私は銀河打者!   作:软糖哭泣

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上手く話をまとめられたらいいですねー


プロローグ

 

「聞いて。あなたはこれから王国の騎士となってその剣を国王の為に振るう。あなたの実力は私達には、遠く及ばない。けれどあなたはこの世界で英雄として扱われる。そしてあなたにはいつか2つの運命が目の前に現れる。1つは終焉の運命。もう1つは開拓の運命。貴方は運命の行人では無い。けれどあなたはどちらかの運命に片足を踏み入れる。覚えて。あなたは必ずどちらかの運命を選択し、彼女達の手助けをする。そしてこの事以外の私に関する記憶は忘れる。」

 

 

ユグドラシル

私がこのゲームを始めたのは自分の好きになったキャラクターのゲームがもうサービスをしていなかったからだ。

 

[崩壊スターレイル]私が一目見てときめいたのはそんな本作の主人公「星」だった。

 

星が動いてるのを見たい。そう思っていた。

 

そんな時知ったのはユグドラシル。自由なカスタム性が有名で私は崩壊スターレイルのキャラクターと世界を再現した。

 

世界の再現と言ってもユグドラシルの中では限界があった。

そんな時一つのイベントでワールドアイテム<世界想像>と呼ばれるアイテムがレイド報酬となった。

 

こんなチャンスはなかなかないと私は張り付くようにゲームと課金をしてゴリ押しでそのワールドアイテムを手に入れた。

 

そして私は[虚数の樹]と呼ばれる宇宙を作り出した。

 

崩壊スターレイル以外の知識はそこまでなかったので同系統の作品崩壊3rd、崩壊学園、原神と言ったゲームの再現は自分で行わず公式にある情報と解析されていたwikiにあった情報を埋め込むようにして形だけはあるという状態だった。

 

少なくともこの虚数の樹の中で他の世界が交わるとこは無い。

 

そんな風に自分の推しが推しの世界で動いているのを見て楽しんでいた。

 

けれど終わりは唐突に来た。

 

<ユグドラシルサービス終了>

 

崩壊スターレイルの世界はまた消えていくのだった。

 

「寂しいなー」

サービス終了の日私は、星穹列車の中でパムを撫でるモーションで、抱きかかえていた。

11:59:00

終わりが近づく。

11:59:30

「もうちょっと他のプレイヤーと交流しても良かったかもねー」

そんな風に少しの後悔と共に自分の作り出した推し達の世界での日々を思い出し最後を迎えた。

 

12:00:00

12:00:01

 

「え?」

私が驚いていると。

 

「どうした?どこか痛むのか?」

パムが私に話しかけてくる。

その意味のわからない状況に混乱していると。

 

「おぉーいたいた!なんか列車変な方向に向かってない?」

なのかが私とパムを見て手を振りながら私の元へ向かってくる。

 

「なに!確認してくるぞ!お前達はそこで大人しく待っておるのじゃ!」

パムはテチテチと確認に向かった。

 

私は混乱と推しの世界が動き出したことに脳の処理が追いつかないでいた。

 

「全く何が起きてるんだろうね。…?ねー大丈夫?」

なのかが私が硬直してるのを見て顔を近づける。

 

「ひょっとしてどっか頭打ってまたおかしくなった?」

なのかがまたーと私の肩を持ちぐるぐる回す。

 

「つまり私が銀河打者という事!」

ガタンと勢い良く立ち上がりいった。

 

「うわぁ!びっくりしたいきなり大声出さないでよ!」

なのかが、耳を抑えながら抗議してくる。

 

私はドヤ顔をしながらなのかを見て外を見る。

 

星穹列車の外はまだ暗い宇宙。

 

作り上げた世界が動き出す。

 

作って眺める世界が動き出したのだ。

 

それはつまり

 

新たな<開拓>の旅が始まるその前触れだった。




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