは強行突破と行こうか」
『治安局とは事を構えない、と言っていた奴の言葉とは思えんな』
うるせえ、アンジェリカとローランの仲は俺が護らねばならんのだ
その為ならば治安局だろうが運命だろうが乗り越えてやる……見てろよプロムン、貴様らの
「……ん?ここから先は立ち入り禁止ですよ、危険ですので避難を…」
「悪いが押し通らせてもらうぞ」
「な、何を…ッ!?」
「オイ何をするつもりだ!!止まれ!」
「班長はもう来てるのか!クソっ、て言うか足速すぎるだろ…!?」
俺の前に道を塞ぐように治安官が出てきた…ので、ゴミ袋が溜まっている方へ背負い投げして放る
そして一気にホロウへと走り出す
『……なっ、クソッ…もっと速く走れ!そこには…!』
「どうした爪、何をそんなに焦って……」
「止まりなさい!ここから先は立ち入り禁……ゲ、ゲブラーさん!?」
「うわっ……本当にタイミング最悪過ぎだろオイ、やっぱ黒いのに奢ってもらわないと割に合わないぞ」
サプレッサーを構えながら俺の前に立ち塞がるのは…治安官のエリート、関わった事件の未解決率は脅威の0%……そう、朱鳶さんです
足を止めて朱鳶と向かい合う、まさかここに居るとは
「な、何をして…いえ、それよりこの先はホロウです…危険ですので避難して下さい」
「……それがそうもいかなくてな」
「もしや、中にお知り合いが?」
「ああ、そんな感じだよ」
「焦る気持ちも十分理解できます…ですがここは私達、治安局に任せて下さい」
「俺のエーテル耐性は標準より遥かに高い、そう簡単に侵食されん……裁くなら全てが終わった後、好きなだけ裁け」
「エーテル耐性が高くとも貴方は一市民です、私達が守らなければならいのは貴方達なんです…ですから落ち着いて、ここから離れて下さい」
まあ言葉で言っても引かないのは当たり前か…向こうは治安局、こっちは一応だが一市民でしかない
エーテル耐性が高かろうと、エーテリアスに襲われれば手も足も出ないのが一般人
『……エーテル耐性が高いのは防具だけだろ、まさかとは思うがお前…無茶はするなよ』
おっと、爪の方は気が付いてるみたいだな……そう、俺自身のエーテル耐性はさして高くない
『赤い霧』防具の耐性が天元突破しているのであって、俺が生身でホロウに入ればすぐに侵食が始まるだろう
……だが、今俺の手元には希釈された『再生アンプル』がある…これが何を意味するか
「朱鳶さん…俺は運命を乗り越え、巡り合わせを蹴り飛ばさねばならない」
「な、何を言っているんですか…?まずは落ち着いて下さい、お知り合いが巻き込まれて気が立つのは分かりますが…」
「その為ならば、俺は世の正義だろうと押し潰す」
一瞬、朱鳶の腕を掴み腹へ掌を当てる……そのまま後ろへ思いっ切り放り出す
あの程度の高さ、朱鳶なら問題なく着地するだろう…不意打ちする様で心が痛いが、誉は図書館で死んだ
「なっ…!?ま、待って下さい!ゲブラーさん!!」
「は、班長が…!!止めろ!」
「終わったらちゃんと自首しに行くから、今だけは見逃してくれ」
ホロウ内へと駆け込み、路地裏へと走り出す……身体の所々からエーテルの結晶が出始め、侵食が始まる
まだ…まだ行ける、もう少し離れた場所まで……
『おい何してる!早くアンプルを使え!!』
「分かってるからちょっと黙ってろ爪…ッ」
入った場所からかなり離れた所まで走ってた……再生アンプルを打ち込み、エーテル侵食を完全に消してから『赤い霧』を纏う
あっぶねぇ……俺に黄金の精神がなければエーテリアスになってたな
『お前はッ……はぁ、よくもまあこんな事を思い付く』
「あの場で纏う訳にもいかないだろ、それに入ってすぐに着て治安官達に見つかるのも不味い…こうするしかないだろ?」
『それはそうだが……まあいい、黒い沈黙の場所まで飛ばすぞ』
「ああ、助かる」
B部署の特異点でローランの場所まで飛ばしてもらう
黒いスーツに黒い手袋、のっぺりとした黒い仮面を被った…『黒い沈黙』がそこに居た
手袋から次々と出てくる武器でエーテリアスを圧倒している……背後から飛びかかったティルヴィングを真っ二つにしながら合流する
「赤い旦那…!来てくれたのか!」
「同じ会社の同僚を助けるのは当たり前だろ、それよりアンジェリカの場所は分かってるのか」
「ああ、社長が凝視者で探してくれてな…今は無事だが、急がないとエーテリアス共に…!」
「それにアンジェリカ自身のエーテル耐性が高かろうと、お腹の子にどんな影響が出るか分からん……手早く救出するに超したことは無い」
ローランと共に走り出す……ローランも身体能力が異様に高く、俺の走りに普通に併走してくる
時々出てくるエーテリアスを斬り刻み、蹴り飛ばしながら進む
「アンジェリカ…!!」
「焦るなローラン、彼女もそこまでヤワではない……それに子を守る母とは、思ってる以上に強いもんだぞ」
「……そうだな、ありがとう赤い旦那」
「ここのホロウはまだ出来たばかりだ、沸いてくるエーテリアスもそこまで強くない…確実に進むとしよう」
「俺はアンタの同僚で良かったと心から思ってるよ……よし、気合いも入れ直したからさっさと行こうか!」
出てくるエーテリアスもティルヴィング、ハティくらいしか目につかない
……と思っていたら、デカイのが出てきたな…あれは確かファールバウティだったかな
「小さいのだけかと思っていたが、デカイのも居る様だな」
「雑魚も引連れてご登場みたいだぜ……まとめて、ってのは少し辛いかもな」
「ローラン、小さいのを任せるぞ…俺はデカイのを斬る」
「了解、雑魚掃討は任せとけ!」
ファールバウティ、実際に見ると結構デカイな…ゲーム画面だけじゃ伝わらない迫力ってやつかな
そんな事を言ってる場合じゃないな、さっさと片付けないと
迫り来るファールバウティの拳をミミックで弾き、回し蹴りを胴体へ打ち込み吹っ飛ばす
「この身体マジで何でもありだな…鍛えれば鍛えた分強くなるとか、スポンジかよ」
「うおっ!あの巨体を蹴りで吹っ飛ばすのかよ…流石だな赤い旦那」
「余所見の片手間でエーテリアスを処理する奴に言われてもな」
「俺なんてまだまだだよ」
飛びかかるティルヴィング二匹をメイスで叩き潰し、もう一匹を手斧で斬り飛ばす
その後ろから駆け出てくるハティを持ち替えたショットガンで撃ち抜き、横から迫るゴブリンを大剣で一刀両断
流石は黒沈、対応力が違ぇや
「そう言う赤い旦那も!俺の方を見ながらデカブツに対応してるじゃねぇかよ!」
「まあコッチは一匹しか居ないからな」
「いや、そう言う問題じゃないと思うが……相変わらず規格外な戦闘力してんな」
俺もそろそろ真面目にやろう……上から落ちてくる拳をミミックで弾く、飛び上がりながら顔の部分に蹴りをぶち込む
後ろによろけながら体勢を崩したところに駆け込み、横に大きくミミックを薙ぎ払う……ファールバウティの腕ごと、上下を分断してやった
「い、一撃……」
「片付いたなら急ぐぞ、ローラン」
「あ、ああ…相変わらずバケモンだな」
「聞こえてんぞ」
「ああいや!別に悪気がある訳じゃなくてだな…!」
「分かってる、さっさと行くぞ」
凝視者が見つけ出したアンジェリカの位置まであと少し……この辺はエーテリアスも少ないな
……お、やっと見つけたぞ
「アンジェリカ!!」
「ローラン!?何故ここに居るんですか!」
「当たり前だろ…!俺は…君が居なくなったら、生きていける自信なんてないんだぞ……」
「ローラン……ゲブラー、貴方も来てくれたんですね」
「ああ、久し振りだな…祝儀が遅くなったが、これが終わったらちゃんと贈ろう」
後ろで巨大な何かが落ちる音が響く
何だ…この出来たばかりの小さいホロウに、そんな大物が出てくるとも思えないが……そこまでして巡り合わせたいか
「……
「クソっ!ここまで来て…!」
「凝視者、何をしてるさっさと連れて行け」
「お、おい赤い旦那!?まさか一人で…!」
ノイズが走るように掻き消える二人、本社に行けば最悪出産も出来る施設はある
何よりビナー様という最強の守り手が居る、部署部隊も居るし某シェルター並に安全だろう…あっちは意味合いがちょっと違うけど
「さて、少し力試しと行こうか……何だ、現地に出てくるとは珍しいな」
「俺も少しは身体を動かしておかないとな…お前一人でも十分だろうが、八つ当たり相手が欲しかったところだ」
「ああ、そう言う事ね…ホロウ災害は自然現象、八つ当たりするならエーテリアスくらいにしか出来ないか……」
「久し振りの共闘だな……あまり引っ掻き回すなよ、手加減してくれ」
「どの口が言ってんだ」
ブッチャーが咆哮を上げると共に駆け出す、爪は『血清R』を使って俺より早くブッチャーの裏へと回り込んだ
背後からブッチャーを殴り前方に倒れ込ませる、俺が倒れるブッチャーを殴り上げて後ろへ仰け反らせ…上から爪が更に殴る
ブッチャーは地面へと叩き付けられ、周囲の地面が割れて盛り上がる
「この程度か」
「まさか、そんな訳無いだろ…調査協会が返り討ちにされた相手だぞ」
「そうだったのか…ふむ、存外にタフな様だな」
立ち上がり、背中から追加の腕が二本生えてくる……もう第二形態ですか、早くない?
四本の腕を使って地面を叩きながら前進してくる…爪は『血清W』を使い、次元へ潜り込んだ
俺は迫る四つ腕をミミックで捌く…攻撃が止まった瞬間、腕二本を斬り上げて吹っ飛ばし…上空の亀裂から現れた爪が反対側の腕二本を斬り飛ばす
「所詮はエーテリアス、読み易い動きだ」
「まあ結局、動物みたいなものだ…思ったより早い決着だったな」
「ではさっさと片すか」
腕を再生させようとしているブッチャーへ、3血清を使った爪の斬撃とミミックの斬撃が放たれる
クロス状に放たれた斬撃をノーガードで受けた身体は、四等分に斬り離された…その後は粒子となって消えて行く
「そう言えば、アンジェリカの容態はどうだ」
「問題は無い……何?それは本当か?」
「どうした」
「……本社から連絡だ、緊張が解けた所為かどうかは分からないが…陣痛が来た」
「……マジ?」
そんなタイミングある…?まあ本社なら何の問題も無いだろうけど、寧ろ病院よりも確実なまである
それにローランも近くに居る……見たかプロムン、俺は運命を乗り越えたぞ…筋書きを蹴り飛ばしてやったぞ
「一先ずは俺達も本社に戻るか」
「そうだな…このホロウもあの大型が消滅したならば、消えるだろう…ここに居る意味も無い」
「調査員や治安局が来る前に撤収するのが良いだろう」
爪の『血清W』を使って本社まで戻って来た、ビナー様が社長室から珍しく出ていた
ミシェルに聞いたところ、アンジェリカの所へ行ったそう…俺と爪もミシェルを連れてビナー様の所へと向かった
「おや、来たかい」
「それでどうなんだ」
「まだ終わってないよ…彼ならそこに居る」
「今は話し掛けるタイミングじゃない、それどころじゃないんだろうし」
「察しの善い子だね」
はぁ……アンジェリカの出産もそうなんだが、俺この後ちゃんと治安局行かないとな…
お縄になったらB部署の特異点で脱獄でもしようかな……正式に犯罪者となったらもう気にする事も無くなるし
正式な犯罪者ってなんですか…?(哲学)
あ、第一子は無事に産まれました…良かったねローラン
生まれて良かった、二次創作くらい幸せにしてお呉よ
ロボトミー全然進められてねぇや、ポチから装備と武器抽出して満足したところで止まっとる
もっとALEPH欲しいな、WAWでも良いよ
何でこの間来たWAWが憎しみちゃんなのカナ……かわいいのは良いけど、処刑弾のない当施設では面倒以外の何物でもない
ではでは、またお会いしましょう