ゼンレスゾーンVI Hollow in the ERIDU   作:スロー、スロー、クイッククイックスロー

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長らくおまたせしてしまい申し訳ない。親愛なる新しいご友人。

ガンダムブレイカー4に見事ハマってしまったのです。時間がいくらあっても足りないっ!

……しかし我々はまたこうして巡り会えた。感激だ。

そして今回も最後まで読んでくれたなら、素敵だ……。



身バレする、レイヴン

 

 

 「リナ!カリン!」

 

 

レイヴンが放ったアサルトアーマー。詳細こそ知らないものの、ソレの威力を間近で感じた狼のシリオンが焦ったように叫ぶ。

 

耳を押さえるが、ノイズが走るばかりでインカムからの返事はない。

 

 

 「私としたことが……!」

 

 

最後のトラックを全力で蹴り飛ばし、すぐさま仲間の元に向かって跳ぶ。

 

その刹那、

 

 

ギュリリリリラララ!!!

 

 

火花を散らし、金切り音を鳴らし、鋼鉄の円盤がひしゃげた屋根を突き破って現れる。

 

見慣れたその姿にほっと胸を撫で下ろすもつかの間、どうにも様子がおかしことに気がついた。

 

 

次の瞬間、突き刺さった円盤が車体をなぞって一回転。

当然のようにバンはまっぷたつに両断される。

 

そうしてパックリと開いた口から一つ、黒い影が飛び出した。

 

 

 「無礼者ッ」

 

 

その正体は、チェーンソーを右手に構えたレイヴン。一瞬視線が交差するが、ソレを追って車内から放たれた雷光に翼をはためかせて飛び退いた。

 

 

 「リナ、無事でしたか」

 

 

続いて現れたのは、美しい長髪を携えた一人のメイド。グローブには蒼雷が迸り、釣り上がった眼と共に油断なくレイヴンに向けられている。

 

メイドと執事が並び立った。

 

 

 「ライカン。申し訳ありません」

 

 

 「謝るのはあとにしましょう。まずはご主人様の安全を確保せねば。」

 

 

 「えぇ。そうですわね。」

 

 

会話を終える2人。瞬間、狼が牙を剥く。

 

義足に組み込まれていたスラスターが展開し、目にも留まらぬ高速度でレイヴンに向かって飛び出す。

 

跳躍とともに身を捩り、放つは氷結を纏う己が脚。

レイヴンもチェーンソーを投げ捨て、ブレードを展開し応戦する。

 

 

光の刃と冷たいの牙がぶつかり合う。

凍りつき、弾け飛び、時に雷鳴が鳴り響く。

 

 

さらにその場に、もう一度あの音が響き渡った。

 

 

 「カリン!」

 

 

 「今度こそ!ええーい!」

 

 

現れたのは緑髪のメイド、カリン。彼女が構えているのは先程奪われ、遂には投げ捨てたチェーンソー。

 

自身の得物を雑に扱われた怒りからか、心做し力のこもった横薙ぎが放たれる。対してレイヴンはソレをブレードで受け止め、更に背後のリナから襲い掛かる雷光をシールドで無力化する。

 

 

 「これも受け止められますか。」

 

 

しかし、最後に到達した蹴りを防ぐ手立てはなく、その爪先がついにレイヴンの鳩尾に突き刺さった。

 

堪らず背後に吹き飛されるレイヴン。

煙を巻き上げ、瓦礫の山へと埋もれ、しかし当のライカンの表情が晴れることはない。

 

 

 (浅い……)

 

 

自身の足先から伝わってきた感触、そして異様に派手な吹き飛び方。

ライカンはレイヴンが自ら後方に飛び退ったと結論付ける。

 

そしてその考えは、煙立ち込める瓦礫の山を両断した光刃により証明される事になった。

 

タイミングは完璧。威力も申し分なかった。連携に至ってはこれ以上なかったはず。

 

だと言うのに。両の翼をはためかせ、悠然とこちらを見つめるその姿に、さしたるダメージは見受けられない。

 

 

 (なるほど。アレが独立傭兵レイヴン……)

 

 

目の前に立つ黒い鳥。改めてソレを見て、ライカンの背がブルリと揺れる。

 

その力、今の攻防だけでも確かに見えた。

 

 

 レイヴンの視線が周囲を廻る。

 

 

 「3……いや4人。流石に分が悪い、か。」

 

 

どうやら忍ばせていた仲間の存在までバレているらしい。

 

自らが不利を理解し、だからと焦ることはなく冷静。しかし恐れて退くわけでもなく、今尚どうして攻略してやろうかと思考を巡らせているのだろう。

 

 

胆力、計算高さ、実力。

 

 

なるほど。リナとカリンの2人を同時に相手取り、不意打ちと言えど正面から出し抜くだけはある。

 

 

 もしも、この力を引き込むことができれば……。

ライカンの脳内に一つの閃きが走った。

 

 

 「ソレを理解しているのなら、我々と取引をいたしませんか?独立傭兵レイヴン。」

 

 

 「へえ……」

 

 

姿勢を正し、ピンと人差し指を立てるライカン。一瞬後ろの2人に動揺が走るものの、カリンはチェーンソーを停止させ、リナは腕を下ろす。

 

レイヴンもソレに答えるように、ブレードの切っ先を地に着けた。

 

 

 「独立傭兵レイヴン。貴方は赤牙組の依頼を受けただけであり、仲間であったり、彼らの言う兄弟というわけではない……そうですね?」

 

 

 「まぁ、そうだな。依頼主と傭兵ってだけの関係だが……ソレがどうした。」

 

 

 「ならばこれより反旗を翻し、我々に雇われる気はありませんか?報酬は……あなたの雇い主が提示する金額の2倍お支払い致しましょう。」

 

 

 「ええ!?」

 

 

叫んだのはカリン。

先の一件チェーンソーのこともあってか、彼女がライカンへと向ける視線は妙にジットリと湿気ていた。

 

 

 「ライカン。ソレは()()()()からの命ですか?」

 

 

 「いえ。私の考えです。」

 

 

 「あー……、つまり俺を買ってくれてるって認識でいいのか?」

 

 

 「ええ。貴方という個人をここで見逃すのはいささか惜しい。」

 

 

同じく怪訝な声を上げるリナと、困惑した様子のレイヴン。特にレイヴンは本気で混乱しているらしく、思わずといった様子で眉間を指で叩き考えふけっている。

 

 

 「……アンタ達にメリットがないだろ」

 

 

 「確かに。現状ではこの戦闘を回避できる程度しかメリットはありません。しかし今後有効な関係を築いておけるのならば、このような対立を避け、更には協力し合うことができるやもしれません。」

 

 

顎に手をやり、ブツブツと思案するレイヴン。

さて、もう一息だろうか。

 

ライカンの声が続く。

 

 

 「我々は貴方と言う鬼札を得ることができ、貴方は我々という組織を味方につけられる。お互いに相応のメリットがあると思いますが。」

 

 

 「なるほど……たしかに悪くない。アンタ達をむやみに敵に回すのはこっちとしてもリスキーだな。……あぁ。わかってる。」

 

 

納得したように頷くレイヴン。今まで瞳に映っていた不信感も消え、どうやら交渉は成功したらしい。

 

その様子に、ライカンも満足気に頷く。

 

 

 「やはり聡明であられる。であれb「だが、」……何か?」

 

 

 「ソレじゃこっちの傭兵としての信頼はだだ下がり。どんなヤツだろうと金を積まれりゃ仕事はするが、その後の裏切りってのはリスクの塊だ。

そして何より……」

 

 

 「俺自身、そいつに用がある。」

 

 

アスファルトをえぐり取り、光刃が展開する。

持ち上げられた刃が差す先は、ライカン、カリン、リナの更に背後。

 

3人にとっては主人、レイヴンにとってはターゲットのあの男がまだいるであろうバンの車体。

 

 

レイヴンの纏う空気が、カッと燃え上がった。

 

 

 「そこ、どいてもらおうか。」

 

 

 「そうですか……。」

 

 

ライカンは首を振る。

交渉に失敗した落胆か、それともレイヴンを引き入れられなかった後悔か。

 

ライカンの瞳にもまた、冷たい闘志が宿った。

 

 

 「残念ですが、お別れです。」

 

 

 「?……ッ!」

 

 

ライカンの意味深なセリフに眉を顰めるレイヴン。しかし次の瞬間、

 

 

 ガッキャアァアアアン!!!

 

 

 「ちいっ!!」

 

 

反射的に跳ね上げたブレードと、意表返しのように真上から襲いかかってきた攻撃がぶつかり合う。

 

凄まじい衝突と火花とが周囲に放たれた。

 

 

 「押し流されろッ!!」

 

 

 「断る」

 

 

例に漏れずメイド服姿の襲撃者。彼女はそのままレイヴンを押しつぶそうとするが、レイヴンもされるがままではない。

 

ブレードと自分の間に左翼を差し込み、そのまま一気に振り払う。

 

その刹那に装甲が展開。発生したパルスシールドが衝突し、自身の獲物もろともメイドを跳ね飛ばした。

 

 

 「ウッソ?!」

 

 

彼女が跳ばされていくその先には既に駆け出していたライカンの姿が。

 

急遽腕を広げ、飛び込んできた彼女を受け止める。後ろに飛んで衝撃を殺すのも忘れない。

 

 

 「ゴメンボス。しくった」

 

 

 「いえ。よくやりましたエレン。」

 

 

すぐさま地に降り立ち、獲物を構えなおすエレンと呼ばれたメイド。

 

彼女の視線の先では、レイヴンが左の翼をゆっくりと背に戻している。

そこにダメージは見当たらない。

 

 

 「へばったりしないわけ?……ズルじゃん」

 

 

渾身の一撃が防がれたことに悪態をつくエレン。

次こそ仕留める。そう言わんばかりにレイヴンをもう一度、しっかりと双眼に収めた。

 

 

 「あれ?」

 

 

不意に、彼女の口から声が漏れる。

 

 

 「エレン?」

 

 

レイヴンに見入っている彼女の耳には、ライカンが自身を呼ぶ声すら届かない。

 

ソレは自分のことを呆然と見入っている向こうも同じだろうか。

 

 

 初対面のはずなのに、妙に既視感を感じる。

 

 

レイヴンの右の翼は黒く艶めく鴉そのもの。しかしたった今振り払われた左の翼は、根本から丸々機械に置き換えられている。

 

つまり、隻翼。

 

鴉のシリオンで、隻翼。

 

 

 「アンタ……」

 

 

その特徴を持つ人物を、エレンは一人しか知らなかった。

 

 

 「明星?」

 

 

更に良く観察してみれば、翼と同色のぼさついた髪や瞳。背丈もだいたい同じに見える。

 

それにくぐもっていてわからなかったが、声も似ているような気がしなくもない。

 

 

 「………」

 

 

我に返ったのか、レイヴンは思わずといった様子で視線を逸らす。

その行動は、彼女の言葉に「そうだ」と答えているようなものであった。

 

 

 「え、マジ?アンタがレイヴン?」

 

 

 「知り合いですか?」

 

 

 「クラスメイト。」

 

 

 「なんと。」

 

 

これにはライカンも目を丸くする。

もちろんカリンとリナも同様である。

 

レイヴンは……久遠は観念したのか、ため息を付いて頭を掻いた。

 

 

 「ソッチこそ、何やってんだよエレンさん……。」

 

 

 「バイト。」

 

 

 「なるほど?」

 

 

思わぬエンカウントにピリついていたはずの空気が一気にグダグダとしたものに変わる。

 

久遠は頭を抱え、またブツブツと何かを考えている様子。

 

 

ーーメイド服を着用したエレン・ジョーの姿を確認。先程の強化人間E4-621の発言とともに映像を保存しますーー

 

 

 「お前ちょっと黙れ」 

 

 

実は同居人とこんな会話をしているなど、誰一人知るよしはない。

 

 カリンはどうしていいのかわからず、視線がエレンと久遠の二人の間を忙しなく動いている。

 

 リナはこの微妙な空気になっても笑顔を忘れない。しかし、その目は何か言いたげにライカンに向けられていた。

 

ライカンは一通り身だしなみを確認して心の平静を保った後、咳払いを一つ。

そして、改めて久遠へと視線を向けた。

 

 

 「して、……九遠殿?先程の提案ですがーー」

 

 

 「わかった。わかった呑む!クラスメイトに手を出してまでやることじゃない。」

 

 

半ばやけくそに叫ぶ九遠。

彼の心情も穏やかではないのだ。

 

 本当なら、こうなることも予想していなければならなかったというのに。

 

サメのシリオンがそこら中に居るわけもなし、シルバーヘッドの通信を聞いた時に彼女を候補に上げておかねばならなかったのだ。

 

きっと無意識的に、彼女と敵対することを恐れていたのだろう。だからなんだかんだと理由をつけてエレンを思考から遠ざけていた。

 

 いつかの《彼》の言葉が頭をよぎる。

 

 

 『621。お前に助言を送ろう。《不測の事態を予測しろ》。』

 

 

 どうやら自分は猟犬失格らしい。飼い主の助言も守れないとは。

 

 ドッと疲労感が押し寄せ、どこか遠くに光る星を見つめ始めた九遠。

 

 

 「4対1なら言い訳もできるし……」

 

 

もう、今日は早く帰って休もう。

 

冷蔵庫になにか残っていただろうか。

 

 

その思考は、既に現実逃避に走り始めていた。

 

 

 「ハァ……さっさと行け。奴さん相当腹を立ててたからな。多分まだ諦めてないぞ。

車も壊しちまったし。」

 

 

 「御助言、痛み入ります。しかしご心配には及びません。」

 

 

 「?」

 

 

ライカンが胸元から時計を取り出すと同時に、その背後よりけたたましいエンジン音が鳴り響いた。

 

 

 「この程度であれば予測の範囲内でございますので。」

 

 

 「ハハッ。敵にならずに済んでよかったよ。」

 

 

時間通りとでも言わんばかりのライカン。彼らの用意周到さに思わず引きつった笑みを浮かべる九遠。

 

仕事は失敗だが、今回に限ってはソレで良かったかもしれない。

この四人相手に下手に恨みでも買ったとしたら……想像するだけでも恐ろしい。

 

なんとも言えない表情で剣をハンガーに掛け、くるりと後ろを向く。

 

あまり長い間ここに留まっても、シルバーヘッド達に怪しまれるだけだ。

 

 

 「あ……」

 

 

不意に、そんな声が耳に届く。

振り返ると、何か言いたげな表情のエレンが手を伸ばしている。

 

しかし、何を口にすればよいのか分からないようで、目を泳がせながら唸るばかり。

 

彼女の珍しい一面を見た気がして、九遠は悟られないようバイザーの下で小さく笑った。

 

 

 「エレンさん。また明日。」

 

 

 「え、あ、うん。また明日。」

 

 

小さく手を振る彼女に背を向け、翼を広げて地を蹴り飛ばす。

 

ブースターが点火。右の翼でバランスを取り、そのまま大空へと飛翔する。

 

黒い鳥の後ろ姿は、いつの間にか茜に染まった空へと消えていった。

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

 「二人共!仕事よ!」

 

清々しい朝日昇る青空の下、邪兎屋のアジト(アパート)にニコの声が響いた。

 

テレビで映画のビデオを見ていたアンビーと、テレビを獲られてスターライトナイトを見ることができずに項垂れていたビリー。

 

2人はニコの声に即座に反応し、彼女が書類を広げた机に駆け寄った。

 

 

 「コレを達成すれば、残りの借金も全部チャラにできるわ!」

 

 

 「へえ、こりゃまた随分景気のいい仕事だな。盗まれた金庫を取り戻すだけで、ひーふーみー……おいおい、マジかよ」

 

 

提示された報酬に目を丸くしながら書類に目を通すビリー。

相当に大切なものなのか、太っ腹というより最早破格と言える額だ。

 

しかし読み進めていく中、1枚の書類を見た瞬間、彼の鉄仮面が歪んだ。

 

 

 「見せて……ッ赤牙組?」

 

 

アンビーは書類を取り上げると、険しい目つきでそこに書き込まれていた一文を読み上げる。

 

どうやら依頼主は、赤牙組のアジトに忍び込んで金庫を取り戻してこいと言っているらしい。

 

正気か?そう言わんばかりの視線をニコに向けるアンビーとビリー。

 

しかし、ニコは依然として自信たっぷりの表情で自分の胸を叩いた。

 

 

 「ふっふーん。私を誰だと思ってるわけ?ちゃーんと勝算は用意してあるわ。

 

どこの誰の仕業だか知らないけど、奴らの武装構成がリークされてたのよ。注目すべきは……」

 

 

 ニコは隠し持っていた書類を机にたたきつける。

そこには、確かに赤牙組の武装構成、構成員の配置など軍事に関わるあらゆるものが事細かに記されていた。

 

 

 「これ、本物?」

 

 

 「ええ、間違いないわ。確実に信用できる筋からの情報だから……なによ。その疑いの目は。」

 

 

 「え?イヤイヤイヤ!そんな目してねぇって!!ほらよく見てくれよニコの親分。この純粋で透き通った俺の視覚センサーのレンズをさあ!」

 

 

 「ビリー。貴方のフェイスパーツには、そこまで複雑な感情を表現する機能はないわ。」

 

 

 「にゃにおう!?!?」

 

 

やいのやいのと三人が騒ぐ3人。

その時、唐突にニコのポーチからアラームが鳴り響いた。

 

 

 「ったくだれよ……って、ちょうどいいところに!」

 

 

不機嫌な顔で携帯を取り出し、画面を見るやパアっと顔を輝かせる。

 

残りの2人も揃って顔を寄せると、画面には「レイヴン」の文字が書かれていた。

 

早速ニコはスマホを耳に当てた。

 

 

 『も「グッドタイミングよレイヴン!ちょうど伝えたいことがあったの!」ーーお、おう』

 

 

突然まくしたてられ、画面の奥にいる傭兵の反応は随分鈍い。

 

しかし上機嫌な彼女はソレに気がつくことはなく、むしろ津波のごとく言葉を浴びせかけにかかる。

 

 

 「ところでなんの用かしら?あ、報酬の話なら心配しないで。あんたのおかげで最近デニーも浮いてるし、今回の仕事でもっと稼ぐ予定だから!」

 

 

 『あー?……えっと、少し確認したいことがあってな?さして大したことじゃない。』

 

 

 「確認?」

 

 

スマホの向こう側から、コホンと咳払いが聞こえてくる。

 

 そんなに改まって何を確認しようというのか。

本人は大したことはないと言っているが……

 

一同に緊張が走る。

 

 

 『あのさ、』

 

 

 「「「………」」」

 

 

 『邪兎屋って、バイト掛け持ちオッケー?』

 

 

 「「「……はあ?」」」

 

 

 






恐ろしやガンダムブレイカー4……。
無限に時間が溶けるぜ……


 機密書類

赤牙組の軍事関連の情報が事細かに記された書類。
構成員の一人がリークしたと言われる情報をニコが編纂したものであり、内容は概ね正確である。

情報をリークした元構成員はその後、「黒い鳥」に焼き尽くされたと言う。

その真相も今や、黒い闇の中である
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