大変お待たせしました。
第18話です。注意事項としては、一部原作キャラの性格が崩壊していることですかね?
明日には19話を更新して古竜戦役編を終わらせたいところですが…。
それではどうぞ!
宙に浮かぶラダゴン目掛けて、他の古竜が2頭、牙を剥いて襲い掛かる。しかし、ラダゴンは意に介さずいなすように古竜の額にマリカの槌を叩きつけ、古竜は地に堕ちる。
3頭目の古竜が赤い雷を纏ってラダゴン目掛けて飛び掛かろうとしたとき、何処からともなく柱のように巨大な矢が飛んでゆき、古竜の翼を貫いた。
矢の飛んで来た方をみると、そこには巨大な弓を構えた黒鎧の巨人の姿があった。
ガーディアン・ゴーレム
古遺跡の文明、と呼ばれる古代文明の技術で建造されたマジモンの汎用人型決戦兵器のひとつである。
ガーディアン・ゴーレムは弓を射った個体だけでなく巨大な斧槍を携えた個体も居た。此処から見ても10体くらい、その巨体の隊列が見える。何処からそんな数を集めてきたんだ!?
更に、ガーディアン・ゴーレムの姿だけではない。ガーディアン・ゴーレムよりはやや小さいが、青銅の翼を生やした、過去の英雄達の死蝋を継いで象られた巨大な姿もあった。
英雄のガーゴイル。
フロムゲー伝統?のガーゴイル系エネミーの系譜に名を連ねるボスエネミーだ。生憎とゲーム本編で戦うまでゲームを進められなかったが、その脅威は攻略プレイ動画で何度も拝見している。
英雄のガーゴイルはガーディアン・ゴーレムよりも機敏な足捌きで飛竜や古竜達に肉薄し、腰や背中に携えた剣や斧槍を手に携え、竜に斬り掛かる。中には両刃剣を持った個体もいる。
ガーディアン・ゴーレムが空飛ぶ飛竜や古竜を撃ち落とし、英雄のガーゴイルが地に落ちた竜達を仕留めていく。先ほどガーディアン・ゴーレムに撃ち落とされた古竜が、複数の英雄のガーゴイルに滅多刺しにされて生き絶えた。うわぁメッチャグロい。マジで新世紀の旧劇場版じゃん。生きたまま解体されてるよ…。
だが、ガーゴイルゴーレム連合も優勢というわけではない。一体の英雄のガーゴイルに複数の飛竜が飛び付き、四肢や翼を捥いで倒してゆく。特に他の飛竜より頭一つ分デカい飛竜、もしや飛竜アギールなのか?ソイツが他の飛竜を率いてガーゴイルゴーレム連合の包囲網を突破しようとしている。地に落ちた古竜達はデカい飛竜に吠え掛かるが、英雄のガーゴイルや斧槍持ちガーディアン・ゴーレムに囲まれ身動きが取れない。恐らく勝手なことをするなと吠えているのだろうか?
…そう言えば、何か忘れていることがあるような。
そう思いに耽り上を見上げると、ちょうど飛竜もこちらを見ていた。向こうも『…あっ!』って感じの表情をしている。
…ま、でも。この状態から逃げ出すとか無理でしょ?こちとらさっきまで生きることを諦めてたのよ?一瞬呆けて逃げるチャンスが出来ようが出来まいが、今更逃げ出すとか。もういいや。飛竜よ、やるならやれよ。そう思い、目を瞑り最後の時を待つ。
生暖かく非常に臭い吐息を感じ、暫くしたのちドサリと重たいものが地面に落ちる音がした。振り返り目を開けると飛竜が寝息を立てて地面に倒れ伏していた。…これはどういうことだ?周囲を見渡すと薄紫色のモヤが辺りに充満していた。
「こらぁ!アンタ!簡単に諦めるんじゃないわよ!私が来なかったらアンタ死んじゃってたじゃないのよ!まだまだアンタには聞きたいことがあるんだからこんなところで死ぬんじゃないわよ!」
「…トリーナ姉様、あの子供が…?」
振り返ると、薄紫色のモヤが1番濃い所から2つの人影が姿を表す。
1人は地面まで届く長い薄紫色の髪を生やした子供ともう1人は赤い長髪が特徴的な金色の義手と翼飾りが特徴的な兜を被った妙齢な女性だった。
「…運が良かったのか、悪かったのか」
思わず呟いてしまった。もう2度と会いたくないと思っていた、そして絶対会いたくないと思っていたもう1人と遭遇してしまったのだから
「ちょっとそれどういう意味よ!」
1人は薄紫色の長髪を靡かせた少女の姿をした神人、トリーナ。そしてもう1人は…。
「…トリーナ姉様から話しを聞いている。私はマレニア、ミケラの刃。…貴公の話した腐敗を封じた剣士の伝承、何故我が師の伝承を知り得ているのかは知らぬが、貴公の発案した腐敗の治療法、それらを試したら幾分か身体が軽くなった。感謝しよう。…だが、トリーナ姉様、特にミケラ兄様を変態扱いしたことは聞き捨てられぬ。謝罪して貰おうか?さあ、ひれ伏せ、トリーナ姉様の脚を舐めて許しを請…いや、待て、その汚い舌でミケラ兄様の脚をしゃぶり尽くそうなどと万死に…」「ちょ、ちょっと〜?マレニアちゃ〜ん?少し興奮し過ぎよ〜?」
もう1人は…多分、ミケラならびにトリーナの妹のマレニア…だと思うが、2次創作より酷いな本物!?
更に後ろの方を見ると、そこには無数の金色の鎧を纏った集団と白っぽい鎧を纏った集団が待ち構えていた。さらにその中には、見覚えのある、某聖杯を巡る戦争に出てきそうな女騎士王のそっくりさんと陰気な雰囲気を放つ推しの顔仮面を身につけた銀髪三つ編み男子の姿もあった。
「何だアイツ!トリーナ様に馴れ馴れしく話しかけられやがって!!」
「マレニア様!そんな穢らわしいクソ餓鬼殺っちゃって下さいまし!!」
「…トリーナ様の、いや、ミケラ様の生脚をしゃ、しゃぶりりするなどと!…トリーナ様、いや、ミケラ様に近づくな!針の騎士レダと、その同志たちが、お前を決して許さない…!」
「…僕が、僕が先に知り合ったのに…」
何てこった。この世界でも血の指並みに厄介なオタサー集団、聖樹軍と貴腐騎士団に囲まれてしまった。
しかも最も厄介なオタサー集団の代表格、ミケサー筆頭の針の騎士レダにトリサー筆頭のティエリエまで居やがる…!アイツら褪せ人じゃなかったのかよ!?黄金律全盛期だぞ今?DLCの時期までまだずっと先なのに何でいるのさ!?
一体、何がどうなってるんだ…!?
如何でしたでしょうか?
本当はオリキャラを出すつもりでしたが、流石に出しすぎるとエルデンリングの二次創作じゃなくてオリジナルファンタジーになってしまうので辞めました。ただし、この世界では厄介オタクの方が個性が立ちます。
因みに、エルデンアヴェンジャーズな展開になっていたら
・トニースターク似の連星剣の使い手はぐれ魔術教授ジェダイモドキが助けに来る
・ハグリッド似のはぐれ魔術師がトープスの力場みたいな魔術でドクターストレンジ並の戦いをする
・野良のトロルが参戦(ハルク枠)
・その他オリキャラ褪せ人が参戦する
になってました。相変わらず我が暴走が怖い。
では明日の更新もお楽しみに。