ウマ娘 バーニングフェスッ!! -アルストロメリア・チャレンジ- 作:稚拙
いやマジで稚拙は自分の遅筆さを呪いますよ……
持病の腰痛治療が思いの外長引いて……
さて今回からは「バスケ」ですよ、「バスケ」!
“熱血硬派”と肩を並べる、もう一人の正義の不良も見参です!
ちわーっす!トゥザヴィクトリーでーす!
熱血高校ドッジボール部のお兄さん方にコテンパンにされて……もといご指導を貰ってから、10日程が経ちまして。
『ハチャメチャGP』まで2週間を切り、『ウマ娘・ザ・ウマ娘』の座を虎視眈々と狙った駆け引きもいよいよもって佳境ですよ奥さん!
エントリーチームもついに49チームにまで膨れ上がって、世はまさに大ハチャウマ時代!の形相……この期に及んでまだ出場表明していない有力ウマ娘の当日飛び入り参加の可能性も残されている現状、まだまだ油断はできませぬ。チーム<アルストロメリア>のリーダーとして、ビシッと決めねば。ふんす!
……でも今日はというと……
「今日もまた……負けたッ……」
「流石に49チームもあればこうなるかもとは思っておりやしたが……。」
「想像以上に破壊的でしたわっ……」
すでにあたしとクワイトちゃん、ロータスちゃんはボロボロのクタクタ……
放課後が始まってわずか15分でこの惨状……何が起こったかというと……
「3つしかないバスケの練習用コート争奪戦……今日も取れなかった〜!!」
「解せませんわっ!どーして早いもの勝ちなんですのっ!?そんなの蓮華達のような弱小チームがワリを食うだけですわっ!」
「まぁコイツぁ……コートを今まで誰も使わなかったのも原因でしょうなぁ……。それが、ハチャメチャGPでバスケをすると発表されてあの有様……。とんだ感謝祭バブルって奴でさぁ」
「でも、どーしよー……バスケの練習ロクに出来てないよぉ〜……」
「こんな時にくまさんとボンドさんは何故いらっしゃらないんですのっ?」
「プボッさんは今週末の阪神大賞典に備えてトレーナーの旦那にこってり闘魂注入されておりやすし、熊ッさんは野暮用があるとかでフラッと出かけちまいやしたよ」
「くぅ〜……フルメンバーだったら勝てたかもしれないのにぃ……オ・ノォォォォレェェェ!!!」
力だ……あたし達にもっと力があれば、模擬戦もこの後の本番でもきっとうまくいく……
と地の文でボヤいたところで力が欲しけりゃくれてやる存在がぬっと出てくるわけでもなし。現実ってヒジョーだよ。
「あ、そういえば……。」
クワイトちゃんが思い出したように呟いた。
「何か妙案がございますの!?」
「始末屋の裏ルートってやつ!?」
「そこまでイリーガルじゃぁありゃぁせんよ。いやなに、
さすが始末屋と呼ばれるクワイトちゃん、情報通がチームにいると頼りになりますなぁ。
「そこだ!歩いて10分なら走れば2、3分だね!行こうみんな!リーダーのあたしに続け〜!」
「ちょ、ちょいとお待ちを!場所を知ってるのはあっしでござんすよ!?先に行かねぇでおくんなせぇ!」
「……いつものことながら賑やかですわね♪」
こうしてあたしたちは穴場のコートに向かったんだけど―――
―――――――――
……なんと先客がおりやした。
しかし……
「だから言ってるじゃない!このおねーさんはアタシ達とはカンケーないんだから!」
「乱暴は良くないのです。めっ!……ですよ」
「も、もういいよふたりとも……」
あれはスイープトウショウの
あともう一人は……長めのボブカットの金髪の女子高生でやすか。青襟のセーラー服……確か東地区の
「そーそー。ココのコートを使わせてくれりゃあ文句はないんだぜ?」
「ココはなぁ、オレ達の放課後の憩いの場ってヤツなんだ。それを占領しやがって!」
相手の二人組はピンク色のなんとまぁ目立つブレザー*1を着崩しておりやすな。花園高校と同じ東地区の
見たところ、姐さん方はこのヤカラ二人に絡まれているご様子。助け舟を出したほうがよござんすなぁ……。
「一体全体……こりゃ何の騒ぎで?」
「あっ!アンタたちは確か、アルストロメリアの!」
「……マーちゃんの人気のヒミツを探りに来たのですか?」
「いやいやそういうわけじゃぁ……」
「……ちッ、仲間のウマ娘まで来やがった……!」
「どうする……?相手はウマ娘だぞ……!?」
「……ヘ、へッ、どうせこいつら人間には手を出せねぇんだろ!どうってことねぇ!」
なんともはや、この御仁たちは闘る気満々でありやすなぁ……
しかし……あっし以外のウマ娘の皆さんは、トゥインクル・シリーズやドリーム・トロフィーシリーズに出走している今をときめくアイドルウマ娘……こんなくだらねぇゴタゴタに巻き込んで選手生命を絶たれたんじゃぁいくらなんでも後生というもの……。
ここは
「おい」
「ンだテmBAGOOOOOONNNNN!!!!!
袖口に
不意に男の声が坂宿の不良A(仮称)に背後から投げかけられたと思うと、蒼い剛風……としか形容できない衝撃が不良Aを襲い、吹っ飛ばしやした……。
「「「!?!?!?」」」
「……………………ゎぁ……」
思わず顔を引き攣らせるウマ娘の姐さん方。
……マーチャン姐さんだけはあまり動じていないように見えやすが……。
「な、なんだ……………………お、お、お、おま、お前…………、いや、あんたは……!?!?」
不良B(仮称)の態度がみるみる弱気へと堕ちていきやす……。
その視線の先には、長身の眼光鋭い男が立っておりやした。
頭髪は青色のリーゼント。
確か、この御仁は……!
「……お前等……ナンパだったら相手を選べよ。怖がってるだろうが」
「だっ……!?ナンパだぁあ!?何言ってんスか!?オレ達はただ―――」
「…………つか―――」
“晒布の御仁”の凶眼が、ぎらりと不良Bを射抜きやした……。
「
「ひ、ひィッ!?ち、ちくしょー!!こ、こーなりゃヤケだ!!相手が花園の番長だろーと所詮は同じ高校生だろォがよォーーー!!!」
なんと、不良Bは怯まず“晒布の御仁”に立ち向かっていきやしたが、次の瞬間―――
―――轟ッッッッッ!!!
“晒布の御仁”は微動だにしないまま、不良Bだけが反対に壁まで吹っ飛ばされやした……!?
「!!……この技は……!」
その様に瞠目したのは……なんとロータス嬢さんでありやした。
まるでその光景を知っているかのような反応……これは一体……。
「……おれだけでも楽勝だったんだけど?」
それまで修羅の形相だった“晒布の御仁”がふっと笑んで、背後に振り返りやした。そこには―――
「……ネズミだって噛み付くっしょ。どっちにしてもメンドいことになりかねないしね」
拳を向け、長い前髪で右目を隠した、花園高校の制服を着た気怠げな男でありやした。
「それに……まみさんに怪我させるわけにもいかないっしょ」
「……フ、それもそうか。サンキューな」
「りきぃ!」
「まみ……独りにしちまって悪かった。また『あの時』みたいなコトはゴメンだしな……」
ボブの女子高生が“晒布の御仁”に駆け寄ると、心底安心したような御顔になりやした。
「……今日は見逃してやるが、次は無ぇと思え……おれの気が変わらねぇ内にとっとと失せろ」
「ち、ちくしょう………………おかあちゃ〜〜ん!!!」
「お、おい!?…………さ、サーセンシタ!!!」
ドスの利いた“晒布の御仁”の声に、ピンクの不良どもは情けなくも一目散に退散していきやした。
「…………ありがとうございます」
「な、なかなかやるじゃない!」
「……その割には膝が笑ってるな」
「!?ち、違うわよっ!」
さっきの剣幕を見て動じずに御礼ができるとは……いやはや、マーチャン姐さんもスイープ姐さんも肝が据わっておりますなぁ。
「……いやぁ、助かりやした。旦那程の御仁が通りがかってくれるなんて、地獄に仏たぁまさにこの事でさぁ」
「よせよ。おれはただこの娘を迎えに来ただけだ」
「あの“マッハパンチ”で恐れられた旦那が、好きな娘のために一肌脱ぐ……。人間、変わるもんでござんすなぁ―――花園高校番長……
「……!知ってたのか」
この御仁こそ、かの『正義の不良』と唯一肩を並べて背中を預け合う実力の持ち主と言われる漢でござんす。
こうして間近で見るのは初めてでやすが……圧倒されやすな……。
とすると、この女子はその彼女の
「『例の事件』のお噂はトレセン学園にも届いておりやしたからね。その後のご活躍もかねがね……。あっしらウマ娘の間でも評判になってやすぜ」
「バンチョー……かっこいいっす……!!」
「よせよ、見世物じゃねぇ」
ヴィクさん、目をキラキラさせておりやすな。まぁトレセン学園にゃ、トレーナーの旦那くらいしか男はおりやせんから、男に免疫の無いウマ娘は少なくないんでやすがね。
「……お前たちにも、まみが世話になったようだな。礼を言わせてくれ」
「いえいえ。むしろ、助けてもらったのはマーちゃんたちの方ですから」
「……どういうことだ?」
「アタシとマーチャンがここでバスケの練習をしようとしたら、いきなりさっきの“ピンク男子”にからまれたのよ。そこに通りかかったお姉さんが間に入ってくれたんだけど……」
「あたしも……あっちの勢いに気圧されちゃって……」
「そういうことか……お前、お節介もいいけど、程々にな」
「えへへ♪でも、危なくなったらりきが助けてくれるんでしょ?」
「……あんま頼んな、バーロー///」
おやおや、仲睦まじいことで。でもまぁ、この笑顔になら、“マッハパンチのりき”も絆されるのもわかる気がするもんでさぁ。
「……あー、そのさぁー……ちょっといい?」
おそるおそると、りきの旦那の後ろから、片目を髪で隠した青い制服男子が声を上げやした。
「……そこの
「!……その気怠げな語り口に、先程の“氣”を込めた拳……貴方も日本に来ていらしたのですね、
「えっ!?ロータスちゃんのお兄さん!?」
「兄弟子ですわ。アメリカの同じ先生の下で、氣功術を学んでおりましたの」
「花園高校2年……
「いえいえこちらこそ!ロータスちゃんにはあたしたちも色々お世話になってます!」
「……ヴィクさん、鼻の下ノビノビですぜ」
ダウナー系イケメンっていう奴ですかねぇ、これまた、“漢の
花園もなかなか、『層』が厚くなってきたようで……。
「いきなりいなくなったから、先生も心配してたよ。連絡したの?」
「う……あ、あとでやりますわ。あにさまこそ、いつ日本へ?」
「親の都合で去年。つか、こんなトコで何やってんの?この辺、坂宿や白鷹の連中がよくタムロってるし、光橋の“狩り場”にもなってるから危ねえんだけど?」
「そのこと、なのですが……」
―――――――――
「……バスケ、ねぇ」
りきの旦那は何故か感心したように唸りやした。
しかし五月女の旦那は呆れたため息をつきやして。
「学校の練習場が使えないからって、こんな危ない場所に来るなんてさぁ……いくらウマ娘でも怖い物知らずが過ぎなくね?」
「いやはや……面目次第もごさいやせん……。」
これはあっしのミスでやんしたな……荒事に慣れてるあっしなら兎も角、他のウマ娘の御歴々が不良どもに絡まれる危険性をまったく考慮しやせんでした……自分達がウマ娘だからと高を括っていたあっしの責任でやす……。
もっとも、スイープの姐さんとマーチャンの姐さんに先を越されていたのはあっしの存ぜぬ処でやすが……。
「チーム<リリィ>の御二人は、何処からこの場所を聞きつけたんで?」
「……それは秘密なのです♪」
「そーゆーこと!敵に塩を送るわけないじゃない!」
……大方、この手のスポットに詳しいチームメイトのウオッカの姐さん辺りの紹介でしょうな……。あの姐さんにとって、『東地区不良抗争』はそそられるでしょうからなぁ……。
「ところで、バスケの練習するんでしょ?せっかくだし、りきと勝負してみない?」
「なっ……おい、まみ……!?」
まみ姐さんが目を輝かせて、「どう!?どう!?」とあっしらを見てきやすが。
「ソレ本気?アタシ達ウマ娘よ?マトモな試合になるわけないじゃない!」
「悪いことは言いませんから、やめたほうがいいです……」
まぁ当然でしょうな……。ウマ娘と普通の人間との身体能力は歴然―――
……と言いたい処でありやすが。
「……いいぜ」
意に介さず、りきの旦那はにやりと笑んで。
「人間だからとかウマ娘だからとか……やりもせずに話を終わらせられるのは気に食わねえからな。いっちょ、可愛い後輩たちに稽古つけてやるとするか」
「ちょ、ホントにやるつもりなの!?」
「……りきさんを甘く見ないほうがいいよ」
「そーですよセンパイ、世の中にはフツーにヤバい人間さんもたくさんいるんですから……」
「サオトメはともかくどーして同じウマ娘のアンタも肩持つのよ!?」
「どーしてって……ねぇ?」
「えぇ……蓮華たち、“フツーの人”の実力を肌で感じていますから……」
「『東地区』の高校生の皆さん方の身体能力はあっし達ウマ娘並かそれ以上……かと」
「え………………えぇ!?」
「……すごいです」
先日、熱血高校ドッジボール部の兄さん方と直に戦ったあっしらにはわかりやす……。
―――ウマ娘でも勝てない人間がいる、と。
“スポドリマン”をドライバー一本で破壊した早坂の旦那といい、“科学幻術”を駆使する松戸京介といい、『東地区』の高校生はとんでもない逸材揃い……。何故こんな超学生級の実力者たちが世間に知られずに埋もれているのか……。
作為的なモノすら感じられやすが……。
「こう見えてりき、アメリカでストリートバスケの大会に出て優勝したことあるんだよ!ウマ娘の
みんなとも、イイ試合ができると思うんだけど、どうかな??」
「なんと……!」
「そーまで言うなら……まぁ、見てあげようじゃないの!ガッカリさせたら許さないわよ!?」
スイープの姐さんが自信満々に睨み上げたその先で、強面の旦那は怯まず視線を返しやした。
「……面白くなりそうだ」
東地区高校名鑑
※原作ゲームと若干の設定の相違アリ。長いので飛ばしたい方はどーぞ
・
初出:熱血硬派くにおくん(1986)
男子制服:藍色学生服(ボタン式)。襟元に校章バッジ。現在の色は1年:青 2年:緑 3年:赤。
女子制服:藍色セーラー服。学年ごとにスカーフの色が指定。現在は1年:青 2年:緑 3年:赤。
不良抗争ランク:強
比較的大らかな校風が特徴の私立校。
『未来を担う優秀な人材は、青少年の“熱”き“血”潮から生まれいずる』という初代校長の訓から、校名が付けられた。
生徒のやる気・自主性を尊重した教育方針を採り、中でも生徒の自主性の最たるモノである部活動、特にスポーツが盛んであり、全国・世界レベルの選手を卒業生から多数輩出している。近年になって、アイスホッケーの試合にも対応したスケートリンクなど、大規模なスポーツ施設も増設された。
放課後の補習授業にしれっと他校の生徒が紛れ込んでいてもそのまま補習を進めるくらいには大らかな校風である。
『東地区不良抗争』においては、これと言って特徴もなく、かつては花園高校に隷属的支配を受けていたが、くにおの転入、そして彼の活躍が広まると、くにおを旗頭とした有力校として一目置かれるようになった。
それからは、くにおを倒して名を上げようと企む不良どもが襲撃してくることはあっても散発的で、くにおという『絶対的守護神』の存在から自分から手を出そうという他校はほどんどなくなった。
くにおの出現と、彼の最たる活躍たる『三和会事件』以降、校内の半端な不良共はかなり大人しくなった。くにおが番長になってからは、くにお自身が暴力や恐怖による支配を考えず、むしろ生徒たち全員が『仲間』として団結できるよう、ある種の『兄弟』『家族』にも似た包括的グループを構築していったため、不良たちが校内で勢力争いをすることはほぼなくなっている(それ故、明確な『副番』も存在しない)。『くにおの名を汚すべからず』という絶対的不文律が、熱血の不良たちの間で決められているようであり、決して弱者を虐げることなく、極めて紳士的に活動しているようである。無論、他校を襲撃するようなこともなく、ケンカも自校防衛や弱者の救済といった人道的行為のみで行われているようである。
元々『熱血高校の不良』は、以前から『力』で他者を屈服・服従させるような手段をとらず、いわゆる『仁義』『漢気』で他者を包容するタイプの不良が多かったらしい。熱血高校に代々伝わる番長の証『白ラン』が、一切汚れることなく純白を保っていたのも、熱血高校の歴代番長が、決して血を流すことなく、『仁義』や『漢気』を以て番長として君臨していた証拠であるともされる(『三和会事件』で初めて破損した)。
この白ランも謎が多いアイテムであり、他校には存在しない、『番長の証』としての目に見える物的存在である。くにおがりきに勝利し、花園から熱血を『解放』した翌日、くにおの住家に差出人不明の小包として送られてきたモノであり、それまで誰がどのように保管し、くにおに送ったのかは謎に包まれている。
『冷峰学園事件』においては、芦野久仁子の裏工作により、直接的な攻撃は受けなかったものの、冷峰学園の行為に怒りを感じた有志生徒が『熱血義勇軍』を結成し、襲撃を受けていた花園高校に加勢、花園高校における3日間の籠城戦、その勝利の立役者となっており、『熱血はくにおだけのワンマン校』という他校の認識を改めさせるに十二分な戦果を残した。
・
出典:熱血硬派くにおくん(1986)
男子制服:青色学生服(ボタン式)。襟元に校章バッジ
女子制服:セーラー服。スカーフの色は黄
不良抗争ランク:強
東地区きっての不良校とされる公立校。
男子生徒は押し並べてド根性と荒っぽさを併せ持っており、昔気質の不良が数多くいる。不良たちが気兼ねなくケンカめいた取っ組み合いをするための手段としたのか、格闘技やアメリカンフットボール、ラグビーといった、『“相手選手への直接攻撃”がルール上認められているスポーツ』の強豪校でもある。
花園高校の男子生徒達の関係はいたって単純で、『目上・格上が絶対』の完全ヒエラルキー構造。その頂点に位置するのが番長で、現在はりきがその地位にある。実力主義ですべてが決まる中で生き残るべく、外見でツッパって少しでも自分を強く見せようとする者も少なくない。
りきが三和会に所属していた頃は、りきの異存や機嫌によってすべてが決定し、逆らう者は容赦なく粛清・病院送りにされる暴力と恐怖による支配が行われ、東地区内においても最強・最悪の不良校と恐れられたが、りきがくにおに敗れ、三和会から追放。
さらにその三和会がくにおによって壊滅させられてからは、一時は他校のカモにされるほど、花園の地位は失墜した。
しかし、くにおに敗れたことで『何か』に目覚めたりきの活躍が東地区に知れ渡ると、一転してその地位は向上し、『冷峰学園事件』における『花園高校籠城戦』の勝利を経て完全復権を遂げた現在は、東地区きっての有力校の地位を取り戻している。
以前は純然たる男子校であったが、数年前に共学化した。そのためか女子生徒の数が少なく、不良たちの庇護欲をそそるのか、女子相手には手を出さず守ろうとする傾向が強い。さらに少数ながらスケバンも存在。
・
出典:ダウンタウン熱血物語(1989)
男子制服:赤色学生服(ホック留め)
女子制服:赤色ワンピース。夏季は白色・赤色ラインワンピース。
不良抗争ランク:強
『超進学校』と呼ばれるほどの、全国トップクラスの偏差値を誇る高校。
『時代の先駆者・リーダーに相応しい人材を育成する』という指導方針の下、非常にハイレベルな授業が行われ、しかも単位不足は留年なしで即退学となるため、卒業生の数が入学時の3分の1以下、という年もザラにある。
そのような弱肉強食の学校生活を戦い抜き、見事卒業できた者は『人生の成功を約束される』とまで云われ、日本の政界の重鎮や大企業の重役の多くは、冷峰の卒業生である。
入学金・授業料は非常に高額で、少し前までは『生まれも育ちも“エリート”のための高校』というイメージであったが、2年前に理事の1人となった、世界にその名を馳せる大財閥・藤堂グループ総帥・藤堂晃之介の提案と出資により、入学試験や中間・期末試験での成績優秀者への奨学金制度や、入学金・授業料減免制度が設けられ、貧しい者でも努力次第で冷峰の門戸を開くことができ、その教育を受けられるようになった。これには、幼い頃に貧困にあえぎ、苦学の末に会社を興し、一代で世界的大企業にまでのし上げた藤堂晃之介の苦い経験が活かされている。
生徒たちを心身共に強くするため、カリキュラムには護身術の授業が含まれており、生徒ひとりひとりが高い戦闘能力を持っていて、女子生徒でも暴漢を一ひねりにできるほどの実力を持っている。
校内には政治政党さながらの『派閥』が存在しており、生徒会の重鎮を中心とした勢力争いが水面下で日夜行われている。
故に生徒会長選挙の時期になると政治的活動が活発化、派閥間で駆け引きが行われ、実際の国政選挙さながらの選挙戦が展開される。そうして選出される生徒会長の権限は他校のそれと比べてはるかに強大であり、学校の殆どの事柄に独自裁量での介入が可能な他、生徒会メンバーを自在に任命・解任する権利を持ち、授業方針の変更から学校行事のプログラムの策定まで、まさしく『冷峰の神』と呼ぶに相応しい権限を持つ。
同時にその責任も重大で、理事会への出席など、学校運営にも参加せねばならず、大企業のCEOさながらの多忙を極める。生徒会長の能力が足りないと理事会で判断されれば容赦なく解任され、新たに選挙で生徒会長が選出される。そのため、年度間に生徒会長選挙が複数回行われることも珍しくない。
異変が現れ始めたのは、年度末迫る2月中旬。生徒達からも高い支持を受けていた生徒会長・
そして、あらかじめ生徒・教職員たちの殆どに催眠術を施し、学園を掌握。
新学期が始まった4月、『四人委員会』改め『四天王』を筆頭とした生徒たちを尖兵として、突如として東地区の各高校を襲撃するという『侵略』を開始した。護身術を体得し、催眠によって痛覚を消された生徒たちの戦闘能力は、並の不良では歯が立たないほど強大で、瞬く間に東地区の殆どの高校は冷峰の隷属支配下に置かれた。
山田によって『悪の源』と化した冷峰学園であったが、ごくごく少数の生徒は催眠にかかっておらず、何らかの思惑を持って山田の行動に加担、もしくは便乗して行動している生徒もいた。
山田の旧友であった生徒会副会長・長谷部和美も催眠にかかっていなかった生徒の一人だが、この事件を解決するための行動を起こした。やがてくにおによって山田は倒され、その後行方をくらませた。
山田の催眠術を受けていた者は全員正気に戻ったが、同時に山田の記憶も脳内から抜け落ち、山田が生徒会長だったことはおろか、『山田大樹という男子生徒が冷峰学園に在籍していた』ことすらも、生徒たちは忘れ去っていた。
その後新たに3年生の
この『冷峰学園事件』によって、かつての『超進学校』というイメージは完全に崩壊したどころか、不良抗争ランクにおいて上位に位置付けられ、一転『悪の巣窟』『最悪の不良校』とまで罵られるようになった。
藤堂はこの悪いイメージを払拭すべく、イメージ回復のための施策を数多く行っているが……?
・
出典:ダウンタウン熱血物語(1989)
制服:灰色学生服
不良抗争ランク:中
東地区きっての工業高校で、唯一の男子校でもある。
それ故、近年共学化された花園高校を超える『男密度』を誇る東地区一の『男の苑』であり、不良生徒も数多い。加えて工業高校だけあって東地区内でも体力自慢の肉体派が多く集まる傾向があり、運動部もそれなりの成績を出している。
不良抗争においても、白鷹の不良は1対1のタイマン勝負を行うことを徹底的に避けて集団戦を挑み、体力に物を言わせて強引に相手を圧し潰す戦法を得意とするため、『肉壁軍団』『ガチムチ部隊』とも揶揄される。
ただ、心底気合が乗った男子が伝統的に集まらない傾向にある上、協調性もあまりないため、チームワークもほとんど無く、前述の『物量戦』も、実は作戦など全く無く、各々が勝手に突撃して目についた相手を手当たり次第に攻撃しているだけに過ぎず、気が付くと同士討ちで勝手に自滅していることもあるなど間抜けな面も持つ。
そのため平均的な戦闘能力にムラがあり、安定した実力を発揮しないことから不良抗争の中では強くもなく、かといって弱くもない中堅ランクに位置する。概ね『白鷹に安定して勝てるかどうか』が、弱小校と強豪校の分水嶺となっている。
こうしたこともあって『冷峰学園事件』以前から、校内に抜きん出た実力やカリスマ性を持った不良がいないために、永らく番長が不在であり、多くても10人強程度の小規模、かつ中途半端な不良グループが校内に乱立し、勢力争いを繰り広げるという『校内戦国時代』の状態にあった。
それ故、白鷹の不良は校外のみならず校内の敵とも戦わなければならなかったため、他校の不良よりも実力を示し辛い状況となっていた。
この状況は白鷹の不良に見られる『独特の反骨精神』にも現れており、『ヒーローぶった目立ちたがり屋のカッコツケ』を見るや、それまでの一匹狼気取り共が一転、一致団結して徒党を組んで襲い掛かるという一風変わったメンタリティを持っていたりもする。
そんな中、口の巧さと体格、腕力の強さから一歩抜きん出た3年生の
よって『校内戦国時代』は西村が番長を名乗った後も継続され、白鷹は校内の不良たちの統率が取れていないまま『冷峰学園事件』勃発を迎える。
『冷峰学園事件』の少し前、冷峰学園四天王・
木下に直接支配される形となった白鷹であるが、皮肉な事にこれによってはじめて校内の不良グループが統率され、校内戦国時代はひとまず収まることとなった。
『冷峰学園事件』の際は冷峰、ひいては木下の指示で、対くにお・りきシフトの一翼を担うべく、各所でくにお・りきを襲撃、足止めを行った。西村、そしてその手下である沢口もくにおとりきに挑んだが、敢え無く敗れ去っている。
その後木下もくにおとりきに敗れ、『冷峰学園事件』終息を以て白鷹は木下の支配下から脱しているが、同時に西村の番長としての無能さを内外に改めて示す結果ともなり、『もはや西村は張り子の虎である』と認識した(あるいは再認識したとも云える)不良たちの活動が活発化しており、再び校内は群雄割拠の形相を呈し始めている。
・
出典:ダウンタウン熱血物語(1989)
制服:ピンク色ブレザー。ネクタイは濃赤、ズボン・スカートは緑がかったグレー。
不良抗争ランク:弱
東地区の商業高校。不良生徒は少なくないが、これといって突出した実力やカリスマ性を持った男=番長はおらず、有象無象の不良ばかりであり、不良抗争でもほぼ最低ランクに位置する。
そんな事情もあってか、『冷峰学園事件』直前、既に冷峰学園四天王の一人である木下忠の傘下に入っていた白鷹工業高校の『自称』番長である西村成孝の支配下に置かれ、事件勃発に際して対くにお・りきシフトを敷く上で西村の指示で妨害要員として駆り出された。
前述の通り中途半端な不良が多いため不良間のつながりも中途半端で、情報共有もなされておらず、西村がくにお達に敗れた後もその事実が伝わらず、結局冷峰学園陥落までくにお達を追いかけ回した挙げ句、現在でも西村傘下にあると思い込んで、くにおやりきに喧嘩を吹っ掛ける無知かつ無謀な不良は少なくない。
学校周辺の桜並木をイメージしたというピンクの制服が女子に評判で、近年は女子生徒の比率が増えてきている。
・
出典:ダウンタウン熱血物語ex(2004)
男子制服:濃桃色学生服(ホック留め)
女子制服:濃桃色ワンピース。夏季は白色・濃赤色ラインワンピース。
不良抗争ランク:弱~中
10年ほど前に設立された新しい学校。
光橋大学の理事長が冷峰学園の理事である藤堂晃之介に一方的にライバル心を燃やして設立した学校であるとされ、冷峰学園を凌駕するべくかなりの難度のカリキュラムが組まれ、校則も非常に厳しい、厳格な校風となっている。
親に強制的に勉強させられてきた、いわば教育虐待の被害者的な生徒たちがほとんどで、それ故かストレスを溜め込んだ生徒も多く、ある時からストレス解消目的の“狩り”と称して、特定地域で遊び半分で東地区の不良を襲撃する生徒集団が現れだした。ただ、勉強一筋で育った彼らの喧嘩の実力はそれほどでもなく、不良的コミュニティも形成されていないため、他校からはそれほど脅威視されていない。
制服は濃いピンク色の学生服で、冷峰学園のものとよく似ている。ここにも大学理事長の冷峰への対抗心が表れており、中にはこれを利用して“狩り”を冷峰の仕業であるかのように仕向けている強かな生徒も存在しているという。
―――――――――
東地区学生名鑑
~本作におけるくにおくんシリーズキャラ設定(原作設定とは微妙に異なります)~
出典:熱血硬派くにおくん(1986)
花園高校3年生(2年次で1年留年)。花園高校番長にして、アメリカンフットボール部主将。ポジションはクォーターバック。
頭髪はリーゼント、素肌にサラシを巻き、『喧嘩上等』の四文字が背中に刺繍されたマントのような長ランを羽織ったスタイルがトレードマーク。
かつてはサッカー部のエースとして活躍していたが、暴行事件を起こしたことをきっかけに停学処分を受け、留年が決定。そこから不良の道へと突き進み、あっという間に花園高校の番長となる。
東地区最凶の不良として猛威を振るった彼は、やがて指定暴力団三和会組長・さぶの目に留まり、三和会へと誘われる。やり場のない鬱屈した感情を抱えていたりきは、高校生の身でありながら暴力団の一員として組織でのし上がり、幹部となった。
くにおとは対照的に、パンチ技を中心としたケンカ殺法で闘う。その凶悪無比な強さから、『マッハパンチのりき』の二つ名で三和会の内外で恐れられ、花園高校を恐怖と暴力で支配した。
しかし『三和会事件』が勃発し、くにおに対する尖兵としてくにおと交戦し、死闘の末に敗れた。この時、くにおと全力で闘い、そして敗北したことで、鬱積していた感情から解き放たれている。
その後、三和会から絶縁され追われる身となるが、かつての校内抗争の相手だった
仲間たちに助けられたその後は、さながら禊をするかのように、仲間たちのため、花園復権のため、新たなる戦いを始める。
そんな中、因縁の相手くにおがドッジボール部に入部したことを知り、借りを返そうとりきは急遽花園にドッジボール部を結成。部を全国大会決勝まで導き、熱血高校と激突したが、敢え無く敗れている。この頃、島田真美と出会い、交際を始めている。
1年越しに3年生への進級を果たした春、りきに目を掛けていた教師・福島健太郎の取り成しもあり、アメリカンフットボール部に入部。部員たちの熱狂的な支持を得て、留年生、それもアメフト未経験の初心者でありながら主将に就任した。
大きな転機となったのは『冷峰学園事件』で、恋人である真美が冷峰学園の手の者に攫われ、りきの下に挑戦状が送りつけられてきた。怒りに身を任せて花園高校を飛び出したりきを待っていたのは、かつての宿敵―――くにお。最終的な目的は違えど、冷峰学園を目指す二人は共闘し、りきは真美を取り戻し、事件を解決。
『彼女を助けるために戦った』という、三和会時代からは考えられないりきの戦いの動機は美談として瞬く間に東地区に広まり、その後も『獅子連合事件』をはじめ、大小さまざまな事件を解決に導いたことから、現在はくにおと並び称されるほどの『正義の不良』として知られている。
同時に、この件で互いに大きな借りができたくにおとりきは、『宿敵』から『親友にしてライバル』へと、その関係を変えていった。現在では協力してトラブル解決に当たるなど、拳で語り合った者同士の強固な友情を築き上げている。
以前の熱血高校アイスホッケー部の練習試合のセッティングをくにおから頼まれた際も、快くアメフト部を駆り出して応じている。
以前は気に入らないヤツはすぐにブッ飛ばす狂暴そのものの性格だったが、くにおからの敗北、そして真美との交際を始めて以降は随分と丸くなり、能天気で目立ちたがり屋で茶目っ気たっぷり、(いい意味での)悪ガキをそのまま大人にしたかのような本来の性格へと戻っている。もっとも、卑怯な真似と弱い者イジメを何よりも嫌うところは以前から不変で、三和会時代においても、花園の不良たちにはカツアゲ等の略取行為を厳重に禁じていた。
また、暴力団という『大人』の世界、それもかなりの暗部を見てきた彼は、『自分と同じ経験を仲間たち、後輩たちにはさせたくない』という強い意志を持つとともに、ところどころ、現実主義的・悲観的になることもある。自分を慕う者、頼る者に対しては、責任を以て全力で応えようと奮起する侠気の持ち主でもある。
本人の自覚以上に花園高校内での影響力は強く、まさしく花園のカリスマ。
好物はパフェの他、エビフライ、ハンバーグ、ナポリタンなどの所謂『カフェ飯』で、放課後や部活終わりに花園高校近傍の喫茶店で食べている姿を頻繁に目撃されている。食の嗜好が子供じみていることは自覚しているが、当然それをからかわれたりするとブチキレるので、花園ではりきの食事の好みに関する話題はタブーとなっている。真美と付き合いだした理由もこれに関連していて、パフェが好きなことをからかわなかったことが一番のきっかけだという。今では真美と一緒にパフェを食べるのが至福の一時だと語っている。
同時に真美にはデート代を全額出してもらっているなど、どうしても頭が上がらないらしく、りきの最大の弱点とも云える。
一時期スマホを持っていたが、真美がSNSのメッセージをおおよそ30分ごとに、休日でも送ってくるため、それの返信が面倒になり、スマホを解約。今時の高校生にしては非常に珍しく、現在はガラケーすら持っていない。
出典:ダウンタウン熱血行進曲(1990)
花園高校2年生。
昨年外国から帰国し、今年度から花園高校に転入してきた、頭脳明晰な帰国子女。
『根性』と『漢の臭い』がムサ苦しく充満する『漢の苑』たる花園高校に突如として投下された爽やか系イケメン。それ故瞬く間に女子生徒たちの人気の的となったが、彼本人は女性(年齢問わず)を苦手としていて、校内では女子生徒が多い場所を避けたがる傾向がある。もっとも同性愛者というわけではなく、この点ははっきり否定している。
外見から受ける印象は爽やかであるが、実際の性格は爽やかな中に気障とダウナーが入っており、いつも気だるげ。
座右の銘は『日々是平穏』。何人にも、何物にも、何事にも巻き込まれない平穏な日々を送ることが何よりの望み。だが、トラブルの方から彼に寄って来る生来の巻き込まれ体質であり、彼の周囲には常に事件が巻き起こる。
海外暮らしの時、護身と精神修養の為に中国拳法と氣功を体得しており、並の高校生では及ばないほどの実力を持つ。だが基本的に、暴力を以て自分の力を誇示することを嫌い、せいぜい護身の為に拳を振るう程度。この中国拳法と氣功の『師匠』が女性で、彼女の人となりに振り回されたことがトラウマになり、女嫌いになったらしい。……もっとも『それはそれ』で、護身の手段を教えてくれた『師匠』には一応感謝している、とのこと。
転校したての4月に発生した『冷峰学園事件』の際、りきを追って花園を飛び出そうとした副番の
海外暮らしが長かったせいか、日本語独特の表現である『敬語』が不得手で、先輩や教師相手でも平気でタメ口を利く。このことが上下関係の厳しい花園の生徒、特に最上級生の3年生の癪に触れることが多かったが、りきに気に入られてからは、りきの手前もあってかそれを口実に突っかかる者は皆無となっている。最近はりきの忠告から、上級生に対しては努めて『さん』付けで呼ぶようにしている。
熱血高校の
りきにとっての五月女は『可愛い舎弟』といった存在であるらしく、期待を寄せられている。五月女も、転校したての頃に何かと便宜を図ってもらったりなど、りきには数々の恩義を受けていて、りきの期待には出来る限り応えようとする姿勢を見せている。
特技は潜水で、息継ぎ無しで10分は潜っていられる。
ロータスランドとは同じ『師匠』の元で中国拳法と氣功を学んだ兄妹弟子の関係。五月女の女嫌いの一因もロータスにあるとかないとか……??
出典:ダウンタウン熱血物語(1989)
花園高校2年生。アメリカンフットボール部マネージャー。
天真爛漫で裏表がない女の子。高校2年生とは思えないほど無邪気で元気で、大はしゃぎで校内を走り回る姿は花園の風物詩。
りきが通っている喫茶店で、りきがパフェを食べているところに真美の方から話しかけ、それから交際に発展し、今では周囲も認めるナイスカップル。りきのことが大好きなあまり、りきを追いかけてアメフト部のマネージャーになった。
これらのことから、どんなに怖そうな相手でもビビらない度胸を持つ……というよりも、あまり気になっていないのかもしれない……。
ただでさえ女子の少ない花園においては、男子の人気ナンバーワンのアイドル的存在だが、『りきの彼女』であるため、彼女に手を出すことは花園男子最大のタブーであるとされる。
『冷峰学園事件』では冷峰四天王のヘッドである
以前、冷峰学園の長谷部和美をとある事件で助けたことがあるらしく、それ以来仲がいい。くにおとも顔見知りである。
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な、長かった……
さて次回からは試合です。ウマ娘VS花園番長、バスケ勝負の行方や如何に……!?