もこたん♂に転生した一般人が推しと仲良くしようとしたらなんか周りがヤバくなってた   作:シェリーザ

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ifエンドルートを書こうと思うと、凄く真面目になるかキチゲ解放かシリアルになるシェリーザです。前回の番外編投稿時のUA数を見ましたが、皆そんなにこの小説を待ち望んでいるのか…?ただの自己満小説の姿だぞ、これが…。

もこたん♂「御労しや、兄上…」

お前の前世に兄弟はおらんぞ、姉妹もな。それと時系列は天空璋後です。


【番外編】温泉イベントを起こしたら恒例行事をやられた

禁断機動して時を駆け抜けてきた藤原妹紅♂です、お前に二度とターンを渡すことはない…それはさておき本日はいつもの竹林を出て、妖怪の山の麓にて俺は早苗サンに呼び出され…

 

「妹紅さんその調子です、そのまま掘り進めれば…!」

 

「人使いが荒ぇ現人神様だこと…ん?なんか揺れt」

 

ブシャアアアアア!!!

 

「!やったー!これで幻想郷でも温泉に入れます!」

 

「…喜ぶのはええで、ただ俺の容態を顧みて」

 

「あ、すみません妹紅さん!奇跡を起こすの忘れてました!」

 

…この娘意外とやばいなぁ。今回の直撃を受けたのが俺じゃなきゃ、普通に死んでたね。それはさておき早苗さんは『幻想郷で温泉入りテェ!!』となったそうで、地上で源泉を当てて温泉を作ろうと言う事で俺は呼び出された訳だ。確かに幻想郷の温泉と言えば(何故か)地底だし、地底に行くにはまあまあ時間がかかる。

 

その手間が嫌…ではないが、それなら地上の方が楽できるよね!という事で早苗さんが今回の源泉発掘事業を立てた訳である。んで源泉を見事掘り当て俺はその直撃を喰らった…普通に焼け死ぬ所だった、焼死した事は何度かあるがこんな感じで死ぬのは中々ないからな。閑話休題、早苗さんは源泉を見つけた事で舞い上がっておりこのままにとり達を連れて工事を開始するらしい。俺もそれの手伝いをするのは確定だろうし、にとりを連れ戻るまで俺は周囲を彷徨いている…と。

 

「お、秘境の湯らしきとこ見っけ」

 

実は温泉に入りたいと言う願望は俺にも少なからずある、なのでさなーえの願望に乗ってやったが…よくよく考えると幻想郷で温泉を利用する方々の大半が女性陣なわけで、俺と霖之助の肩身が非常に狭くなるのだ。そこで俺は今回たまたま運良くこの謎の秘境の湯を見つけたわけである。成人男性が数人入っても問題ない大きさだし、周囲には木々もあって隠れている。…ヨシ、今晩は此処に入るか!

 

っと、その前に…此処らを棲家にする動物の皆様とどうにかしてコミュニケーションを取って…うっし、許可を貰えたので全て良しとする。パチリス様(に似てるリス)、その他皆様本当にありがとうございます。

 

〜〜〜〜〜

 

「…静かでいい気分だ…」

 

「女性陣の皆様もご機嫌なようで、何よりです」

 

そんなわけで早くも夜、俺等はこの小さき湯でのんびりと浸かっていた。俺が掘り当てた源泉からは皆様方の歓声が聞こえており皆が楽しんでいる事だろう。それはさておき俺は霖之助が持ってきた弱めの酒を少し頂いておりほろ酔い(下手すると泥酔するが)気分で月見酒をしている。…いやー、にしても本当に静かだなぁ。小動物の声しか聞こえて来んよこりゃ。

 

「あらリスさんや、何処から来たんだい?」

 

「ふむ、その子もこの湯に浸かりにきたんじゃないかな?」

 

「成程、そう言う事なら…」

 

もう小動物の歌しか聞こえない〜なんてふざけたらパチリス様そっくりのリス様が俺のそばに来たので、近くを漂ってた桶に軽めに湯を張りその中に入れてやる…と、リス様は気持ちよさそうーに足をバタバタさせて泳いでおり、俺と霖之助の心が和む。幻想郷で生きている以上は(想像してたより)心が荒むのだ、偶にはこんな感じで安らぐのも悪くなかろう。霖之助も同じ気持ちだったのかリス様の頭を優しく撫でて戯れており、癒されてるようだった。

 

…とかそんなのを考えていると、俺達の周りに昼間なんとかしてコミュニケーションを取った鳥や犬やぬこなどが突然集まり始めたのでござる。皆楽しそうに湯に浸かってるのでそれを眺めていると…疑問に思ったのだろう、霖之助が俺にこの事について尋ねてきたのだ。

 

「父さん、この辺りに棲んでるだろう動物たちが来てるけど、何かしたのかい?」

 

「俺が何かした前提で聞くな、…さあ、分かんねえな。俺等が静の心を持つ者だからじゃない?」

 

「父さんはどちらかと言うと狂の心だよね」

 

(憤慨)失礼な、俺は常に冷静沈黙、狂乱狂騒、大胆不敵の自由奔放の人間だぞ。どう考えても静の心を持つ人間そのものじゃないか!んでそんな事を考えたら霖之助はその考えが読めたからか、呆れ顔で湯から出てしまう。

 

「父さんが落ち着きある人な訳ないだろう…まあ、僕はそろそろあがるよ」

 

「おけ、気をつけて帰れよー。分身つけようか?」

 

「いや、大丈夫だ。僕も父さんに稽古を付けられてある程度強いからね」

 

「わかった、それではサラダバー!」

 

…あーあ、1人になっちまった。悲しいねえ、話し相手がおらず、小動物諸君はねぇ…残念ながら、彼等は喋れないのだ。昼間のコミュニケーションも身振り手振りを全開してやったわけだし。…仕方がない、戯れるのと一緒になんかお歌を歌いましょう。…何歌うかねえ。あ、せや。もこたんの曲歌うか。

 

飛ぶ鳥は群れを成し

浮かべる孤独ついばむ

暖かい穴の中

一人きり膝を抱えた

 

生まれ生まれて生まれ

死に死に死に死に死んで

生の始めに暗く

死の終わりにもいと冥く

 

この曲はかの豚乙女さんによる『うたかた』で、もこたんの儚さの面を表した曲とも言える。歌詞的にもこたんの孤独を歌っており、しっかりと空海の秘蔵宝鑰も用いられてる。もこたんはその見た目からかっこいいイケメンキャラ、という印象が強いがこういう哀れ…というか、儚い一面を持つ少女でもある事を皆は思い出すんだぞ。因みに私はかっこいいもこたんも、可愛いもこたんも全部好きです。

 

誰の目にも留まることのない

救われない罪人よ

 

せめて覚めない夢よ終われ

死出の旅路を共に参ろう

あの日貴方の後姿

焼き付けた瞳潰して欲しい

 

そして消えない夢の終わり

置いて逝かれた哀れな凡夫

何時か何時も何時までも今

燃え上がるこの身を抱いて眠る

 

俺も死んで生き返る時は全身が燃え上がるからなあ…仮に俺が人間の友達を作ったりしたらきっと、この歌詞みたいな運命を辿ってた可能性があるな。俺割り切れるものはあっさり割り切るけど、割り切れないものは中々割り切れんからな。

 

花弁を散らかして

死に化粧施しながら

とりかぶとを喰らって

甘美な死に夢を見てる

 

死ねない死ねない

死にたくなるよ

生きて生きていつまでも

 

そう考えると蓬莱の薬とか、不老不死とかって一種の呪縛なんよなというのを想い出さされる。俺の場合は雷鼓と出会う為に不老不死になった訳だしな、…でも仮に雷鼓が死ぬ時、俺は一緒に彼女の墓に入ってやれるのだろうか。…入れたら良いなぁ。

 

殺されるのも殺すことも

神様が罰した暇つぶし

本当の意味の自由なんて

知りたくなかったのに愛おしい

 

曼珠沙華咲き乱れる坂

黄泉の国へいざや参ろうか

けれど全ては淡き夢と

燃え墜ちて土に還ることなし

 

さてと…ラスサビの前に一呼吸一呼吸…ん?なんか足音とか呼吸音とか聞こえるなぁ…なんでやろうね?…気にしたら負けって言葉もあることだし、これは気にしないのが正解なのだろう。そんなわけで俺は再び歌を歌っていこう、あともうちょいで終わるしね。

 

せめて覚めない夢よ終われ

死出の旅路を共に参ろう

あの日貴方の後姿

焼き付けた瞳潰して欲しい

 

そして消えない夢の終わり

置いて逝かれた哀れな凡夫

何時か何時も何時までも今

燃え上がるこの身を抱いて眠る

 

…歌い終えた瞬間、小動物の皆様から拍手を頂き大変気分がよろしい。皆さん知能高いですねえ、流石パチリス様方や。と考えているとそのパチリス様が俺の頬を突いてきたのでそれに応える。

 

「ん?どうした、何かあったのか?」

 

「…!」

 

「向こうを見ろ…」

 

パチリス様が指ざした方を見ると…其処にはタオルを身体に包んだ雷鼓達が涙を流して木に隠れながら(隠れてない)俺の歌を聴いていた様だ。…!?ちょっと待てぇ!!普通そういうのって貴女方がやるんじゃないんですよ!?やばいやばい、今回俺はタオルを持ってるには持ってるが…タオルを腰に巻いた不安定状態で爆速で脱衣所まで行ける自信はない。

 

…しかも厄介なのが脱衣所方面にも伏兵が居るんだよなぁ…紫さんとか、幽々子とか。訳分からんボルギーニ。強力な伏兵が居るし、四面楚歌状態だし、どうするか…炎化してガンダッシュも何かの拍子で周囲の木に着火したら圧巻の終わりである。誰か、私を助けてくれ。私ゃまだ死にとうない。

 

「…!」

 

「パチリス様、妙案があるのですか!?」

 

すると此処でパチリス様が『俺に任せろ!』と言いたげに胸を張ってくれたので、パチリス様の妙案に全てを託すことを選択する。とはいえパチリス様でも、この数(推定15人以上)は厳しいと思うんですが…!?

 

「…!!」

 

「………その指…まさか『頑張れ』って、事ですか…?」

 

「…コクコク」

 

「…パチリス様や、それは妙案とは言わんですぜ…」

 

今俺は猛烈に震えている…味方だと思ってたパチリス様に裏切られたのだ…ふざけるな!!(切嗣)俺はね、雷鼓と健全に楽しく生きたかったんだ。正義の味方になるつもりはないわけではないが、それはそれとして…パチリス様、それはないですよ。

 

…そういや妙に調子が悪い気がする、具体的には激しく動き回れないぐらいな…さては紫さんだな!?動と静の境界を弄るんじゃありませんよ、淑女の皆様かたや。…とふざけているが全くもって何も面白くねえ、目すら閉じれないからなぁ…。

 

「ふー、ふー、漸くもこたんを捕まえたわ…!」

 

「さあもこたんの身体、見せてもらうわよ…!」

 

「覚悟してくださいね…」

 

「やめてよね、俺が君達に敵うわけないじゃない」

 

今お湯に浸かって姿を隠しているが、このままでは引き上げられて俺のあられもない姿を晒される。それは嫌でござる、俺はそう言う話はあまり好んでないんだよ。…あっ、やべ…長湯したからかのぼせてきた…

 

「意識が…と、ぶ…」

 

「も、妹紅さん!?」

 

「のぼせてるわ、引き上げて身体を冷ましましょう!」

 

…冷静に対処してくれてるなら良いや…安心して眠れ…

 

「でも今のうちに御堪能しない?彼も抵抗できないし」

 

「…それはアリね」

 

「そうと決まればさっさと引き上げるぞ!」

 

…もう皆がいる時に温泉には絶対入らんからな。あと慧音、率先して引き上げんな。いくら家族でも許さんからな。

 

〜〜〜

 

そんなわけで対処に当たった霖之助から聞かされた後日談、どうやら彼女等はちゃんと冷静に(霖之助や霊夢監修で)看病してくれたらしく、俺は無事解放されたらしい。本当かなぁ?と思って身体を見ると…明らかにヤバそうな噛み跡が全身至る所にあった。全然監修してねえじゃん!!

 

温泉を埋め立ててやろうかと思ったが次の日に彼女等に会いに行くと、雷鼓達が何故か不調だったので一旦その思考は飛んだ。原因を探ると…なんとパチリス様が痛み分けの精神版みたいな感じで俺と彼女等の精神を痛み分けしたらしく、それの影響で悶えてたり不調だったり恥ずかしがったりしてたらしい。恐るべしや、パチリス様。

 

「ふむ…このリスは新手の妖怪か、僕みたいな半端者や雑種みたいな妖怪だね。だがそこらの妖怪や妖精を簡単に下せる力を秘めてるようだ」

 

「痛え!?このリス噛み付いてきたぜ!?」

 

「アンタが攫おうとかしたからでしょ「うぐっ…」図星なのね…ほら、おいで」

 

なんか騒がしいと思って見たら魔理沙がパチリス様を誘拐しようとしたが、全力の抵抗にあってボコボコにされてたよ。…このパチリス様、まさか意外と強い妖怪なのか?霖之助や霊夢には懐いており懐く人を選んでる様子、良いぞ。不審者にはついていっちゃいけないからな、主に白黒魔女や鴉天狗や鴉天狗とかな。

 

そんな訳でパチリス様を飼いたいなあと思い小屋を建てようとしたのだが…どうやらパチリス様はあの秘境の温泉近くの主らしく、そこに住んでる妖獣や昆虫、動物さん達が遠慮がちに連れて行かないで欲しいと懇願してきたので…ならば俺達が介入する余地なしな訳で彼等の意見を尊重し、パチリス様を元の縄張りに送還。そして後日温泉開放記念の宴会が行われたが…(宴会多いと思ったそこの君、その通りだぞ)。

 

「くーっ、あのリス…今度会ったらただじゃおかないわよ…!」

 

「まあまあ、私はもこたんの感情を共有できたから嬉しいわぁ…♪」

 

雷鼓がドンドンヤバい方になってしまっている事に悲しみを覚えるこの頃、この悲しみを背負えば俺も無想転生できるのだろうか。…仮にできたとしても背負った悲しみが悲しみなせいで何も嬉しくないね、誰だ雷鼓に道具を愛する人を勝手に家族認定する設定をつけた奴。

 

今回も俺は厨房係を務めており例のピンクの悪魔2人(亡霊、仙人)を相手にしている、やっぱあの2人の食事量おかしいだろ。いっぱい食べる君が好きだという言葉は存在する、実際俺も元気な娘は好きだから何も言わんが君達の場合過剰摂取にあたると思うんだよねぇ…聞いているか、幽々子と華扇。君達2人のことだぞー。

 

「それにしてもあの温泉を掘り当てたのは誰なんでしょうね?」

 

「あ、温泉の掘り当てを妹紅さんに頼んだのは私です。地底まで温泉に入りに行くのがちょっと手間だな…って思ったので」

 

「早苗ちゃん…ナイスよ」

 

すると俺の温泉を覗き見に来た面子である神子が温泉を当てたのが誰だと思ったらしく、早苗が返答。その返答に白蓮が真面目な顔でなかなかに宜しくないことを言ってくれた、あんた達も戒律とかあるだろーが。ちなみにこの人もバッチリ来てたのを俺は見ている。…ってかマジであの時正確には何人居たんだ?俺の覚える限り2桁は行ってた気が…まあ、考えるだけ野暮なんだろうね。

 

そんな訳で宴会を続けた訳だが当然のように酔っ払い達と⑨達筆頭の馬鹿騒ぎが起き、俺は華麗にスルーした…が、酔っていた雷鼓と紫さんに捕まってしまいましたとさ。なおその次の日の朝…

 

「うーん…頭が痛…い…」

 

「うへへぇ〜…もこたん…♪」

 

「妹紅さん…♪」

 

…俺の荒屋の寝床のに雷鼓と紫さんが俺を挟むように寝ていて、俺の心臓が吹っ飛んだのは秘密である。その光景を盗み見しやがった鴉天狗は遠慮なく再焼却センター送りにした。火をつけろ、燃え残った全てに…




ifエンドと番外編が全くと言って良いほど思いついてないので、次回の更新はかなり望み薄だと考えてください。

エンドルートの分岐は必要?(例:雷鼓ENDや孤独ENDなど)

  • 必要
  • 不要
  • だから作者はアホなのだ(どっちでもいい)
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