尊厳破壊人格こと室長ドンキ、もといサンチョが少し前に実装されましたね
まだラ・マンチャランドの話を読んでない、と言うかそこまで進められてないのでアレなんですが……サンチョ強スギィ
攻撃エフェクトが過去一デカい、激しい、動き回るで凄いんですよ…私神父だけ持ってないのでさっさと欠片で交換しないと(使命感)
ではほんへどうぞ
さて、今日はビナー様に言って休暇を貰った
ミシェルと一緒に住むのは良いんだが、布団が一枚しか無いしそれ以外にも必需品が足りない
という訳で、買い出しに来ている
「子供用布団の方が良いのか……」
「……あ、これがいいです」
「これ無地だけど、そういう方が好きなの?」
「いえ、いちばん安いので…」
「子供がそんな事気にするな、欲しいのを選べ」
「は、はひっ…じゃ、じゃあこれがいいです」
星の柄が付いた布団か…これ結構いい値段するな、でも寝具は金掛けといて損は無いって聞くし
睡眠は活動する為には必要不可欠、パフォーマンスを維持するにも良質な睡眠は大事だからね
「それじゃあこれにするか、後は枕と寝巻と…」
「あれ?ゲブラーさん?」
「ん?…ビデオ屋の店長、こんな所で会うとは奇遇だな」
「私もびっくりしたよ〜!ところで、何でゲブラーさんはここで買い物を?これって子供用だよね?」
「ああ、それは……おっと、悪いな…人見知りが激しいんだ」
俺の後ろへと姿を隠し、顔を半分だけ出しながらリンちゃんの方を見つめるミシェル
俺以外には大体こんな感じ、社内を歩いていてもこんな感じ…何故俺は平気なのか、これが分からない
「ほらミシェル、たまにビデオを見せてるだろ?そのビデオを貸してくれてる人だよ、挨拶しなさい」
「ビデオを……こ、こんにちは…いつもビデオ、ありがとうございます」
「わあ!カワイイね!ミシェルっていうんだ…それよりこの子は?もしかしてゲブラーさんの隠し子?」
「そんな訳無いだろ……ここだけの話し、ホロウ内にある反乱軍の拠点で見つけたんだ」
「ええ…?ホロウ内で見つけたの?どう言う状況なのそれ……」
プロキシには喋っても平気やろと勝手に思ってるので、軽い事情説明をした
後は単純に、もしかすると何か知っているかも…と考えたのもある、それにプロキシを巻き込めば情報収集も楽になるかもしれないし
「その辺、何か知ってたりしないか?」
「う~ん…私の方は何も、お兄ちゃんにも聞いてみるね」
「そうか、それはありがたい…この子自身も記憶喪失なもんでな、少しでも分かる事があれば助かる…それじゃあ御礼のクーポンだ」
「あっ!やった〜!何か困ったことがあったらいつでも言ってね!」
「現金過ぎるだろ君……まあいいか」
デリバリーのクーポンを渡してリンちゃんと別れる
ミシェルに必要な物はあと何があったかな……寝巻か、女児用の寝巻ってどんなやつを買えばいいのか分かんないんだけど
「俺こういうの全然分かんないから、好きなの選んできな…ディニーは気にするなよ」
「……分かりました」
「まあ俺も一緒に行くから、そんな顔するなよ」
そんなに一人になるのは嫌なのかね、でも確かにこの年齢の子を一人で歩かせるのは世間体的にアレだな
ミシェルの寝巻選びを後ろで見守っていると…正面に見覚えのある頭が見えた
……オレンジ色のメッシュが入ったポニテなんて、一人しか居ないだろ
「……面倒臭いのに鉢合わせそうだな、相方が居なければいいんだが…」
「こ、これがいいです…!」
「おお、これね…オレンジ色が好きなの」
「なんとなく、目をひかれて」
ホドちゃんのイメージカラーやね、裾が少しフリっとしてる…かわいいね
それより、あっちに居るオレンジ色のお姉さんが来ないか心配なんですよね…おや、私服……じゃあ非番か
「……?むこうに、誰かいるんですか?」
「うーん、知り合いっぽい様な……違う様な……」
「あのお姉さんですか?」
「おっヤベ……多分人違いだから大丈夫」
やっべちょっと目合ったわ、見過ぎたな…この距離だったら流石に気が付かないよな
ミシェル連れてるし、他人の空似だと思ってくれてると有難いんだが……
「あの……この間の方、ですよね?」
「……あー、はい…まあ、そうかもしれないですね」
「こんな所で奇遇ですね、何かお買い物を……あ、お子さんがいらっしゃったんですね」
「親戚から預かってる子なんですよ、今日からウチで預かる事になりまして」
「そうなんですね…こんにちは、お名前はなんて言うのかな?」
「……ミ、ミシェル…です」
お、ミシェルが俺の後ろに隠れないで自己紹介をしてる……朱鳶は大丈夫なのか
流石は頼れる治安官、人見知りの激しいミシェルも心を開けるとは……まあ俺の心境は複雑なんですけども
ミシェルが心開ける人が治安官って言うのは、俺の仕事的にちょっと不味いと言うか……あんまり関わり続けると面倒事になりかねん
「ミシェルちゃんですね、私は朱鳶と言います」
「しゅ、しゅえんお姉さん…ですか……?」
「か、かわっ……ん"ん"っ!お、お姉さんなんて…ありがとうございます、ミシェルちゃん」
「凄い懐かれましたね…流石は街を守る治安官ですなぁ」
「やめて下さいそんな…!そう言えば、お名前をお伺いしていませんでした」
「ああ、そうでした…ゲブラーです、改めて宜しくお願いしますね」
「はい、ゲブラーさん」
ミシェルはかわいいから、ホドちゃんもかわいいから……図書館になるとよりかわいさが際立つから
しかし朱鳶の一体何を感じ取って懐いたのやら……やはりバブみか?
全体的なシルエットにバブみを感じる一定層は居るだろうが…まあ一般人への物腰は柔らかいし、優しいからね
「呼び止めてしまい申し訳ありません、お買い物の途中でしたよね」
「いえ、そんなに急いでる訳でもないですから…ではまた」
「はい…ミシェルちゃんもまたね」
「う、うん…!」
手を振る朱鳶に、手を振り返すミシェル…相手が治安官でなければ和むんだがなぁ、ままならない世の中よ
まあそれはミシェルには関係の無い事……俺が気にしておけば良いだけの話だ
「……ゲブラー」
「どうした急に……そう言えば俺の名前教えてなかったっけ、悪いな」
「ううん、平気…です」
「それでどうしたんだ」
「ゲブラーは、しゅえんお姉さんのことが好きなの…?」
「……ん?」
おや、これはどう勘違いしたのやら……キャラとしては確かに好きなんだけど、今の現状的に検挙される側なんすよね俺
リアル朱鳶は色々と魅力的ではあるけどね
「いや別に、人となりは嫌いじゃないが…ミシェルの言う好きっていうのは、異性として好きかって事か?」
「うん……ちがうんですか?」
「まあ確かに魅力的ではあるけど、俺じゃあなぁ……」
「……私は、しゅえんお姉さんのこと…好きですよ」
「え、ああ…そ、そうか……」
……え?これは何て答えるのが正解なんだ、ミシェルが朱鳶の事を気に入ったのは分かったけども…
もっと頻繁に会いたいって事か…?子供の考える事はよく分からん
「あとゲブラー、ちあんかん…とは、なんでしょうか?」
「この街の安全、市民の平和を守る人達だよ…悪い事さえしてなかれば、優しい人達ばかりだよ」
「悪いこと……わかりました、私はいい子でいます!」
「お、おう…そうだな……」
俺がギリギリセウト寄りのアウトな事やってるから、子供の純粋さが眩しくてミシェルを直視出来ねぇや
いや、無許可のホロウ潜りは普通に犯罪だったわ…真っ黒くろすけも良いとこだね
「買い物が終わったら甘いものでも食べに行こうか」
「甘いもの…!」
「行きつけの喫茶店があるんだよ、メイドさんが給仕をしてくれるな」
「メイドさん…?」
「見れば分かるさ…さて、さっさと買い物を済ませようか」
買い物を終わらせ、荷物を家に置いてからヴィクトリア家政の経営している喫茶店へと向かう
あそこ一応メイド喫茶だけど、転生前のメイド喫茶とはニュアンスがかなり違うからミシェルが入っても大丈夫やろ
「お待たせいたしましたぁ〜、ショートケーキで……あ?アンタ、子供いたの?」
「俺の子じゃないけどな、執行責任者は居るか」
「あぁ、いるよ…呼んできま〜す」
「……あ、あれがメイドさんですかっ!」
「そう、どうだった」
「か、かわいいです!」
運ばれてきたショートケーキを食べながらライカンを待つ、やっぱここのケーキは美味いね
暫くしてライカンが来た、ミシェルの方を一瞥して何かを察したのかお辞儀をして俺の隣へと座る
そしてミシェルの方にはエレンが座っている……エレンがミシェルの頬に付いたクリームを取ってる、だと?なんと珍しい光景か
「約束通り、二人でケーキを食いに来たぞ」
「その様で御座いますね…あの子が、ホロウ内で保護した子供でしょうか」
「ああ、拾った時はエーテル侵食を受けてたが…元気になった様でこっちも一安心だよ」
「なんと……お待ち下さい、貴方の口振りから察するに…エーテル侵食を完治させたと…?」
「さて、どうだろうねぇ…分かっているとは思うが、これはホロウ潜りの環境を大きく変える」
「……成程、ですがこの様な話…一体誰が信じるのでしょうか」
「まあ確かに、突拍子と無さすぎて信じられないだろうな」
一応、ミシェルの存在を知っていたライカンには話して良いと思っていたが…口止めの必要も無さそうだな
そもそもエーテル侵食を完治させる薬、なんて大っぴらに言って信じて貰えるような事じゃないか
「しかし、何故ヴィクトリア家政はあの子が反乱軍に保護されてると知っていたんだ」
「……とあるクライアント様から頂いた情報です」
「へぇ……それで、そのクライアントはどうしようとしてたんだ」
「私共にもそれは分かりかねます…次の依頼が届く前に、別の方に保護されたと聞きましたので」
「成程ねぇ……そのクライアントが善意で助けようとしていたと、願っておこうかな」
ホロウ内で反乱軍に保護された子供…なんて字面は、一部の連中には興味が湧く文字列なんだろう
それが分からないライカンでは無いだろう…それでも仕事、依頼は熟すもの…エージェントとはなんとも世知辛いものかね
「結果オーライだったか、えぇ?」
「……そうですね、今の状況はそう言うに相応しいかと」
「それは良かったな、ではまた来よう……どうやら其方のメイドさんも、ミシェルの事を気に入ってくれた様だしな」
「その様ですね……エレン、お客様がお帰りですよ」
「はぁ〜い」
朱鳶にエレン……ミシェルの懐く基準が分からないんですけど
デカイ方がいいのか、そうなのかミシェル…いやまあ、そう言う事じゃないんだろうけども
さて、休日も終わり…今日からまた仕事だな、最近は落ち着いてきたお陰か社内に居る事が多くなったな
「休日は有意義に過ごせたのかい?」
「揃えたいものは全部揃った、ありがとうな」
「別に礼を言う事じゃないだろう、そろそろ君にも休みを与えないとと思っていた所だ…私としても都合が善かったのさ」
「そう言えば、お前は料理出来るのか?」
「こんなんでも一人暮らしなんでな、やろうと思えば出来んだよ」
暫く料理なんてしてないけど、まあやれば思い出すでしょう…因みにミシェルは社長室のソファで本を読んでる
すると扉が勢いよく開かれ、息を切らした社員が駆け込んで来た…この子は確か、B部署の伝達係だったか
「おやおや、ノックも無しに飛び込んでくるとは…紅茶でも飲んで一息つくかい?」
「はぁっ…はぁっ……も、申し訳御座いませんビナー様…はぁ……ですが、至急お伝えしたい事が…!」
「落ち着け、何があった…社内に誰かが侵入したか?それとも何処かの勢力が攻めて来たのか」
「つ、爪様…違います、新エリー都内でホロウ災害です…!」
「ほう、ここ最近は無いと思っていたが…珍しく起こったのか、それがどうしたんだい?」
「それが…!!アンジェリカさんの居る病院が巻き込まれました!!」
気が付いた時にはW部署の方へと走り出していた
この世界は、図書館とは何の関係もない…何の因果もないと思っていたが、運命とは何故こうも巡り合わせたがるのか
「ワープを開け」
「えっ…!?あ、赤い旦那…一体どうし……」
「いいから、早く開け…座標は新エリー都のホロウ災害が起きているすぐ近くだ」
「ホロウ災害…?そこへ行って何をするんですか……って、そんな状況じゃなさそうですね」
察しが良くて助かるな、急いでワープを開いてもらい…潜る
街中に黒いドームが形成されている……周辺には既に治安局が集まり、一般人が迷い込まないようにバリケードが敷いてある
『現地には着いたのか、赤い霧』
「爪、説教なら後にしろ…今はそれどころじゃない」
『俺がお前に説教なんてするか、それよりもホロウ周辺は既に治安局がバリケードを張っているのだろう』
「そうだな、対応が早くて素晴らしい事だよ」
『今からまだバリケードが張られて無い穴を伝える、そこに向かえ…黒い沈黙も既に向かっている』
「……そうか、なら道案内は任せたぞ」
護らねば(覚悟装填)
ホドちゃんはホドホドしててかわいいですね、愛ですよ(ボ卿)
実際、世界観的には何処ぞの深淵とあんまり変わらない気はしますが…あっちはまだそこまでディストピアでは無いですからね
そう言えば、ポチを収容してるエリアにシャーデン居るんすよね…管理クソ面倒臭くなったんすわ
ではでは、またお会いしましょう