「いや、スマンスマン。また変な連中が押し寄せて来たのかと思っちまった。」
『からくり堂』を訪ねた瞬間思いっきり砲撃された(みほ、カービィ、ルーミアの)3名……というかみほ。
「ま、まぁ、別に良いんだけれど多分……;;」
何だかんだで一応入れてもらった3名。(
「というか急に撃って来たりさっき厳重にシャッターしてたのってどういう事なの?何か過去に変な事やらかしたとか?」
カービィが聞くと、
「人聞きの悪い事を……いや1巻の時にやったけどそうじゃなくてな。そこにある潜望鏡を見てみろ。」
「潜望鏡?」
「(1巻って何?)(byカービィ」
とりあえず、源外が指さした方にあるその潜望鏡の近くにいたルーミアが見てみる。
『処せぇぇぇぇぇぇぇぶっkillせええええええ!!!』
『金髪様に逆らうものに死をおおおおおおおおおお!!!』
『さっさと出てこいこのGO☆MIヤロォォォォォォォォォォォォォォォ!!!』
「(・-・ )」
「ど、どうしたたの?」
他2名も覗いてみた所、上記のひっどい光景を見て唖然。
「あの、これスイマセンどういう事でして?」
「見ての通りさ。ここ最近外国ブームが起きたと思えば、段々『金髪』を崇拝するやつが出始めたんだよ。最初はまだただの金髪好きみたいな感じだったが……
今や段々ヤバい宗教みたいな連中が出始めてな。俺にも布教しようとしてきて、断ったらああいうのが出て来やがった。アンタらも道中で出くわしたんじゃないか?内2人金髪っぽいし寄って集られただろ?」
「い、言われてみれば私とルーミアをじろじろ見てた人がかなりいたような……」
そう話を聞いて尚さら引くみほ。
「ま、そう言うわけだ。何か目的があって行動してるみてェだが、そうするって言うなら気を付けとけ。じゃなきゃ相当えらい目に遭うぞ」
「あ、アドバイスありがとうございます……」
そんなこんなでこの場を後にしようとしたその時。
「ちょっと待て。」
源外に止められる。珍しい事に
「ちょっと悪いが、1つ頼んでいいか。」
「頼み……?」
*****
その頃。
「あ、あの、ホントスイマセンおごってもらっちゃって……」
万事屋の3人は、とある飲食店で奢ってもらっていた。……さっき出くわしたおかっぱ黒髪の女子高生と、低身長の金髪ツインテールの女子高生に。
「い、良いんですよこっちも状況とかが色々わからないので……」
「友達と遊ぶためにお金は溜めていましたので、これくらいは大丈夫です。」
その女子高生2人……及び、黒髪おかっぱの少女『大宮忍』と、金髪ツインテール少女『アリス・カータレット』。友人『松原穂乃花』の家でもある飲食店にとりあえず3人を連れて来て、状況整理しようとする。
「ひとまず、ゆっくりしていってね。」
と、松原穂乃花が。
「うん。今日行くつもりだったのがホノカのお店だったのちょっと都合良かったかも。」
アリスはそう思っていると、銀時が話し出す。
「んで、流石に本題だけどな……
まずこれどういう状況なんだ?何故か隣の家にお前らの家があって、今まで違和感持ってなかったのにそんで急に誰だってなって……」
「言葉にするともっと意味が分からないよ(byアリス」
「けどホントにわけが分からないんですよね……いや、石造りの建物なら一応江戸の町のそこら中にはありますが……」
かぶき町の風景が急激におかしくなったことに首を傾げる新八。
「そもそもイギリスって何アルか?そう言えば最近テレビのニュースでおっさん達がイギリスイギリス言ってたけど、何か気になってなかったネ」
そう神楽が聞く。
「この2人の話的に、多分『英国』って国と同じだと思いますけど……江戸だと地球圏の他の国の事が関わる事ってそんなにありませんからね……
……というか、考えてみると常識を書き換えられてたみたいなことになってますけどコレ。結構とんでもない事に巻き込まれてませんか?」
「というか私たち自身がやけに機械チックな昔の日本みたいなところで疑いも無く暮らしてたことに驚きなんだけど。」
「穂乃花ちゃんもさっき記憶が戻ってたみたいですし、多分綾ちゃんや陽子ちゃん、カレン達も……」
アリスと忍がそう言っていると、
「しのー!アリスー!」
「陽子、ちょっと……声大きい……」
話をすれば、早速来た。店のドアが開くと、アリスたちと同年代くらいの2人の少女が入ってきた。
「アヤにヨーコ!……何か疲れてる風に見えるけどどうしたの?」
青髪ツインテールのツンデレっぽい少女『小路綾』と、活発そうな赤髪の少女『猪熊陽子』。だが、何やら大分疲れているようだ。
「い、いや、さっき何かヤバい集団に出会って、何とか逃げて来て……」
「何が……一体……どうなってるのよ……歩き慣れてる道を……歩いてたはずなのに、いきなり、どこが……どこだか分からなくなって……」
「この2人はアリスさんの友達みたいですね。(by新八」
「発言的に、こいつらも記憶が戻ってるって事か(by銀時」
「え、誰?」
「何か面識がある気が……」
綾と陽子は、万事屋3人を見て誰だと思うが、
「それに関しては後で話しますが……そう言えば、カレンは知りませんか?さっきから電話しても連絡がなくて……」
忍がそう言った時……
「こ、ここにいるデス……」
「あ、カレン!心配したよ連絡しても全然でないからーーえ?(byアリス」
「あ、いらっしゃーーえ、これどういう状況!?(by穂乃花」
綾と陽子の後から、ユニオンジャック柄のパーカーを着ている長い金髪の少女『九条カレン』がやって来た。……彼女も思いっきり疲れている状態の上、どういうわけか何かを引きずっている。
「し、心配かけてマス……」
「光が……見える……」
それは、グラサンを付けた男……通称マダオ、『長谷川泰三』だった。
「カレン!?そっちもどうしたの!?後そのおじさん誰?色々大丈夫!?」
「さっき誰か知らない人達に追いかけ回されマシタ……
あ、こっちに関しては大丈夫みたいデス。何かその人達に30回くらい思いっきり背骨を蹴られてマシタが。」
心配する綾達にカレンはそう言う。……長谷川に関しては大丈夫とは言えないのだが
「何があったのかと思ったら何で長谷川さんが!?(by新八」
「マダオが随分酷い事になってるけどどういう事アルか?(by神楽」
「しかも知ってる人!?(by陽子」
「エバに乗れ……キンジ……(????)(by長谷川」
「えっと……こちらサービスになります」
「悪いねお嬢ちゃん……」
穂乃花に包帯を巻いて貰った上ケーキ提供をしてもらった長谷川を一旦置いておいて、一同は話し合う。
「えっと……つまり、元々私達がいた所が、銀時さん達がいるこの江戸の街と混ざったっていう事?」
確認する陽子、
「どう考えてもそういうことなんだよなァ。」
それを肯定する銀時。
「いくら何でも超常現象すぎるけど……実際それが今まさに起こってるし、前からこの環境で生活してた憶えがあるわね……」
実感が湧きづらいが、綾はこの異変に何となく納得。
「実際グラブったりクイズしたりぷよぷよしたりテニスしたりする時とか異世界に行ったアルけど、今回こっちの方にコラボ相手が巻き込まれるってどういう事ネ?(by神楽」
「待て神楽、これに関しては絶対コラボじゃない。(by銀時」
「コラボって何の話デス?(byカレン」
「あ、いやこっちの話です。(by新八」
「でも何で急にこんなことになったんだろう?結構前からこの状況が結構続いてるみたいだし……」
「むしろこの環境で、今の今まで私達に被害が及ばなかったのが幸いですね。」
「うんそれは割と本当にそう」
アリスと忍の会話に銀時が肯定。まあ江戸の街……というかかぶき町の治安はよろしくないため本当にそう。
「そう言えばアヤもヨーコもカレンも何があったの?ヤバい集団とか言ってたけど……」
するとアリスがそう言えばと聞く。
「それなんだけど……道に迷ってた途中で綾と会って、穂乃花の店に行こうとしてた途中に、急に知らない人達が立ちふさがって来たんだ。」
「その人達、何だか『金髪』を崇拝してるみたいなんだけど、何というか物凄く馴れ馴れしい態度で布教してきて……気味悪かったから避けようとしたら急に物凄い形相でこっちを追いかけて来たの……」
という恐怖体験をした陽子と綾。
「金髪で!?」
「何でそんなことに!?」
驚くアリスと忍。特に忍は金髪好き故にもっと驚く。
「そう言えば銀ちゃん、この2人と似たような目に遭った事しょっちゅうあった気がするネ。」
「確かになァ。金髪を布教してきて、断ったらマジで意味不明な暴言吐いてきやがった。」
「め、メンタル強いですね……(by綾」
次にカレン。
「私の方も、大体そんな感じデス。そこのおじさん(長谷川)に道を聞こうとしてたら、急に出て来ておじさんを集中攻撃してたデス。」
「お前何かしたの?脱税?」
「いやしてねーから!!つーか仮にしてたとして明確な殺意向けて来る役所の人普通いないから!?」
「というか全員そんな状況でよくたどり着けたアルな。」
「その時は、誰かが横から出て来て、『良いから行け』って言って足止めしてくれたんだけど……」
神楽の問いにそう答える綾。
「どういう人だったかまではわからなかったなぁ。もう結構疲れてたから、綾を運んでまで何とか着いたって感じだし。」
「……『運んで』?」
「こ、こっちの話です!!」
赤面する綾を他所に、とりあえず話を続けようとすると……
「さっきから随分と騒がしいな。」
どこからか声がしてきた。
「あれ、この声って……桂さん!?」
新八達が声のした方向を向くと、少し離れた席にいたのは、長い黒髪の男……『桂小太郎』だった。
「今度は誰?(byアリス」
「銀ちゃんの昔の腐れ縁アル(by神楽」
「誰かと思えばオメーかよヅラ。てかいつそこにいたんだよ。」
「ヅラじゃない桂だ。あとここにはさっき来たばかりだ。あ、蕎麦を一つ頼む」
「蕎麦はありません;」
穂乃花にきっぱりと蕎麦が無いと言われて黙り込む桂だが、とりあえず気を取り直す。
「それはそうとしてだ銀時。さっきの話に関係しそうな話で、こっちでも色々あったんだが聞いてもらえんか」
「関係しそうって……どーせくだらねー話何だろ?誰が聞くかよ。」
「そう言うな。……まあ、くだらないというのは全く持ってその通りだ。」
「あ?どういう事だ?」
妙に珍しい発言に引っ掛かる銀時、桂は続けてこう言い始めた。
「実は、1週間程前から、攘夷志士内で訳の分からん争いが続いていてな。
……エリザベスに頼んで何とか聞きただしたところ、どうやら原因が『金髪』だというらしい。」
「えええっ!?また金髪ですか!!?」
そんでもって驚く忍。桂は続けて話す。
「どうやら、金髪の女性か黒髪の女性どちらかが良いかという話題が上がった所、黒髪が好きだと言った者に対し、金髪好きだった者が黒髪好きに思いっきり暴力を振り、全治2か月の怪我を負わせたというのがきっかけだとか。」
「全治2か月!?」
「流石にオーバーキル過ぎデス!!」
「何故か前々から金髪好きになっていた志士達は多かったのだがその件が引き金となり、次第にそいつらは金髪を宗教レベルで崇拝。更に髪色の好みが自身と異なる者たちを執拗に暴行するようになったという、冗談抜きで意味不明な事態が起きている。
中には腕利きの者もいたが、金髪を崇拝し始めて粗末な行動を取り始め、挙句強盗行為や警察を暴行して死刑になったなどという話も耳にするな。」
「し、死刑ってどういう……?」
「む……おっとすまない。戦と無縁な
綾たちは驚くも、桂はお茶を濁す。
「ヅラ、テメェも記憶が……」
「恥ずかしい話、エリザベスに言われてようやく異変に気付いたのだがな。」
「また金髪……髪色の違いだけで暴力はおかしくないですか?」
そう言う新八。
「その通りです!!平和の象徴である金髪を暴力の正当化に使うなんて!!絶対だめです!!」
「一部はともかくしのの言う通りね……。」
「うん……」
それを熱狂的に(?)肯定する忍。まあごもっともであるので肯定する綾とアリス達。
『続いてのニュースです』
「あれ?テレビで何かやってる……?」
すると、点いていたテレビでニュース番組が流れ始める。どうやら記者会見のようだ。
『えー、ここ最近やけに人々の性格が物凄ーく荒んでるように見えまして、まあ幕府からすればどこからどう見ても思いっきり遺憾な事態なんだよ。』
そこに映るのは、江戸幕府の警察庁長官『松平片栗虎』。
「あの人は……偉い人デス?」
「幕府の警察の上のやつだよ。まあ、流石に状況鎮めるために動くか。」
カレンの質問に肯定する銀時。あからさまにおかしい異変を収めるために流石に動いたのだろうと思われて牙……
『聞いてみれば、そうなってる人はみーんな金髪様を崇拝しているわけでして。良くないでしょ?好きな事で小競り合いが起きるなんて。もう一回言うけど思いっきり遺憾なんだよ。そのせいか娘も最近外出ないんだよ。
まあ正直おじさん何が言いたいのかと言えば、これ以上話し長続きしないから、この問題に対して警察内部はある決定を下すことにしました。……ということで、
今から『金髪令』を施行します。』
「(・_・ )?」
一同は何を言ってるのか分からず固まる。
『えー、どういう法律かと言いますと、
金髪様に逆らう異端者共をを皆殺しにしてください。』
「(・_・ )???」
続けての松平の発言にさらに固まる。
『あと銀髪はスグに抹殺してください。ちなみに文句があるなら切腹しなさい。』
「(・_・ )?????????」
もっと固まるこの場の一同。
「……いや、ちょっ、あの……な……
何がどうしてそういう事になるんじゃアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!?!!?!?!?!?」
そんな感じで、銀時の声が店内に響くのであった。
次回に続く。
作品・キャラ
『銀魂』
ジャンプ作品の1つで、基本的にはギャグ系の話だが時折シリアスな話が展開される、SF作品。
突如現れた宇宙人(
メディアミックスも多く、原作者が色々やらかしてたり、ソシャゲでのコラボで銀時達が八茶けたりしている。
『きんいろモザイク』
まんがタイムきらら作品の1つ。
日本にホームステイしてきたイギリス人の金髪少女『アリス・カータレット』と、ホームステイ先の娘である金髪好き少女『大宮忍』を主人公に、クラスメイトとの友情や、先生や家族との関りなど、キラキラした日常を過ごす。
(現在サ終済みの)きらら作品のクロスオーバーソシャゲであった『きららファンタジア』だと、どう言うわけか(メインではあるけど主人公ではない)『九条カレン』が代表キャラとなっていた。