「ええと、これをこうしてこういう感じで……よっと。いよし、準備が出来たな。」
スマブラ屋敷の地下施設にて。作者は何やら機械を弄っている。
「後は外で待機中の奴等に連絡して……
で、転送開始だ!!」
そしてモニターのスイッチを押した。すると……
*****
「ん……」
突然光に包まれたと思えば、目を開ければスマブラ屋敷とは別の場所。
周囲は木造建築の多い大昔の建物が並ぶが、遠くには現代のビルやら乗り物、如何にもSFの感じがするターミナル(この場悪空港みたいなやつ)や宙を浮く乗り物など、『江戸時代』と『SF』が混ざり合ったような風景の世界。
宇宙からやって来た
「何だかんだで無事に到着したわけだけど……
ちょーっと作者!分散されるのは聞いてない!!」
何故か周囲に阿求以外の人物がいないので、作者に連絡する。
『あー、ごめん、探索しやすい都合上で散らばせる事言いわすれてたわ……』
通信機越しに作者がそう伝える。
『とにかく、合流したいならそうするのも良いからさ。一通り調査してくれないかね。』
「まあいいけど……」
そんなこんなで、周囲を早速探索してみる事にした。
のだが……
「それにしても、前もって得た情報とは違って何か変ねぇ。コンクリートやアスファルトの建物が此処にも並んでるし……
あれ、何このパンフレット。『金髪少女特集』?」
何だか初っ端から街の様子がおかしい。どこかしらの店に寄ってみると、何だかイギリスみたいな施設が。
「んー……これがまさしくってわけね……」
*****
一方。かぶき町にある、スナックお登勢の上の階にある何でも屋『万事屋銀ちゃん』にて。
「あー、遂にヒロアカ終わっちまったなァ……ワンピース以外の見慣れた作品がどんどん完結しちまうなホント……」
その何でも屋『万事屋銀ちゃん』を営む、銀髪天然パーマの男『坂田銀時』。ジャンプを呼んでだらけている。
「ちょっと銀さん!!何呑気にジャンプ読んでるんですか!この前の依頼で銀さんと神楽ちゃんが暴れたせいで報酬貰えなかったんですよ!?
そのせいで今月もお金無いし、この調子じゃとうとう何も食べられなくなりますって!!」
そこに、万事屋で働く眼鏡の青年『志村新八』が。
「ンなことつったってよォ、ここ最近じゃ依頼の内容自体変だったじゃねェか。『影に潜んでるやつを追っ払ってください』だとか、『金髪の素晴らしさを広めたい』だとか。」
どうやら、最近依頼が上手く行かないようで資金が限界の模様。
「少なくともこの前のはまだもうちょっとマシな方だったじゃないですか。確かに変な集団が割り込んできたというのは原因の1つではありますけど……」
「じゃあどーすりゃいいんだよ!いつまで経っても映画の収入来ねーし!」
「いや、何で来るって思ってるんですか。というか何年前だと思ってるんですか最後に映画上映されたの。」
「テメーこそグラブって将暉の事引きずってんだろ」
「グラブってねーし将暉の話は止めろォォ!!?つーかそれもそれで何年前の話なんですか!!」
「グラブル将暉、何年前何年前言っててわけわからないからこの辺にするアルよ」
「あ、あの、神楽ちゃん?それ言っちゃうと『銀魂』という作品を全否定しかねないから……って誰がグラブル将暉だよ!!?」
チャイナ服の(
「ワン」
そしてその様子を見る(大きな犬みたいな生物)『定春』。
「ま、確かにこれ以上金が入らねェとマジでババアに追い出される。こうなりゃバイトでも何でもいいから探すっきゃねェよなァ……」
という事で、まず外に出てみる3人。……だったのだが。
「ん……?」
かぶき町の風景を見渡してみる銀時。
「なぁ、新八」
「どうしたんですか銀さん。」
「いや……ここってちゃんとかぶき町だよな?」
「え?何言ってるんですか。いつものかぶき町じゃないですか。」
「いやまあ、その筈……なんだけどよォ、此処ってあんな建物の材質バラバラだったっけ?」
「材質?そう言えばここまでコンクリートの建物ありましたっけ……」
「そう言えばテレビじゃ金髪ブームがすごかったネ」
そして。
「それと……すぐ隣の家から出て来たあのおかっぱと金髪のガキ2人、誰だっけ?」
「えっ?」
横方向を見ると、そこには黒髪おかっぱの女子高生と、金髪ツインテールの女子高生が。
「え、ええと……あれ?」
新八達は何が何だか困惑。すると、同じく困惑している模様その女子高生2人……金髪ツインテールの女子高生が。
「あ、あの……すっごく言いにくいんですけど……
どちら様でしたっけ?」
*****
一方、スマブラ屋敷の地下施設にて。
「予想通りだな。別世界の住人を時空融合が起こってる世界に送りこんだら、段々異変に気付き始める者達が出てきた。やっぱ強いナラティブ持ってる奴等には聞きづらいんだなぁ認識操作。
しっかし、『銀魂』と『きんいろモザイク』の世界が融合……それぞれ『金』と『銀』の名を持つ世界か……んで……」
引き続き世界の様子を調べている作者。すると……
「ん?何だコイツら。大分様子がおかしいな……」
街を歩いているある通行人達の様子がおかしい事に気づく。その様子を見て見ると……
『金!!』
『髪!!』
『金髪!!』
『金髪!!』
『金髪様にィィィィィィ!!』
『全てを捧げよォォォォォォ!!!』
「・・・ハイ?」
反応に困る作者なのであった。
「お邪魔します。」
そんなタイミングで、誰かが地下施設に入って来る。
「ん?あ、誰かと思ったら……直接会うのは時空融合現象以来だったか。」
その人物は、執事のような服装をする青髪の青年、隣には、彼が使えているのであろう低身長の金髪2つ結びの少女が。この2人は……
*****
「えーっとここは……『からくり堂』?」
一方、阿求とは別の所。みほ、カービィ、ルーミアの3名が、『からくり堂』と呼ばれる施設に辿り着く。
「シャッターが閉まってるけど……休みなのかな?この世界の事で色々聞きたい事があるんだけど困ったな――」
みほは仕方ないので他を当たろうかと思ったその時。
「あのー!すみませーん!!」
「開けるよー!」
「え、ちょっ」
カービィとルーミアがシャッターを強引に開ける。
「ちょっとちょっとちょっと!何でそう言う結論に至るの君達ぃ!?壊れたら弁償なんだから――」
と、その時。目の前には大きめの、レトロなデザインの
「え、えーっと、お手伝いの方か何かでしょうか」
「今だ!撃てェェェェェェェェっ!!」
「絵、あのちょっと待どんぎゃあああああ!!!!?」
その合図と共に、高火力の火薬弾を発砲されました☆
「あっ;;;(byカービィ」
*****
「奴等、とうとうこの世界の事を探り始めたな……」
一方、江戸の街のどこかの、屋根の上。黒い帽子を被った、目つきが鋭い棒人間の男が街の様子を見ていた。
「まあ、こうなると計画を進める必要がある。……オイ!」
その棒人間の男が背後に声をかけると、ゴルフクラブを持ったモヒカン眼鏡の……カラーリングが全体的に黒い男が、彼の元に。
「何だ、ようやく俺の出番という事か?」
「まあ、似たようなものだ。ターミナルの方に行って、アイツと同行しておくんだ。そろそろアレをやるから。」
「ほう、とうとう始めるのか。どんなことになるのか楽しみだ。
そう言う事なら、さっさとターミナルに言ってやるよ。ファーッファッファッファ!!」
そう言ってモヒカン眼鏡のどす黒い男は、江戸の街にある『ターミナル』へと向かって行った。
「さて、後に行うあのプランの前に色々と実験をする必要があるからな……そのためには、とにかく引っ掻き回させてもらおう。」
そして1人残った棒人間の男は、そんな風に言ってニヤリと笑みを浮かべていた。
(少しいつもより短いけど)次回へ続く。