そりゃそうやろ、そもそも男主人公の時点で違うやん…て言うか二次創作に本物の赤い霧を求めるってなんですか(哲学)
そんな事言ってたら元ネタのある憑依系のキャラ全部に(大嘘)って書かなきゃいけないってことですかね、お門違い過ぎてちょっと笑っちゃうんすよね
様子の可笑しい低評価は共有するつもりなので、そのつもりで
ではほんへどうぞ
「そう言えば輸送って何運んでんだ」
「え?赤い旦那、知らないの…?」
「まあ俺の担当じゃないし、関わるとも思ってなかったからな」
「えぇ…上の役員でしょ赤い旦那って」
「んー……どうなんだろうな、確かに創立メンバーではあるけど何とも」
「へぇ〜」
ウサギチームの隊長と話しながら輸送トラックと並んで歩く
俺の立ち位置ってどうなんだろうな…ビナー様に誘われて設立メンバーにはなってるけど
基本的に自由行動だし、時たま来るビナー様からの仕事を熟すくらいだし
「これはアレだ、えーっとぉ〜…エ、エ…エー?何だっけ?」
「エーテルな、お前もちゃんと覚えてねぇじゃねぇかよ」
「だ、だって!アタシも護衛してるだけなんだもん!運送は『残響』が担当してるんだし!」
「えぇ…残響が担当してんの……?」
「赤い旦那ってあの人達の事、苦手なの?毎度そんな反応じゃん」
残響……そう、皆知ってる『残響楽団』
それがウチにも居るのだ…ビナー様が何かしらの研究序に強化人間を作ったらしい
まあこの世界もシリオンと言う人間以外の生物も存在しているから、そこまで違和感は無いのだが……
「ホント酷いんですよぉ!聞いてくださいよウサギさん!赤い人ったら私たちを見るなり溜め息吐くんですからぁ!」
「前見て運転しろオズワルド、頭ふっ飛ばすぞ」
「あんれまぁ…随分と嫌われちゃってますねぇ、そんなに皺を寄せてるとボールから落ちちゃいますよ?」
「顔見えてねぇだろ…別に嫌いな訳じゃない、仕事は出来るし早いから」
「これは吉報ですねぇ!てっきり私たち、赤い人からそっぽ向かれちゃってるのかと…見ていてくれるのならば笑顔は届けられそうですねぇ!」
単純にこの人達、全員が全員俺の知ってる残響楽団と全く同じ様に喋りかけてくるから調子狂う
前世の記憶の所為なのか、狂人共に話されると身体が反応して勝手に後退りしてしまう…図書館ほど狂ってないから良いんだけど
「と言うか、コイツらが輸送班なら護衛なんて要らないだろ」
「何を言いますか!私はこのトラックを運転するのに精一杯なんですよぉ!綱渡りしてる道化師にジャグリングをしろって言うんですかぁ!?」
「道化師ならそれくらいしろ、て言うか降りて戦えよ」
「そもそも私、そんなに戦闘向きじゃないんですよ…他の皆様と違って……」
「そんな落ち込むなよ、その辺の暴徒くらいなら余裕で伸せるだろ」
「これは嬉しいですねぇ!嬉し過ぎて爆発しちゃいそうですよ!」
「キモイ、前見て運転しろ」
「上げて落とすよな、赤い旦那って……」
赤と白のピエロ仮面がヒョコヒョコとトラックの窓から顔を出し、話しかけてくる
そう言えば何かビナー様が言ってた気がしたな、ホロウ内にも研究所を建てたって…そこへエーテルを送ってるのか
「……オズワルド、合図をしたらかっ飛ばせ」
「分かっていますよぉ、朱色の鳥さんと青いロボットさんですねぇ!」
「知ってるのか?」
「いんぇ?たまたま何かのチラシで見た事があるだけですよぉ…私からしてみれば、治安局なんて曲芸師の集まりですよ」
「そりゃ頼もしい限りだな」
「ですが私は笑わせるのは得意でも戦うのが得意ではありませんので!よろしくお願いしますね赤い人!」
ビナー様の作った強化人間は、殆ど人造人間と言っても過言では無い……何でこんな性格に設定したのやら
まあ見てて面白いから別に良いんだけどさ
「ウサギ、見えてるよな」
「当たり前…アタシらはどうする?」
「トラックの護衛を続けろ、二人しか居ないのなら俺一人で十分だ…どの道『凝視者』が観測してるんだろう」
「いざとなれば社長が来るか……愛されてんねぇ」
「そうかもな」
建造物の陰からこちらを偵察する様にしているのが二人…治安局の制服を着てるし、あのケツは見れば分かる
朱鳶と青衣だろうな
でっか……話が逸れたな、まあホロウ内でこんな事してれば探りが入るのは当然だな
「……よし、行け」
「おまかせあれ!道化師が走る時は歓声と拍手が鳴り響くものです!さぁウサギさんたち!盛り上げていきますよぉ!」
「黙って走らせろ、事故っても助けねぇからな」
「後は任せたぞ赤い旦那!」
トラックの窓から手を出し、何処からか取り出したパフパフラッパを鳴らしながらトラックをかっ飛ばす
ウサギ達は爆走するトラックと併走しながらこの場を去っていく…身体強化って凄いんやな、あれ90kmくらい出てるだろ
「さて、追い掛けなくていいのか?」
「……気が付いていたんですね」
「伊達にホロウ潜ってる訳じゃないからな、危機予測ってのは出来るんだ」
「あのトラックは何を積んでいるんですか、答えなさい」
銃を向けながらそう問いつめる朱鳶……何か青衣とアイコンタクト取ってるな
ははーん…?一人が攻撃して、その間にもう一人がトラックを追うってか
まあ研究所に辿り着けるかは知らないが、ここで抜かれるのも俺のメンツに関わる…しっかり相手しておかないとな
「まあ落ち着け、銃を向けられてちゃビビって話も出来やしねぇだろ?」
「速やかに投降しなさい、武器を捨てて両手を頭の後ろに」
「ああはい、最近のねーちゃんはキツいや……」
地面にミミックを突き刺し、腕を組む…にじり寄る朱鳶と後ろで構える青衣
さてどう出るかな……あの電気が出る如意棒みたいなの、Warp整理要員の武器みたいじゃない?
青衣が飛び出し、俺の方へと走る…その瞬間に朱鳶がトラックが走り去った方へと走り出す
「行け朱鳶!」
「頼みます!先輩!」
「まあ待ちなって、ゆっくりして行けよ」
「ぐっ…!?うわぁっ……!!」
電気棒を腕の鎧で受け、胸ぐらを掴んで地面に叩き落とし…脚力で朱鳶の真後ろまで飛び、襟を掴み青衣の方へと投げつける
「ここじゃ暴れずらいだろ、取っておきの舞台に案内してやる…動くなよ」
「な、何を……なっ!?」
「きゃぁっ……!?」
ミミックを手に取り赤いオーラを纏う、足元に『大切断・横』をブチかまして左右に亀裂を走らせる
すると地面は崩落し、下へと落ちて行く…元々ビルの基礎みたいな足場だったから、少し真っ二つにしてやれば崩れるんやねって
落ちた先は広間の様な場所
「ここなら心置き無く戦えるだろう……来な、お嬢さん方」
「くっ…!対象の鎮圧に移ります…!」
「気を抜くなよ…!」
朱鳶からの銃撃はミミックで弾き、青衣からの打撃は各部位の鎧で弾き飛ばす……その戦法で行こう
青衣が飛び上がり、上から叩きつける様に棒を振るう…左腕で受止め、朱鳶からの銃撃をミミックで弾く
「どうした、市民の安全を守る治安局員がこんなもんか?」
「なかなかどうして…手強いな」
「はい…情報に乗っていない人物です、普段はウサギの様なヘルメットを被った部隊が護衛していると聞いたのですが…」
「兵来れば将遠し、水来れば土掩す…今はやつをどうにかしなければな」
「話はもういいか…?来ないのならばこちらから行くぞ」
青衣の方へ一瞬で移動し、横薙にミミックを振るう…棒で防ぐが、その上から更に力をかけて吹っ飛ばす
YES脳筋、NOガード
朱鳶へは突きを放つ、マトリックスみたいに身体を後ろへ逸らしながらミミックを避け…翻りながら銃弾を放つ
銃弾を左手で防ぎ、宙に翻っている朱鳶の首元を掴み…地面に押さえつけ、ミミックの剣先を向ける
「いい柔軟性だな……だが、柔あらば断つのみ」
「こ、この…!」
「気を取られるな、赤いの」
背後から振り下ろされる棒をミミックで防ぎ、蹴りを一発……が、その脚を掴まれた
良い反応速度だ
「朱鳶…!!」
「覚悟しなさい…!!」
「おっと、これは予想外」
至近距離からのサプレッサーフルバースト、辺りがエーテル爆煙に飲まれる……衝撃がすごい(小並感)
受ける直前に後ろに飛んだから、それなりに緩和は出来たと思うんだがな
「全く無茶するな、今の距離だと自分も爆風に巻き込まれかねないだろうに」
「……これでもダメ、か…化け物だな」
「無傷、ですか……応援はまだ来ないんですか」
「もう少しだ…耐えるぞ」
「まあ全力を出して貰った訳だ…こちらも全力で返すのが礼儀ってものだろう……気張れよ、治安局員」
赤いオーラを纏い、青衣の方へ『突進』する…上からミミックを振るいながら前進し、棒で防いだ青衣を後方へとぶっ飛ばす
瓦礫にヒビを入れながらぶつかる…地面に伏せたが、動けないのか立てずにうつ伏せのままこちらを睨む
「先輩!!この…!!」
「感情的になるな、隙を晒すだけだぞ……『Good bye』」
朱鳶に向かって『突進』し、峰打ちで打撃を与えながら青衣と同じ様に後方へぶっ飛ばす
地面を転がりながら瓦礫の壁まで飛んでいく……さて、そろそろ良いかな
『聞こえるか、無事トラックは研究所へ到着した』
「そら良かったよ」
『もう撤収しても構わん…面倒なのに目をつけられていた様だな』
「ホロウ内を闊歩してれば治安局に目をつけられるのも当然だろう…俺は研究所へ向かえば良いのか」
『ああ、ここ最近で開発された『B部署』の特異点で移動させる』
ほう、あのブウンッ…みたいに消えるやつ?面白そうやん
でも実際『凝視者』の力って作中でも明らかになってないみたいやん、爪と調律者がアホみたいに強いのは言わずもがなだけど
『治安局の部隊が近付いてきているな…早々に移動するか』
「別に全員を捩じ伏せても構わんのだぞ」
『……はぁ、止めておけ…余計に面倒な事になるぞ』
「分かってるよ」
意識の飛んでいる朱鳶の襟首を掴み、青衣の近くへと持っていく……青衣は意識が残ってるか、流石は義体だな
この世界に『N社』があったら粛清パーティーだな……本当、狂った連中が多過ぎるだろプロムン
「ま…て……!!」
「そこで大人しく寝ておけ、直に部隊が来るだろう…その身体で無理をして俺を止められるとでも思ってるのか」
「そ、れでも……!」
「ほら、上司を置いておくぞ…俺はお暇させて貰う、次はお互い鉢合わせない事を願おうじゃないか」
青衣達を背にして歩き出すと、景色にノイズが走りブンッ…と機械的な音が鳴り、気が付けば見知らぬ建造物の近くだった
「あんれまぁ!思っていたより早いですねぇ!ウサギさんも飛び跳ねるスピードですねぇ!」
「お疲れさん、届け物は全部ちゃんと届け終わったか」
「勿論ですとも!これでも私、一番長くこの輸送係をやっているんですよぉ?泳ぎ慣れた人魚さんですらビックリしますよ!」
「そりゃ良かったな…」
「あれ?珍しいね、赤い君じゃないか…いらっしゃい、ゆっくりしていきなよ」
出たな青いキチガイ……まあこっちの世界じゃ壊れてないから、全然普通に話通じるけども
アンジェリカというトリガーになる存在も居ないし、捻れとかいう化け物も存在しないからな…トリガーになるものが軒並み無い
安心安全だね
「何でお前がいるんだ」
「あっはは、酷いなぁ…僕は輸送部署のリーダーだよ?輸送地点に居るのはそんなに不思議じゃないだろう?」
「……まあそうだな、他の連中はどうした」
「皆それぞれやりたい事をやってるよ、グレタは相変わらず食堂にいるみたい」
「ほう……暫く使ってないから知らなかったな」
「なら久し振りに行ってみると良いよ」
同じサメっ子でもここまで違うとはな
こっちのサメっ子はダウナークールで、あっちのサメっ子は肝っ玉母ちゃん……て言うかグレタの方はまんまサメじゃねぇかよ
「それで、この研究所ってどこの部署のだ」
「あれ?君は知らないの?」
「生憎と管轄外でな…態々ホロウに建ててまで何か研究する事があったのか」
「あれだよ、表立っては出来ないエーテル関連の研究さ…それこそ『L部署』や『T部署』辺りだよ」
「ああ、そう言う感じね…」
何か外殻の研究所みたいだな、カルメンとか居らんよね
この素材…確かとんでもねぇ対エーテル侵食耐性を持ったやつよな、ビナー様がなんか言ってた気がする
『T部署』の特異点を使って何とかって……途中から話長くてあんまり聞いてなかったけど
「お、赤い旦那…お疲れさん」
「ウサギ、ちゃんと道草食わずに来れたな」
「そんな毎回してる訳じゃないし……」
「あっはは!でもいつも爪に怒られてるじゃないか」
「うっさいなぁ!こういう性分なんだって!ほっといてよ!」
さて、これで晴れて治安局に目をつけられた訳だが……まあ今更気にしてもしょうがないか
こういう事してるって分かってるなら、ちゃんと上手く付き合わんとな……面倒臭いなぁ
ゼンゼロのアニメーションってすっげぇヌルヌル動きますよね、アレすごい
2章間話が終わったんすけど、カメラワークに悪意ありすぎてちょっと笑っちゃうんすよね
おい、朱鳶のどこ映してんだ
ではでは、またお会いしましょう