【カオ転三次】俺たちの喜怒哀楽録   作:アンナ・D・メタボ

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Q.…本編まだですか(しろめ
A.忙しさと別件で色々と(石抱の刑

書きたくなったから、書く。それが俺流(?)


幼女ネキの京都近海還戦に参戦するはなこニキの前フリ。
時系列は無論、タマヤ与太郎さまの『【カオ転三次】TS^2ようじょの終末対策』の105話。
広島支部的には終末対策が進んで、地元民育成のために黒札が時間作って鍛えている時期。

投稿段階で、ようじょ側のお話がまだなので、後半の展開が変わる可能性があります。
そのため、タイトルに【仮・改稿予定】とさせていただきます。


小話・京都参戦の筋通し【仮・改稿予定】

 

 

広島支部の事務室。始末書やら事務仕事、更にはあちこちの交渉ごとの書類を片付けていた。

「ワシも行く!」

「…はなこどうしたほ?」

事務所の始末書を片付けていたはなこニキこと歳塔英児はPCを見て立ち上がった。

そばにいたぷちジャアクこと、ジョーくんはチョコモナカアイスを食いながら首を傾げた。

メインモニターは電子化された始末書、サブは息抜きとしてスレを開いていたが、

ようじょネキが立ち上げたスレを見て思わずはなこニキは憤った。

京都近海、ひいてはそばの若狭湾は越前蟹や焼鯖寿司で使われる鯖が取れる海である。

廣島七斗であるめくぼニキこと、源内規典(げんないのりふみ)経由で依頼された関西方面の依頼を受け、

福井方面の仕事終わりの打ち上げで名産をごちそうになっていた。

(セイコガニ、焼き鯖寿司、敦賀ラーメン…うまいもん無くなるん嫌じゃ)

地元民に感激され、現地でしか頂けない越前ガニのメスであるセイコガニまでごちそうされたので怒りはひとしおである。

「とはいえ、馬鹿がやった始末書の処理をおいていくんもどうか…?」

はなこニキは眉間にシワを寄せた。

適度に恐喝(ガジ)って事務員たちを困らせないようにしてはいるが、始末書が面倒な人々も一定数いる。

廣島七斗でも、イタミンニキは一応刑事なので添削不要のストレスフリーな始末書を書き、

めくぼニキは一応法学部卒業なので書類方面はきっちりとしている。

問題なのは、書類方面が苦手な吉野櫻ネキ、提出忘れがあるライリーニキを根拠にサボる連中である。

一部の書類は提出者本人の直筆署名がないと困るため、事務員の式神を雇って代筆ができない。

たかが書類、されど書類。フォーマットを作り、書きやすいように譲歩はした。

書類未提出を理由に前線に出せず、防衛が疎かになるのも如何なもののため、強くも言えないのである。

「はなこ、そんなやつほうちするほ」

「そがぁなわけにゃぁいかんのんよ、ジョー。

 電子でも、書類という資料を残すことで後の人が楽になる。面倒じゃが必要なんだ」

ジョーくんはアイスを完食し、ヒーホーなこの世界としては理にかなっている発言をしたが、

はなこニキは残された人間を考えてジョーくんを諭した。

(…とはいえ、ワシ以外にちゃんと出来る人が…)

「お困りのようだね?」

「はっ、バラゴニキじゃ無いっすか。お疲れ様です」

後ろから声をかけられたので、振り返るとバラゴニキと修行の一環で同行していた熊猿ニキがいた。

熊猿ニキは「どうも」とはなこニキに一礼していた。

熊猿ニキの修行は、実際は丁稚に近い形である。銀行業務に限らず、支部の事務仕事までこなしていた。

式神はオーバーホール時期のため、今回は同行していない。

なお、バラゴニキはガイア銀行の支店査察と、

ゼクロスニキが当主の帯刀財団&県内の金持ち系黒札との会合で来県したのである。

「本来やったら僕が行きたいんやけどねぇ、藤野はん倒れるから金銭面で支援やね」

「そのほうが良いっす! まーた藤野さん泡吹いて倒れそうですから…」

スレを見たバラゴニキの話に、熊猿ニキはあからさまに想像がつく苦労に胃を抑えている。

「足は金舟ちゃん(ゴウテン)貸しとくから、集合場所に時間にはつくやろ」

「あと、申し訳ないですが、流石にジョーくんはお留守番を」

「なんでだほー? おい―アタイもはなこと殴りたいホー!」

足に関しては金舟こと魔導馬ゴウテンを貸し出すこと都合は付いたが、

熊猿ニキがジョーくん同行はNGを出し、ジョーくんが部屋に合わせたサイズのジャアクイーン姿で駄々をこねた。

それを見て熊猿ニキは愛用のバッグから、バックよりあからさまに大きいクーラーボックスを出した。

「流石に只では―これ、手付金代わりのビ◯ネッタです」

「こ、これは限定のティラミス味だホー! 食べちゃうホ!!」

熊猿ニキがアイスケーキ(エス◯モーのビ◯ネッタ)を出し、早速ジョーくんは食べてしまった。

「はなこニキの代役で、一人ぶっ飛ばすごとに業務用2Lアイスを4つをおまけします」

「同じ味じゃなくて、全部違う味を希望するホー!」

「ご期待に添えるよう、努力します」

顔は普通だが腹から下は出費の胃痛で片手でお腹を抑えつつ、ジョーくんと熊猿ニキは交渉して成立した。

「こっちからも、正式に支部の方に書類出しときますね。はなこニキ的には筋通したいやろうし」

「すんません。事務方である以上は、筋通さんと勝手に行くのは不味いですから」

バラゴニキもはなこニキと話し合い、大義名分としても行く理由ができたのであった。

 

 

 

―かくして、スレに書き込みをして準備を整え、魔導馬となったゴウテンに跨がりはなこニキは若狭湾へと旅立った。

その激闘は…幼女ネキが語るので割愛する。

 

余談だが、ジョーくんを舐めてかかって負けた馬鹿どもは、

はなこニキが来るまでの間、60cm寸胴鍋1杯サイズの手作りアイス作りの強制労働をさせられたらしい。

 

 

(おわり)

 





あとがき

ということで、はなこニキ参戦フラグの前話ですた。
さらっと、あたらしいニキが増えてます。
熊猿ニキの詳細はメインになったときに改めて。
下は簡易説明。あら、前からあった神奈川支部の3次消えてるorz
そういや、ビ◯ネッタ終売ですね。
終わる前にもう一度食べたいけど、店に売ってたかな…?


熊猿ニキ
元・神奈川支部所属。終末前はガイ銀のフレックス勤務しながら芸人だった。
半終末中の現在は、神奈川を離れて山梨・霊山以外の支部転属を検討中。
親父も転生者だが、本人は生前は女なのでTS。
あだ名は見た目から。ひげとm―ここまで言えば後は各々調べるやろ(?)。
あだ名の命名は意外なことに、はなこニキ。
お笑いも好きだったので、うっかり名前を出したらそのままスレ民の総意で決定。
式神はコードギアスの月虹影帥。足のない元の月虹影にもなれる。なお、人化姿は男。
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