もこたん♂に転生した一般人が推しと仲良くしようとしたらなんか周りがヤバくなってた 作:シェリーザ
どうも皆さんこんにちは、ゆっ…ではなく幻想郷の不死鳥こと藤原妹紅♂です。現在俺は何をしてるのかというと…
「穢れた地上からの侵略者め、成敗してくれる!!」
…なんでか月にいます。本当になんで?
〜〜〜〜〜
事の始まりはいつかのある日、俺は永琳に触発されて弓道やるか…となり、外で矢を射ていたのだが…
「とりあえず暇だしテキトーに矢文でも空に撃っとこw」
とかふざけて連射していたわけだが…因みにこれが後の『開』である。それはさておき気づけば空が黒くなっており、俺の目に映ったのは光を照らす太陽…ではなく。
「なんで空に…地球があるんだよ…!?」
ったく教えはどうなってんだ、教えは。はあ、一先ず火の鳥を日本に飛ばしておいて…っと。確か迷いの竹林は京都辺りだった気がするけど…まあ外の世界に入り込んだところで炎を俺に扮させておけばいいか。それはそれとして…
「お前だな…この矢を撃ち込み続けたのは」
「知らんな」
今目の前に八百万の神を宿す最強様がいます。しかも怒ってる。成程、正直に言おう…月を舐めていました。だって即座に特定して連れてこれるなんて思わんよ普通。…ってかなんでキレてんの?
「んで…なんでキレてんの?」
「惚けるな!貴様はこの私を穢れた地上から狙い続けていただろう!!後なんだこの文は!!『国破れて山河あり…』お前は歌人なのか弓道者なのかハッキリさせろ!!」
「…あ、そう」
…理由判明。この人のとこに
「今回全く関係ないウサ」
…なんか聞こえたがここは月、聞こえるはずがなかろう…まあ今の状況は最悪である。俺が黙りこくってるのを黙秘と判断されたのかねぇ…
「穢れた地上からの侵略者め、滅してくれる!!」
…アンタそんな人なんだね、予想してたけど。まあそれはそれとして…問題は誰にも救いを求めれないというところである。正直勝てるか怪しい…だからと言って簡単に勝ち筋を捨てる程愚かでも無い。なので…
「さてと…誤解でも解かせてもらうか…」
「誤解も何も、お前が私を狙って…!」
「普通に考えればただの矢が大気圏と無重力空間突破するとは思わねえだろ」
「…知らん!!」
… 脳筋がよお…ふざけんなや。ま…とっとと行きますかぁ!!今回は偶々腰に差してあった刀を抜く。なんでって?…久々に剣で勝負したくなったから。
「いざ…参る!」
「礼儀を知ってるとは、少しは見直したぞ地上人」
「えっとじゃあもっと丁寧に…此度の死合、よろしくお願い申す」
「ああ、此方もよろしく頼む…って違う!!よくも私を嵌めたな、貴様を斬り裂いてくれる!!」
ええ…礼儀は大事なんだろ…なんでそれしただけでキレるのかなあ…まあそんなの言えば殺されるしさっさと抜刀居合!!
「っ!?速い…!?」
「おっと、割と速度出したんだがな」
くそ、避けられた…因みにこれをかつて先代巫女に撃ったら受け止められた。腕力バケモンやろ、あの人。…そうした原因は俺だけど。
「少し舐めていたが、これで終わらせてくれる…愛宕様の火!」
っと、姫さんの腕と刀に炎…でもなんでだろう…俺の炎のほうが熱く感じるんだよなあ…とりまこっちも着火と。
「其方も火を…なら此方も使わせてもらおう」
「ただの火が神の火に勝るとでも思うのか!」
「物は試し、何事もやってみなきゃわかんねえだろ」
「その想いをすぐに砕いてくれる!」
…しかしさっきから視線が不愉快だな。とりま火の鳥+分身飛ばして…
ま、こっちはこっちで集中…あれ?俺の炎さん…なんか焼いてね?まあとりあえず分身と刀諸々用意して…
「馬鹿な!?愛宕様の火が…焼かれるだと!?」
「まあ八坂の軍神のいう神々の金属、俗にいう緋緋色の金も溶かしたしな」
「な!?何を戯言を…!!」
「あ、後チェックメイト。さっき火の鳥飛ばした時そっちの対処に意識向いたっしょ?そっちの方向の何かを守るのは良いけど…俺から意識を背けた時点で勝負は決まっていた」
分身と火の鳥、火の蝶等を優雅に舞わせておく俺。…なんか余裕ある感出してて自分で嫌になってしまったな…
「…まだだ!まだ私は負けていない!!こうなれば…火雷神!!」
結局炎にはこだわるか…分身達がやられてるなあー(棒読み)でもあいつらねぇ…前に幽香との組み手で判明したんだけどねえ…
「はあ、はあ…これで…」
炎の残滓から再形成して蘇りやがるんだわ。因みに俺も炎だけは食らったけど吸収できた。俺もそうだけど不死鳥の名前そこまでして守らなくて良いのに…全く、困ったものだ…
「あ、ありえない…」
「雷が痛手だったが、本当にそれだけだ。炎は俺に効かん。何を炎にこだわったか知らんが…おわりだ」
さてと周囲警かi…!?
「…祇園様の剣だ、本来は闇討ちなどあまりしたくなかったが…悪く「あ"あ"ぁ…痛えなぁ…」…は?」
来ると思ったが…結構容赦ねえなこの人…とりあえず分身だして、そっちに本体を移して刺し貫かれている方を吸収…万事解決だ。
「…馬鹿な、ありえない…急所どころか絶命する箇所全てを貫いた筈だ…!?」
「あー、俺って簡単に死ねなくてなぁ…それとチェックメイトって言ったろ、後ろ見ろ」
まあ簡単に死ねないのは事実だし。それはそれとしてチェックメイトしてんだから抵抗されては困る、ここはガチで仕掛けに行くか。
「後ろ…?…っ!姉様!」
「ごめんね〜依姫、お姉ちゃんこの人達に…美味しい料理もらったから、とりあえず色々お話聞きたいの」
やはり料理、料理は全てを解決する…!握り飯持っといてよかった。姉さんの助力もあってなんとか最強姉妹の妹さんにはお話を聞いてもらえるよう説得できました。終始睨まれることになったが。
〜〜〜〜〜
「お話聞いたけど…依姫、この人は流石に悪く無いわよ。あの時は私も貴女が狙われてると思って繋いじゃったけど…冷静に考えればただの矢が無重力空間突破するわけないのよ。師匠ですらもそんな事やって…ないわよね」
「そこで不安にならないでください姉様」
「まあ気持ちは分からんでも無い」
睨まれていたが、永琳トークでなんとか仲を取り持つ事が出来た俺氏。やっぱあの人おかしいだろ。なんで愚痴の言い合いで仲良くなれるん?…まあそれはそれとして…
「自己紹介といこう、俺は藤原妹紅。ま、地上では不死鳥なんて呼ばれたりしてる」
「まあ、貴方が!師匠が言ってた不死鳥って貴方の事ね!私は綿月豊姫、此方は妹の依姫です。姉妹共々よろしくお願いします」
「…よろしくお願いします」
まだ敵視されてるよ、俺。悲しいなあ…俺何も悪くないのに(大嘘)…おふざけはここ迄にしてっと…月に来たからには色々と気になる事があるんだよな。
「そういやアンタら、全てを砂に返すナノマシンとか作ってたりするか?」
「なんですか、それ。私達はいくらなんでも取り扱いを間違えたら自滅するような兵器は作りませんよ」
「そうなのか…じゃあ月光か太陽光をエネルギーに変換する大型砲台そかは?」
「ふむ…それはアリですね!軍部に話しておきます!」
…あれ?月○蝶はなかったっぽいけど、サ○ラ○ト○ャ○ンを作らせちゃった…?………うん、ヨシ!!(何もかもが良くない)全部月が悪いんだ!!
「…あ、そうでした!実は貴方と会って欲しい方がもう1人いまして…」
「俺と会いたいだと?」
「ええ、少しお待ちを…」
あれ豊姫消えちゃった。…この妹を残して消えないでくれ。
「…貴方の居合斬り、見事でした。私は剣術なら誰にも負けぬと自負していたのですが…もっと精進させていただきます」
「お、おう」
…あれ?強化フラグ入りましたか?…まあ多分ここにくることは2度とないだろうし別にいいか。とか話してたら豊姫さんと一名が戻ってきた、速いねー。
「紹介しますサグメ様、此方は師匠が話していた不死鳥、藤原妹紅です」
「藤原妹紅です、よろしく」
「カキカキ…」[私は稀神サグメ、よろしく頼む]
あや、一言話したりするのもダメなのかな?まあそれはそれでいつしか習得した手話を使うかもしれないから別にいいんだが。…腹減ったし飯食うか。
「すんません、厨房って借りれますか?」
「構いませんが…何をなさるつもりで?」
「…不死鳥の料理屋だ」
〜〜〜〜〜
「んでなんで食堂らしき所に移されんの?」
「貴方がモグモグ…ここまでモグモグ…美味しい料理をモグモグ…作るからです」
「食べるか喋るかどっちかにしてください姉様…」
本来俺が飯を食う予定で料理したらいつの間にか軍の食堂みたいな所に立たされていた件。俺別にその為に料理したわけじゃないんだけど…因みに綿月姉妹の食料を分けてもらって作ったわけだが、俺の髪とかをサンプルにするやらなんやらで話をつけ(られ)た。…俺の拒否権っていつから消えた?
[多分前から消失したものと思われる]
コイツ…!?俺の心を読んだだと!?…ってかそんな確信持って言われてもね…と言うわけで現在は食堂で玉兎の諸君に美味しいご飯を出してるわけだが…(今回は豊姫の勧めで赤エプロンに白ポニテにされた)
「あわわわ…!ありがとうございます!!」
「私達兵士がこんな美味しい食事を貰ってもいいのでしょうか…!?」
「ずっと月にいてくれませんか!?」
…ここの食事事情終わってね?どこの魔境ですか?…いや、多分大半が料理できないんだわこれ。豊姫達含めて。だって厨房にいた玉兎とか月人の方、魂抜けかけてたし…まあ一つ言ってやろう…僕は救世主なんだよ!
「悔しいですが、私ではここまでのものは作れませんからね…」
「う〜ん♪幸せ〜♪」
[非常に美味である]
まあ喜んでいただけたのであれば幸いである。さてと…そういやふと思ったんだが…これ、どうやって地上に帰るんだ…?
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「…」
「…」
「…そろそろ地上に帰ってもいいか?」
「…そんなこと、この綿月豊姫が許しませんわ。…貴方が帰れば、この素晴らしい食事を楽しめないじゃないの!!」
流石、二次創作で桃食い姫にされてる(と思う)だけあって食事には厳しいお姫様。でも俺にも俺の生活はあるんだよ…多分西暦換算で数週間経ちかけてるのよ…帰った時の荒屋の手入れ大変ソウダナー…(棒読み)
「…私も、貴方の剣術をものにするまでは帰すことは出来ません」
「ふざけんな」
依姫も多分私怨含めて俺このまま居させてるんだよな?そうじゃなかったら俺キレるよ?無理やり月の都の重力圏突破して帰るぞ(空気摩擦で何度か死ぬかもしれんが)。まあ帰ろ思ったら帰れるけど、サグメが…
『私も貴方には多大なる興味がある、もう少し居てもらえれば…アトゴハン』
サグメさん?サグメさん??サグメさん!?貴女だけが頼りだったのに!?そんなに人を弄んで楽しいのか!?…まあひとまず置いといて、今日も食堂で働きますかあ…
『緊急事態発生!!緊急事態発生!!襲撃が来ました、玉兎達は速やかに戦闘準備を!!』
「!姉様、私は玉兎を率いる為に出陣します、姉様は指揮を」
「わかったわ依姫、サグメ様。妹紅さんの監…見張りお願いします」
何故言い直した?意味合い的には何も変わってねえんだよ!!うーん…辛いものだね。とまあ2人が出たところで…サグメと話してみるか。
「サグメさんや、月って面白いことある?」
『あまりない、貴方が暇つぶしでやってくれたTRPGぐらいよ』
うーん、それだけか〜。その時のPLはサグメ、豊姫、依姫、レイセンだったな…確か依姫がファンブル連発してリアルSAN値が0になって暴れ始めたりしたなあ…。因みにそのシナリオで生存したのはレイセンだけ。豊姫のロールプレイに依姫とサグメが主に巻き込まれてねえ…いやぁ、GMとして初心者向けシナリオで死ぬことは基本ないシナリオ選んだんだけどね?…豊姫の持ち物に爆弾とか、依姫は刀とか、サグメは…ロールプレイしたら事象反転を起こすから俺が協力して電子音声で喋れる機械を開発して滅茶苦茶ヒャッハー!してたり…そのせいで…ね。
とはいえ面白かったので、また地上に帰還したら輝夜達とやろうかな…って、サグメがなんか扉開けてるけど…どうした?
『…私は貴方程の者が、地上では巨大な権力を持つものと思われる。あの子達には申し訳ないが、貴方が地上に帰還するのであれば今が絶好の機会よ』
「…わかった、俺は地上に帰らせてもらう」
『…御武運を』
…また会う事はないと思うけど、俺はアンタに借りが出来てしまったな…とは言え月だしな〜…月だしな〜…!(悔い)とは言えまたいつか会った時には借りを返すか。というわけで…
「まず都を抜けます、そして…結界を蹴破って地上に向かうように火を放ち続ければ…いつかは帰れる!!…まあいつになるか知らんが」
というわけで宇宙空間に放り出された俺は意識を失った…
〜〜〜〜〜
「…んあ、此処はァ…」
何日ぐらい経ったんだ…今は夜か…地上に帰れたか…?ってお。
「…月…か。じゃ、地上に帰れたんだな…」
…さて、竹林に帰…なんか数千年ぶりに感じた地面の感触…ってこれはまさか!?
「地面が…アスファルトじゃねえか!?」
って事はまさか…!!
「外の世界に落ちたのかよおおおおお!!!」
というわけで、次回の番外編は外の世界を歩きます。…なんかやけに技術発展してる気がするけどね。
まあそりゃ目分量で帰れるわけねえじゃん。(言うならば高度数万キロから孤島に落ちるわけだし)