千歌と曜とルビィは博多駅に来ていた。
「へぇ~、天草か」
と千歌は言った。
「千歌ちゃん、ルビィちゃん、博多から熊本へは特急有明に乗って天草に行くなら特急A列車で行こうに乗り換えて行けるよ」
「へぇ~、A列車で行こうか」
「久しぶりだね、この列車に乗るのは」
「うん」
8時48分、千歌と曜とルビィは博多駅から鹿児島本線経由の特急有明3号に乗って熊本まで向かった。
「熊本行きか、これに乗ればいいんだね」
「わくわくしてきたよ」
千歌と曜とルビィは特急有明3っ号に乗って熊本県の天草へと向かった。
ファーン!
博多と熊本を結ぶ特急有明はその名の通り九州の海でムツゴロウで有名な有明海にちなんで名付けられている。車両は783系と言われる車両で新型の特急である。この有明3号は博多を8時48分に発車して、鳥栖、久留米、大牟田、玉名、終点熊本へは10時14分に到着する。
そして、10時14分、熊本駅。
「やっと熊本だね」
「そこから特急A列車で行こうに乗り換えて天草へと行くよ」
「うん」
そこへ熊本駅で鉄道公安隊の南と高山に出会った。
「偶然だな、君たちも特急A列車で行こうに乗るのかい」
「えっ、そうだよ」
「あっ、鉄道公安たちの南さんと高山さん」
「どうして、ここに?」
「実は九かで我々も九州へ来ていたんだ」
「一緒に行こうかと思ってね」
と高山は千歌とルビィに言った。
「じゃあ、天草へ観光するからシークルーズしようか」
「へぇ~、実は私たちもそこに行くのですよ」
「じゃあ、一緒に行こうか」
「あれ、そういえば高山さんといつも一緒にいる女性は?」
曜は南と高山に尋ねてみる。
「ああ、そういえば小海さんは熊本鉄道公安室に言っているけど」
「そうなの」
そう言っているうちに小海がやってきた。
「ごめん、待たせたかな」
「大丈夫だよ。まだ発車時間があるから」
そう言って南と高山は千歌たちと一緒に10時21分発の特急A列車で行こうに乗って天草へと向かった。
ファーン!!
車内ではジャズが聞けて楽しい音楽列車である。ジャズを楽しめる列車は九州総局(JR九州)のA列車で行こうと東京総局(JR東日本)の特急越しのシュラクのみである。
「まるで豪華列車みたいだね」
11時35分、特急A列車で行こうは三角駅に到着した。
「いよいよ天草の観光だね」
「お~い、クルーズ船が出航するぞ」
そう言って高山と南と千歌たちはクルーズ船に乗ってイルカウオッチングをすることにした。
「じゃあ、乗ろうか」
「うん」
シークルーズ
「うわ~、イルカだよ」
「内浦ではみないけどこんな所で見れるとはね」
「凄いよ」
「ん、あれ、何?」
とルビィはなにか浮かんでいるものを見つけた。
「どうしたの、ルビィちゃん?」
「なにか浮いている・・・」
「まさか事件が起きるんじゃないのかな」
イルカウオッチングをしたあと、現場は騒然としていた。近づいてみるとそれはなんと女性の水死体であった。
「あっ、この女性だわ」
「小海さん、なにか知っているのか?」
「ええ、この女性はたしか捜索願が出ていた女性だわ」
「それは本当か?」
「えぇ」
その水死体と救うとシークルーズはすぐに三角の港まで戻った。その数分後、
「亡くなったのは東京在住の赤城佐和子さん23歳です」
「ほう、それで死因は?」
「おそらく溺死でしょう」
そこへ1人の男がやってきた。
「佐和子~、佐和子!!」
「彼女に間違いないですね」
「はい、間違いないと思うよ」
「曜ちゃんはそう思ったの?」
と千歌は言った。
「ほう、なるほどね」
すると、ルビィはあることを言った。
「もしかすると犯人は途中まで佐和子さんを探しに来たあの男と途中まで一緒にいたんじゃないのかな?」
「ほう、ルビィちゃんはそう思うのかな?」
「それも考えらえるな」
「うん」
「まるで花丸ちゃんが読んだ本とそっくりだね」
「なに、それ?」
「天草には三色ツツジの伝説があるの」
「ああ、確かツツジで不幸が起きるんだよね」
「うん」
「つまり、彼女は誰かに、いや、その犯人に殺されたと思えるな」
「なるほど。それを調べればいいんだな」
「うん」