生徒会の切札   作:ニヒト

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大変お待たせいたしました

間が開きすぎて10代が終わってしまいました(・ω・`)

暇な時にちょっとづつ書いたので話がグダグダかつ、(何故か?)パロディ多めです

次話はおそらく1月終わりになると思われます

では、『反省する生徒会②』始めていきます


反省する生徒会②

20xx年 ○月×日

 

「これより碧陽学園生徒会会長、桜野くりむの裁判を始める」

 

 俺はそう言いながら何故か、何故かあった木槌を打ち付ける。

 そして視線を右に向け、用意された台詞通りに言葉を発する。

 

「検察側、用意できていますか?」

「検察側、用意できています」

 

 俺が声をかけると右側に陣取っていた鍵がすぐさま返答する。

 それを確認した後、今度は左に視線を向け返答を待つ。

 しかし左に存在している席からは、声は返ってこなかった。

 それもそのはず、その席には誰もいないのだから。

 

「…弁護側は準備はおろか、弁護をする気すらないようですね。それでは被告、桜野くりむの判決を―」

『異議あり!』

 

 木槌を叩き判決を読み上げようとした瞬間、俺とは反対側の席から声が上がる。

 

「なんで私が判決なんか受けないといけないのよ!第一、私以外全員検察側に座っているじゃない!」

「おや、桜野被告」

「被告言うな!」

「何故そこに座っているのですか?あなたは自分の弁護は自分ですると言って他人の弁護を断ったじゃないですか」

「まさかの掛け持ち!?とりあえずみんな会議に戻りなさいよ!」

「え~、ここからが一番盛り上がるですけど…」

「いいから早くしなさい!」

『は~い』

 

 

 

 

 

 というわけで、ただいま真面目に会長の反省会を実施中だ。

 ちなみに俺は自分の出番が来るまでおとなしく事の成り行きを眺めている。

 順番としては、鍵→真冬ちゃん→深夏→俺→知弦先輩の順にしている。会長にばれないように相談したんだけどな。

 今は丁度真冬ちゃんからバトンタッチして深夏が会長の反省点を挙げている…なんか皆生き生きしてるな。

 そんな風に眺めていると、いつの間にか俺の後ろに這い寄っていた知弦先輩が俺に小声話しかけてくる。

 

「(で?これからどうするのニュー君)」

「(え、何がです?)」

「(アカちゃんの事よ。ニュー君ならこれからの展開が読めないなんて事は無いでしょ?)」

 

 これからの展開…まぁ、いつものように会長が最後には折れて皆でフォローするって流れになるんだろうけど…。

 

「(いつもの事ですから別に大丈夫じゃないです?)」

「(いつもならね?でも今日は違う。今日はアカちゃん自身の話だからいつも以上にへこむわよ)」

「(うげ、確かに言えてるかも…。まぁ、その時は俺がちょっと落ち着かせてから鍵にパスしますよ)」

「(どうして?確かにキー君が言っても場は収まるでしょうけど、ニュー君が言ったほうが説得力はあるんじゃないかしら)」

 

 心底不思議そうな表情をしながら知弦先輩は疑問の声を上げる。

 そんな先輩に対し、少し苦笑いしながら簡潔に言った。

 

「そういう役回りをこなしてこその、ハーレムの主でしょ」

 

 

 そうこうしている内に俺の出番が来たようで、深夏が俺に対して手招きしてきた。

 滅多にない機会なので俺も気合入れて会長の反省点挙げないと―

 

「すいませんスいませんスイませんスイマせんスイマセんスイマセン。ゴメンナサイごメンナサイごめンナサイごめんナサイごめんなサイごめんなさイごめんなさい」

 

 こええよ!ドンだけ精神ライフ削ってんだよ前の三人!なんか『かゆい うま』に通じる何かを感じるぞ!?

 なんかさっきから三人が目線を合わせないと思ったらこういう事かよ……。

 

「ほら、会長落ち着いてください。気を確かに」

「すいませんすいませんすいませんすいません。ごめんなさいごめんなさいごめんにゃさいごめんなさい」

「……アレ~こんなところに有名ケーキ店のショコラケーキが~」

「頂戴!……ハッ!」

「はい、真面目に反省会やりましょうね~」

 

 若干演技してやがったな、このお子様会長……。

 いくらなんでもおかしいと思ったんだよ、そのくらいで壊れるほどやわじゃないはずだし…どっかの誰かのせいで。

 あ、知弦先輩がにこやかにこっち見てる……もしかして考えてる事ばれた?

 俺は冷や汗をかきつつ知弦先輩の視線をスルーし、会長を見ながら話し始める。

 

「それじゃ次は俺が反省点を挙げますね」

「う~!う~!」

「そのう~う~言うのをやめなさい!全く……会長のそういうところが反省点ですよ」

「そういうところ?具体的にはどのへん?」

「人の話を聞かないところ、何を言っているのかわからないところ、最初と最後で話してることが違うところ、未だに学校全体に無線LAN付けてくれないところです」

「なんかものすごいリアルな反省点来た!てか、最後の奴は私に言っても無理でしょ!?」

 

 机の向かい側に座っている会長がまくし立ててくるが、聞かなかったことにしつつ俺は言葉を続ける。

 

「そんな風にいつも話を変えようとするところも反省点ですよ。とある外宇宙からの使者は、こんな言葉を残しています」

「ツッコミどころ満載なんだけど!?外宇宙からって何!?第一そんな存在とどうやって知り合ったの!?というかそんな存在が喋るの!?そしていやな予感しかしないんだけど!」

「喋りますよ?きちんと。『あなたは、そこにいますか』って。まぁ、自分はその質問に対して全力で逃げましたけどね」

「普通にシャベッタァァァァァァ!でも名言でもなんでもないし、ただの質問じゃないのそれ!……というより、その質問に対してはものすごい危機感を覚えるわ……」

 

 会長が発狂したりつっこんだり、真面目に考察したりしているがそんなのかまわずに話を続ける。

 

「その外宇宙生命体はきっとこう言いたかったんですよ。『あなたは自分という”個性”を持ち、行動していますか?自分の言動に責任をもって行動をしていますか?』といいたかったんですよ、多分」

「案外マトモなこと言ってた!しかも、何故か分からないけどかなり凝縮されてる!?」

「まぁ、簡単に言えば『真面目にやれ』ってことじゃないです?」

「さっきまでのが全部台無しだああああああああ!!謝れ!外宇宙生命体に謝れ!」

「なにを言ってるんです?」

「なにがよ!」

 

 会長が俺の発言に興奮してきているが、そこに俺ははっきりとした言葉で止めの一言を放つ。

 

「外宇宙生命体なんているわけないでしょ、常識的に考えて。これは全部自分がたった今考えた事です」

 

「そんなの分かっとるわああああああああああああああああああああ!!!!!!」

 

 なんだか別の世界線の会長が降臨したのか、見事な叫びを会長が披露しているが豹堂真はクール(SPW風)にスルーし、知弦先輩にバトンタッチした。

 

 

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