コラボ作品集   作:la55

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九州特急つばめ・指宿で死んだ女子大生 前編

千歌と曜とルビィは西鹿児島へ旅をするために博多駅に来ていた。

「わくわくしてきたよ、鹿児島は」

と千歌は言った。

「でも、歩夢ちゃんたちはどうするの?」

「今電話があって東京から寝台特急に乗ってくるって」

「どこで乗り換えるの?」

ち千歌は曜とルビィに言った。

「佐賀県の鳥栖駅で特急つばめに乗り換えるって」

「なるほどね」

「鳥栖と熊本は特急つばめに乗り換えることができるんだよね」

「そうよ」

 そこへ787系つばめが入選してきた。

「あれが特急つばめだね」

「うにゅ、わくわくしてきたよ」

「うん!!」

ファーン!

10時05分、千歌と曜とルビィが乗った特急つばめ7号は定刻通りに博多駅を出発した。JR九州の特急つばめは1967年10月から鹿児島本線で運転されていた特急有明のうち、西鹿児島駅(現鹿児島中央駅)発着の列車をつばめとして1992年に分離したものである。このうち、787系を用いた列車ではビュッフェが連結され、つばめレディと呼ばれる客室乗務員が乗務していた。

 

特急つばめの車内にて

「博多から鹿児島本線を経由して西鹿児島まで行くんだよ」

「曜ちゃん、どこで調べたの?」

「行く前に時刻表と鉄道図鑑で調べてみたんだよ」

「そうか」

「でも、鹿児島は楽しみだね」

とルビィは言った。

10時25分、鳥栖駅に到着したつばめ7号。そこへ鳥栖駅で歩夢と侑としずくとシオンが寝台特急はやぶさに乗ってやってきた。

「千歌ちゃん」

「あっ、歩夢ちゃん。シオン君も一緒だったの」

「あぁ、しずくも侑も一緒だよ」

「東京から寝台特急に乗ってきたの?」

「うん、そうだよ」

10時25分、特急つばめ7号は鳥栖駅を出発した。

「うわ~」

「侑ちゃん、見て、海が見えるよ」

「本当だね」

 そして、ビュッフェで食事をして有明海の車窓を見ながら楽しんだ。

13時25分、特急つばめ7号は定刻通りに西鹿児島駅に到着した。その後、千歌たちは西鹿児島から指宿へと向かった。

「あれが指宿のたまて箱だね」

「乗ってみたいな」

と侑が言った。

「じゃぁ、乗りましょう」

ファーン!

13時56分、千歌たちは観光列車指宿のたまて箱に乗って出発した。

「見て、錦江湾だよ」

「本当だね、しずくちゃん」

「うん!!」

14時49分、千歌たちが乗った観光列車指宿のたまて箱は指宿に到着した。

「わ~い、指宿だ」

「ついに来たのね」

と歩夢が言った。

 そして、指宿駅で下車した千歌たちは高山に出会った。

「あっ、高山さん」

「たかやまさんも来ていたの?」

「あぁ、ちょうど大阪で研修会があって休みをもらったから良好で鹿児島まで旅行しようと思ってね。それで指宿のたまて箱に乗っていたんだ」

「私、ちっとも気づかなかったよ」

千歌たちは西大山から龍宮神社へと向かった。

「ここが龍宮神社だね」

「まるで絵本みたいだね。乙姫は出てこないのかな」

「しずくちゃん、それは絵本の中の世界だよ」

「そうか」

龍宮神社

浦島太郎が竜宮城へと旅立ったとされる岬にある竜宮神社。乙姫を祭るこの神社では貝殻に願いを書いて奉納するとご利益があると言われている。

「たしか竜宮城って最後に玉手箱をもらうんだよね」

「でも、決して開けてはいけないって言うんだけどね」

「最後は開けてしまうんだよね」

「うん」

 そして、千歌たちは指宿に行って砂風呂に入ることにした。指宿温泉は鹿児島県指宿師東部にある摺ヶ浜温泉、弥次ヶ湯温泉、二月田温泉などの温泉群の総称。鹿児島県有数の観光地であり、2003年において年間285万人の観光客が訪れ、91万人の宿泊客尾w集めている。農業や養殖などへの温泉理由も盛んであり、温泉の9割が産業利用されていた時期もあった。

砂風呂

「はぁ~、砂風呂は極楽だよ」

「そうだね」

「ピギャッ、まるでサツマイモを蒸しているみたいだよ」

とルビィが言った。

「う~、熱い~」

「ピギャア、暑い暑い」

と侑とルビィが暑苦しくて起き上がった。

「ん?」

「どうしたの、ルビィちゃん」

「この女の人、様子がおかしいね」

「えっ」

 そして、そんな女のもとに行ってみるとその女は薬物によって毒殺されていたのである。

「はっ」

「この女の人、死んでいる・・・」

「うにゅ」

キャー!!

とルビィと侑が悲鳴をあげた。

「どうしたの、ルビィちゃん」

「大変だよ、砂風呂で女の人が死んでいるよ」

「なんだって!!」

「これは酷い・・・」

指宿で殺人が起きた。

「はい、東京中央鉄道公安室、あぁ、高山か。なにっ、指宿で女子大生が死んだ!!」

「被害者はですね、東京在住の坂谷美緒という女子大生なんです」

「そうか。指宿ってことは鹿児島県警か」

「そうです」

「わかった。高山は鹿児島県警と協力して捜査してくれ」

「わかりました」

 高山はさっそく現場へ戻ってきた。

「被害者の坂谷は搬送先の病院で死亡が確認されました」

「そうですか。それで死因は?」

「おそらく死因は薬による毒殺だと思われます」

「ほう」

「これが被害者が飲んでいた薬のカプセルです」

 そして、高山は坂谷と一緒に来ていた島崎と牧野に話を聞くことにした。

「被害者の坂谷はなにか持病とか持っていましたか?」

「えっ、持病?」

「そういえば美緒ちゃんは貧血だったよね」

「それは本当なんですか?」

と高山は島崎に言った。

「小学校のときから貧血になっていたんだって」

「ほう、なるほどね」

「それでなにか気づいたことはありませんか?」

「さぁね」

「あっ、そういえば私たちが乗っていた新幹線に怪しい男が乗っていたわ」

「たしか新大阪駅辺りで」

「ほう、なるほどね」

「それは怪しいですね」

「えぇ」

 そして、一人の男が坂谷のあとをつけていたと思われる男を見かけた。その男に高山は聞くことにした。

「あぁ、私ですか」

「えぇ、あなたは事件当日に指宿へ行ったのですか?」

「はい、私はよく九州へ行くときは特急にちりんときりしまと指宿のたまて箱に乗って指宿に行って次の日に東京に帰りました」

「ほう、なるほどね」

彼の名は川島耕作。元きらめき市きらめき高校の科学教師で父親の病気で看病するために教師を退職し、実家の鹿児島へ帰っていたことがわかった。その後、父親が亡くなり現在は東京で製薬会社に勤務しているという。

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