魔法少女と悪の組織で過ごす夏休み   作:パラパラガス

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カフェインくんカフェインくん
カッコつけてサイフォンコーヒーに挑戦しようとしているのはだぁれ?

カフェイン『ブサイクナツラガミエラァ(ワラ)』




過去のあれこれ

私はホワイト・・・いや、町田アイコ、今私は。

 

 

『久しぶりですお義父さん!』

 

『久しぶりですね、『ヒゴロモ』君、仕事終わりに呼んでしまいすみませんね。』

 

『いえいえ!僕も久しぶりにお義父さんの料理が食べれて嬉しいです!』

 

『嬉しい事を言ってくれるじゃないですか、まだまだ麺もタレもありますからいっぱい食べなさい!』

 

『ありがとうございます!』

 

 

お父さんの名前は町田ヒゴロモ、普段はサラリーマンとして私とお母さんの為に汗水垂らして働いてくれている。

 

 

『ねぇねぇヒー君!あーん♡』

 

『ありがとうマイカ!』

 

 

そして人目を気にせずにいちゃつけるバカップルでもある

 

 

『空気が甘いね、ヘイマスター!エスプレッソ砂糖マシマシ!』

 

『雨音さん、砂糖を入れたら意味がないですよ。』

 

『うっ、俺もブラックのシロップ入りを・・・』

 

『ギャンブル、あなたもですか。』

 

 

こっちはボケ出してるし

 

 

『美味しい!』

 

『クライママ!今度このタレの作り方も教えて!』

 

『良いですとも良いですとも!うぅ、あなた達がいっぱい食べてくれて涙が出てきました・・・』

 

『大袈裟だよクライママ!』

 

『大袈裟な訳無いじゃないですか!美味しそうに食べてくれる事に私は猛烈に感動しています!』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『美味しかったぁ!』

 

『ご馳走様でしたお義父さん!』

 

『お粗末様、さて今日の皿洗い当番は…オーガとデスサイズですね、頼みましたよ。』

 

ゔぁあ!

 

『了解です先生。』

 

 

汚れた皿を運ぶオーガとデスサイズを見送ったDr.クライはマイカに向き直った

 

 

『さてと、それでは昔話の続きを喋ってもらいましょうか。』

 

『任せてクライママ!』

 

『なになに?いつ頃の話?』

 

『私が地獄創造(アビスクリエイト)で暮らすちょっと前の話!確か・・・えっと?』

 

『確かご飯食べて返された所からだっけ?』

 

『そうそう!ありがとうアイコ!』

 

『あぁそこら辺の話ね!お父さんもお母さんから聞いたなぁ。』

 

『その時のヒー君ったら私の境遇を聞いても同情せずに[マイカさんは強いんだね、そんなマイカさんにはご褒美がないと。]って言っていっぱい嬉しい言葉を言ってもらって…キャー!お母さん恥ずかしい!』

 

『マイカ…』

 

『ヒー君…』

 

『・・・熱っぽい視線が交差してる所悪いけど続きは?』

 

『あぁごめんアイコ!・・・確かその後悪の組織に優しくされたのが悔しくて恥ずかしくて何回も焼け野原にしようと基地に突撃したの。』

 

『よく無事だったねDr.クライ・・・』

 

『あの時のマイカは凄まじかったですよ…顔を真っ赤にして鬼の形相で襲い掛かって来ましたから。』

 

『もうクライママ!恥ずかしい事言わないで!』

 

『ふふふ、怒っているマイカも可愛いね!』

 

『ヒー君…』

 

『マイカ…』

 

『ハイハイ、先に進まないから早く話してお母さん。』

 

『ごめんごめん、それで何回も突撃してやられてご飯食べて帰るってルーティンになってね、だんだんクライママのご飯やメンバーと遊ぶ時が楽しみになっちゃって。』

 

『施設の人よく許したね。』

 

『あー…荒れて問題ばかり起こすから基本お母さんは放置みたいな扱いだったの。』

 

『なんかごめん。』

 

『大丈夫だよアイコ、今はアイコやヒー君、クライママ達も居るから。』

 

『そんな時に私がぽろっと過去の事を話しちゃったからもう大変!クライママもメンバーの皆んなも[マイカをうちの子にする!]って大騒ぎになっちゃって、それからあっという間にクライママの養子になったの!』

 

『行動力の化身・・・』

 

『うんうん、あの時はみんな必死だったねクイーン姉さん。』

 

『そうそう、あんまり必死すぎて母親と父親を特定して息の根を止めようとしちゃうくらいだものねキング。』

 

『そこだけ悪の組織の面影滲み出てる・・・』

 

『流石にお母さんも息の根を止めるのには反対したよ。』

 

『あぁ良かった。流石にそんな事しないよね。』

 

『全てを奪ってどん底に突き落としてってお願いしたの。』

 

『安心した私がバカだったよ!』

 

『そして中学卒業後に魔法少女を引退してね、ここで大学に行くまで暮らしたの!それで大学にいる時にヒー君と出会ってお付き合いを始めたの!』

 

『初めてマイカを見た時はそれはもう!お父さん雷に打たれたんじゃないかってくらい目が釘付けになってね!人生を共に過ごすのはこの人しかいない!って思ったんだ!』

 

『へぇ、何気にお母さん達の馴れ初め聞いたの初めてだなぁ・・・』

 

『それで大学を卒業した後に就職して、お互いの仕事が安定してから結婚してね、アイコをお腹を痛めて産んだの!』

 

『あの時のマイカの嬉しそうな顔、お父さん忘れられないなぁ。』

 

『ヒー君の嬉しすぎて泣いちゃった姿、私も忘れられないなぁ。』

 

『マイカ…』

 

『ヒー君…』

 

『・・・お母さんとDr.クライの関係、よく分かったわ。』

 

 

そんなラブラブな両親を見ながら、私はお母さんお父さんの子に産まれてとても良かったと感じた。

 




魔法少女ホワイトリリー!

お母さんとDr.クライの関係が分かり自分が愛されている事を再認識する事ができたわ
さてと、家に帰ってお風呂に入らなきゃ・・・え?せっかくだからお泊まりしたら?そう言えばお泊まりセットがここに・・・

次回『お泊まりin悪の組織』

来週も楽しみにね♪
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