カードゲームの悪の組織で幹部をやってます。闇のカード(禁止カード)が強いです   作:カードショップの闇結さん

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連鎖する奇跡

 

「はい、ではどうしますか?」

 

「『ハイドロ・リッヒ』なら、その能力で五面処理は可能。同時にドローで防御札を引くことができ、この盤面は覆せます!」

 

 なかなかの着眼点だ。自分の手札にあるスペルをよく見てる。

 

「ただ、相手は、誘発『アンチ・ハイドロ』を持ってますよ? これは、相手の効果で手札に戻されたモンスターを再度出し直す誘発札です」

 

「あ……」

 

「さっき手札に加えてたの、忘れてたでしょ?」

 

「うぐ……」

 

 まぁ、ジェムとして手放している可能性もなくはないが、この人は素で忘れてたんだろうなって感じだ。

 

「このターンやるべきは、モンスターの能力を使うのではなく、面展開とジェムの温存です。相手の手札は『アンチ・ハイドロ』で透けてますから、打点の追加はほとんどあり得ない。防御札一枚条件ですから、誘発の『水の加護』のドローで防御札を引くことに賭けて、次のターンに逆にリーサルをかけにいくのが適切ですね」

 

「はい……」

 

 まぁ、そんな感じ。

 そんなふうに、粛々と私は、みんなのトレーニングをみている感じだ。

 

 ちなみに、リーサルというのは、チェスでいうチェックのことだ。もともと最初はチェックメイトのことを言ってたんだけど、なんか知らないけどチェックのことを言うようになった。相手の手札が非公開情報なせいなんだろうけど。

 

「なんというかなぁー」

 

 教えてわかるんだけど、プロと言っても、レベルが思ったほど……って感じだ。

 使うデッキがそれぞれ固有なもので、研究が進まないっていうのもあるだろうけど、それを差し引いても……違和感がある。

 

 あと、なんか上振れデッキ多すぎないって感じだ。

 ターンの初めに二枚ドローできるから、それなりにパーツは集めやすいけど……メインプランに比べてサブプランの貧弱さ……こう、テーマデッキによくある感じだ。

 ハンデスでパーツ抜かれたらおしまいである。

 

 意外と勝ち筋に対する理解もちょっと甘かったりする。だからかわかんないけど、熟練者にありがちな、よくわからないデッキに対する意味わかんないくらい入念なケアをしてから殴り始めるなんてこともそこまでない。

 

「あの……! 天音ちゃん! 覚えてる……?」

 

「……?」

 

 なんとなくふらついてたら話しかけられる。

 茶髪の、どこにでもいるようなありふれた感じの……という表現で出てきそうな女の人だった。

 どこかで見たような気がする。

 

「久しぶりなんだけど……忘れちゃった?」

 

「そうだ……天皇寺アリス」

 

 思い……出した……!

 一緒にこの国の代表になり、王に俺の代わりにボコボコにされた女の子だ。この子が、王に当たると分かったとき、俺はつい勝ったなと口走った覚えがある。

 

「覚えててくれたんだね!」

 

「うん。一緒に戦った仲だし」

 

 地区予選の決勝でも、何回か当たってるんだよね。一回くらい負けた思い出だ。懐かしい。

 

「またプロはやらないの?」

 

「それよりも大切なもの、ちゃんと見つけたからさ」

 

 休日は悪の組織で暴れてきたけど、それはもちろん内緒だ。

 

「この後、時間あったらだけど、ファイトしない?」

 

 強化合宿は明日までだ。そこからは本番の総当たりの選抜が始まる。そうなると明日以降は時間がなかなか取れなくなるかもしれない。

 

「分かった」

 

 とりあえず、今は仕事をしなくてはいけない。約束、忘れないようにしないと。

 

 

 ***

 

 

「結局、天音ちゃんに勝てたのって、あの一勝だけだよね……。本戦じゃ、あのとき私、すぐ負けちゃったし」

 

「私は準優勝だったかな……」

 

 いつも通り、王にボコボコにされたのを覚えてる。いっつもボコボコにされてるからな、私。

 

「分かってるよ。分かってる……。あのときは、運が良かっただけ。実力じゃ、天音ちゃんの方がずっと上だった」

 

「運も実力のうち……かな」

 

 構築があって、プレイングがあって、そして運がある。カードゲームとはそういうものだ。

 構築で対策をして、駆け引きを……適切なプレイをしても崩しきれない……最後は天運に任せて勝負を挑む。そうやって得た勝利は特別なものになるだろう。

 

「だからさ、天音ちゃんがいなくなって、私は寂しかった。何を目標にしていいか、わからなくってさ」

 

「そう……」

 

 正直、デッキタイプ違うし、目標って言われても、あんまりしっくりこない。

 

「あのさ……実はプロキシ持ってきたんだ? 天音ちゃんの昔のデッキを再現して……。こっち使ってもいいよ?」

 

「いや、私、今のデッキあるし……」

 

「そっか」

 

 どうやら、気遣ってくれてるようだ。たぶん、プロキシだから、闇のカードの偽物が入ってる感じだろう。当時を知る人間なら、そっち使って戦ってほしいっていうのもわからなくはない。

 

「じゃあ、始めよう。先攻はそっちだね」

 

「うん、一コスト、『スーサイド・ウェーブ』。自分は手札を一枚捨てる。そうした場合、相手は一枚自分の手札を選んで、捨てる。はい、捨ててね」

 

「一枚ね……」

 

 一コストで動くタイプのデッキだ。

 一コストのスペルは強くない。このスペルの場合、二対一交換。しかも、自分で手札を選んで捨てるタイプ……要するにセルフハンデス。

 

 相手の手札は先攻一ターン目にして残り二枚。普通なら、リソースの使いすぎに思えるだろう。

 

「ターンエンド」

 

「こっちは、土地にカードを置いてエンド」

 

 ――間に合わない。

 

 これが、対面をして、感じることだ。

 

「ふふ、一コスト……! 『スーサイド・ホール』。お互い、次の自身のターンの初めのドロー時、そのカードを除外する。手札からカードを移動させる際、代わりにそうして除外されたカードを移動先のエリアに帰還させても良い」

 

 要するに、ドローロック。引いたデックトップのプレイを封じるカードだ。

 ちなみに、召喚やスペルを唱える行為はカードの移動ではなく、プレイだ。マナにジェム置き、手札破壊などでのカードの移動を除外されたカードに代替させることが可能なだけで、召喚したモンスターの代わりに除外されたカードのモンスターを召喚することはできない。

 

 ともかく、このカードの効果は、あまり重要ではないか。

 大切なのは、最後に残った手札の一枚。

 

「『奇跡の導き手セレナ』!! 《ミラクル・チャンス》……自身の手札がこのカードのみとなった時、山札から一枚目を手札に加えてもよい。そうした場合、このカードをコストを支払わずに召喚する」

 

「……っ!?」

 

 ――始まる。

 

 このデッキの厄介なところは、他でもない。

 

「さらに《スーパー・ミラクル》――このカードを手札に加える時、それにより手札が二枚以下となるならば、公開してもよい。そうした場合、コストを支払わずに召喚する! 『奇跡の担い手ラーリャ』を公開!」

 

 ――奇跡は連鎖する。

 

 並ぶのは二体の重量級モンスターだった。まだ二ターン目だというのに、このラインナップだ。

 

「この展開力……なかなかに久しぶりかな。でも、『正義の鉄槌』! 『奇跡の担い手ラーリャ』のジェムを墓地へ!」

 

「『奇跡の導き手セレナ』の能力! ジェムを場に外して、カードを一枚引く!!」

 

「……っ」

 

 今は、モンスターの能力を使うアビリティフェイズだが、《スーパー・ミラクル》の召喚は可能。息を呑む。

 

「ターンエンド」

 

 ……危なかった。

 ここで、追加の『ラーリャ』を出されていたら本格的に負けていたところだ。

 

「ドロー……くっ……」

 

 ドローするはずだったカードが除外される。仕方なく、除外されたカードをマナや、ジェムとして帰還させていく。

 ともかく、優先するべきはジェムの破壊だろう。マナ、手札の破壊は相手のデッキにとってはなんのデメリットにもならない。

 

「ふふ、これ……天音ちゃんが使ってたカードでしょ? とってもいい」

 

 墓地にある『スーサイド・ホール』を指して、言った。

 確かに昔、使っていたカードだけど、もう随分前だ。それに公式戦では一回しか使っていない。よく覚えている。

 いや、思い出した。このカード自体は、もう私のデッキじゃ使えなかったし、あげたんだったか。

 

「二コスト、『エナジー・プラス』」

 

 余裕がない。『号哭』まで早く繋ぎたい。

 勝負は単純だ。時間はこちらの味方になる。ジェム破壊で打点を減らし、延命して高コストのカードを叩きつければ、こっちの勝ち。逆に奇跡を連鎖させ、物量で押されたら負けになる。

 

「こっちのターン。『奇跡の導き手セレナ』を残す。さらに、ドロー! 《スーパー・ミラクル》!」

 

「……は……っ」

 

 信じられない話をしよう。

 このターンの初めのこのドローは、『スーサイド・ホール』の効果で、除外されるはずだ。そう普通なら、思うだろう。

 

 ここで、『スーサイド・ホール』と《スーパー・ミラクル》のテキストを見比べてみる。『スーサイド・ホール』は、『カードを引く時、代わりにそのカードを除外する』というテキストであり、《スーパー・ミラクル》は、『手札に加わる時、それにより手札が二枚以下となるならば、公開してもよい』である。

 言い回しは若干異なるが、どちらも、『ドローする時』にトリガーする効果であり、同時にトリガーしたこの場合、発動する順番を選べることになる。

 

 さらにターンの開始時のドローは、二枚同時のドロー。同時のドローでドロー時の効果がトリガーした際は、どちらの手札に対して効果を先に処理するか選ぶことが可能だ。

 

 つまり、どういうことかといえば、《スーパー・ミラクル》でない方の手札を先に『スーサイド・ホール』の効果で除外してしまう。その後、『スーサイド・ホール』の効果が発動する前に、《スーパー・ミラクル》を発動。もともと手札は一枚だったが、二枚ドローでも、手札が二枚以下となる条件をクリアして、《スーパー・ミラクル》が発動する。

 

 控えめに言って、インチキだと思う。

 ちなみに、この裁定は国別代表戦で、私が教えた覚えがある。そのときに『スーサイド・ホール』もあげたんだったか。

 

「『奇跡の担い手ラーリャ』!! ジェムは『セレナ』から移動」

 

 複雑な処理を終えて、二体目の『奇跡の担い手ラーリャ』が着地する。

 

「まだ、マシか……」

 

 ジェムの追加されるタイミングより前の着地だ。これなら、『セレナ』の能力は使えない。

 

「そして、一コスト、『チャージプラス』」

 

「……!!」

 

 一枚ドロー。

 このドローは大きすぎるドローだ。

 

 単純に『スーサイド』系統のスペルを引き込まれるだけでもこちらは厳しすぎる。《スーパー・ミラクル》を引き当てられたら目も当てられない。

 

「一コスト、『ソウル・アタッチメント』。未使用ジェムを一枚、モンスターにつける。そのモンスターはアタックできない状態を無視して、このターン一度アタックできる。『セレナ』にジェムを追加」

 

「…………」

 

 まだ、マシな方だろうか。

 ただ、『セレナ』の能力にもワンドローは存在する。相手が何を優先してくるかというのもあるだろう。

 

「さらに、『奇跡の担い手ラーリャ』の能力! このモンスター以外の『奇跡』とつくモンスター全てに、ジェムを追加! ただし、このターン、このジェムを使用して能力は使えない。『セレナ』でアタック! 二打点」

 

「受ける!」

 

 能力でジェムが二枚になった『セレナ』でのアタックだった。ワンドローではなく、アタックをとった。思いの外、勝負を急いでいる雰囲気だ。

 

「ターンエンド」

 

「こちらのターン! ドロー!!」

 

 二ターンぶりのドローだ。新鮮なカードたちだ。ようやく息ができるような開放感がある。

 やっぱり、トップ引き封じるようなカードはダメだよ。

 

「四コスト! 『号哭』! 『セレナ』についたジェムを破壊!」

 

 選択肢は与えない。これで延命にはなるだろう。

 いくら踏み倒したところで、ジェムさえなければライフは減らない。

 

「こっちの番! ドロー!! 《スーパー・ミラクル》! 『奇跡の救い手アリーラ』を召喚!」

 

「バウンス持ちか……」

 

 除去持ちのモンスターが来てしまう。かなり厳しいと言わざるを得ない。

 

「さらに、一コスト! 《ミニマム・リターン》! 墓地から三コスト以下のスペルを一枚手札に加える」

 

「つよすぎる……っ」

 

 ていうか、青なのか。

 墓地に干渉する系統は大体黒だけど……手札を増やすカードなら、青でもおかしくはないか……。いや、それでも一コストの出していい出力じゃない。

 

「さすがに天音ちゃんはわかるか。このカードの凄さが……『スーサイド・ホール』を手札に! さらに一コストでこれを唱える」

 

「またドローロック……」

 

 今ある手札で、なんとかするしかなくなってしまう。

 除外によるタイム・アドバンテージのロスを狙う。無色のカードの嫌な効果だ。

 

 しかし、二枚のカードが使われた。これなら、ジェムもまだ増えない。

 

「どう? これなら天音ちゃんに……」

 

「誘発『マリーのお使い』」

 

「そのカードは……」

 

 このカードは、『お使い』サイクルの赤だ。青の『エリーのお使い』は、手札の増加を防ぐ効果だった。

 

「このターン、相手がカードを裏向きでバトルエリアに置くとき、代わりに墓地に置く」

 

「嬉しいよ。天音ちゃん。私の戦い方に対策をしてくれて」

 

 戦い方を知っていたから、ちょっとデッキを調整してきた。ここで負けても……ね。

 

「どうする?」

 

「『セレナ』の能力で一枚カードを引く! さらに、『ラーリャ』で一点!」

 

 ワンドローで、奇跡は起こらなかった。いや、起こさなかったのか。召喚を悩んだ表情の揺れからそれはわかる。

 このターンに召喚しても、ジェムが追加されないため、次のターンに消滅するからだろう。能力の使えない『ラーリャ』の一点を受ける。

 

「残り七点か……。まあ、じゅうぶんかな」

 

「く……」

 

 そして、俺がここで使うカードなんて決まってる。

 

「『荒野と号哭の災禍』!」

 

 ずっと、一ターン目から手札に抱え続けてきた。

 ターゲットはジェムとマナだ。

 

 さらにここで、もう一テクニックだ。相手の土地エリアには、カードが二枚。そして、あるのは青と赤が一枚ずつ。

 焼くべきは、ドローを誘発する青のカードだ。これで、また青のカードを置かない限り、相手はドロースペルを使用できない。

 

「『奇跡の担い手ラーリャ』を場に残す!」

 

「ずいぶん苦しそうだけど?」

 

 相手のジェムは残り一枚。土地には赤のマナが一枚。

 強烈なボードデスとランデスが完了する。

 

 場に『ラーリャ』を残すのは当然の判断だろう。もうすでに『ラーリャ』は二枚見えているし、【赤青奇跡連鎖】のデッキにおいて、ジェムを増やすこのカードはインフラとも呼べるものだ。

 

 しかし、これで相手は、本当に奇跡を期待するしかない。なぜなら、ターンの初め以外のドロー手段を失ってしまっているからだ。

 

「除外されたカードを、マナとジェムとして置きます」

 

 そして、奇跡は起こらなかった。

 

 デッキ四十枚のうち、奇跡のカードの占める割合は多くても十八枚ほどだろう。序盤の手札消費に使うカードが最低でも十五枚はほしい。そしてドロースペルに、最初の『セレナ』のようなルーターが見えているだけで七枚ほど。

 

 二枚のドローで、奇跡を外す確率は十分にある。

 

 能力を使用しても仲間がいなければ意味がない『ラーリャ』だ。当然、アタックしてくる。一点が通り、こちらのライフは残り六点だ。

 

「ノーコストでモンスターを出しつつ、低コストスペルで妨害を繰り返す……要するに撹乱型アグロのデッキタイプ。よくできてるかな」

 

「……っ!?」

 

「『赤の聖霊ラ・ウェル』を召喚。ジェムを外して、山札から一枚、ジェムをこのモンスターに追加。さらに相手のジェムを一枚破壊」

 

 これで、ジェムの数の増加に抑制がかけられる。

 あのバウンス持ちの『アリーラ』が場に残ってたら面倒だったけど、それもない。

 

「ドロー! 《スーパー・ミラクル》! 『奇跡の癒し手フレイヤ』! 『ラーリャ』のジェムをこっちに」

 

 裏返す除去持ちの赤のモンスターだ。

 

「少し面倒……いや……」

 

「『フレイヤ』の能力を使用! ジェムを場に外し、『赤のラ・ウェル』を裏返す!」

 

 場にある裏向きのカードは、基本的にジェムとして扱うのがルールだった。

 でも、この能力の使用で、『ラーリャ』は能力を使えなかった。相手のジェムは全て未使用。

 

「七コスト、『劫火』」

 

「あ……っ」

 

 ジェムがなければ、何もできない。スペルの妨害も所詮は一コスト。

 ま、こんなところだろう。

 

 

 

 ***

 

 

「あのタイミング……あのタイミングの『マリーのお使い』は絶対ずるいって……!!」

 

「でも、奇跡の出方次第では負けてたかな」

 

 バトルボードの記録を見ながら、感想戦だった。

 

「絶対、あの誘発唱えた瞬間に勝ったって思ったよね? そんな顔してたし」

 

「そっちは動揺しすぎでしょ。ドローに勢いがなかったし」

 

 ドローにメンタルが関わるとかいう。この世界の不思議の一つだ。少なくとも俺はそう思ってる。

 

「もういっかい……。もういっかい!」

 

 思い出した。代表として戦って、調整している時も、こんなふうにせがまれたんだっけ。

 

「じゃあ、デッキ変える?」

 

「え……サブデッキだったの?」

 

「そりゃ、まぁ」

 

「うわー」

 






 気がついてしまった……。ジェムの制限があるから、いくら派手に踏み倒してもジェムさえなければなんの問題もないことに。

 天皇寺アリス
 彼女はかつて神童と呼ばれたファイターだった。齢十にして地区予選を制覇……いつかは全国制覇も果たすだろうと目された少女だった。
 だが、次の年、事件は地区予選決勝で起こった。連覇をかけた戦いに彗星の如く現れた闇結天音にボコボコにされてしまった。さらにはその時のファイトの後遺症で、カードを握れなくなってしまう。
 そして、四年後……クラスメイトの危機にカードを再び手にとり、徐々にファイトへの情熱を取り戻していく。四年ぶりとなる大会への出場を決意。地区予選、決勝……そこにはやはり、闇結天音の姿が。激闘の末、闇結天音を撃破。見事に地区予選の王座の奪還を果たす。
 一年後、国別代表戦への代表として選定。その仲間にはあの闇結天音の姿が……最悪の敵は、最恐の味方へ……。さらには、決勝で戦う国には、前回の本戦で負けたあの因縁の相手の姿が……。

 みたいな物語があったかもしれない。
 これだったら、闇結さんは間違いなく一期ボスですね。

 最近はオリカ募集企画をしようか悩んでます……。
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