~二級解説士ゴードンの著書~   作:みけさんわーきゃっと

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見た目を分かりやすく言えばブロントさんです(違


山エルフの生態

 

 

 

 

 

 

      ああん?エルフはきゃしゃで肌が白い?

      誰が決めたそんなこと!ぶん殴るぞ?

 

 

 

 

 

 

        山エルフの格闘家アイリン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山エルフ。実はエルフにもいくつか我々で言う「人種」的な種類がある。

山エルフ以外にも、島エルフ(海エルフとも)、森エルフ(俗に言う一般人の認識するエルフ)、空エルフ(世界樹のてっぺんにいるという)、ハイエルフ(伝説上の存在)などがいる。

あとははぐれエルフと呼ばれる部族から出て冒険者になるものがいるが、これは種類ではないことに注意してほしい。

一応結構な人数がいるので「街エルフ」などと呼称されつつある。

 

そしてこの山エルフは主にグランパス大陸の山地(とはいってもあの大陸は7割が山だが)に拠点を作っている。

部族単位で生活しているエルフにしては珍しく大都市を擁しており王国の体をなしているのだ。

 

容姿としてはやや彫りが深い顔立ちに赤銅色の肌、髪は赤毛が最も多いようだ。

体つきはやや筋肉質で細マッチョというのだろうか?男女ともに引き締まっている。

エルフより力はあるがその分やや魔力や速さに劣るようである。

また、体型的にいくら力が強いといってもゴリマッチョみたいなものには力負けする。

 

冒険者としてはその身軽さを生かした軽戦士や格闘家、あとはエルフと同じ弓士や精霊使いもいる。

ごく一部にミスリルをはじめとした属性銀で体を固めたシルバーナイトも存在する。が、エルフにもいく名か存在するシルバーナイトだが、山エルフは圧倒的にその数が多い。

 

なぜ数多く存在するか……というと彼らは優れた鍛冶師――魔法鍛冶師でもあるのだ。

要は自力生産が可能かつ戦士に適した特性ゆえに数が多いのである。

 

同じく鍛冶師として知られるドワーフと違いその制作物は実用性一点張りの質実剛健なスタイルだ。

装飾などは一切施されない。なので冒険者の間以外には評価は低い。

しかし、いま書いた通り、装備の性能が生死に直結する冒険者からは評価が高い上に流通経路に乗りにくいその性質上かなりの貴重品であり、特に軽戦士装備は文字通り桁が違う価格に目を剥くだろう。

エルフとドワーフは仲が悪いとよく言われるが山エルフとドワーフは同じ鍛冶師として……

 

 

 

 

 

すこぶる仲が悪い

 

 

 

 

 

のは特記しておくべきだと思う。

まあ私の見たところ、文句は言いつつ互いの腕は認めていると思うのだが……

両者ともにプライドが高いためうかつに口に出すと両陣営から責められることになる。

うちの元リーダーがまさにそうだったのだ(だが最終的には両陣営から剣と盾をせしめていた、うちのリーダーはすぐに人と仲良くなる。そのあたりが異常だった)

 

私の見た目でも、歴史的にも鍛冶師としてはほぼ互角と言える、ただドワーフと違って全員が鍛冶の適性を持ってるようではないみたいだ。

また前述のとおり装飾に関するスタンスも違うため、宝飾品や装飾品はドワーフに軍配が上がる。

金属加工もやはり力が強いドワーフの方がやや優位ではあるが、魔法鉱石。特にミスリルの精霊銀化はドワーフにはできないためそのあたりで差別化されていて「軽くて強い」が山エルフの装備の特徴であるといえるだろう。

 

最後に一つ付け加えるならば、自分たちで作り出さないせいか、宝飾品を山エルフの女性に贈るのはかなり強めの求婚を意味する。

うちのリーダーがやらかしたおかげで仲間が一人増えることになったのは良かったのやら悪かったのやら……(彼女がいなければ少なくとも二回は死んだ場面があったと思う)

 

 

 

 

 

二級解説士 ゴードン

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