今回の内容?そんなの言う暇があるなら鮭を置いて行くシャケ。
異世界来てみりゃシャケだらけ!? 第2幕の開幕
『銀魂』世界と『きんいろモザイク』世界の融合未遂からそれなりの時が経った頃。
《スマブラ屋敷》
「ここがスマブラ屋敷?」
「一見普通のアパートですが……どんな人がいるのか楽しみですね!」
『アリス・カータレット』と『大宮忍』、
「それにしても、結構便利ねこのパスカード。電車の改札とか玄関の扉とかそんな場所にかざしたら、別世界への移動が出来るなんて……」
「というか、朝起きたら持ってたって事自体も驚きだったけど;」
「ホノカも来れたらよかったデス。」
『小路綾』、『猪熊陽子』、そして『九条カレン』の5人が、スマブラ屋敷へとやって来た。
「とりあえず入ってみよっか。色々手伝ってくれた人もいるかもだし……」
早速訪ねてみたところ……
「シャケを食えェェェェっ!!!!」
どういうわけか、焼き鮭が飛んできた。そんでもってアリスの口に放り込まれた。
「え、焼き鮭?いきなりどういう事だ?」
「普通に美味しい……」
当然ながら何がどうなってるのか困惑する5人ではあるのだが、ちょっと離れた位置で何か起きているのが見える。
「ひゅいいいいいいっ!!悪かった!!悪かったって!!」
「謝った所で結局悪だくみしてるのは見え見えシャケ!!どーせバレなきゃいいやとでも思ってるんだろォ!?」
「そっ、そそそそそそそそそんなことないぞ」
「バレバレだっつの!!罰の代わりにシャケをくれてやる!!シャケざんまい、ハイ!!」
シャケみたいな怪人が、(逃げられないよう椅子に拘束されてる)1人の少女に焼き鮭をとにかく口に突っ込み始めているのだ。
「え、えええっ!?何よアレ!?え、助けた方が良い!?」
何が何だか分からずとにかく止めに入ろうとしたが、
「あー、ストップストップ。止めないでいいやつだから。」
横からボサボサした服装の少女……というか、うたが。
「割とすぐに来たわねあなたたち……」
「貴方は、確かうたと言う人ですね。止めないでいいやつってどういう事ですか?」
どういう事かと聞く忍。そこで、「そこはこっちが話す」と言いながら出て来たのは上白沢慧音(withピカチュウ)。
「あ、慧音。」
「せめてさん付けをしろと言っているだろう……妹紅はともかく、お前からして私は――」
「じゃあBBA予備軍」
「オ イ コ ラ」
説明すると言った矢先にうたに矛先を向けて大脱線。仕方ないのでピカチュウの方が説明しようとするが、
「って、ポケモンのピカチュウ!?異世界ってなるとポケモンも実際にいるんだなー」
陽子がその姿を見てちょっと興味津々。
「う、うん、言いたいことは分かるんだが。」
「まさかのいつかのニャースの如く喋るデスカ!?」
次にカレン。
「そこに関しては言及無しで頼む;」
気を取り直して、ピカチュウが話す。
「あのシャケみたいな『サモーン・シャケキスタンチン』にシャケ食わされてるやつ……河童の『河城にとり』だったか?がちょっと妙な悪だくみしよとしてな。それがサモーンにバレてああなってる。」
「悪だくみって?」
とアリスが聞いてみると
「あのにとりってのと、慧音たちが住む幻想郷には色々理由があって海が無いし、勝手が複雑なシャケ含めた海の幸が基本的に無いんだが……
にとりら河童共がシャケを1切れ5000円とかにしてがっぽり設けようとしてた」
「あ、うん、そりゃ駄目だわ。」
そう言われて一番納得した陽子である。
「シャケはァァァ!!ご家庭にも簡単に手の届くお得な値段で提供しろシャケェェェェ!!シャ~ケッケッケッケッケ!!」
「もが、もっ、もがががが」
と言う理由で、何処から取り出したか焼いたシャケをひたすらにとりの口に突っ込んでいるただし飲み込むまで待ってる)サモーンであった。
*****
数分後。
「シャケ……美味いだろ?特別に供え物できゅうりの漬物もあるぞ。」
「はい……美味しいです……ひゅい……」
「久しぶりに見た顔がいると思って来てみたら……アレ何?」
地下施設の方から阿求が来た頃には、にとりが(感動の方の)涙ながらにシャケチャーハンを食べていた。ドラマの取り調べとかであるかつ丼のソレの如く。
「(サモーンもアキトやあしゅら達と同じ勝手の
*****
《スマブラ屋敷:地下施設にある闘技場》
「折角来てくれてちょっと申し訳なさ半分ではあるけど、これからちょっと鍛えるわよー」
なんてことを言われて、地下施設にある(阿求がいつぞやのラビットハウスに来た時に転送装置で使われたやつとは違った)闘技場に連れて来られたアリス達。
「ここって……ゲームのトレーニングの背景みたいな場所デス?」
「まあ表現は間違って無いわ。
作者に頼まれて、貴方達の持つナラティブの力をもうちょっと強化しようって事になったのよ。……アイツら
そう言って阿求は、横にある機械をいじる。そして何かのスイッチを押すと、フィールド上にホログラフのエネミーを呼び出す。……今回は、『Splatoon』のシャケ軍団。オオモノシャケも何体か含まれている。
「またシャケ……(by綾」
「スプラトゥーンかぁ(by陽子」
「ほらほら始めるから!勢い付けてナラティブ起動しちゃいなさい!!3分コース開始よ!!」
阿求がそう言っていると、早速シャケのホログラフエネミーが5人に接近。
「わわっ!!言ってる傍から早速!!」
「まずはとにかく行きましょう!!……私とアリスはどちらかと言うと前線向きじゃないですけど!!」
「わざわざ言わんでも!?」
アリスや忍達は、早速ナラティブを起動させ、ファンタジーを想起させる衣装に。
『せんし』のカレン、『ナイト』の陽子が前線に出て、『まほうつかい』綾がその後ろで魔法を、『アルケミスト』のアリスが同じくの位置で魔法薬での攻撃やバフ、デバフ。『そうりょ』忍が、後方で回復などサポートを徹する。
と言う感じで、即席ながら割と役割分担が出来ている模様。
「ナラティブ……ココアちゃん達のもそうだったけど、何だか初めからポテンシャルが整えられてる感じがするわね……何か特殊な事があったのかしら?」
首を傾げつつ様子を見る阿求。アリス達は、順調に、且つ割とすぐに対処法を把握し、撃破していく。
「ん……あら、3分経ったようね。」
そうして連携プレイやっていると、ホログラフのシャケ達が後退する。3分経ったようだ。
「オウ、いつの間に3分デス?」
「意外といい感じに行けちゃったね。でも疲れた……;」
多少疲れながらも乗り切ったわけだが、そこに……
「おお、随分面白い事やってるな。」
上の方から、それなりの人数が闘技場にやって来る。
「っと、誰かと思ったが前の時空融合現象に巻き込まれた世界の奴等か。」
ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン、
「穂乃花さんのお友達でしょうね。」
「特訓なら私達も付き合いますわ!」
「その後はずんだ餅を沢山食べさせてあげます!」
東北三姉妹、三女きりたん、長女イタコ、次女ずん子、
「HAHAHA!!お初にお目にかかりますぞぉ!!」
「ブロリーです」
パラガスとブロリー、
「(ステーキを食す)」
「パッと見ても個性的っぽいのだ」
マイクラのスティーブ、ずん子の相棒ずんだもん。その合計8名。
「あの、この人達(?)は……?」
綾が阿求に聞くと、
「スマブラ屋敷の住人と、大地の友人、もしくはその両方ってところよ。」
「最近こっちも体が鈍ってたのもあるし、折角だからな。ある程度は手加減してやるが。」
そう言うボルメテウス。
「しゃー!!やってやるデース!!」
「おー!!」
対しやる気満々になるカレンと、便乗する陽子。
「ええっ!?ま、まあ確かに鍛えられるかもではあるけど……」
「金髪がいません……」
「今そこじゃないよシノ」
納得はしつつも慌てる綾。忍は金髪少女がいないことに不満そうで、それを見るアリスはちょっと複雑な表所に。
「まあ、それはそうとして……」
とりあえず、アリス達は(いつの間にか向こう側に移動した)ボルメテウス達の方を見て……
「よろしくお願いします!!」
*****
そして。それなりに時間が経った頃。
「ふぅん、それで全部ボロボロ。」
地下施設の方から戻って来たアリス達を見た後、ある程度で阿求の話を聞いたうた。事が住んだ後、みんなで昼食を食べる事に。
「追加で氷頭なます、アーンド、スモークサーモン投入シャケ!!」
案の定と言うべきなのかシャケ料理とサーモン料理のフルコースである。
*氷頭なます:新巻鮭の軟骨を薄切りにしたものに塩をかけたり酢で洗ったり漬けたりして作る料理。(調べた限りだと)岩手県発祥
「にしても、嬢ちゃん達も結構やるな!ホントにナラティブの力覚えたてなのか?」
「使う機会があったわけでもありませんが、あの時……少し前に覚えたのはそうですね。」
そう言う感じで会話するボルメテウスや忍達。
「個性派ぞろいだけど、中々良いじゃない。」
その様子を見て、何だか楽しそうだと感じる阿求。
「そういうものなのかしらね。……色々懸念点があるとは言うけど、今以上に他の世界と絡むことになったらどんなことになるのやら……」
うたは、そんなことを呟いていた。
*****
「駄目か……まだ情報が少なすぎる。」
その頃、地下施設の方で。作者は何か調べごとをしていた。なのだが、探るにはまだ情報が足りないそう。
「せめて、あの異変引き起こしてた男から聞き出せたらまだ良かったが、まあそうペラペラしゃべらせるわけないしな。やっぱ少し見通しが甘かったか……」
大地も、少し苦い顔をする。
「とはいえ、またいつ時空融合現象が起こるか分からない手前、今回の件みたいに振り回されるのは良くない。何かこっちもパワーアップが必要だな。
そうだな、何か、『ヒーロー』的な力……なんだろ、『アイツら』に頼めば割と出来たりするだろうか。」
*****
とある夜道。その路地裏で、誰かが電話をしている。
「ええ、こっちのプランは順調。良い感じに『怪物騒ぎ』を起こせているわ。後は、ターゲットをおびき出せれば上々よ。」
そう言いながら、その人物は右手に持つアイテムを見る。
「それにしても、この『メモリ』……案外使えるわねぇ。やり過ぎると後戻りできないとは言うけど中々強力。
ええ、分かっているわ。『この時空の仕組み』に関してももうちょっと調べておくわね。時空融合するにも、アンタ達が言う『あの計画』に関しても下手をすれば障害になるだろうから。それじゃ、またその時。」
そして、電話が切られる。
「とはいえ、あまり派手に動くとそろそろウルトラワールドの方気づくでしょうね。ってなると……何か、良さそうなやつを誘おうかしら。」
そう言ってその人物は、ポケットからもう1つ、右手に持つのと似たようなアイテムを取り出す。
それには、ホチキスの本体と針を使って『S』の文字を描いたような意匠が刻まれていた。
第2幕、開始。いくつか小話執筆の後、阿求の物語に関わる新たな要素が……?
なお、次回は鈴夜サイドのお話です。