~二級解説士ゴードンの著書~   作:みけさんわーきゃっと

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僧侶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     神の御業を奇跡っていうけど、奇跡ってのは人が起こすものさ。

 

     

 

     

 

     

 

         ~異端の僧侶~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 僧侶。神に祈りを捧げ、また戒律を守り神の恩寵を受け神聖魔法ホーリープレイを行使する人々である。

 

 危険な場所に行かない、また信仰もしていない、いわゆる普通の定住者の皆さんにとっては神殿、教会、祠などの神をまつっている宗教施設の管理者、あるいは大病を患ったとき、事故による大けがの時の緊急搬送先という認識が大きいと思う。

 

 

 

 もっともそういう状況では軽く小金貨が、重篤な場合は金貨が数枚飛ぶので、嫌っている人も多いと思われる。

 

 筆者が聞いたところによると無料にすると擦り傷程度でも治療を頼まれたりして、本当に必要な時に使う精神力が足りなくなるから。という建前だそうな。

 

 本当に必要な時にもお金を払わないと治療してくれないのはいかがなものかとは思うのだが、それはそれで上(神様ではない、神殿の階級上位者である)からいわれているそうだ。

 

 筆者の体感だが人の来る機会の多い神殿ほどそういうお金にうるさい傾向がある気がしている。村の祠などを管理しているような小さい規模の場所の僧侶は村人の腰が痛いなどの要望に治癒魔法を使っていた。無料でだ。

 

 お金がないと何もできないのは筆者も十二分に理解はしているが、そういうのを見ると、たしかに大神殿の偉い人たちはうさん臭く感じるのも仕方ないという感である。(これは宗教批判ではないので焚書、発禁はごめん被りたい)

 

 

 

 冒険者の方々にとっては、文字通りパーティの生命線であり頼れる仲間であろう。回復役が十分に機能している限り、一撃死に気を付ければそうそう全滅などするものではないからだ。

 

 冒険者になる僧侶はおおよそ二種類いて戦闘系の神(戦女神クレアや戦神アーレス等)や秩序系の神(正義の神ヴァロー、法の神ジャロー等)、新たな知識や感動を得ようとして(知識神ジョセフ、芸術神スカールダ、鍛冶神ダイトス等)、各々神の信者が戒律や理念に基づいて冒険者となるものが一つ。

 

 もう一つはもともと冒険者だった者が信仰に目覚めるケースであり、こちらは即物的(幸運神エメス、盗賊神ヘルヴィン)なものが多い傾向にある。

 

 無論それ以外の神の僧侶も冒険者にいることもある。ただ、筆者も昔冒険者だったのだが、戒律至上主義の人たちとはやはり長続きはしなかった覚えがある。正直かなりの戒律破りをしても神に見放されることはまれで、その後も普通に神聖魔法を使えたりする。(所属する神殿から破門されるかは別問題だが)

 

 

 

 信仰する神により若干の制限や、逆に神特有の武器や魔法などの習得があり冒険者はそれらほしさから選んで信仰をすることがある。それでも魔法を使えるのだから神の懐はすごく広いのであろう。

 

 司祭や司教の方々も度量をもって、この本を攻撃しないでほしい。

 

 

 

 

 

 最後に私の知っている魔法をいくつか書いて終わりにしようと思う。

 

 

 

 

 

 ターン・アンデット アンデッドを追い払う、十分な力量の術者なら破壊することも可能。

 

 

 

 キュア・クリティカルウーンズ  かなりの大怪我でも治療できる回復魔法。

 

 

 

 ラス・オブ・ゴッド  文献でしか知らないが対立する宗派の信者や悪魔等を塩の柱に変えてしまうらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    二級解説士ゴードン

 

 

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