前世モーレツ系だった僕は今世でも懲りずに爆走する   作:メダカにジャム

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パーリ・アベニール:実家は槍の名門アベニール伯爵家であり、ドラグーンの寄り子。ともすれば単なるかませキャラとして雑に使い潰されかねない役回りを序盤で与えられたが、それをしっかり味のあるキャラに書き上げているのが原作の凄い所。それはそれとして努力型の天才相手にキサラギクオリティの扱きに覚醒前から順応してしまって潰れなかった強化原作主人公の相手は単純にどうやってもレベルが足りない悲しみ。


王立学園実技試験トップ2の実力

身体強化魔法の実技の授業。王立学園一年Aクラス最初の授業に選ばれたそこで、パーリ・アべニールはアレンのAクラス推薦を賭けて模擬戦を挑む。お家芸である槍の冴えにてその化けの皮を剥ぎ取ってやろう、そう思って対峙したが、その目論見はあくまでアレンに対槍の心得が無いことを前提としたものであった。

 

「ほいっと」

「んなっ!?」

 

 が、アレンの動きを捉えられない。動作の緩急の入りが鋭くパーリの狙いを外す。此処はと下段突きを繰り出せば、穂先のすぐ下を強く踏まれて逸らされ、ひょいと避けられる。キサラギと関わっていなければ、上洛途中の護衛であったディオから強引に教わった槍の経験値でやり過ごしていたであろうが、今この瞬間のアレンからすれば、パーリの槍はまるで怖くない。基礎に忠実だが、その肝心の基礎がまだ極まったと言われるような領域に達していない。

 

「くそっ、なぜ当たらない!」

「……いや、そっちの鍛錬不足を俺のせいにされても困るんだが……もういいや、終わらせるか」

 

 結果、パーリに突き付けられるのは残酷なまでの実力の差である。飽きたと言わんばかりのアレンの手刀が槍の柄を圧し折り、動揺するパーリに組み付いての投げ技で宙を舞わせ、首筋に木刀を突き付けて降参させる。

 

「……アレン・ロヴェーヌ、俺とも手合わせしないか?」

 

 パーリ・アベニールをまるで寄せ付けない圧倒的実力を見てライオは好戦的な笑みを浮かべてアレンに挑戦状を叩き付ける。アレンは黙礼を以て返し、即座に斬りかかる。

 

「ぐっ!?」

 

 その斬撃の重さにライオは驚愕する。魔力量評価C、推定魔力量2000-4000が普通に出すような威力ではない。短期決戦ならば上等とばかりに身体強化の出力を上げて受け切り、反撃するが。

 

「ふっ!」

 

 反撃はその威力を発揮する直前で弾かれ、入った力があらぬ方向へと逸れてバランスが崩れ、アレンの追撃を許す。咄嗟にバックステップし、ライオの左手から火球が飛ぶも。

 

「おっせえ!婆や直伝、纏い斬り!」

「んぐうぅぅぅっっ!?」

 

 相手の体外魔法のコントロールを行う体外魔力循環が緩んだ瞬間に己の高圧化した体外魔力循環で断ち切り、体外魔法のコントロールを奪って己の剣に纏わせ攻撃を強化するという狂気の絶技が炸裂し、ライオはそのまま返ってきた自分の火魔法を伴う斬撃を前に咄嗟に全力の魔力ガードを強いられた。全力の魔力ガードで防いで尚、殆どライオ側に押し付けられた爆風の威力に純粋な体重の問題で5m程吹き飛ばされる。そのまま追撃するアレンだったが、後一歩が詰めきれない。勝負が決まりそうな一撃を魔力ガードで防がれ、有効打が入らないのだ。猛攻を何度凌がれてもアレンはお茶らけたような普段の姿とは打って変わって、魔動機のように表情一つ変えずに淡々と詰めていく。魔力量の差は実に十倍、長期戦になればライオの有利であるというのが当たり前のはずなのに、焦らないアレンの胆力、そして現在進行系で証明されている、明らかにその魔力量では彼らの常識の範疇において説明不可能な持久力、そして不釣り合いなパワー。未知の脅威に追い詰められているのはライオの方だった。

 

「くそっ、あいつ、俺の時は流していやがったのか!くそうっ!」

「……アレンのやつ、一回の動作の中でも身体強化のオンオフだけじゃなくて出力を細かく切り替えているみたいだ。それだけじゃ、あの持久力とパワーの説明は付かないんだけどな……」

「纏い斬りって何だよ……下手に体外魔法を使ったらコントロールを奪われて叩き返されるってか?冗談じゃねえぞ。婆や直伝ってことはこんな技使える婆さんがいるのかよ」

「理論上は可能な技じゃ。弓兵の矢を奪うような話じゃがの」

 

 未知との遭遇を前に彼我の距離を思い知る者(パーリ・アベニール)未知の正体を手探りする者(ダニエル・サルドス)脅威をどう対処するか頭を捻る者(アルドーレ・エングレーバー)と様々な反応を見せるクラスメイト達。ゴドルフェンはこの絶技の難易度を知るがゆえに、こんな曲芸を使いこなせる程に苛烈な修行を熟してきたのかと感心する。そして同時に、そんなアレン相手に魔力をどんどんすり減らしながらも耐久戦を成立させてのけるライオに対しても、浮き零れを心配する必要はなさそうだと少し安心するのであった。

 

 魔力をジリジリと削り取られていたライオは現実問題として自分が持久負けするという信じられない現実を呑んで勝負を決めに行くための賭けに出た。無理矢理距離を取り、纏い斬りなどというトンチキ絶技では対処は出来まいと暴発覚悟で大魔法を放つ。何とか上手くいったそれはしかし、ライオの残り少ない魔力を食い潰してその膝を虚脱感で崩しながらもアレンへ飛んでいく。

 

「アレンっ!?」

 

 魔力ガードで防ぐには重すぎるし、咄嗟の回避には位置が悪い。すわアレンが大怪我する事故かと思ったその時。

 

「おおぉぉぉぉぉ!!」

 

 雄叫びと共にそれまでとも次元の違う身体能力から放たれた神速の一撃が大魔法を斬り裂いて霧散させた。

 

「はあっ、はあっ、殺す気かてめえ!おー、いてえ、くそっ、降参だ降参」

 

 消耗を感じさせなかった此処までとは打って変わって、明らかに大きく消耗した様子で大の字に倒れて痛みに顔を顰めながら降参を宣言するアレン。勝者となったライオは魔力枯渇で膝から崩れ落ち、荒い息を吐いている。その表情は譲られた勝利に全く納得していない。

 

「……負けたのは俺だ……もう魔力が先程ので枯渇した……」

「あ?……別に魔力枯渇したってダルいだけで動けるだろう。感覚がきついだけで別に素の身体能力で動く分には問題ねえし、対して俺は使えもしない奥義をノリと勢いで半端にぶっ放して失敗した結果、全身を反動でやっちまって物理的に動けねえから負けたのは俺だ」

 

 その言葉にライオはより深い敗北感を感じた。確かに魔力枯渇してしまえば、まともな戦闘能力など発揮出来ない。殆ど詰んだと言って全く過言ではない。だが、それは悪足掻きまで封じられたことを意味しない。ああ、成る程。自分にはこう言う泥臭い根性が足りなかった。

 

「ライオ・ザイツィンガーはザイツィンガーの名にかけて、いいや、俺の全身全霊、Aクラス在籍権、何でも良い全部賭けて!……アレン・ロヴェーヌを推薦する」

 

 余人が聞けばすわご乱心かと慌てるような発言だったが、ライオ本人は至って真剣であったし、それを見守る誰もが言われたアレン以外深く納得していた。ゴドルフェン翁も満足気に頷いている。

 

「うむ。確かに魔力枯渇で戦闘能力はほぼ失われるが、それは全く何も出来なくなることを意味しない。最後まで諦めぬことを当然とする心意気も、常在戦場の教えの賜物かのう?ただ今のライオの推薦を以て、一年Aクラス全員がアレン・ロヴェーヌを推薦した。昨夜、試験官全員の推薦、及び陛下の承認を得ておる。よって、ここにアレン・ロヴェーヌの正式なAクラスでの入学を認めよう」

 

 身体の痛みに顔を顰めながらも明らかに呆然とした顔のアレン。倒れている彼の下へ、濃い金髪を赤いヘアバンドで留めた、品のあるお嬢様然とした少女、ジュエリー・レベランスが近付いてきた。

 

「初めまして、アレンさん。魔法士コースを専攻している、ジュエリー・レベランスと申します。ジュエと呼んでください。一先ずお怪我をされているとのことなので、治療させて貰いますね?どこが痛みますか?」

「あ、あぁ、悪い。頼む。取り敢えず、此処と此処と……」

 

 指示された場所を治していくジュエ。治されながらも、フェイルーンとのやり取りで悪者にされていたはずの自分*1は白眼視されていたんじゃないかと周囲を見渡すが、フェイルーンを筆頭にしてやったりという笑みを浮かべていて、自分は嵌められたのだと気付く。

 

 

「すげーじゃねぇかアレン! 魔力量C判定のやつの継戦時間じゃねぇぞ! 魔力量が五万超えてるライオを魔力枯渇に追い込むなんて、どういうカラクリなんだ?」

「そこは俺も聞きたい。まさか十倍以上ある魔力量差を覆してこちらがスタミナ負けさせられるとは思わなかった。あのまま俺が一か八かの破れかぶれを仕掛けなくても、魔力枯渇が見えていた。一体どこまで鍛えたらこうなるんだ?」

「うちの婆やはリカルドの父方の婆ちゃんなんだか、婆やと親父さんに武術指南役として色々教えて貰った。けど、スタミナに関しては特に特別なことは何もしていないぞ。毎朝ランニングして呼吸を整えてからの素振り、夜眠る前に魔力圧縮の基礎鍛錬だ」

「分かった。その鍛錬、俺も参加したい」

「俺も!」

 

 アルがいい笑顔で近づいて背中を叩いてくる。ふらつかない程度には魔力を溜め戻したのか、顔色が悪いままではあるがライオも頷き、スタミナのからくりを尋ねてくる。挙句、鍛錬の秘密を知りたいとばかりにアル共々便乗してくる。

 

「終わりました。フェイさんに付き纏われて迷惑なら、いつでも相談してくださいね?」

「あ、ああ、ありがとう」

 

 特に女子には白眼視されていたと思ったのに侯爵家令嬢に優しく対応されることに困惑するアレン。

 

「アレンと呼んでいいかしら。官吏コースのケイトよ。Dのアレンがフェイに揶揄われていたことはクラスの皆が知っているわよ」

 

 Dであることがバレて目を白黒させるアレンに他のクラスメイト達も次々と鍛錬に参加したいと便乗していく。

 

「ふぉっふぉっふぉっ! まさか一日かからずして『器』一つでクラスメイト全員を家名付きで推薦させるとはの……」

「アレン・ロヴェーヌ」

「「王立学園一年Aクラスへようこそ!」」

 

 パーリ以外の全員はここに声を合わせてアレンを迎え入れるのであった。

 

 

 

 そのような一幕が繰り広げられているなど知る由もない王立学園一年Bクラスの実技の授業は2限目であった。お互いの実力を測る為の模擬戦と言うのはAクラスと同様だったが。

 

「やはり、こうなりますか」

「……手を抜いているの?」

 

 アリス・マスキュリンはリカルド・キサラギに真っ先に挑み、リカルドを一方的に攻め立てていた。

 

「説明が面倒なので後回しで」

 

 粘り強く防御出来ているだけあって、弱くはない。だが、騎士団仮団員にしてはそうなるほどの強さが見当たらない。これだけを見ると、官吏コースにしてはやるという程度か。だが、突破しようとムキになっても攻めきれない。身体強化の出力には明らかな差があるのに、見切られ、受け流されて体勢を崩され、生まれた隙に反撃を入れられ消耗する。二十分程して、魔力枯渇したアリスが悔しそうな顔で投了してリカルドの粘り勝ちとなった。

 

「魔力は消費していませんので次があればどうぞ」

 

 その言葉に目を剥く一同。明らかに身体強化を使っていたのに魔力消費なし?あり得ない。

 

「あの実技試験で僕がA評価を貰い、若様がS評価を取れた主要因について、確信があります。魔力運用の実力差です。その一点に関しては、僕と若様は三位以下の今期の受験生全員を団栗の背比べと笑い飛ばす特権を持っている。昨夜推定三位のライオ殿を直接見ての感想です。僕も若様も一定以下の出力の身体強化ならば動作の合間、身体強化が要らない脱力時に魔力圧縮を瞬間的に挟んで魔力収支を回復に傾けながら動けます」

「リカルドの言っている評価はお前達にとっては残念ながら事実だ。実技2位のリカルドですら、今の三年のトップ層より身体強化のセンス一点ならば普通に勝っているからな。ところで随分魔力量の割に身体強化の出力が低いが、それが例の体質の問題か」

 

 リカルドの言葉を担任の教師も肯定し、最後に意味深なことを確認する。リカルドはそれに頷いて返す。

 

「ええ。細かい医学的な話を抜いて端的に言えば、僕の殺戮性能は暗殺に特化しています。実力を把握してもいない、殺してはいけない相手との正面戦闘だと見ての通りの悪足掻きが精一杯です。今の仕事が終わったら普通に騎士団をクビになりそうなぐらいには弱いのですよ」

 

 自分は弱い、目の前で披露した実力など単なる悪足掻きだと自嘲するリカルド。その言葉は、彼に実技で負けたBクラス全員の心に不可視の棘となって刺さる。リカルドはそれに気付かない。彼にとって王国騎士団とは、王国の人的資源を贅沢に食い潰しているリストラ対象でしかないのだ。彼の仕事ぶりに騎士団員への仕事仲間としての敬意は存在しても、騎士団へのリスペクトとでも呼ぶべきものは存在しない。ただ顧客の主目的である護国を為すための機能としてしか見ていない。故に、リカルド・キサラギは自分が得た王国騎士団仮団員の身分について、トロフィーなどではなく、徹頭徹尾通行証としか思っていない。騎士団の組織改革に携わる仕事仲間、外様の有識者としてはその見方は王国国民に普遍的な偏見の外、有用な角度からの視点であり、リカルドの仕事仲間達も評価している部分だ。しかし、騎士団に憧れる子供達の夢に対しては、リカルドの在り方はピーマンの類である。より理解を深めれば夢を現実にするにあたって必要な苦みとして受け入れ楽しむ余裕すらも出来ようものだが、そんなもの無しに口に含んだ所で苦いものは苦いのだ。

 

「さて、また塩試合を披露するわけにも行きませんし、一回休みとさせていただきましょうか」

 

 リカルドは剣を置き場に戻し、観戦の輪の端に位置取る。他のクラスメイトたちの心に刺さるものを残しつつ、実技授業は何事もなく終わった。

 

 

 最初の授業が終わった放課後。リカルドは一人学園の会議室の一角にて、ゴドルフェンと対峙していた。

 

「フェーズ3*2において、王立学園もまたいち早い適応が求められる。その陣頭指揮は特務隊側ではお主が担当することになるじゃろう。ムジカも大枠はどうにか組んだが、細かい話は難航していると聞く。儂自身の手を回しきれる所でも無さそうじゃからの」

「王立学園で変な人事をこれ以上通せば他国に気取られるから最初から学園関係者である者が旗振り役となる事が望ましい。こういう話になることは御前会議の件を丸投げされた時点で想定しておりましたよ。全く、新しい研究をちゃんと始められるのはいつになる事やら」

 

 要するに、無線魔導通信システムの運用にあたって最も大きな障害とはそれを担える人手、特に応用面において陣頭指揮を取れる人材の不足である。学習コストの都合を考えれば、王立学園の適応も急ぎ進めたい場面であるが、他国に対してこれを秘密裏に進めるアドバンテージも確保したい。そうなると、今いる関係者でやりくりするという結論になり、王立学園生一年B組リカルド・キサラギをエースとして突っ込もうと言う無茶振りになる。そして、リカルドを先輩も含めた王立学園生達から舐められないエースとして運用するには箔が足りない為、考えられた隠密性の高い根回しの手段こそが御前会議のファシリテーター役(頭のネジが外れた無茶振り)だとリカルドは考察した。

 

「ふぉっふぉっふぉっ、使いようによっては公爵を手玉に取れるような権益を投げ売りする姿は貴族としては狂気を感じるがの」

「その使いようを考えるのが時間の無駄なんですよ」

 

 最後に溢れた愚痴にゴドルフェンは苦笑する。ローゼリア・ロヴェーヌが開発し、リカルド・キサラギが若木へと育てつつある無線魔導通信技術。この大発明は高位貴族にとってはある種の天敵である。特に公爵家は領地の代わりに数多くの既得権益*3で支えられており、社会の構造そのものを大きく変えてしまう技術をいかに利益にするかは公爵家にとっては死活問題である。無論、後続のフェーズで本格的に始まる地方の通信インフラ開発については侯爵家にとっても決して見逃せない大きな権益を齎す投資案件だ。そんな王国全土を揺るがす政局の種をリカルドは所長も承知済みだからの一言であっさりと捨て値で手放していく。リカルドの剛毅果断さは祖母譲りかと当時同期であった老将は思いを馳せた。

 

 かくして、ロヴェーヌ領から現れた超新星にして今期の入学試験実技トップ2はそれぞれがその異様な実力の片鱗を皆の脳裏に焼き付けた。それまでの世代の王立学園生ならば、これにて格付けはほぼ完了、世代を代表する偉人は既に決まったとなりかねないところであったと王立学園理事長、ミハル・シュトレーヌは後に手記に遺す。だが、伝説は此処から始まる。鬱蒼とした森にて山火事が新たな日向を作り、芽吹きを齎すがごとく、ユニコーン世代の躍進は静かに始まりを告げようとしていた。

*1
ドラグーンから王都行きの魔列車で遭遇し、6時間も素振りを観察されていた話をさも熱い夜を過ごしたかのようにフェイルーンに他の女子への牽制がてら捏造されて

*2
軍用魔導通信システムの実運用開始をメインテーマとする開発段階。尚、設備投資の回収速度向上のために一部の回線を高位貴族や王立学園、鉄道網、探索者ギルド等に開放すべく、法務及び財務も実際に試用しつつデスマーチ中

*3
道路や水路などのインフラ事業や、商人協会や探索者協会など




纏い斬り:体外魔法は体外に放出した魔力の一部を変換し、未変換の魔力でコントロールして放つものと解釈。纏い斬りは未変換の魔力のコントロールに強引な高圧魔力噴射で割り込みを掛けてコントロールを奪い、そのまま魔法剣カウンターを決めるトンチキ奥義。やっていることは矢をつがえた弓兵相手につがえた瞬間の矢を斬り落として落ちた鏃を奪って相手に突き立てるようなもの。現在のアレンの腕では成功率三割以下、でもロマンだからやる。

大魔法を斬った技:キサラギの必殺剣をアレンが我流で再現しようとしたもの。原型からして副作用として肉体への負荷が凄まじく、それを抑え切るには正しい型で最小限の負荷で剣を振るしかない。アレンはこれを再現するためにとある裏技を併用しているため、難易度は更に跳ね上がっている。
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