もこたん♂に転生した一般人が推しと仲良くしようとしたらなんか周りがヤバくなってた 作:シェリーザ
ドーモ。皆=サン、藤原妹紅♂デス。何処ぞの忍者スレイヤーはさておき、いよいよあの季節がやってきましたね…リア充は喜びに浸り、非リア充はリア充を爆破しようとする…あの季節のイベントが。
「…と言うわけでサンタ部隊、準備できたな?」
「………」
「勿論だよ」
寒さにより皆嫌いだと思う冬(ヴァヴァルディ)の一大イベント、クリスマスである。んで俺は何をしているかだが…霖之助、雲山とともに子供達へプレゼントを贈るサンタ役をやるのである。今は12月24日の夕暮れ、冬ということもあって寒いし周囲はかなり暗いが…ノープロブレムだ。
「もう一回配役を確認するぞ、人里は霖之助、命蓮寺や神霊廟などは雲山。そして…他のところは俺がやる。良いな?」
「………コクッ」
「分かってるよ、父さん」
「OK OK…そんじゃあ…出撃だお前等!!」
「…!」「了解!」
という訳で勝鬨!いざ、出陣!!(初戦では負けていたが)……俺は誰に配るのかって?そりゃ勿論幻想郷の少女達である。一部少女じゃないだろって?…君達のような勘のいい人間は………大好きだ(少佐)!!
とりま地底や畜生界への配達要員となる分身を形成して配置後、本体の俺が最初に向かったのは博麗神社、此処に住まうのは霊夢、あうんは確定枠として…問題は小人さんと萃香、鬼畜ピエロが居るかである。多分小人さんと萃香は居るだろうけどクラピがなぁ…クラピがなぁ…!お前の松明の火では私を狂わせ…れるな…某紅目の鎖の御方の真似をしたかったが俺の精神攻撃耐性が低いのが仇になってしまった。
…それはさておき仕方ないので5人分纏めて送料無料で送るが…霊夢だからなぁ…魔理沙もそうだが、霊夢の事だろうしなぁ…!一回炎で分身を形成後、その分身にプレゼントを届けさせ…ると、分身に夢想封印が飛んでいった。因みにプレゼントはしっかりと守られており奴は役目をしっかり果たしてくれた…どうせサンタ捕獲用の罠とか張ってたんだろうな…
そんなわけで夢想封印を当てられた分身に静かに敬礼後、俺は魔法の森へと移動。魔法の森の住人は魔理沙、アリス、それと確か…矢田寺成美だっけ?そいつと三頭慧ノ子…って奴だったな。後半2名はどーせ魔理沙とつるむだろうという事で魔理沙のプレゼントと纏めて魔理沙に着払いにする。アイツもサンタ捕獲用と思われる罠張ってたし。それに俺の家に盗みに入った事、絶対(ry
…気を取り直して今度はアリスの家に到達。アリス用のプレゼントと、人形達用のプレゼントを…
「シャンハーイ?」
なにぃ!?馬鹿な、上海人形が一体起きている…だと!?くっ、落ち着け俺!何処かの神父が言ってたじゃないか、こういう時は素数を言って落ち着けって!よーし…1!2!さぁん!!(ナベアツ)…1は素数じゃねえよ!!(自虐)それはさておきしっかり寝かせます。
「こらこら、ちゃんと寝てない子にプレゼントはあげないよ?」
「シャンハイ!?シャ、シャンハーイ!」
「ちゃんと寝るならプレゼントをあげるから寝ておいで」
「シャンハーイ!」
…よし、うまく行った!言葉通じてよかった〜…俺は上海の言葉わかってたのかって?…いえ、全然分かりませんけど?舐めんなよ、俺はE○Sでもニ○ー○でもねえんだぞ。人形の言葉が分かるのはアリスだけだよ。…一度置いておこうや。
魔法の森が終わったので今度は妖怪の山にカチコミ…ではなく、見張り役の天狗を此方側に引き込んだほうが早いので引き摺り込むことに。どうやら天狗達も子供達にプレゼントを渡そうかと考えてたらしく、俺の提案に素直に乗ってくれた。
そんなわけで妖怪の山は放置してっと…残るは永遠亭とヘカーティア達の所なのだが…此処でなんと問題発生。ヘカーティアの所ってどうやって行くのカナ?現在は深夜帯なので起きてる可能性は極めて低い…救いはないのですか!?…そうだ!
「…おやすみなさい!」
これは決してサボりではない、俺は袋を抱えたまま睡眠ダイブしたわけだが…それには勿論理由が存在する。何も訳・考え無しに行動するほどアホではありません(大矛盾)。私だって考えて行動することはありますよ?それはさておき眠った俺が辿り着いた場所は…
「ハーイ」
「…何処の住宅会社のマスコットキャラのつもりですか?というか明晰夢を当然のように使って来ないでください」
俺の目的地はドレミー・スイートの管理するこの夢のく…世界だ。危ねえ危ねえ、あの鼠さんに殺される所だったぜ…それはさておき何故ここに来たかだが…
「…というわけでドレミーさんや、菫子と隠岐奈と…ヘカーティアと純狐さんにこれ届けといて」
「私を便利屋扱いするのやめてくださいね、私は貴方専用の使いっ走りじゃないので」
「えー、だって俺の力じゃ外の世界とか隠岐奈や純狐さん達が住んでる所行けないし」
「いや理屈はわかりますよ?わかりますけどねぇ…」
「そんじゃ、あとはよろしく頼むぜー」
「あ!こら、此方の話を最後まで聞きなさい!?」
そんな感じでドレミーさんに菫子と隠岐奈とヘカーティアと純狐さんへのプレゼントを託し、意識を覚醒させる…前に。
「それと、ほいっ」
「わっ!?急に投げないで、って…これは…!」
「お前さんへのプレゼント、サ。いつも夢の管理ありがとうな」
「…っ!!」
「じゃあ後はよろしくなー」
そんなわけで夢の世界からお目覚めになりましょう。…そう考えると菫子って大丈夫なのか?アイツ半日ぐらい寝てたりしてない…よな?下手したら衰弱死するぞ?…まあ、本人が大丈夫そうだから杞憂なんだろうな、うん。まあ平和に生きてくれてたらそれだけでも大満足だよ。
「…貴方のそういう所、本当に直して欲しいですよ…」
夢の世界から目醒め、現世へと帰還を果たした俺氏。外の世界製の腕時計を見ればなんとびっくり、深夜2時ではないですか。これはこれは、急がなければ…
というわけで急いで向かうは迷いの竹林。影狼へのプレゼントをそっと置きした後は永遠亭へ直行。輝夜を連れ出すのに使う隠し通路を利用して侵入。お邪魔しまーす。
しかしどうしようか…とりあえず野兎達には人参の山をくれてやるが、てゐは…まあ、ええか(すっとぼけ)。鈴仙と永琳、輝夜の枕元にプレゼントを静かに置き…そして去r…!?
「くくく!鈴仙め、かかったなウサ!…って、あ…」
「…テメェは俺を、怒らせた…!!」
くっそ、そうだ。永遠亭と言えばてゐのトラップハウスじゃねえか…すっかり忘れてた。…まあ良い、焼き兎にしてやれば…関係ないからなぁ!!そんなわけで上手に焼きましたー!の後非常に寒い外にててゐを犬神家状態にし、竹林を去り…最後に雷鼓の元へ行く。
雷鼓の家ってなんて言うんだろう…魔法の森に近いようで遠いからさ、なんとも言えんのよね。なんで俺も後回しにしたか分かんねえ。まあそれはさておきどうやら彼女と九十九姉妹(雷鼓と同棲してる、羨ましい)はサンタを信じてるらしく窓を開けてらっしゃったが…不用心過ぎるわ!?仕方ないので不法侵入します。
九十九姉妹の枕元にプレゼントを置き、最後に雷鼓の枕元にプレゼントを置いて、後は俺が帰れば完p…!?
「むにゃむにゃ…」
「っ!?何!?」
あ、ありのままに今起こったことを話すぜ!雷鼓が起きる前に帰ろうとしたら、寝ぼけたのか知らねえが俺を抱き枕にしてそのまままた眠りやがった!!何を言ってるか分からんと思うが、私にも分からん…何それ、知らん…怖。状態だが…助けてYO☆
「…ふふっ、もこたんったら…そんなに私を縛らなくても私は貴方だけの道具だから逃げないわよ…♪」
「…What!?oh、ドユコト!?ソレ寝言!?」
何してんの夢の中の俺!?おいドレミー、ふざけんなよアイツ!腹いせで雷鼓に変な夢見させてるな!?それよりも苦しいっす…かなりの力で抱き枕にされてて…ぐっ!?雷鼓の胸が…!?あかん、(精神が)保たへん!
「…あったかいわぁ、もこたん…♪」
「そりゃ本人だもんね!そりゃあったかいだろうな!」
…しゃーなしなので地底に送り込んだ分身を霖之助達の元に向かわせる事にした。分身だと気付かれる可能性が高いが、もう仕方ない。このまま俺が沈黙状態で、霖之助達に迷惑を掛ける方が問題だからな…
そんなわけで俺はどうしようもないことを察し、雷鼓が起きるまで意識を手放す事にしたのだった。お、俺は悪くないぞ!俺は何も仕込んでないからな!!…いや、本当マジで。
……ふわぁ…もう朝なのか…?仰向け体勢だなこれ…ん?両隣から何か柔らかい感覚が…それに温かいし…ちょっとだけ目を開けてみ…
「…きゃっ♪もこたんったら、朝から大胆ね…♪」
………ン?ドユコトドユコト?なんで雷鼓が目の前…あっ!?そうだ、俺雷鼓に捕まってそのまま寝落ちしたのか。…にしてはなんか慣れた匂いするなぁ…あれ?あの囲炉裏…俺の家にあるのとそっくりだなぁ。…それ以外にも見覚えのあるものがたくさん…って、ここ俺の家だ。…ちょっと待てぇ!?
どういうこったぁ!?俺は雷鼓の家で意識を手放した覚えはある、だが俺の家に帰った記憶はないぞ!?まるで意味が分からんぞ!?まるで意味が分からんぞ!?(大事なことなので2回言いました)
…しかしながら此処で疑問がもう一つ思い浮かぶ。…俺の後ろにいるの誰?恐る恐るで後ろを見ると…
「…付喪神と私に挟まれて、幸せそうねもこたん♪」
…oh、No!!…誰か助けてYO!!(懇願)なんでこうなってんだ!?目が醒めたら右には雷鼓、左には輝夜、一体何が起こってんだコレ…!?まさかとは思うが…雷鼓か輝夜が俺を運んだ?…或いは…
「…なあ、どっちなんだ?どっちが俺を運んだ?」
「そんなの決まってるじゃない」「私達2人が」
「「運んだに決まってるじゃない」」
「…あ、そうなのね」
…こうして俺は、考えることを…辞めるかボケェ(心の中で台パン)!!君ら無防備過ぎん!?そうするのは俺限定なのかもしれんけどさ、俺の心が保たねえんだわ!!考えることは人間の葦だ、止めるわけにはいかんのだが…
「…あのさあ、俺今晩の宴会の仕込みあるんだけど…」
「えー?もう少し付き合ってほしいわ〜」
「そーそー、仕込みはもこたんの分身でもできるでしょ。貴方自身は私達と暫くこうして欲しいのだけど…駄目?」
…あーもう…最推しと、数百年以上共にいる人のこの目(上目遣い)には勝てんわ…それはそれとして分身に仕込みを任せて俺はもう少し雷鼓達に居てやるか…無理矢理起きても良いけど、もつこれんでなんか事故ったりするよりかはマシだし…
そんなわけで珍しく昼で行動を開始した俺と雷鼓と輝夜。分身達の仕込みを確認した後、会場となる博麗神社へと向かう事に。…早くないかって?こういうのは早めに動くのが良いのサ。
こうして2人に引っ付かれながら博麗神社へと飛んでゆく俺達、…これさ…永琳から怒られないかな俺…?いや、割と本気で。『姫様と言う方が居ながら貴方は…!!』とか言って魂浄化して殺される可能性が微レ存…
「大丈夫よ、永琳は貴方が色んな人に好かれている状況を認めてるわ」
「アッソウナノネ」
頼むからやめて?本職じゃない人が俺の心読むの本当にやめて?本職に読まれる分にはしゃーなしやって割り切れるけど、本職じゃない人に心読まれるのは嫌なんだよ…!とか言ってたら神社に着いてました。
「んじゃ、俺は料理とかやっとくから大人しくしててね」
「「はーい」」
と言った感じで、博麗神社の厨房(厨房ではない)に向かう俺。そこに向かうと霊夢が嫌そうな顔で宴会準備を進めていた。まー霊夢にとっては嫌だろうな、後片付け問題あるし。…分身だけ残して手伝ってやるか…
「あら、手伝いに来てくれたのかしら?」
「YES、そっちの様子はどうで?」
「もう面倒臭くて面倒臭くて…ただここで準備を頑張れば、私は正月までの食料を蓄えるだけで良くなるのよ…!!」
「…意地汚いなぁ…まあ手伝いはしてやるから頑張れ…」
流石貧乏m…素敵な楽園の巫女、そう言う描写は原作には全くないのにこう言う性格として形成されている辺り二次創作の影響やべーな。誰だ霊夢を貧乏巫女としてのキャラを確立させた人。
そんなわけで金を強請る霊夢に上手く使えば一週間は満足に生きていける金額を渡し、準備を進めていく俺。時間が経てば従者連中も来るしな。俺のその読みはちゃんと当たってくれ、咲夜や妖夢を始めとした従者組が厨房入りして宴会に向けて準備していた。そして更に刻が経ち…
『乾ぱーい!!!』
夜になり幻想郷に住む住民の大半が博麗神社へとやってきた。幽々子や華扇、えっと…同盟長氏と芳香が変わらず大量の飯を掻っ攫っていき、酒に弱い奴らは鬼などに酔いつぶされていくまさしく弱肉強食の世界に早変わりしていた。
霊夢が参加者からお賽銭を徴収しようとしていたが、相手にされておらず霊夢はヤケになったかこの先一週間の食糧を腹に蓄えるかのように食らいつき始めた。いっぱい食べてもいいけど喧嘩はしないでね。
とここで、俺も一度分身に業務を託し宴会に参加。静か〜に縁側に座り込み、まるで『いつから居た!?』って言われるぐらいの勢いで存在を消しながら蜜柑ジュースを飲む。この世界にコーラは中々ないのだ、仕方なくでオレンジジュースを飲んでいるのだ。
「…いつから居たんですか!?」
「今さっき来たところだよ」
どうやら鈴仙が最初に気付いた模様。中々やるな、流石月の兎だ…だがもう少し索敵能力を上げなければ奇襲されるぞ。そんな話をしたら鈴仙に、
「妹紅さん、あの時貴方…私の波長警戒を掻い潜りながら気配消して、炸裂火炎弾飛ばしたりして来ましたよね!?」
「気配を察せない方が悪い」
炸裂火炎弾ブッパは大人気ないかもしれないが、これをする方が弾幕戦でも、リアルファイトでも勝てるのである。やはり炸裂火炎弾、炸裂火炎弾が全てを解決する…!!X3の燃える丸太投げもやりたいけど、原料の丸太が無いのが本当に悔やまれるのである。
それはさて置き焼いた川魚や紫さんが仕入れたと思われる海魚の刺身を頂きつつ、野菜もしっかりと食べる。今回は新鮮な筍を取って来たのだ、それ故に筍の刺身をやっているが皆に大好評で非常に嬉しい。うちの竹林の筍は味も質も良いからね。
「あー…味噌汁美味え…身体に染みるわぁ」
「何おじいちゃんみたいな事言ってるのよ、もこたん」
「輝夜か…おじいちゃんみたいって、俺は一千年以上生きているからジジイだよジジイ」
「あら、貴方がジジイということは私はババアになるわね」
「…その見た目でありながらババアって、無理が「貴方も同じよ、もこたん」…その通りでございますね…」
うーん、確かに輝夜の見た目で『私千歳以上です!』って意気揚々と言われても「はぁ?」ってなる自信の方がデケェな。しかしながら我々がそれぐらい年寄り、或いは老害である事には変わらないのですが…
兎も角俺はそういうデリカシーがない事を言う趣味はない。そう言うのはDQNの仕事である。因みに輝夜達に向かってその手の話をしたら容赦なく燃やしてやる。屑(種類問わず)の焼却は大好きやで、俺。
「むぅ、張り合い甲斐がないわねぇ…因幡、酒を持って来なさい」
「は、はい!」
「俺に匂いを嗅がせてくんなよ」
「やらないわよそんな事」
ほんとかなぁ?(ゴ◻︎リ)とふざけてはみたが、輝夜ならそんな事をしないはずだ、きっと、メイビー、パーハプス。…しっかしやはりと言うべきなのか、東方のネームドキャラクターと言うのは多いな、旧作や設定のみ、書籍キャラ全員を含めて…百は超えてるんじゃないかな?…やっぱ神主様は凄えや。
「そうだ霊夢、お前のところにサンタは来たか?」
「ええ、来てたわよ。とっ捕まえて金を貰おうとしたけど、うまいこと逃げられたわ」
「あらら、やっぱお前のところもそうか。私のところも捕獲罠を仕掛けてたけどダメだったぜ…ってか、私のプレゼントだけ代金請求されてたんだぜ!?」
「日頃の行いよ、日頃の行い」
それはそうとやはり霊夢と魔理沙はサンタを捕えようとしてたらしい。…はっ!お前等が俺を捕まえようなど、一千年早いわ!出直してこい!!
「おー、霊夢と魔理沙のところにもさんた?が来たんだな!あたいの所にも来たぞ!」
「あ、私も」
「私も!」
「私もよん」
「どうやら皆の所に来たらしいな」
とここで態とらしく言ってみる俺氏。どうやら幻想少女(一部少女ではry)はプレゼントが来た嬉しさで俺の零した言葉に気づいていないようだったが、まあ俺達が届けたってのがバレたら面倒だからね。そこは黙っておくか。
「へー、皆は何もらったの?」
「私は新しいお祓い棒、前のが寿命間近だったから助かったわ」
「私は魔導書だぜ、見た事ない呪文とか書かれててまだ読み切れてないさら今もワクワクしてるぜ!」
「私はナイフセットだったわ、お料理用や戦闘用沢山あって。私の使ってるものは刃こぼれが酷かった物もあったからありがたく使わせてもらってるわ」
「私は砥石とカンテラでしたね。カンテラは夜道で多用しますし、砥石は刀を磨くのに重宝していますよ」
「うちは…」
どうやらプレゼントについて話し合ってるらしい。こう言うのもクリスマスの一つの楽しみだと思うんだよね、少女達へのプレゼントについてだが、勿論俺達が用意した。
因みにその者が欲しいものを正確に用意できた理由だが、俺や霖之助、そしてさとりが読心やらさりげなく訊ねたりやらで把握した訳である。大半の人の欲しいものは用意できたからヨシ。…俺が着る服やら使う髪飾りやらを欲しがる方々については残念ながら見捨てさせてもらった。戦争の火種にしたくないし。
「皆プレゼントもらったみたいね、そういえばもこたんは?」
「俺か?はっ、俺が貰えるわけがなかろう。お前達みたいに良い子な訳じゃねーし。当然のように深夜作業してましたから」
「あら…それは残念ね。けれど…私は知ってるわよ、もこたん」
「何がだ雷鼓?」
うーん、覚えという覚えは、雷鼓の家にて意識を落とした事しかないなあ。それ以外何を知ってるというんだ?
「もこたんって…皆が寝静まってる時、あの古道具屋の店主さんと、雲入道さんと一緒に皆に配ってたでしょ?」
「!?なぜそれを…!?」
「私が
間違えてのところに悪意を感じた気がしたが気のせいか。それはさて置きプレゼント袋を雷鼓に見られてたか…サンタ失格だぜ、こりゃ。しかし雷鼓の思惑が見えん。客観的に見て俺や霖之助達がした事は慈善活動と何の変わりもない、というか身勝手な行動なので報酬など不要なのだが…
「別に悲しいとは思わんが…一体何を言いたいんだ、雷鼓?」
「…つれないわねぇ、つまり私が言いたいのは…」
「むぐっ!?」
雷鼓さん!?雷鼓さん!?突然接吻しないでくださいな!?あかん、何でかこういう時だけ力強いから引き離せん…!本当に何で!?た、助けて!
「っぷはぁ!…これが頑張ったサンタさんへのご褒美、よ♪」
「…あのなぁ…此処には皆いるんだから自重してくれ…」
「あーっ!?よくもやってくれたわね付喪神!?」
「へへん、後手に回る方が悪いんだわ!」
「…覚悟しなさい、付喪神…!!」
「さあさあ、楽しい弾幕の始まりよ!」
「…」
なんかミシガンさんいるけど無視して…俺とのキスを見られた雷鼓は輝夜や慧音、幽香達に弾幕(ガチ)勝負を挑まれていたがそこはEXボスとしての意地というかなんというか、華麗に弾幕を回避して逆に輝夜達連合軍に攻め込んでいた。…ワー、キレイダナー…
「…どうするつもりだい、父さん」
「いや、俺に言われても…収集つかんだろ、ありゃ」
「私に頼まないでよね、今一週間分の食糧貯めてるから!」
「意地汚いぜこの巫女」
ガチの弾幕勝負に俺が介入しても良いけどサ…あれ止めようと思ったらリザレクション何回かしないといけないよ?やろうとは思わんわ…
「姫様がすみません、妹紅さん…」
「構わんよ、鈴仙…それとそこに居たら危ないぞ」
「え…きゃっ!」
鈴仙が俺に謝りに来たが、輝夜達の弾幕の軌道を見て鈴仙に命中すると察した俺は咄嗟に鈴仙を抱えて回避、何とか事なきを得た。…今の弾幕幽々子のだったな…マジで危なかった…
「…とりま俺は帰るわ、いくら不老不死であろうと連続してリザしたくない」
「収集つけてから帰ってくれないかな…」
「分身残しとくからそいつに頼むわ…それじゃあな」
分身を残しつつ、対輝夜達制圧用の貢物(誤字にあらず)を用意してから俺は帰る。…うっ!胃が痛い…!
ただいま〜…まあ誰も居らんわな。蝋燭つけて………!?何だこの箱!?プレゼント…なのか?
「いったい誰が…霖之助か?雲山か?…いや、あいつ等は竹林に来てないはずだ…となると…まさか?」
…まさかまさか、そんな展開が待っているのか?…この歳になっても少々嬉しくなってしまうとは…やっぱ皆、あの人が来たら嬉しくなるものなんだな。さーて、中身は一体…
「…めちゃくちゃ衣服多いな…いやまあ、女物ばっかよりかはマシだが…って、お!」
「マジか!籠手に具足や軽鎧…しかもこいつ等、魔術付与でもされているのか触っただけでもトンデモ装備ってのが伝わってきたぞ…いや、サンタさん?こんな俺にこんな大層な品用意しなくて良いんだよ…?」
俺の体術に合わせた装備が贈られてて、マジでびっくりしたヨ…サンタさん本当にありがとう!!(中居風味)…あれ?まだ何か入ってるな。んーと…おけ、見つけた見つけた。……あのさぁ…
「…なんで結婚式場と衣装のカタログなんてあるんだよ!?サンタさん!?話が違いますよ!?」
「もこたん、私達を置いて逃げるなんて………それ、何?」
「何ってそりゃ、結婚式場とか衣装について纏められた……ん?何で雷鼓の声が…」ギギギ…
『もこたん(妹紅さん)…誰ト結婚スルツモリナノ?』
………拝啓サンタさん、貴方には感謝と怨みができました。怨みます。ヨシ、逃げよう!分身ばら撒いて撹乱をしなければ…!
「あ、待ちなさい!皆、本当のもこたんはあっちよ!」
「此処は一度全員で協力して妹紅さんを捕まえましょう!」
「逃したらダメよ!また何週間か隠れられる!」
なんであの人達は偽物一瞬で見抜いて俺を追い詰めたり、捕まえたりする時は一致団結するのかなあ!?く、くそ!こうなりゃ全力で逃げてやる!!
結局、一致団結した女性陣の皆さんには敵わず捕まりました。…その後、輝夜を始めとする方々に雷鼓がやったことをされました…因みに雷鼓にももう一度同じ事をされました。うぅ…もう婿に行けねえよ…
「ふぉっふぉっ、メリークリスマスじゃ!若者よ、これからも頑張るのじゃぞ」
もこたん♂を捕まえる時だけ結託する女性陣の方々。まあ彼が蒔いた種ですからね、自分で回収してもらわないと。
エンドルートの分岐は必要?(例:雷鼓ENDや孤独ENDなど)
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必要
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不要
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だから作者はアホなのだ(どっちでもいい)