肉体年齢を操作できる病弱男子生徒が血反吐を吐きながらホシノを曇らせるお話 作:絶対正義=可愛い
プロフィール
名前 タツヤ
フルネーム 歴舟タツヤ
レアリティ ☆3
役割 SPECIAL
ポジション BACK
クラス アタッカー
武器種 SR
攻撃タイプ 神秘
防御タイプ 神秘
学園 アビドス高等学校3年生
部活 対策委員会
年齢 17歳?
身長 145cm?
趣味 戦闘、ゲーム
はい今回は曇らせ無しです。(嘘)
自己満足!?
「歴舟タツヤだ、よろしくな後輩たち」
タツヤ先輩との出会いは唐突だった。
ホシノ先輩が保健室から連れて帰ってきた人。
入学前に偶然保健室で見かけてしまった、昏睡状態のもう一人の先輩。
あまりの驚きで自分でもびっくりする位の大声で叫んでしまって少し恥ずかしい思いをした。
そんなタツヤ先輩は、私が聞いていた噂の人とはかなり違っていました。
例えば。
「勝負ぅ?」
「ん、私は強い人の言うことしか聞かない」
「世紀末理論を振りかざしてくんなぁ……」
「ん、勝負!」
「えぇ……?めんどくせぇからパスで」
「受けないなら別にいい。タツヤはただの腰抜けってこと」
「よぉし10秒で片付けてやるこのちんちくりん2号が…!」
アレほど面倒くさそうにしていたのに、あっさり挑発に乗って、5秒立たずにシロコちゃんを制圧。
例えば。
「んじゃ、ほらアホ毛」
「うへ……後輩ちゃん達の前でその呼び方やだなぁ……なーに?」
「久々にやるか……
「あぁ……
「大乱闘スポーツブラザーズSPだおまえら」
「うへ……これやるのすごい久しぶりな気がするね?」
「パイセンと一緒にやったのが最後だからな」
「…………」
「ん、私はこの可愛いヒモチュウでやる」
「それじゃあおじさんはガービィ」
「わ、私こういうのやったことないんですけど……」
「ん、ノノミ。私もやったことないから大丈夫」
「取り敢えず選んどけ」
「えっと…じゃあ私はこのフリンって子で……」
「んじゃあ俺はガノントロフで」
「おいアホ毛ェ!!!テメェ吸い込むんじゃね…あ、ちょそのまま落ちて……吐き出すなぁ!!!」
「うへへ……ガノンは復帰力弱いもんねぇ〜」
「クソがぁ!!!」
「ん、ヒモチュウはクソ。復帰できない」
「ハッ!!電光石火を上手く使えてねぇじゃねぇか」
「ん。こうなったらガチャガチャする」
「あ、おいこのおバカ!レバガチャなんてことして……即死コンボ!?嘘だろ!?」
「ん、タツヤ先輩は雑魚だった」
「アァ!?」
「あ、え?このフリンって子寝ちゃったんですけど!?」
「あー、そいつはなぁ……まぁ当たれば強いけど、ちょっと難しいな」
「あ、今度は歌った」
「その歌ってるときに近くにいくと寝るんだ……おいバカ
「……っ」
「ん、隙あり」
「シロコォ!!!!!」
こんな感じで、タツヤ先輩は意外にゲームが好きらしい。
本人曰く、「ゲームが嫌いなやつっていんの?」とのこと。
この日は大いにゲームで盛り上がりました。
初めてこういうゲームをやりましたが、中々楽しかったです。
他にもスーパーマルオカート∞とか、
桃次郎電鉄とか、
ボンバーウーマンとかで盛り上がって、今まで触れてこなかったものに触れられただけあって、すごく楽しかったんです。
負けず嫌いで若干短気。
表情も思いのほかコロコロと変えていく。
仏頂面で冷静沈着って聞いていたのに、中々噂は当てにならない。
と、まあ。
噂に聞いていたほど怖い人ではなかったし、逆に男子高校生らしい一面が見られた。
けど、私としてはそれよりも……。
「タツヤ先輩」
「ん?なんだノノミ?そんな真面目な顔して」
「先輩の髪がすごい気になります!」
「……………パイセンみてぇなこと言い出したよこの娘」
「そんなに可愛いのに、可愛いのに!もったいないです!」
「うっせ。髪はめんどくせぇんだよ……つーか俺を可愛いというな!」
「もう、我慢なりません!私勝手にやっちゃいます!」
「(T_T)」
そう!
先輩は凄く可愛いんです!
男の子とは思えないくらい!
「先輩?駄目ですよ〜髪を疎かにしちゃ。それに髪が地面についちゃってるせいで汚れてるじゃないですか〜」
「……めんどくせぇ」
「ソレに、どうしてこんなに伸ばしちゃってるんですか?お風呂のときとか大変でしょう?」
「うっせ。切れねぇんだからしょうがねぇだろ……」
「……?床屋さんって知ってますか?」
「くっ……ナチュラルに煽られてんのか天然なのか判別がつかねぇが、きっと後者だろぉなぁ…!!」
げんなりした様子のタツヤ先輩の髪を可愛くするのは結構楽しい。
ホシノ先輩はいつもポニーテールですし、シロコちゃんは髪が長くないので……。
「〜♪はいできました〜!」
「…………………」
手鏡で見せた先輩の顔は無だったけど、我ながら渾身の出来。
シンプルにポニーテールにし、根元の部分を三つ編みで囲う。
おでこを見せるように前髪を上げてちょんまげみたいにしてピンで留める。
か、可愛い…!
「あ、お気に召さなかったなら他にも…!」
「……なんでわざわざポニーテールに?」
「ホシノ先輩とお揃いの方がいいかなって」
「えぇ……??」
「二人とも身長が同じくらいなので仲の良い兄妹みたいに見えるじゃないですか!」
「…………反吐が出る」
「そんなに!?」
「まぁ、でも……これなら髪は汚れねぇな。三つ編みは無理だが、ポニテ位なら俺でも出来るか……。これ、やり方教えてくんねぇかノノミ」
「!」
そう、タツヤ先輩は基本的に愛想のない顔をしてるけど、ちゃんと笑えば可愛いのだ。
「先輩、笑ったほうが可愛いですよ!」
「俺もう二度と笑わねぇ……!!」
「そんな、もったいないですよ〜!」
楽しかった。
本当に楽しかったんです。
人が一人増えるだけでこんなにも楽しくなるんだと初めて知って、先輩が起きてくれて、ホシノ先輩もその日1日で嬉しそうに笑うようになって、本当に……。
「ん、聞いて、タツヤ先輩。今日狐と戦ったの」
「狐ぇ?なんだシロコ、化かされたか?」
「ん、かなりヤバかった。手も足も出なかった。私も先輩達みたいに強くなりたい」
「そうかそうか〜…?よく分かんねぇけど、ならまずは一杯食べて大きくなろうな〜?」
「ん、先輩達もチビだから、チビの方が強い」
「表出ろやぁ、このちんちくりんがぁ…!仏の顔も三度までだぞテメェ!!」
だから……。
だから……。
だから、次の日の朝。
血塗れの先輩を見た時。
心臓がキュッとなって、スマホを持つ手が震えたんです。
ホシノ先輩が何度もタツヤ先輩を揺すって、名前を呼んで…。
先輩は私が教えた髪型で倒れていました。
寝る時に解いた髪は、直されていて、まだまだ粗があったけど……、ちゃんと……。
お医者様が言うには、命に別状はないそうです。
ただ。
「この子あんまり無理させちゃ駄目だよ?体のあちこちガタが来ちゃって……、一体何したらこんな風になっちゃうのかな?……長いことこの仕事やってるけど、こんなの初めてだよ」
ホシノ先輩はずっと俯いていた。
私も、シロコちゃんも黙ってお医者様の言う事を聞いていた。
「ホシノ…先輩」
「……なに、ノノミ…ちゃん?」
意を決して、ホシノ先輩に聞く。
「タツヤ先輩って、……どうして眠ってたんですか…?」
「……っ!」
ホシノ先輩の息を呑む声が、静かな廊下に響く。
「だって、病院でもなくて、学校の保健室で眠ってましたよね?どうして保健室で……?」
「……ホシノ…先輩?」
疑問を口にする。
タツヤ先輩が保健室で眠ってたことを知らないシロコちゃんが不思議そうに私とホシノ先輩を見る。
「……っタツヤは、昔少し無理をしちゃってね。それで……体が少し…いや、すごく弱いんだ……」
「体が弱い……?」
タツヤ先輩は、体が弱かった?
あんなに元気にしていたのに……?
「1日に数時間しか起きれないし、銃弾が当たるだけで…血を流すし、本当なら何もしてないのに、血を吐いたり、鼻血出したりしちゃうんだよ」
「……え?」
シロコちゃんが、とてもか細く声をこぼす。
「ちょっとなら大丈夫みたいだけど……昔は結構酷くてね…?……っ、あんまり、この話はしたくないかな……」
病院の備え付けのソファに座ったホシノ先輩がうつむく。
「そんな……だって、だって!タツヤ先輩は、私と……勝負して……っ」
シロコちゃんが、その場に崩れる。
「わ、私の…せい?」
「ッ違う、違うよシロコちゃん!!」
ホシノ先輩が顔を上げ、シロコちゃんに駆け寄って抱きしめる。
「シロコちゃんのせいじゃない!!これは、シロコちゃんのせいじゃない……!!私の…私のせいだから……」
「で、でもっ!」
「シロコちゃんのせいじゃない……大丈夫だよ。これは、本当にシロコちゃんが原因じゃないんだよ」
「なら……じゃあ、どうして……?」
「昼間に……いや……でも……なら……どうして……いや……待って……なんで……廊下……夜……タツヤ……風紀委員会室……」
瞳から光を消したホシノ先輩がブツブツと呟く。
背筋にゾワリとした嫌な感覚が走る。
この状態のホシノ先輩を、あまり見たくない。
思わず手が伸びて、でも私に何ができるのか分からなくて、伸ばした手は徐々に落ちていって、スカートの端ををギュッと掴むことしかできなかった。
私は…無力だ。
「タツヤは夜に、誰かと戦った……?」
先輩が、ボソリとそう言ったのが、やけに耳に残った。
「おじゃまするねぇ〜君たち?」
「な、お前ら……!!」
「ちょっと
「ひっ……」
「そんな怖がらなくても大丈夫だよ〜。ただちょっと聞きたいことがあるだけなんだ〜?」
「な、なんだよ……」
「君たちが、昨晩うちの…アビドスのタツヤと戦った子たちかな〜?」
「っ…だとしたら、だとしたら何なんだよ……!」
「うーん……返答によっては、おじさんちょっと、冷静さを保てないかも」
「ん、答えて」
「早く答えてくださ〜い。私もちょっと、いえ、だいぶ怒ってますから」
「ねぇ?何とかヘルメット団の人たち」
ホシノ先輩が1枚の写真を取り出して、見せる。
「この人と、何かあった?」
その日、アビドスにいるヘルメット団の1つが壊滅した。
歴舟タツヤ(主人公……?)
→好きなゲームは大乱闘スポーツブラザーズSP(通称スポブラ)。実は男子高校生みたいな普通の趣味を持ってる。自分のお小遣いは基本的に武器の整備とゲームで消えていっていた。
小鳥遊ホシノ(二年生)
→要所要所で実は曇ってた人。シロコとタツヤが勝負するときも、内心穏やかなじゃなかった。ノノミの使うフリンの歌うでタツヤが眠った時も穏やかじゃなかった。
砂狼シロコ(一年生)
→何も知らずにタツヤと勝負しよ!をして見事に情緒をぐちゃぐちゃにされた可哀想な子。この後タツヤが目覚めて泣きながら謝る。なおタツヤは別に全然気にしてない模様。
今回のメインヒロイン。(意味深)
十六夜ノノミ(一年生)
→色々ぐちゃぐちゃ。この出来事をきっかけに過保護になります。良かったね、母性溢れるノノミちゃんの完成だぁ……。この人視点は難しいです。(作者)
今回のメインヒロイン。(意味深)
何とかヘルメット団
→タツヤにトラウマ植え付けられて、その後逆襲されたと思い込んでる人たち。アビドス自体がトラウマになった。(南無三)
豆知識
「やり方教えてくんねぇか」
→中々自分で髪を弄ろうと思わなかった人。これを機に自分で髪を結ぶ……はず。
「大乱闘スポーツブラザーズSP」
→これから新しい子達が来てもみんなでやる。……プレイヤー名欄には「ユメ」の文字がある。
曇らせって難しいんです。
曇らせのない、いわゆる日常回的なものを挟んでも良い?
-
良き
-
ダメ
-
好きにしやがれ