最強を目指して   作:ニカニカ

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よろしくです!
見てくれありがとうございます!
書き方が全然分からぬ!
これからも頑張ってくので良ければ応援して欲しいです!!


邂逅

 

 

 

 

  デビュー戦を終えてから恐らく1ヶ月は経った。

 

 

 

 この1ヶ月、多くの相手と戦った。デビュー戦のモンスターよりも更に大きな身体を持った怪物や五大災厄として数えられている相手など、数々の戦闘経験を積んでいった。食事は、倒したモンスターの肉や水分を含んだ果実などで問題なく過ごせている。カイドウとしての身体の使い方や念を用いた戦闘なども手慣れてきた。

 そんな生活を続けていると、ふと思った。

 

 

 会話する相手、いなくね?

 

 

 よく考えてみれば、最後に発した言葉は1ヶ月前のデビュー戦後、テンションが上がって叫んだ言葉だ。それ以降、何も喋らずに過ごしてきたのか...

 このままでは自分の組織を作ることはおろか会話する相手すらいないまま、人生を終えてしまう。

 それは避けねば。

 

 思い立ったが吉日。直ぐに行動に移そう。

 まずは、暗黒大陸から抜け出すのが目的だ。

 

 そして俺は龍の姿になって飛び立った。

 

 数時間後...

 

 何の成果も、得られませんでしたッ!!

 

 というか暗黒大陸が広すぎるのが問題である。無暗に探し回っても、見つけるのは不可能に近いだろう。だが、だからといって他に打てる手はない。

 今がHUNTER×HUNTERにおいて、どの時代かも分からない状態だ。現在進行形で原作が進んでる可能性もあるし、すでに原作のイベント全てが終わっている可能性だってある。そもそも今の時代が分かったとしても、できることは精々暗黒大陸への調査隊を待つということぐらいである。八方塞がりということだ。

 

 ということなので、ストレス発散の時間である。

 少し前に森で見つけた木の実を取り出す。その木の実をいくつか口の中に頬張り、種ごと嚙み砕く。するとちょっとした酩酊感を味わえる。これが最近発見したストレス発散法である。

 では早速、いただきます...

 

 

  ~~Sideアイザック=ネテロ~~

 

 

 強さを求めた。自分の成長に翳りが見えた時は限界まで悩み抜いた。自らを育ててくれた武道に感謝を示すため、一日の半分以上を修行に費やした。遅咲きで念能力に目覚めた自分には、周りの人間以上の努力が必要だった。

 そしてここ、暗黒大陸にも強さを追い求めて来た。

しかし、

 

 

 「ここは…デカすぎる!!」

 

 

 暗黒大陸で見付けたのは、自分が追い求めた強さでは無かった。

 暗黒大陸での強さは、生まれ持つ能力によって生き死にが決まる、生存競争における強さだった。

 しかし、自分が求めた強さは他者との競い合いによって生まれる、人としての強さなのだ。残念だが、ここには求めたものは無かった。

ここに来るまでの行いが全て徒労に終わったという事実に気落ちしながらも、暗黒大陸から帰還するため、同行者2人に声を掛けようとした。

 

異変が起こる。

 

 辺りが暗くなる。それに気付いたネテロは原因を探ろうと、空へ目を向けた。視線の先では、空を覆い隠すような勢いで雲が増えているのが見えた。

 

 (嵐でも来んのか?)

 

 ネテロの予感は間違っていない。ただ、少し言葉が足りなかった。嵐を連れたナニカが来る、と言えばいいのだろうか。

 辺り一帯がより暗くなる。もはや夜と言われても信じられるほど、雲は分厚く、広く空を覆っていた。

ネテロたちは早々に帰還する準備を整えていたが、未だにその光景から目を離せなかった。

彼らが目を奪われている中、突如、眩い閃光が辺り一帯を照らす。人も木々もモンスターも等しく光で照らされる。

数拍の間を空けた後、

 

 

バリバリッ

 

 という音が響き渡る。落雷である。

 雲の中から発生した光の線は、歪な軌道を描きながらも進む。不幸なことに、その光が降り立つ位置にいたモンスターは、痛みを認識する暇さえ与えられずに命を落とした。

 そしてそれは一度で終わらなかった。その出来事を皮切りに、光の線が幾重にも折り重なって空から降り注ぐ。

 当然、何匹ものモンスターが光に巻き込まれ絶命していく。多くのモンスターは雷を避ける術も、雷に耐えることのできる肉体も持たず、ただ蹂躙されていくだけだった。

 ネテロたちにとってもそれは他人事ではなく、次の瞬間には、自分が雷に打たれていても可笑しくない状況である。

 今すぐにでも移動を開始すべき場面であったが、ネテロは動けなかった。仲間の呼び掛けを受けても、自分の近くに雷が落ちてきても、ネテロは空を見つめたままである。

 

 (ありゃ、なんだ…?)

 

 彼は落雷により、光で照らされた雲を見た。そこには巨大な蛇のようなシルエットが映っていた。大きさは、これまで暗黒大陸で見てきたどの巨大生物にも見劣りしない、むしろ上回っているのではないか、とすら感じてしまう程だった。

 シルエットの正体は不明だが、この一連の現象を作り出しているのはあの存在だと、ネテロは半ば確信していた。そして、暗黒大陸で多くの謎に触れてきたネテロだからこそ、雲の上の存在の謎はそれまで以上に魅力的に写った。それが、ネテロが此所で足を止める理由である。

 

 

 「さぁ…鬼が出るか、蛇が出るか」

 

 ネテロが覚悟を決め、あの存在を雲の上から引き摺り下ろそうとする。

 

 

 しかし、その必要は無かった。

 

 「ウォロロロロ…俺を前にして逃げねぇか」

 

 雲の上に隠れていた存在が、自ら姿を表した。それを目にしたネテロや仲間たちは目を見開く。未だ大部分が雲の上に隠れている状態だが、それでもなお、果てを感じさせない長い胴体。身体の全てを満遍なく覆っている青い鱗はどんな攻撃だろう通さない頑強さを感じる。頭に備えている2本の巨大な角は、鹿の角のように複数に枝分かれしており、心が弱い人間が見れば恐怖を呼び起こすものだ。その姿は伝説で語り継がれている「龍」そのものであった。

 

「俺に挑もうってのか...?」

 

 姿を表した龍、カイドウがネテロに聞く。

 その声は低く、威厳を感じさせる。問いが自分に向けられているのだと理解すると、無意識に身が引き締まり、否応なく喉が乾く。ネテロは龍が喋ったことに驚愕しつつも、問いかけに答えるため口を開く。

 

「あぁ、強くなるために!」

 

 ネテロは嘘偽りなく答えた。元々、暗黒大陸に来たのは強さを求めるためだった。暗黒大陸には人間の力が入り込む隙間がなく、ただ自然の摂理が広がるだけだった。だが、目の前にいる怪物は人の言葉を話し、対等に言葉を交わしている。少なくとも、暗黒大陸で遭遇した怪物共と一括りにして並べるのは不可能だろう。ならば、この龍との戦いは意味がある!

 

 「手合わせ願う!」

 

 「!!…失望させんじゃねぇぞ!」

 

 

 

 




やっぱり難しかった。
これからもちょくちょく更新できたらいいな~って考えます。
読んでくれてありがとうございました!
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