そして、千歌たちが訪れたのは門司港レトロ地区だった。門司港レトロ地区は福岡県北九州市門司区にある観光スポットである。JR門司港駅周辺地域に残る外国貿易で栄えた時代の建物を中心に、ホテル・商業施設などを大正レトロ調に整備した観光スポットであり、国土交通省の都市景観100選、土木学会デザイン賞2001最優秀賞を受賞している。また、「門司港レトロ地区の観光振興・地域活性化」で平成19年度手作り郷土賞「地域活動部門」受賞、平成28年には同賞大賞受賞をしている。対岸に位置する山口県下関市の唐戸・巌流島などとの周遊ルートとして多くの観光客で賑わっている。
そんな門司港レトロの街並みみて千歌たちははしゃいでいた。
「うわ~、凄い街並み!!」
「ロマンチックだよ」
「それほど美しいね」
その門司港レトロ地区のなかに旧門司三井倶楽部でもまだはしゃいでいた。
「ほう、これは凄いですね」
「本当だね」
「うん、私たちのお台場とくらべるとなんかロマンチックだよね」
「そうだね」
その後、千歌たちは門司港駅へと向かった。
「うわぁ!!」
「大きな益見たいだね」
と曜は言った。
「ここが門司港駅だよね」
「うん」
「まるで大正時代の建物みたい」
「うん」
門司港駅は福岡県北九州門司区にある九州総局(JR九州)鹿児島本線の駅である。駅番号はJA31。同線の起点である。関門トンネルが開通するまでは九州の鉄道の玄関口であり、対岸の下関駅との間に就航していた関門連絡船との連絡中継駅として賑わった。駅舎は重要文化財に指定されており、現役の駅舎で重要文化財指定を受けているのは当駅と東京駅丸の内駅舎のみである。日本経済新聞社の2007年アンケート「足を延ばして訪れてみたい駅」の全国1位にランクされた。
そんな門司港駅をみてか千歌はこんなことを言ってしまう。
「へぇ~、この駅は重要文化財になっているんだね」
「うん、昭和63年に登録されたんだ」
早速なかに入る千歌たち。
「ひゃ~、凄いな~」
「なにかロマンチックだよね」
そこに高山がこんな知識を披露する。
「この駅では特急つばめ1往復が門司港始発なんだ」
「ほう、ここでも特急に乗って鹿児島へと行くことができるんだね」
「そうだよ」
「凄いね」
そんな高山に対しあの人が言ってきた。
「おっ、高山もきていたのか」
「あっ、南主任!!」
「例の事件で真犯人がわかったよ」
「えっ、それは本当なのですか?」
「この前話していた事件のことだけどな」
そして、南と高山は門司港の助役に聞くことにした。
「あぁ、その男はたしか門司港あたりで目撃していたな」
「えっ、本当ですか?」
「どんな人だったか覚えていますか?」
「えぇ、年齢はたしか30代ぐらいでちょび髭の男でした」
「ほう、その男は門司港駅から列車に乗っていたのですか?」
「はい・・・」
一方、そのころ、ルビィとせつ菜は・・・、
「もっと北九州を楽しもう」
「オー!!」
「すみません、私も一緒に北九州を観光したいのですが、あなたと一緒に・・・」
「・・・」
場所はもとに戻り門司港駅の前・・・。
「ねぇ、さっき小倉署の刑事が言っていた東京で起きた殺人事件って?」
と曜は南に言った。
「あぁ、たしか一昨日かな」
「へぇ~」
「それでどんな事件なの?」
「あぁ、事件は一昨日の杉並の住宅街で桧山宗次郎の自宅において男が押し入って宗次郎が殺害される事件が起きたんだ」
「それで死因は?」
「警視庁の刑事の話だと死因は木刀か特殊警棒のようなもので殴り殺されて逃亡したと考えらえれるんだ。そこへ野球をしていた小学生たちがボールを取りにいこうとしたら死体が発見したんだ」
「ほう、なるほどね」
「犯人はそこから列車に乗って逃げたんじゃないのかな?」
「うん、私もそうじゃないかと思っていたの」
「ほう、なるほどね」
「でも、どうやって特急つばめ5ふぉうに乗ったのかな?」
と千歌は南に言った。
「もしかしたら東京から新大阪で一泊してそこから博多へと向かったんじゃないかな?」
「はっ」
「ほう、なるほどね」
「東京から新大阪まで新幹線に乗り次の日に朝一の新幹線に乗って九州に乗って九州に向かったってことだね」
「とにかくこの件は班長に報告しておく」
梶山はすぐに高杉班長に報告した。
「なに、犯人は新幹線に乗って新大阪に向かい新大阪で新幹線と特急を乗り継いで別府へ向かったのか」
「えぇ、その可能性があります。指宿の殺人は博多駅で調子の悪かった被害者を飲み薬と称して毒薬を渡して中毒死させ、犯人は鳥栖か熊本で下車して別府に向かった可能性があります」
「そうか。じゃあ、梶山たちは引き続き捜査を続けてくれ」
「はい、わかりました」
そう言って梶山は携帯を切った。
「ということは犯人はまだ北九州に潜伏していることがあるな」
「えぇ」
「dめお、千歌ちゃんと曜ちゃんとルビィちゃんのおかげで事件は解決になるな」
「それにしてもお手柄だったな」
「それで真犯人のアリバイだが、東京から新幹線に乗って新大阪で一泊してそこから別府と北九州に向かったんだったな」
「たしかにその通りだね」
「ところで犯人はこれを利用したんじゃないかな?」
と歩夢は南と高山たちに言った。
「この新幹線かも。この最終便に乗って新大阪に行ったんじゃないかな」
「そうか、シンデレラエクスプレスか」
「なるほどな。犯人はそれに乗って新大阪へ行ったのか」
「はい」
高山は早速時刻表を持ってきた。
「それも考えられますね」
「多分これをりようしたんですよ」
「ほう、たしかか」
東京21時18分発 東海道新幹線のぞみ303号に乗車
新大阪23時48分着 下車、新大阪駅付近のビジネスホテルで一泊
新大阪6時00分発 東海道山陽新幹線ひかり131号に乗車
博多9時03分着 下車
博多9時18分発 鹿児島本線つばめ5号に乗車
熊本10時16分着 下車
熊本13時02分発 豊肥本線あそ3号に乗車
別府15時52分着 下車
「そうか、犯人は熊本市内で待ち伏せして特急あそ3号に乗って別府の地獄めぐりでもう一人の被害者を殺害したってことか」
「その通りだ」
そして、犯人が使った列車トリックの謎が解けた特捜班は犯人をその男だと判明した。
「そういえばその男はたしか・・・」
「たしかせつ菜とルビィと一緒に門司へ行くのをみかけたぞ」
「そうなればせつ菜とルビィと一緒にいるということか・・・」
と南は言った。
「でも、あの男が真犯人だとすれば・・・」
「やばい、せつ菜ちゃんとルビィちゃんが危ない!!」
高山は驚いた。