私は銀河打者!   作:软糖哭泣

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エランテルへようこそナナシビト

 

「さて、情報を整理しよう。」

ヴェルトが、なのかを見ながら言う。

 

「ちょっと!ヨウおじちゃん!なんでうちを見ながら言うの!うちだって頭で整理しながら話を聞けるよ!」

なのかが遺憾だー!とヴェルトに抗議する。

 

「まぁまぁ、三月ちゃん。それでこの場所の情報は分かるのかしら?パム?」

姫子はパムに話を振るう。

 

「うむー。正直ここが何処なのか、どんな場所なのか分からんのだ。列車は、何とかカモフラージュしておるがこの場所で燃料と周囲の安全性を確かめてからじゃないと出発は、できないのう。」

パムは困った。と言いながら姫子を見る。

 

「ならこの場所の探索を行う必要があるな。」

丹恒が、そう意見して周りはそれに同意する。

 

「今回の探索は未知の探索になる。俺と姫子は、列車に残ってこの場所の安全を確保しよう。」

 

「じゃーウチとアンタ。それに丹恒の3人で探索だね!」

なのかは、おなじみだね!と呑気に笑う。

 

「それじゃ…」

 

[はーい。星穹列車の皆さん。]

お互いに準備をしようと丹恒が言いかけた時聞き馴染みの声が聞こえる。

 

「こんな時まであなたは来るのね、カフカ」

姫子が警戒しながらカフカのホログラムを睨む。

 

[そう警戒しないで。羅浮以来かしら?こうして皆さんと喋るのは]

カフカは、傘を閉じてカツンカツンと歩く。

 

[今回は一つ伝えておきたいことがあったからきたのよ。それとその解決も含めて。]

カフカは、怪しい笑みを浮かべて私の前に来る。

 

[今回のこの跳躍では無いおかしな現象は完全にイレギュラーであり、あなた達星穹列車以外にも羅浮などの土地でも不可解な現象が起きているわ。]

カフカは、困っているのよと私の顎を触る。

 

[私達もあなた達が来る少し前にここに来てある程度の常識と情報を手に入れたわ。それを共有するわ。今回のこのイレギュラーに対応するためにあなた達星穹列車にこの土地に来る脅威の排除とこの世界へ直接的な干渉をして欲しいの。]

カフカがそう言うとヴェルトは、私に近づきいった。

 

「我々はこの場所から一刻も早い脱出が先決だと考えている。未知の場所で彼らを危険な目に合わせるべきでは無い。」

やるべきことをやったら至急この場所を後にするべきと言う。

 

[それも間違いではないわ。ただこの先…いやもうこの土地にはあなた達や、私達を無視してくれない存在がいるわ。その存在をどうにかしなければ危険度が増すだけよ。]

カフカは、どうする?と手を顔の前に出してくる。

 

「なにかしろと言われても何からすればいいのかも分からない。」

丹恒がカフカに向かってそう言う。

 

[最初にやるべき事は、決まってるは。エランテルと呼ばれる街の冒険者組合に行きなさい。まずはそこからよ。さてもうそろそろ時間ね。それでは皆さん。ばーい。]

プツン。

カフカのホログラムは、一瞬にして消えた。

 

「はぁー。さてどうするか多数決で決めよう。」

ヴェルトは、ため息を吐き多数決を提案する。

 

カウントを開始して手を出すかどうか決める。

 

「カフカの提案に乗るかどうかを決めるわ3.2.1」

私を含め全員が手を出す。

 

「それならカフカの言ってた通りエランテルって言う場所の冒険者組合?ってところに行けばいいんだね。」

なのかがよーしと意気込む。

 

「それじゃーみんな行ってらっしゃい。」

姫子がそう言い私達に手を振る。

 

星核ハンター達

 

「エリオのシナリオには、この先私達と同じ存在が私達を殺しにくる。」

サムがカフカにそう言う。

 

「もし殺しにくるならこの俺を殺してくれるのか?」

刃が、興味が無いと言ったように鼻で笑う。

 

「そもそも今回の現象は私達にとって意味がわからないところが多い。カフカ他の陣営の協力は?どう」

銀狼は、ゲームをピコピコしながらカフカに聞く。

 

「上々よ。みんな突然の事で混乱しているから直ぐには無理でしょうけど、星穹列車が先頭に立って物事を進めるのなら少なくとも羅浮、ヤリーロVI、ピノコニーは、少なくとも力を貸してくれるわ。協定関係なくね。」

カフカは、頑張ったのよ。と椅子に腰をかける。

 

「それにしても、エリオの脚本が一気に書き直されたって事はかなりおかしな事になってるんだね。」

銀狼が、はへーと言い。

 

「私がこの姿でなくても外を歩けるのがおかしい状況ですから。嬉しいことですけど。」

サムはホタルの姿になる。だがその姿になってもロストエントロピー症候群の症状が全くと言って良いほど進まない。まるで時間が止まったかのように。

 

「私達は脚本通り、動くに過ぎないわ。脚本通り1人の男を焚き付けたわ。名前はガゼフストロノーフだったかしら?」

 

「おかしなこともあるもんだよねー。なんで10年前のこの土地にカフカだけ行ったんだろうねー。」

銀狼は、ゲームをやめて飲み物を取る。

 

「さぁーね。でもそれも必要な事だったのでしょう。」

カフカは、謎の現象によって過去に飛ばされた。それはここに来てすぐだった。

 

カフカ達は気づかなかっただろうがカフカがこの世界の土地を踏む順番が1番最初だった。そして足を踏み入れるタイミングと地下大墳墓の主とその側近がこの土地に舞い降りたのは同時だった。

 

空間の歪みはカフカを飲み込み過去へ飛ばした。

 

だが、カフカ達星核ハンターにとってそんな事はどうでもいい事だった。

 

彼女達は、ただ用意された脚本を実行するのであった。

 

 

エランテル

 

「やめて!みんな見てるでしょ!」

なのかの静止を聞かずに私は街のゴミ箱を漁っている。

周りの視線があまりに痛いが私はゴミ箱を漁る衝動を抑えられない。

 

「ゴミ箱が私を見ている時またゴミ箱も私を見ている。ゴミ箱とはただの物にあらず!私の生きる糧となるのだ!」

私がそう言うと、周りの人は視線を逸らし親が子供に見ちゃダメよ!と言っている。

失礼な!

 

「何言ってるの!ほら早く行くよ!」

なのかが必死に私の手を掴む。

 

「ちょ!何この強さ!丹恒も手伝ってよ!」

なのかが丹恒に助けを求める。

 

「はぁ。何をしているんだ全く。」

丹恒は、呆れたようにヘルタが作った擬似ゴミ箱を私の目の前に出す。

 

「このツヤ!この鼓動は!ゴミ箱先輩!」

私はその磨かれたゴミ箱に心が踊る。

 

「あれでいいの本当に?」

なのかが呆れたように私を指す。

 

「ミスヘルタが、あいつの制御用に作ったものだ。」

丹恒が淡々と言い。さぁ行くぞと先に行く。

 

「天才クラブの頭脳をこんなところで使うの?」

なのかは、諦めたように星を見る。

 

そこには嬉しそうにゴミ箱を眺める星の姿。

 

「…」

なのかは、いつもの事だとわかっていてもやはり結構引いていた。

 

「すまない。ここで冒険者として登録をしたいだか。」

冒険者組合のギルドにつき丹恒が率先して聞いてくれる。

 

受付の人は丹恒より後ろにいる手足の生えた無駄に筋肉質なゴミ箱を見て固まってる。さらにそれを舐めまわすように見ている星を見てさらに困惑している。

 

「あまり気にするな。あいつらはいつもあんな感じだ。」

丹恒が頼んだと言い。諦めたように受付が冒険者の登録をする。

 

「それで最初にするべき依頼はどれか教えてくれるか?」

丹恒は、一通りの説明を受けて簡単な依頼を受けた。

 

「とりあえず簡単なゴブリンの討伐を受けてきた。体も小さく倒しやすいらしい。」

丹恒は、なのかと私に受付した内容を伝える。

 

「それじゃー腕試しに行きますか!」

なのかがさぁ行くぞ!と意気込むと。

 

「随分と威勢のいいガキだな!ここはガキの遊び場じゃないぜ!」

テンプレートの言葉を吐く男が私達にちょっかいをかける。

 

「アンタ誰?」

なのかは、早く任務に行きたいのーというが男はニヤニヤしたまま私達を値踏みするように見てくる。

 

「俺はモブイチ。シルバー級の冒険者だ!」

男が意気揚々に答えるのを見て

 

「私は銀河打者!つまりあんたよりホームランが打てる!」

私がそう答えると男ははぁ?と言った表情を見せ馬鹿にするなと言おうと思ったが星のあまりにも真剣な顔に怖気付き

 

「お…おう…そうか」

ドン引きしてしまう。

 

「サインいる?」

私の発言に男は完全にヤバい物を見る目になり。

 

「い、要らねぇよ!」

とそくさくとその場を後にする。

私達は、依頼されたゴブリンを狩りに行くのだった。

 

 

 

 

「アンタの奇行もたまには役に立つね。」

不名誉な事を言われつつ。




崩スタとオバロの設定読み込みガバイかもしれないですけど多目に見てください。私の中の星は、YouTubeで星とホタルがちっちゃくなってゴミ箱いっぱいのバラを送っていてなのかにやけに攻撃的なホタルの面影が強いです。
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